わたしは世の奥様方のような話し方ができない。まるで若者、と言えば聞こえがいいが、子供っぽい話し方、感情の示し方をする。すごーい、とか、ホントとか。まるでタ...
人のことはわかった気になるがじぶんのことは結局 わからない夜にはむやみに どこかへ行きたい気がして遠い夜の先のピンク色に光る空を 見ていたりするいつか、あ...
カフェの片面が透明なシートで区切られた中で、コーヒーを飲みながら中国語の勉強をする。文の暗記を一ページ。ひとまず終わって、今読んでいる「西遊記」に取りかか...
ひと月に一回、不用紙の廃棄の日があった。役所の建物の側面の入り口に、トラックが来て、不用の紙をトラック内のシュレッダーで粉砕する。ものすごい音を立てて。わ...
今、中国語の「西遊記」を読んでいる。中国語の先生が、去年中国に里帰りした時におみやげに持ってきてくれたもの。読みかけて難しくてやめていた。しかし、今年にな...
クリーニング屋の暗い入口から、店のおばさんが杖をつきながら出てきた入口のガラス戸に「15日で店を閉めます」とあったのでびっくりして眺めていたら暗闇のなかか...
「活着」(フオチョ・生きる)という中国の映画がとても面白かった。中国の1940年代から1960年代までを、ある夫婦を中心に家族の変遷を描く。あらすじが長い...
何か月ぶりかで東京に行った。今、外から見た東京は感染者が一日500人を超え、行かない方がいい、と思うが考えてみればそこに住んでいる人は日々日常を過ごしてい...
わたしが中学の先生の誰かに似ていると言って、中学生が二人、キャッキャッと笑い合っている。互いにこちらの顏をちらちら見ながら。「そうぉ?じゃ、知らん顔して行...
むかぁし、むかし、同じ語学学校の教室にいた人が、今、急にテレビに「同時通訳」として名前が出ているのを見たりする。職場で一緒だった、当時新卒で職場に入ったば...
近場の街の美術館に行く。Y市で用事を済ませ、バスに乗り、海辺の街を通って行く。今日は雨模様の寒々とした日。遠くに島や鉄の船が見える。美術館は灯台の近く。前...
午後用事がない時は、バスに乗って某カフェに行き、一時間弱、中国語の勉強をして、日が沈んだ頃にまたバスに乗って帰る。有名人のようにお気に入りのカフェまたはフ...
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わたしは世の奥様方のような話し方ができない。まるで若者、と言えば聞こえがいいが、子供っぽい話し方、感情の示し方をする。すごーい、とか、ホントとか。まるでタ...
人生は選択、決定の連続だというが最近学んだのは、「選択することを選ぶ」という覚悟のほどが、その前にある、ということだ。選択するのは難しい。でも、「そのよう...
NHKラジオ「古典講読」をらじるらじるの聞きのがしでポツポツと聞いている。今はついに源氏物語で、島内先生、待ってました! という感じだ。源氏物語全体を見て...
わたしにはいつもリズム しかない。名文も書けない歌も詠めないけれどリズムがどこからか流れて来てそれは 何語というのでなく言葉になることは わかりズッタッタ...
わたしの頭のなかには現在五つの箱があるそれぞれ、ひとりずつが入っていて、五人。高校三年生がふたり。心の病が癒えつつある子がふたり。妹(がひとり)だから、五...
じぶんがなにほどのものでもないのに何になりたい、かにになりたい とあせっていた むかし が ある。今は、なにほどのものでもない、からスタートしているので何...
こんなんじゃ捨てられるなぁと思いレシートを見ているあちこちで 飲んだコーヒーのかけらおいしい とも思うことなくこんなんじゃ捨てられるなぁだれをも大切にしな...
子供の頃、家庭科で女の子は縫物男の子は木工という時間があったおかしいね今考えるとだけどあの時そんな型にはまろうと思ってどうせもともと、のこぎりを切るなんて...
ディスプレイ 知る前の彼は(彼女は)目の光昏く宙を見ている前髪を ちょっと直したりはするがまるで息のない壁に向かっているよう。 わたしは不安というより、と...
このごろは調子が悪くて、「せめて一個は人のため、になることをしよう」という、その「一個」をすることさえ、力がいるのでできかねている。いろんなことがあって、...
この頃 レジのカウンターで店員からいぶかしげな顔で見られることが 多くなったふっと頭が飛んで気になることを思い出し手が止まっているらしい。過去百万回しょっ...
この頃、めちゃくちゃに塾の予定を入れてしまったものだから、毎日なにか予定があって、一日自分でいる時間がない。いつも移動していたり、いつも医者や郵便局やその...
引き出しの奥から、二年分ぐらいのNHKビジネス英語のテキストが出てきた。大体アンダーラインが引いてある。思えばあの頃、けっこう勤めが辛くって、自分が唯一で...
今、韓国の小説「ディディの傘」を読んでいる。若い作家が書いた小説だ。日本の若者との感じ方の差がよくわかる。つまり、韓国の若者は、政情不安や、社会の様々な事...
人は気分で結構適当なことを言うから、そんなに気にすることはない。先日、私が展覧会に出した絵を見に来てくれた方が、あとで「あなたらしい絵ねー」と言った。わた...
ひとつ、思いついたことだが、よく、「人は変えられない。自分が変わらなくては」という。これって言うは易く行うは難し、である。しかし、この前の段階というものが...
ひとつ、思いついたことだが、よく、「人は変えられない。自分が変わらなくては」という。これって言うは易く行うは難し、である。しかし、この前の段階というものが...
人のために何かしようという者は、まず自分が整っていないとだめだそうだ。自分がなにかにおびえたり不安になったりしていない時は、人のためになることを、なんて考...
窓を開けるといつもの青空で眼下に古い平屋がありおばあさんが一人で暮らしているすすけた瓦屋根にすずめが止まっているこの家もいつか二階屋となりわたしの視界を遮...
くしゃくしゃという頭ですっきりとした柿の葉を見る柿の葉は オレンジで午後の陽を受け透明に光っていた。わたしは坂を下りる坂には滑り止めの丸い模様がいくつも彫...
わたしは世の奥様方のような話し方ができない。まるで若者、と言えば聞こえがいいが、子供っぽい話し方、感情の示し方をする。すごーい、とか、ホントとか。まるでタ...
人生は選択、決定の連続だというが最近学んだのは、「選択することを選ぶ」という覚悟のほどが、その前にある、ということだ。選択するのは難しい。でも、「そのよう...
NHKラジオ「古典講読」をらじるらじるの聞きのがしでポツポツと聞いている。今はついに源氏物語で、島内先生、待ってました! という感じだ。源氏物語全体を見て...
わたしにはいつもリズム しかない。名文も書けない歌も詠めないけれどリズムがどこからか流れて来てそれは 何語というのでなく言葉になることは わかりズッタッタ...
わたしの頭のなかには現在五つの箱があるそれぞれ、ひとりずつが入っていて、五人。高校三年生がふたり。心の病が癒えつつある子がふたり。妹(がひとり)だから、五...