「バベル オックスフォード翻訳家革命秘史」 クァン
面白いと聞いたので「バベルオックスフォード翻訳家革命秘史」上下(クァン著2025年2月東京創元社上467p下324p)を読みました。つい「オックスフォード翻訳家(革命)秘史」と読んでしまっていた。下巻を読んで「革命」の文字があったことに気がついたくらい。コレラが流行っている中国でロビンは死に絶えた家族の中に取り残されていた。没落した家計の苦しい家なのになぜか英語の家庭教師が住み込んでいて中国語と英語のバイリンガルとして育てられたロビン……ロビンは英国人の男(ラヴェル教授)に救い出され船で英国に向かうことになる。ロンドンからほど近いハムステッドの教授の屋敷でロビンは家庭教師を付けられラテン語とギリシャ語を学ばされる。忘れないように中国語も。数年後ロビンはオックスフォードへの入学を許される。オックスフォードの...「バベルオックスフォード翻訳家革命秘史」クァン
2025/03/31 11:48