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  • エンジニアリングや設計における「中途半端さ」

    エンジニアリングや設計における「中途半端さ」というのは、ある意味、最も致命的な「中途半端」だ。日常生活なら、曖昧な選択も「まあ、何とかなる」で済むことが多いけれど、工学の世界ではそれが通じない。 たとえば、ビルの設計。基礎工事が中途半端だったら、どうなるか? ビルが崩れないかもしれないが、地震や台風が来たときに命取りになる。土台がしっかりしていないものは、いずれガタが来る。これ、物理的な話だけど、実は人間関係や仕事のスタンスなんかにも通じるところがあって、基礎がしっかりしてないと、どんなに華やかな外見を作っても、いつかは崩れるんだよね。 もう一つ例を出すなら、車の設計だろう。エンジンのパーツの…

  • 世襲、天下り、親会社からの派遣、そして非専門家の上司

    世襲、天下り、親会社からの派遣、そして非専門家の上司——これらが組織に蔓延る原因は、要するに「能力よりも縁故が優先される仕組み」が長年放置されてきたからだ。どのケースも共通しているのは、ポジションがその人の実力に見合っていないこと。世襲は親の威光で地位を得るし、天下りは人脈や既得権益が優先され、親会社からの派遣者は親会社の論理で送り込まれる。さらに、専門知識のない上司が現場に影響を及ぼすことで、現場はますます停滞し、組織全体が硬直してしまう。 根本的な原因は、日本社会に根強く残る「和を重んじる文化」と「責任回避の風潮」だ。誰も大きな波を立てたくない、責任を取りたくない、という心理が働いて、結果…

  • プライドは持てと言われたり捨てろと言われたり、どちらだ

    「若い時はプライドを持て」と言われ、年を取ると「プライドを捨てろ」と言われる。この言葉、よくよく考えてみると、なんだか逆のことを言われている気がするが、実はこれは案外理にかなったアドバイスなのかもしれない。 まず、若い時の「プライドを持て」という教え。これはおそらく、自己肯定感が未熟な若者たちへの助言だろう。若者は経験が少なく、当然自信もない。そのため、失敗や批判に対して過剰に敏感になりやすく、他人の評価に依存しがちだ。こういう時に「プライドを持て」と言われるのは、自分を信じることを促すための言葉だろう。自分を信じるというのは、他人の評価に振り回されずに、責任を持って行動できるようになるための…

  • 「責任を取ります」って何だ?

    「責任を取ります」という言葉を、偉い人たちがよく口にするのを耳にするけど、その「責任を取る」っていう行為がどこか抽象的で、ぼんやりしてるんだよな。たとえば、大きな問題が起きて、社長とか大臣とかが「責任を取って辞任します」と宣言したところで、実際に何か具体的に解決したことになるのか? と考えると、どうも釈然としない。 だってさ、辞めたところでその人が本当に生活に困るわけでもないし、何なら退職金もきっちりもらって、次のポジションでまた復活してくることだって多い。政治の世界なんか特にそうだ。スキャンダルが起きても、少しおとなしくしてれば、いずれ「再チャレンジ」とか言って戻ってくる。そんな「責任の取り…

  • 「好きこそものの偏りなれ」

    昔は、朝起きたら新聞を開いて、テレビでニュースを見て、通勤中にはラジオをつけて、最新の情報を自然に仕入れていた。何気なく新聞をめくって、興味のない経済欄や社会面の記事に目が止まることもあれば、ラジオの雑談が突然面白い話題に飛び込んでくることもあった。情報っていうのは、今思えば、予想もしていないところからやってきたんだよね。 でも、時代は変わった。いまや新聞を定期購読している人も少なくなり、テレビのニュースを毎日見るって人も減った。ラジオなんて、よっぽどのファンか、車に乗っている時くらいしか耳に入らなくなってしまった。代わりに何があるかって? 当然、スマホだよね。スマホを手に取れば、自分が興味の…

