自然の中で生きる生き物たちの営み、自然と人の関わりなどをテーマに情報を発信します。
キャンプ・トレッキング、渓流釣り、雪に埋もれた里山・残雪の春山でテレマーク・スキー(ノルディック系)でのツアーなどの趣味を経て、「森をさまよう」ようになりました。 生態系分野の専門家ではありません。素人としての視点からお伝えしたいと思います。シェアリング・ネーチャーのリーダー(日本シェアリング・ネーチャー協会)、自然観察アドバイザー(東海自然学園)としての活動です。
北門へ向かう途中のヒヨドリバナでアサギマダラを再び撮影。ディスプレイで確認すると、羽のあさぎ色部分に、向こう側のヒヨドリバナのシルエットが映っていました。これは今まで一番撮りたかった姿です。ヒヨドリバナには多くのツマグロヒョウモンも見られました。ダイミョウセセリもよく見られるようになりました。今年は開花が遅れたヒガンバナ。ご参考まで:ご覧いただいている写真は、Nikon D7200とAF-S NIKKOR 300mm PF EDに...
季節の進行を実感した野草たちを見ることができました。F湿地の前ではイボクサがたくさん。展示館の近くではゲンノショウコ。一枚目は雌性期の状態、二枚目は雌性期から雄性期への移行途中。園内の様々な場所ではヤブマメ。薄い紫がきれいでした。水生園の道沿いではたくさんのノコンギク。わずかに薄い紫色を帯びています。A湿地できれいに撮れたサワシロギク。ご参考まで:ご覧いただいている写真は、Nikon D7200とAF-S NIKKOR 3...
F湿地西側入り口の反対側では、イボクサがたくさん咲いていました。雌蕊は1個、完全な雄蕊は3個、仮雄蕊は3個です。イボクサ(ツユクサ科イボクサ属)葉の汁をつけるとイボがとれるといわれていることから名前が付けられました。本州、四国、九州、沖縄に分布するツユクサの仲間です。湿地、水辺で見られる1年草です。草丈は20センチから30センチです。株の茎は地面をはい、赤みを帯びます。葉は長さが2センチから6センチの...
関西、東海地方では、秋に見られる南方系のシジミチョウ、ウラナミシジミに出会うことができました。場所は、南門を入ってすぐのマイガーデンでした。もう少し長くいてくれれば良かったのですが。同じ場所でよく見かけるキアゲハ。F湿地の北側散策路沿いでヒメアカネ雄。そのすぐ近くでハネナガイナゴ。何かをくわえているようにも見えました。森林公園管理で働いておられる専門職のH氏によれば、園内で見られるイナゴは、ほとんど...
2019_09_26@森林公園植物園:タデ科の仲間たちがそろいました
スイレン池では、きれいに咲き出したボントクタデ。時間帯を考えないと光が十分ありません。また同じ場所では、大きめの花をつけたヒメジソもきれいでした。こちらはシソ科ですが。展示館の近くでは見事に群生したイヌタデ。イヌタデとは思えないような立派な花序でした。水生園で咲き出したサクラタデ。ご参考まで:ご覧いただいている写真は、Nikon D7200とAF-S NIKKOR 300mm PF EDにより撮影したものです。詳しい説明のついてい...
2019_09_25@森林公園植物園:吸蜜に忙しいチョウたち
イノコズチでツマグロヒョウモン雌。ヒヨドリバナにはツマグロヒョウモン雄。そしてナミアゲハ。大型のチョウが頻繁に来るアベリアでは、モンキアゲハ。このチョウの撮影は想像以上に難しいものでした。モンキアゲハだけでブログにしたかったのですが、多数撮った写真もほとんど削除。ご参考まで:ご覧いただいている写真は、Nikon D7200とAF-S NIKKOR 300mm PF EDにより撮影したものです。詳しい説明のついていない種類(昆虫を除...
昨日まで4日間にわたりオオミヤマウズラを観察してきました。9月19日から23日まで4日間にわたり同じ場所で咲く同じ株の開花をご覧ください。オオミヤマウズラはシュスラン属のランとミヤマウズラの交雑種とも言われています。次の点でミヤマウズラと異なります。1.花の間隔がミヤマウズラより長い。2.側花弁が、大きく平開することはなありません。3.基部の葉には、ミヤマウズラの様な白っぽい斑が入りません。4.開花期が、ミ...
