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長内那由多のMovie Note https://blog.goo.ne.jp/nayutagp01fb-zephyranthes

映画レビュー、俳優論など映画のことを中心としたブログ

最新映画や海外ドラマ、Netflix配信作を中心とした映画レビュー。アカデミー賞予想記事も有り。半期毎に総括ベストテン記事も書いています。「ドラマも同じくらいの熱量で見ていなければ今の映画は語れない!」が最近の信条です。

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2017/03/20

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  • 【寄稿しました】『ピークTV 米ドラマの黄金期』(連載中)

    共同通信社を通じて『ピークTV米ドラマの黄金期』という全6回の短期連載を寄稿しています。ここ約10年を振り返り、今からでも観るべきTVシリーズ12本を紹介していきます。第1回Netflixの躍進『ストレンジャー・シングス』『ザ・クラウン』第2回“ニュークラシック”の誕生①『ブレイキング・バッド』『ベター・コール・ソウル』第3回“ニュークラシック”の誕生②『ゲーム・オブ・スローンズ』『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』第4回映画スターの誕生はTVシリーズから『トゥルー・ディテクティブ』『クイーンズ・ギャンビット』第5回新たなる物語、複雑化する文脈『パチンコ』『地下鉄道』埼玉新聞4/11より愛媛新聞4/12より茨城新聞4/14より西日本新聞4/15夕刊より岩手日報4/16より※掲載情報は判明次第、随時更新します媒体...【寄稿しました】『ピークTV米ドラマの黄金期』(連載中)

  • 『マリウポリの20日間』

    第96回アカデミー賞で長編ドキュメンタリー賞を受賞したムスチスラフ・チェルノフ監督は、スピーチの開口一番こう言った「私はここに立って、この映画を撮りたくなかったと言う初めての映画人です」。彼らAP通信取材班はウクライナ紛争開戦直後マリウポリ入りし、病院に密着取材する。徐々に包囲網が狭まる中、病院に担ぎ込まれてくるのはその大半が子供だ。戦争は本人の心身はもちろんのこと、居合わせた人々にも深い傷を与える。治療のかいなく命を落としていく子どもたちを前に、医療従事者たちは無力感に苛まれる。開戦当初、私達が度々目にした現地映像はチェルノフ監督らチームによるものだった。ロシア軍によってインターネット通信も遮断された中、果たして彼らはマリウポリで起きている現実を世界に発信することができるのか?後半、映画は手に汗握る脱出...『マリウポリの20日間』

  • 【ポッドキャスト更新】第48回 『トゥルー・ディテクティブ』シリーズを振り返る

    TVシリーズ雑談回は最新シーズン4『ナイト・カントリー』の配信が始まった『トゥルー・ディテクティブ』シリーズについて。シーズン1が始まった2014年は、TVシリーズにとって地殻変動的な年だった?マコノヒーはもちろんのこと、ウディ・ハレルソンの人物造形も格別?シーズン2は過小評価されすぎ?なぜ『トゥルー・ディテクティブ』シリーズの人気は少しずつ下がっていったのか?シーズン1が持っていた魅力とは何か?再び人気を盛り返した『ナイト・カントリー』に足りないのはT・ボーン・バーネットと銃撃戦だけ?真の主役は夜間シーンのカメラ?“元祖”トゥルー・ディテクテイブ、ジョディ・フォスターが大復活?音声はこちらからもお聞きいただけます番組内で言及している各作品のレビューはこちら『トゥルー・ディテクティブ』シーズン1『トゥルー...【ポッドキャスト更新】第48回『トゥルー・ディテクティブ』シリーズを振り返る

  • 『恋するプリテンダー』

    世界興収2億ドルを突破し、Netflixのグローバルチャートでもトップを走る“ANYONEBUTYOU”が邦題『恋するプリテンダー』となってついに日本上陸だ。“邦高洋低”となって久しい日本の映画市場で、ロマンチックコメディが劇場公開されるのは珍しいこと。そもそもストリーミングプラットフォームが隆盛を極めて以後、ハリウッドでも随分と軽視されてきたジャンルである。新進の若手スターを充てがい、誰にもヒットを期待されない映画が大量にネットの海へと放流されてきた。だが振り返れば低予算でも息の長いロングヒットを狙い、ネットがない時代に口コミだけを頼りに語り継がれるの花形ジャンルの1つでもあったハズだ。『プリティ・ウーマン』『ノッティングヒルの恋人』『ベスト・フレンズ・ウェディング』『ユー・ガット・メール』etc.…今...『恋するプリテンダー』

  • 【ポッドキャスト更新】第47回 都市を漂泊する者たち『天使の復讐』『異人たち』

    「ウィメンズ・ムービー・ブレックファスト」出版記念で特集上映された1981年のアベル・フェラーラ監督作『天使の復讐』。公開当時、大酷評されたがその後カルト化。HBOのTVシリーズ『ユーフォリア』をはじめ、近年の話題作には本作の影響が垣間見える?当時の荒廃したNYのランドスケープはヒロインのみならず、ある者の心象を描いている?この時代の映画にはまだニューシネマの名残りがあった?人はある境界を超えると、もう元の場所には戻れなくなってしまうのだ。(13:50頃より)山田太一の『異人たちとの夏』をアンドリュー・ヘイが脚色した『異人たち』もまた、現在のロンドンを舞台に人間普遍の孤独が描かれる。幼い頃に死んだ両親との対話はセルフケアなのか?シャーロット・ウェルズ『aftersun/アフターサン』との共鳴も興味深い。ポ...【ポッドキャスト更新】第47回都市を漂泊する者たち『天使の復讐』『異人たち』

