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紅茶カップ http://kouchilya.blog.fc2.com/

「花より男子」の二次小説です。(類×つくし)メインでのんびりまったり更新しています。

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桃伽奈
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2016/11/10

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  • 霜美月の刀剣 7

  • 霜美月の刀剣 6

    今日初めて進に怒鳴られた。 いや、怒鳴るっていうほど大声じゃなかったけど、俺に向けて感情をしっかり表してくれた。 こうして家に来ていいって言ってもらい、今2人並んで他愛のない会話をしながら牧野が待っているアパートに向かっている。 進が「ただいま」と言って玄関の中にはいると、俺が入るまで手でずっとドアを押さえてくれていた。「「「おかえり!」」」 返ってきた声は、牧野にパパとママ。 昨夜の鍋と違い、...

  • 霜美月の刀剣 5

    昨夜テスト勉強を理由にご飯を食べた後部屋へ籠ったが、集中なんて出来なかった。 類さんに当たってしまった事への自己嫌悪で、穴に入りたいくらいだ。 今日の学校の授業も上の空でさっぱり頭に入ってこない。 コンビニのバイトも、肉まんとあんまんを間違えて袋に入れるし、お客のポイントカードを入れ忘れたりして、レジを最初から打ち直すことになり散々だった。「……はぁ」 今日、何度目になるか分からないため息をつき「...

  • 霜美月の刀剣 4

    夜の10時を回った頃、突然の訪問者は「よう」とも「おう」とも、ましてや「こんばんは」の挨拶もなく、開口一番に「今夜、あきらン家で寝ていい?」だった。 コイツ……類がマイペースなのは今日に始まった事じゃねえけどな。 こうやって頼られるのが面倒くさいと思いつつも、こうして世話を焼いてしまうあたり、本当に嫌なわけではないのだろう。 だが頼られっぱなしなのも癪に障る。たまたま今夜は夜遊びをしていなかっただけ...

  • 霜美月の刀剣 3

    牧野のバイトが終わり、夜道を2人並んで歩く。 空を見上げると、雲一つなく月が見えていた。 夜になると気温が下がり、寒そうにしていた牧野の手を握ってコートのポケットの中へ入れる。 ギュっと握り返してくれる小さな手は少しずつ体温があがり、彼女が住んでいるアパートの外階段を上がるまでずっと握っていた。「ああ、おかえりなさい」「2人とも寒かっただろ」 玄関を開けると、牧野の家族が笑顔で話しかけてくれた。 ...

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