そろそろヒヨドリバナにアサギマダラが来ているのではと思い、第2駐車場に車を停め、北門へ向かいました。途中ヒヨドリバナが群生している場所でしばらく観察することにしました。ツマグロヒョウモン、ダイミョウセセリ、ミドリヒョウモン、クロアゲハなどを見つめながら、カメラを三脚にセット。一枚のフレームにツマグロヒョウモンの雌と雄を撮ることができ満足していました。すると優雅な舞を披露してくれたのは今季初のアサギ...
2019_09_22@森林公園植物園:逆立ちするマユタテアカネ雄
F湿地の近くで、暑さ対策の逆立ちをするマユタテアカネを撮ることができました。こちらは南門案内所前のベンチ近くに居座っていたマユタテアカネ雌。そしてマユタテアカネ雄です。これらの写真をモニターで見ていて気付いたのが、とても怖い存在に見えました。トリミング画像です。ご参考まで:ご覧いただいている写真は、Nikon D7200とAF-S NIKKOR 300mm PF EDにより撮影したものです。詳しい説明のついていない種類(昆虫を除く)...
展示館前から岩本橋へ向かう途中で、両側にアベリアの植栽があります。そこで絡みついていたネナシカズラの花です。花冠が約4ミリと、大変小さいため軽いトリミングをしています。日当たり良い場所で見られる、つる性の1年生寄生植物です。寄生根を出して低木や草本に絡みつき栄養を吸収します。図鑑には、鱗片上の葉は長さが2ミリ以下とありましたが、確認することはできませんでした。南門近くの雑草地帯でツルマメ。草むらにい...
2019_09_20@森林公園植物園:オオセイボウ Before & After
オオセイボウは、トックリバチやスズバチの泥でできた巣に穴を空けて産卵します。こちらはそのスズバチです。Before & Afterの写真で並んでいます。一枚目はトリミングなし、二枚目はトリミングありです。ご参考まで:ご覧いただいている写真は、Nikon D7200とAF-S NIKKOR 300mm PF EDにより撮影したものです。詳しい説明のついていない種類(昆虫を除く)については、過去のブログで特徴・詳細(習性、分布、用途など)を紹介していま...
2019_09_19@森林公園植物園:オオセイボウを待つ間に
案内所でのスライドショー用に再度オオセイボウを撮ることにしました。なぜなら9月から10月にしか見られないきれいなハチだからです。オオセイボウが現れるのは午前11時前後、それまで他の昆虫たちを撮影することにしました。南門への階段下ではキタキチョウが群れていました。水分・栄養補給をしていたのでしょう。雑草化したマイガーデンで撮った昆虫たちです。まずイチモンジセセリ。オオハナアブ。キムネクマバチ。チャバネセ...
今日のテーマはイラクサ科ヤブマオ属のカラムシ。枝の上部に雌花、株に雄花をつけます。まず雌花から。小さくてよくわからないためトリミングしています。小さな雌花が球状に集まります。そしてこちらが雄花。雄蕊が4個、花被片も4個です。F湿地で咲き続けるホザキノミミカキグサ。F湿地入り口の近くで、ヒヨドリバナに来たダイミョウセセリ。-2に露出補正しているのですが。スイレン池の水路近くではマユタテアカネ雄。見る方向を...
南門近くで雑草化したマイガーデンで撮影したキアゲハです。たくさんいたツマグロヒョウモン。こちらは雄です。ご参考まで:ご覧いただいている写真は、Nikon D7200とAF-S NIKKOR 300mm PF EDにより撮影したものです。詳しい説明のついていない種類(昆虫を除く)については、過去のブログで特徴・詳細(習性、分布、用途など)を紹介していますので、ブログ内検索で参照してください。...