  • 「善人でも悪人でもない、無思考の支配者たち」

    自民党の候補者を眺めていると、「これが善人か?」と首をかしげる場面、確かにあるよな。善悪以前に、「そもそもこいつら、何考えてるんだ?」って疑問が先に立つ。特に世襲の連中を見ていると、政治家ってのが血筋で受け継ぐ家業のように見えてくる。なんで国民のために働くってより、親父からの椅子を守るために立候補しているように見えるんだろうな。 善人と悪人、そのどちらでもない「馬鹿」ってのは、この文脈で一番気になるカテゴリかもしれない。政治の世界には、悪意のある悪人も確かにいるだろうけど、意外と目立つのは、何か特別な悪意があるわけでもなく、ただ状況に流されて無自覚にシステムに乗っかってる人たちだ。この「馬鹿」…

  • 「人生における冗長化の重要性:リスクに備えるための5つのポイント」

    プラントの制御装置では、重要な部分は冗長化され、システム全体が停止しないような工夫がされています。実は、この「冗長化」の考え方は、私たちの人生にも応用できるのです。予期せぬ出来事や変化に備えるため、人生においてもどのように「冗長化」すべきかを考えてみましょう。 1. 健康の冗長化 健康は人生の基盤です。運動や食事、休養をバランスよく取り、定期的な健康診断を受けることで、病気を未然に防ぐことができます。健康を維持するための多角的な取り組みは、予期せぬ病気に対する「冗長化」と言えます。 2. スキルの冗長化 一つのスキルや職業に依存するのはリスクです。異なる分野のスキルを習得することで、予期せぬキ…

  • 「弱みを握る交渉の危うさと現実」

    現実逃避でRAY DONOVNをずっと見ているのですが、海外ドラマってのは、だいたい「どうやって相手を出し抜くか」みたいな筋書きが多いですよね。弱みを握って、あっさり交渉を有利に進める。裏切りだの、脅しだの、そういうのがデフォルトです。 ただ、実際のところ、現実世界では、そんなにうまく「弱みを握る」ってのは難しいんじゃないかと僕は思います。何より、弱みってのは扱いが難しい。人の弱みを突くと、確かに一時的に優位に立てるかもしれない。でも、その分、反動が怖い。弱みで相手をねじ伏せるような交渉って、後々恨みを買うし、それに、ドラマみたいに常に勝者がハッピーエンドになるわけじゃないですからね。下手すり…

  • 「感情があるからこそのめんどくさ」

    職場でも、社会でも、最近どうにも感情的な揉め事が増えている気がします。SNSを見ていても、誰かが誰かに噛みついたり、意見が対立して喧嘩腰になったりと、まるで常時炎上中の状態です。これって結局、相手との「レベルの違い」が原因なんですよね。立場や知識、価値観の違いから来るズレが、お互いの感情をヒートアップさせてしまう。でも、それを言っても始まらない。人間社会では、やっぱり我慢が必要なんです。 感情があるから揉める。これはもう、人間関係の基本みたいなもんです。家族でも、友達でも、職場でも、何かしらの感情がぶつかり合って、誤解や衝突が起こる。特に、レベルが違う者同士、つまり価値観や考え方が異なる者同士…

  • 心地よい季節はなぜ短く感じるのか

    猫たちが寒くて暖房つけろと命令されてます。 季節感というやつは、どうにも妙なもので、特に「心地よい」とされる季節は、体感的にあっという間に過ぎ去ってしまう。春や秋がその代表格だけど、気づけば、涼しい風や木漏れ日なんてものが、あっという間に消えてなくなる。で、なぜそう感じるのか、考えてみたんだけど、どうやら人間の脳みそが「快適」なものに対しては油断しているせいらしい。 つまり、夏の酷暑や冬の厳寒ってのは、身体に負荷がかかるから、我々は無意識のうちにその苦痛を感じ取って時間の流れをしっかり記憶している。暑ければ汗をかき、寒ければ凍える。それが「今」を強く感じさせるんだ。でも、心地よい季節は、身体が…

  • 寒くなって来ると猫は命令を始める

    気温が下がると、猫の行動パターンが変わってくるのを感じる。まず目立つのは、やたらと人間の体の上に乗ってくることだ。ソファに座っていると、当然のように飛び乗ってきて、足の上に丸くなる。最初は「かわいいな」と思うけど、足が痺れてくる頃には「ちょっと重いんだよ…」と呟きたくなる。こちらの都合なんて一切お構いなしで、完全に「俺がここで暖まるのが最優先」というスタンス。まあ、これは猫だから仕方ない。 「猫が体の上に乗ってくる=愛されてる」と解釈する人もいるけど、僕はそれはちょっと違うんじゃないかと思う。猫にとって人間は、単なる動く湯たんぽ、もしくは「便利なデカい猫」なんじゃないか。猫は、自分を飼い主の下…

