森羅万象…もの思う秋
やっと秋の涼気が朝夕に感じられて季節が動き始めたことを実感できるようになってきた。それでも空を見上げればまだまだ夏の雲が残っているし、9月末を迎えても夏と秋の同居状態である。自然の法則の下で我々人間は生きている。秋の空気の中で空を見上げているとやはり秋は「もの思いの季節」なのだなぁと感じる。それにしても能登半島の先端地方の災害を考えると、被害を受けた人々の思いはいかばかりか、と想いを馳せることになる。誰が言ったか「天災は忘れた頃にやって来る」。最近の日本列島各地の災害報道を見ていると、天災は忘れた頃どころか忘れている暇もないほど頻繁だ。「災」という字は上に川(水)を表す“く”が三つ乗っていて、下に火がある。地震や台風も災難を引き起こすけれど、昔は天の災いは水や火山の火などが中心だったのだろうか。能登に対す...森羅万象…もの思う秋
2024/09/27 16:31