オギノツメ(キツネノマゴ科オギノツメ属)水辺、湿地、田んぼのあぜなどで見られる多年草です。暖地性の植物で、絶滅危惧種に指定している地域もあります。地上径を伸ばし、節から根を出して株を増やします。茎には4稜あり、葉は対生します。葉の長さは5センチから10センチ、幅は5ミリから1.5センチの線状披針形です。葉には短い葉柄があり全縁ですが、やや波打ちます。開花期は8月から10月、花は葉腋に数個輪生状につきます。花...
2019_09_15@森林公園植物園:園内も少しずつ秋の花に
北門へ向かう途中でイタドリ。F湿地でサワシロギク。そしてシラタマホシクサ。園内随所ではマルバハギ。水生園の北側でニホンアカガエル。ご参考まで:ご覧いただいている写真は、Nikon D7200とAF-S NIKKOR 300mm PF EDにより撮影したものです。詳しい説明のついていない種類(昆虫を除く)については、過去のブログで特徴・詳細(習性、分布、用途など)を紹介していますので、ブログ内検索で参照してください。...
北門から入り水生園に立ち寄ると、リスアカネ雄がいました。薄暗い場所なので気を使いながら撮影。胸側部の中央の黒い線が上部に届いていないので、このように特定しました。梅園東側の薄暗い場所では、ヤブミョウガが返り咲き。こちらは雄花。こちらは両性花、雌しべが長く突き出ています。こんな果実もすでにあるのに。ヤブミョウガの撮影を終え、ふと振り返るとヒメアカネ雌がいました。わずかな眉斑のあるタイプです。ご参考ま...
少しずつではありますが、季節は秋へ向かって進んでいます。秋色に熟し始めた木の実たちをご覧ください。アオハダ。ゴンズイ。サワフタギ。ご参考まで:ご覧いただいている写真は、Nikon D7200とAF-S NIKKOR 300mm PF EDにより撮影したものです。詳しい説明のついていない種類(昆虫を除く)については、過去のブログで特徴・詳細(習性、分布、用途など)を紹介していますので、ブログ内検索で参照してください。...
ネコハギ(マメ科ハギ属)草体全体に黄褐色の毛が多くあることからつけられた名前です。本州から九州まで分布するマメ科の多年草です。日当りの良い草地で見られ、茎の基部でよく枝分かれして地面をはいます。葉は3個の小葉からなり、小葉の長さは1センチから2センチ、幅は0.8ミリから1.5センチの広楕円形・広卵形です。開花期は7月から9月、葉腋に3個から5個の花をつけます。白色の花は、長さが7ミリから8ミリです。茎上部の葉腋...
2019_09_11@森林公園植物園:花が終わったはずなのに
秋雨前線による雨が多かったせいか、多くの植物の返り咲きがとても目立ちます。8月の第2週目には見られなくなったオトギリソウがまた咲いていました。8月の1週目にピークを迎え、その後終わったと思っていたフユイチゴもまた花が復活していました。ご参考まで:ご覧いただいている写真は、Nikon D7200とAF-S NIKKOR 300mm PF EDにより撮影したものです。詳しい説明のついていない種類(昆虫を除く)については、過去のブログで特徴...
2019_09_10@森林公園植物園:アフリカフウチョウソウ
フウチョウソウ科クレオメ属のアフリカフウチョウソウが、森林公園植物園の南門近くの花壇で昨年から帰化しているのを確認しました。1999年に神戸市で帰化が確認されて以降、全国に広がっているようです。比較的最近入った帰化植物ですね。雑草地帯では、ツルマメ。食事タイムのハネナガイナゴ。午後の一番暑いときに何を考えていたのか、ハネナガイナゴ。最後にベニシジミ。ご参考まで:ご覧いただいている写真は、Nikon D7200とA...
昨日に続いてオオセイボウを狙いました。何故かケイトウの花に集まるオオセイボウ。南門へ入ってすぐのマイガーデンには4か所で植栽されています。どこへ来るのか、日差しを遮るものもない場所を行ったきり来たり、約2時間ほどしました。昨日は11時に出てくれましたが、訪れたのはわずか1頭。しかも1分足らず、もうこんな暑い場所で見張っていたくないと思いました。オオセイボウは全身鎧の様な表面に覆われています。スズバチが泥...
