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  • 大塚バッティングセンターが閉店する

    43歳になった今になって、高校時代に野球をしていてよかったと思うのは、バッティングセンターに来ると球速不問でどのゲージでもバットを振れることだ。 大塚バッティングセンターは、6月末で閉店するらしい。 JR山手線の大塚駅南口を降りて徒歩1分の距離にある「大塚バッティングセンター」が6月30日をもって閉店する。1階にパチンコ店、2階にバッティングセンターが入った現在の複合アミューズメント施設の形になったのは1976年。ただし、バッティングセンターの創業自体は1965年にまで遡るとされる。 (『デイリー新潮』6月24日付け記事より) メダル1枚300円で、これを打席の脇にあるボックスに投入すると、2…

  • 2023宝塚記念 予想と短評

    1枠1番 ライラック ここでは実力不足。昨秋のエリザベス女王杯ではジェラルディーナの2着も内容は完敗で 1枠2番 カラテ ベテランの新潟巧者。いつも期待を持たせる馬ではあるが阪神では実績がなく7歳馬に大望は気の毒か 2枠3番 ダノンザキッド ここでは距離うんぬんが言われるが大阪杯3着は立派。阪神コースでは4戦すべて馬券圏内で無視できず 2枠4番 ボッケリーニ 昨秋のジャパンC17着、有馬記念11着を見るにG1ではわかりやすく壁に当たるタイプ。ここもしっかりG1級のメンバーが集まったG1なので 3枠5番 イクイノックス 負ける理由をひねり出すこともできなくはないが、詭弁になる。買わないと世界の競…

  • 雨の匂いがする日は墓参りへ

    人が最後に会えるのは、身内くらいのものなのだよ。 お前らに会いたい人がいるならば、お互いが元気なうちに会っておけ。 用もないのに人と会うのって、本当は最高なんだぜ(自分らしくないことを言った自覚はある)。 空がだんだん濁ってきて、風はぐんぐん湿ってきて、石からは一足先に雨の匂いがした。 それでも行くのをやめなかった。 一度行くと決めたのだからと。 世の中の強情っぱりは、だいたいただの面倒くさがりなのだ。 それにこういう日のほうが意外性があって、「なんでこんな日に来るの?」と驚いたふりをして喜んでもらえるかもしれない。 今日の俺は仕事を早く上がって墓参りへ行った。 何年も通っているうちに、鴨居駅…

  • 小林誠司はスターなんだから

    稲城の山の上は、夕涼みに最適だった。 昨日は子どもたちを連れてジャイアンツ球場で、巨人VSロッテを観戦した。 いきなり「この野球は何時に終わるの?」と球場での禁句からスタートして、近くにファウルボールが飛んでくると喜ぶ危ない野球観戦だったけれど、無事に試合中盤まで観戦できた。 最後まで観ちゃうと家に帰って風呂に入るのが遅くなっちゃうからね。 丘の湯に入っていく手もあったけど、家に着くまでにまた汗をかいちゃうので。 それにしても巨人の「2番 指名打者 小林誠司」。 二軍監督の二岡さんは、たまにオリックスで2番に若月健矢を入れているナカジマジックにインスパイアされたんだろうか。 小林は実力があって…

  • そういえば俺は北海道に行ったのだった その2(せいわ温泉ルオント・なよろ温泉サンピラー・ホテル美し乃湯温泉)

    ここは北海道だから、特急ライラックの車内でもジンギスカンが楽しめちゃうんだぜ。 仙台の牛タン弁当は紐を引っ張ると熱くなるタイプ、札幌駅で買ったジンギスカン弁当はお姉さんが買ったその場で「熱めのほうがいいですか?」と訊いてくれて、レンジにかけてくれるタイプ。 深川と名寄を結ぶから深名線。 ここでの快速にどれだけの意味があるのかどうかわからんが、ダイヤに設定されているのだから必要なんだろう。 途中下車も含めて全線を乗りとおしたけど、自分以外にはおそらく、幌加内高校の生徒とその母親であろう2人しか同乗者はいなかった。 広い広い幌加内町を、深名線の代替バスが進んでいく。 全線で120キロ超。 途中で体…

  • そういえば俺は北海道に行ったのだった その1(奥の湯・天然温泉あしべ屯田・月見湯・石狩の湯ドーミーインPREMIUM)

