たかすえドータの歌-7 いづこにも
いづこにも劣らじものをわが宿の世を秋はつるけしきばかりはいづこのもおとらじものをわがやどのよにあきはつるけしきばかりは(1021年、私14歳)十月ごろになると、庭の木々がいっせいに色づいてくる。まるで輝くわたる錦のようで、その美しさはちょっと類がないくらい。それなのに、家へ訪ねてきたある人が、「いま、ここへ来る途中、紅葉もみじの素晴らしいお屋敷がありましたよ」などと、わが庭の紅葉が目に入らないのか無視しているようなことを言うではないか。私はとっさに言い返したくなり、抗議の歌を一首。いづこにも劣らじものをわが宿の世を秋はつるけしきばかりはThoughautumnleavesinmygardenaremorebeautifulthananywhere,itisapityyoupraiseonlythoseof...たかすえドータの歌-7いづこにも
2025/02/25 14:31