昨日北門から入ると案内所の方から、ブログでオオセイボウの写真が載っていました、との情報を得ました。どうやらケイトウの花に来ていたらしいのです。昨年もそうでした。北門から入り、予定していた写真を撮ったあと、南門へ向かいました。10時半過ぎに南門のマイガーデンスペースにいました。1時間半ほどケイトウの花を見つめながら過ごしました。時間も活用しなくてはと、目に入った昆虫たちも撮影しました。イチモンジセセリ...
サワシロギク。サワヒヨドリ。シラタマホシクサ。ホザキノミミカキグサ。ミミカキグサ。ワレモコウ。ご参考まで:ご覧いただいている写真は、Nikon D7200とAF-S NIKKOR 300mm PF EDにより撮影したものです。詳しい説明のついていない種類(昆虫を除く)については、過去のブログで特徴・詳細(習性、分布、用途など)を紹介していますので、ブログ内検索で参照してください。...
岩本橋近くのセンニンソウ、最盛期の状態を撮りました。その時目に入ったのがこの一枚。よくわからないのでトリミングしてみると、こんなドラマがありました。アズチグモと他の昆虫(クモ?)です。このあと両者とも下へ落ちました。ご参考まで:ご覧いただいている写真は、Nikon D7200とAF-S NIKKOR 300mm PF EDにより撮影したものです。詳しい説明のついていない種類(昆虫を除く)については、過去のブログで特徴・詳細(習性、分布...
ふるさとの森中央部できれいな姿のツルボを撮影できました。ツルボ(キジカクシ科ツルボ属)山野の日当りの良い場所で見られる多年草です。線形の葉は2個根生し、15センチから25センチの長さです。茎の途中に葉はありません。開花期は8月から9月、20センチから40センチの花径を伸ばし、総状に淡紅紫色の花を多数つけます。花披片は6個、雄蕊は6個です。雄蕊の花糸は紫色です。卵球形の鱗茎があり、黒褐色色で、ネギに似...
2019_09_04@森林公園植物園:4種類のバリエーションがそろった
いこいの森ではシロバナツユクサも咲き始めました。園内では、全部で4種類のツユクサを見ることができました。まずシロバナツユクサ。どこにでも見られるツユクサ。この時期になると2個花を出すこともよくあります。以前は沈床花壇北側に自生していたのですが、再三の草刈りから保護するため、北門近くへ一部を移動したものが繁殖したウスイロツユクサ。帰化植物のマルバツユクサ。普通2個の花を出します。ご参考まで:ご覧いただ...
7月に咲いた花たちが、再び咲く姿をテーマにしました。北門へ向かう途中でアズマカモメヅル。いこいの森西側の入り口でナツフジ。展示館北側ではタンキリマメ。広芝生南側の道沿いではトキリマメ。歩いているとよく目立つようになったオニタビラコ。3月から4月に咲いていたのですが、今の時期にも再度見られます。ご参考まで:ご覧いただいている写真は、Nikon D7200とAF-S NIKKOR 300mm PF EDにより撮影したものです。詳しい説明...
ワシントンDCから自宅に戻った8月14日の翌日、玄関先のヒイラギナンテンの茂みに野鳥の巣を発見しました。覗き込むとウズラの卵の様な卵が3個ありました。これも撮っておけばよかったのですが。そして玄関先周辺で飛ぶヒヨドリの親と思われる野鳥を何度も見ました。これは18日に撮影したひなの様子。その後も動画や静止画を複数回撮影したのですが、28日の朝には巣が空っぽとなっていました。そして庭ではひなの鳴き声が複数個所か...
北門へ向かう途中で、返り咲きのアズマカモメヅル。岩石園南側入り口の反対側でツノトンボ雌。アミメカゲロウ目ツノトンボ科の昆虫です。F湿地の西側でツノトンボの卵。同じくF湿地の西側でアジアイトトンボ雄。F湿地北側でヒメアカネ雌。その近くでアオマツムシ。ご参考まで:ご覧いただいている写真は、Nikon D7200とAF-S NIKKOR 300mm PF EDにより撮影したものです。詳しい説明のついていない種類(昆虫を除く)については、過去...
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