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  • 円城塔『道化師の蝶』を読む——「わたし」のメタは滅多打ち

    円城塔『道化師の蝶』を読んだ。 読んでしまった、と書いたほうがより正しいのかもしれない。 表題作「道化師の蝶」、そして「松ノ枝の記」の二本の短編が収録されており、「道化師の蝶」は第146回芥川賞を受賞している。 円城塔という名前は知っていたが読んだことがなかったから、古本屋で見つけたときに買ってみたのだ。というのも、表紙がハッとするほど美しいから。表紙の装丁、もはや背表紙の印象でその本を読むかどうか決めてしまうことが多く、そういう意味で惹かれたことは多分にある。 読み始めて数頁で、こんな文章は読んだことがない、と思う。書いてあることが、文章の組み立て方が。情感のない、翻訳体のような文体(もちろ…

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