  • 「〇〇化」

    何でもかんでも「○○化」と言いますね。少し前まで「デジタル化」だの「グローバル化」だのが幅を利かせていましたが、「〇〇化」って一体何なんでしょうね? 人間は、どうやら「化」をつけることで、その物事を客観的に俯瞰しやすくするようです。「自分もそれをやってますよ」とは言わないで、「ああ、社会がそうなってますね」と一歩引いた感じで片づける。便利だし、ちょっとかっこいい。「高齢化社会ですから」と言えば、自分はまだ若いつもりになれるし、「デジタル化の波に乗り遅れないように」なんて言えば、いかにも先進的な人間に見える。 でも、ふと気づけば、その「〇〇化」に乗っかってる自分がいるわけです。で、毎日の仕事でも…

  • リアル笑

    LINEやチャットで会話の最後に笑と付けるのはよく見ると思います。LINE なら良いのですが、これを生の会話でやられる、つまり会話の終わりにアハハと入れらると辛い。 職場で何でもない話の語尾に「ハハッ!」とか「アハハッ!」と大きな笑い声をつける人、いますよね。面白くもない会話なのに、なぜか笑いを強調して終わらせる。こっちはどう反応すればいいのか迷うし、正直、しんどい。 まず、なぜあの話し方になるかと言えば、簡単に言うと「空気読みすぎ」です。笑いを語尾に入れることで、無理やり会話にオチをつけて場を和ませようとしている。自分でも話が面白くないのはわかっているんだけど、黙って終わるのが気まずい。だか…

  • どんな場面でもとにかく礼儀を忘れなければ最悪にはならない

    礼儀知らずと思われる態度は、気づきにくいものが多い。例えば、遅刻したり、会話中にスマホをいじったり、相手の話を遮ったりすること。これらは相手に「自分の話に興味がないのかも」と感じさせてしまうんだ。また、初対面や目上の人に対してタメ口を使うと、親しみのつもりが無礼だと取られることもある。 どう気をつけるべきかというと、まず「相手の立場に立って考える」ことが大切だ。自分がどう感じるかより、相手がどう思うかを意識する。それから、話すだけでなく相手に話させることで、自然と礼儀正しい態度が身につく。要は、相手への思いやりが礼儀を支えているということだ。 ただ口先や形だけではダメだ。メールの頭に申し訳ない…

  • 現実逃避に最適なドラマ、RAY DONOVAN

    「現実逃避」目的のAmazonプライムドラマでこの所見続けているのが『レイ・ドノヴァン』です。 このドラマは、逃避行そのものと言っても過言じゃない。だって、主人公のレイは逃げるのが仕事ですからね。ハリウッドの闇社会で、もみ消し屋として、あらゆるトラブルを隠蔽し、修理し、消し去るプロフェッショナル。問題が起きたらレイに電話。彼がやってくる。僕らも、レイが来るのを待ってるわけです。もちろん、現実をどうにかしてもらうために。 で、このレイ・ドノヴァンという男、ひたすら無口で冷徹、どこか疲れてる。でも、そんな彼の姿を見てると、「ああ、僕の現実逃避なんてまだまだ甘いもんだな」って思えてくるわけです。レイ…

  • 現実逃避のタイムトラベル妄想

    現実逃避ばかりしている自分が、つい時間を忘れてしまってよくやってしまうことの一つが、タイムトラベルの方法についての妄想です。 考えてみれば、これほど人間の空想を掻き立てる題材もないんじゃないかと思う。過去に戻ってやり直すとか、未来を見通して失敗を回避するとか、要するに「今」に満足できてない人間の願望そのものが詰まってるわけだから。 ただ、タイムトラベルってのは、もしかしたら一番残酷な空想かもしれない。過去に戻って何をやり直したところで、結局「別の失敗」が待ってるに決まってる。俺たちはそんなに賢くないし、後悔を繰り返して成長する生き物でもないから。未来に行ってみても、たぶんそっちの世界でも別の問…