  • 『天使の復讐』

    ヒット作や受賞作ばかりが“名作”ではない。公開当時に酷評され、現在では当然ストリーミングでも観ることが叶わない『天使の復讐』は、後に多くの作品へ影響を及ぼしたカルトムービーだ。サム・レヴィンソンによる『ユーフォリア』で女子高生が主演ゾーイ・タマリスの尼僧姿を仮装していた他(そんなZ世代いるのか?)、スタイリングの洗練と殺人鬼の組み合わせは『キリング・イヴ』のヴィラネル、プロットラインはエメラルド・フェネル監督作『プロミシング・ヤング・ウーマン』への影響が色濃く見られる。縫製会社がひしめくNYの工場街。御針子として働くろうあの女性サナは、1日で2度も強姦される。“物言えぬ”女性に向けられた性的搾取の眼差しは今も変わらぬ光景であり、サナは警察に行くこともできないまま内に恐怖を抱き、やがて銃を手に夜の街へと繰り...『天使の復讐』

  • 『ミュージック 僕だけに聴こえる音』

    多くの映画が劇場公開されることなくストリーミングの広大な海に放流されていく昨今、映画ファンにもそんな潮目を読む根気が必要だ。1992年生まれ、今年32歳のルディ・マンキューソが監督、主演、脚本、音楽、振付を手掛けたデビュー作『ミュージック』は、新たな才能に心踊らせれる。冒頭、若い男女がダイナーで会話をしている。男は上の空気味で、彼女の話が頭に入っていない。彼にとっては周囲の雑音が気になって仕方ないのだ。人の気配や厨房の雑音…次第にそれはリズムを刻み、音楽となって人々が一斉に踊り始める。主人公ルディは周囲の環境音がリズムやメロディとして認知される“共感覚”の持ち主なのだ。マンキューソの半自伝である本作は、そんな才能を持った彼の目線から世界を描く青春ミュージカル映画である。YouTuber出身のマンキューソは...『ミュージック僕だけに聴こえる音』

  • 『ロードハウス 孤独の街』

    ジリ貧のハリウッドは相も変わらず続編、リメイクの量産に勤しんでいるが、今度は誰も振り返らない1989年のパトリック・スウェイジ主演作『ロードハウス孤独の街』に手を出した。ラジー賞では5部門にノミネートされた駄作なら、さすがにオリジナルを下回るような事にはならないと踏んだのだろう。結果は大当たりだ。監督ダグ・リーマンと主演ジェイク・ギレンホールは『ロードハウス』を極上のB級映画へと仕上げ、123分間なんともいい湯加減が続くチルな1本である。近年『アンビュランス』『コヴェナント』など、“普通のハリウッド映画”に意識的なギレンホールは終始ニヤケ顔のゴキゲンっぷりだ。闇ボクシングに生きる主人公ダルトンを紹介する冒頭部からいい力の抜け具合である。彼の名を聞くやむくつけきの大男は逃げ出し、ナイフで刺されてもどこ吹く風...『ロードハウス孤独の街』

  • 『トゥルー・ディテクティブ』(寄稿しました)

    リアルサウンドに『トゥルー・ディテクティブ』シリーズについて寄稿しました。最新シーズン4『ナイト・カントリー』の配信に先駆け、シリーズを振り返る内容ですが主にシーズン1を中心に書いています。TVシリーズに地殻変動が起きていた2014年オンエア当時の光景や、現在ではすっかり定着した映画俳優、映画作家によるリミテッドシリーズへの参入、そしてその後のシリーズと決定的に異なるシーズン1の魅力などについて解説しています。御一読下さい。記事はこちら記事内で言及されている各作品のレビューはこちら『トゥルー・ディテクティブシーズン3』『ハウス・オブ・カード野望の階段』『FARGO/ファーゴ』『ゲーム・オブ・スローンズ』『ムーンライト』『グリーンブック』『トゥルー・ディテクティブ』(寄稿しました)

  • 『こいつで今夜もイート・イット アル・ヤンコビック物語』

    80年代にマイケル・ジャクソンの『今夜はビート・イット』や『BAD』の替え歌で一世を風靡したパロディ歌手ウィアード・アル・ヤンコビックが自らプロデュースした自伝映画を真に受けてはいけない。厳格な父の元で育てられたヤンコビックは幼くして「将来は有名な曲のパロディを唱う歌手になりたい!」と夢を抱き(そんな子供がいるのか?)、田舎を飛び出していく。1979年、ザ・ナックのヒット曲『マイ・シャローナ』をサンドイッチ作りの曲に替え歌した『マイ・ボローニャ』を自主制作し、これがラジオを通じてブレイク。しかし、替え歌では本物のミュージシャンと認められない焦りが、ヤンコビックを追い詰めていく。1984年『今夜もイート・イット』を発表。ところが程なくしてマイケル・ジャクソンが『今夜もビート・イット』を発売し、MVまで丸っき...『こいつで今夜もイート・イットアル・ヤンコビック物語』

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