    車両の中間ドアにもデッキがあると北海道だなと思う。 春になっても、ここはやっぱり雪の国。 いちいちこういう、手間のかかった車両を使わなければならない時点で、JR北海道はしんどい鉄道会社で間違いない。 札幌の時計台がガッカリ名所に挙げられているのを見たことがあるけれど、そんなことはないよ。 どうやったって高知のはりまや橋にはかなわないって。 それに時計台は、中の展示もおもしろい。 札幌の時計台と、世界の時計台と、札幌の街の歴史の話。 途中で熊と会ったら困るので、先に雪印パーラーで挨拶しておいた。 「そのうち府中にも行くから、よろしくな」と言っていた。 へー、こんなところに! といいたくなる場所に…

  • 明るい稲荷湯

    いつも仕事帰りに来ることが多い八王子の稲荷湯には、だから、しょんぼり、がっかり、うんざりした気持ちで来ることが多い。 こうして日曜の明るい時間にやってくると、お客さんも誰もうつむいていないし、俺も2階のロッキーサウナで顔を上げて競馬中継を観ていた。 ぺリエールに乗ってユニコーンSを勝ったC.ルメールのインタビューが流れていて、そうか、ダービーが終わってからだいぶ経った気がするけれど、まだ競馬は府中でやっているのかと思った。 八王子には子安神社がある。 うちの上の子の妊娠がわかったのは、ここにお参りしてすぐのことだった。 そのあとも何度かお参りして、ふたりの息子たちはしっかりと安産だった。 「子…

  • 俺も『おべんとうバス』に乗りたい

    「ハンバーグくーん」 「はーい」 「えびフライちゃん」 「はーい」 「たまごやきさーん」 「はい」 (真珠まりこ『おべんとうバス』より) 子どもたちの大きなわがままに応える胆力も経済力もない分、だからこそ小さな希望はいくらでも叶えてあげたかった。 それでも寝る前に「『ぐりとぐら』を読んで」と言われるのはしんどかった。 ぐり、ぐら、ぐり、ぐら、ぐり、ぐら、ぐり、ぐら… だって長いんだもん、『ぐりとぐら』は。 そんな時にありがたいのは『おべんとうバス』だった。 短く、キレよく、勢いで乗り切って、そのまんま眠りの世界へ。 集まってきたおかずたちが、弁当箱に勢揃いした瞬間に生命体ではなくなって、具材の…

  • 高砂湯のラドンの小部屋

    立川は、たくさん住んでいたはずの友人たちが、いつのまにか誰もいなくなってしまった不思議な街。 自分自身は住んだことがないくせに、来るたびに懐かしくて、取り残された思いがする街。 ここから巣立って、みんな遠くへ行ってしまった。 今日のサウナは、その立川にある高砂湯。 この銭湯は今月末で閉店してしまう。 サウナ→水風呂の後に、ラドンの小部屋のベンチで休憩しながら「多摩の銭湯はこれなんだよな」と思った。 でも他に、あらためてラドンの小部屋がある多摩の銭湯の名を挙げようとしても、すぐに思い出せるのは西調布の鶴の湯くらい。 調布にあった第一富士見湯、宮の湯あたりにはあったっけ? あのやたらとお湯が熱かっ…

  • ロッカーで「そこは俺の番号だ」

    ジムサウナのロッカーで声をかけられた。 いわく、「そこは俺の番号だ」と。 ここは月極でもなんでもなく、ただフリーに空いている番号を使ってくれという、それだけのロッカーなのに。 しかし覇気のない俺は、こんなところでケンカなどしないし、言い返しもしない。 それに目の前のおじいちゃんは、もうなにを話してもどうしようもない目をしている。 おそらく正気の頃は、全盛期の小泉純一郎(進次郎じゃない)のような目をしていたのではないか。 強くて空虚な自己主張、今はそこから衰えた人の目。 そんなふうに見えた。 俺はロッカーを譲って、そして離れた。 それだけ。 「日本における認知症の高齢者人口の将来推計に関する研究…

  • 2023安田記念 予想と短評

    1枠1番 ナランフレグ 9番人気4着の高松宮記念は大健闘だったものの、だいぶスプリントに特化してきた感。東京マイルで力強く伸びる姿は想像しがたい 1枠2番 メイケイエール 直前の調教を軽くしたのは、もはや制御を諦めたからなのではとすら思う。無事にゴールしてほしい 2枠3番 ジャックドール ずっと2000mにこだわって使われてきた馬がここでマイルG1へ。先行してペースで翻弄するタイプなだけに、マイルの流れでレースを支配するのは難しそう。人気どころだけに切ってしまう手 2枠4番 セリフォス 去年の秋のマイル王。ドバイ帰りがどう出るかパドックを要チェック。乗り方はおそらく追い込んでどこまで 3枠5番…

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