  • 気持ち良い督促、ムカつく督促

    「督促」って言葉を聞いただけで、なんだかこう…うっすら嫌な汗が出る、ってこと、ありませんか?そう、あれです。仕事の督促は、たいていの場合、誰かが何かを忘れたり、遅れたりしたときにやってくるものだから、される側にとってはたまったもんじゃない。とはいえ、督促っていうのはどうしたって必要だし、逆に自分がする立場に回ることもある。じゃあ、「気持ち良い督促」と「ムカつく督促」、この二つは一体どこが違うんだろう? たとえば、こんな会話を思い浮かべてほしい。 Aさん:「田中さん、例のレポートの件、進捗どうですか?もし何かサポートが必要なら、言ってくださいね」 Bさん:「あっ、すみません!まだ手がつけられてな…

  • 健康寿命

    健康寿命って言葉、よく聞くけど、なんだかプレッシャーだよな。ただ長生きするだけじゃダメで、健康じゃないと意味がないって感じだ。もちろん、誰だって元気でいたいさ。でも、健康を維持するのって結構ハードルが高い。忙しい人や余裕がない人にとっては、運動や食事管理なんてなかなか難しい話だ。 ただ、結局のところ考えてもどうしようもないことが多いんだよな。歩けなくなるのが一番の問題だから、とりあえず体重を増やさず、筋力をつけることだけは心がけようと思う。 「言っていることとやっている事が違う」が石破のおかげでブームになりつつある。そうならない様にしないと。

  • 「二度目は偶然、三度目は必然」

    このブログはフィクションです。 「二度あることは三度ある」という言葉は、単なることわざ以上に、ビジネスや人間関係で本質を突いた教訓です。一度目のすれ違いは、誰にでも起こりうる偶然かもしれません。しかし、二度目が起きた時点で、それは偶然ではなく、必然への予兆です。ここで「三度目の正直」なんて期待を抱いてしまうと、その結果、やがて訪れる三度目の失敗は自業自得となるでしょう。 ビジネスの場では、特に厳しい判断が求められます。一度目は許しても、二度目が繰り返されると、もうそれは偶然では片付けられません。何かが根本的にズレている可能性を見過ごしてはいけません。三度目の問題を避けるためには、二度目でしっか…

  • 値引き交渉は敬意を忘れずに

    ビジネスでの値引き交渉ってのは、個人の買い物とはまた違った独特の緊張感があるよな。お互いに「プロ」であることを前提に、どれだけ相手の要求を飲むか、どれだけ自分の条件を通すか、その駆け引きは一種の芸術みたいなもんだ。相手の動きをじっくり観察しながら、ここで強気に出るか、あるいは一歩引いて様子を見るかを瞬時に判断する。 ただ、これが単なる値引き交渉と侮るなかれ。ビジネスにおいて値引きを提案するというのは、単に「安くしてほしい」ということではなく、相手との関係性や信頼を含めたトータルな取引のバランスを探る行為だ。交渉の場では、価格そのものだけじゃなくて、納期や品質保証、アフターサポートなども含めた「…

  • 「意味ある仕事、ない仕事」

    意味のある仕事と意味のない仕事って、結局は視点次第なんですよね。上司には重要に見えても、こちらからすれば「これやる意味ある?」と思うことも多い。逆に、自分では「意味ある!」と思ってやってることが、全体から見れば大したことない場合もある。要するに、何に価値を見出すかは個人の主観によるんです。で、たまには無意味に思える仕事が、実は組織全体では重要な役割を果たしていたりもします。 ただ、そういう無意味に感じる仕事ばかりに時間を使っていると、どんどん自分の「意味ある時間」が減っていくのも事実。だからこそ、無駄だと感じる仕事が来た時は、心の中でこうつぶやくんです。「無意味なことに付き合ってるほど、人生は…

  • チームはなぜ壊れるのか

    このブログはフィクションです。 チームというのは、スタート時点ではまるで「遠足に行く朝の子供たち」みたいなものです。お菓子をリュックに詰めて、ワクワクしながら目的地に向かう。同じゴールを目指しているから、みんな笑顔だし、意気も揃ってる。でも、時間が経つと、だんだん足が疲れてきたり、誰かが水筒を忘れたりする。「まだ着かないの?」とか、「あいつだけ先に行ってズルくない?」みたいな小さな不満が噴出してくるんです。最初は全員が同じペースで歩いていたはずなのに、気づけばどこかで揉め事が始まってる。 こういった現象は、スタートアップや自主的な有志での活動でもよく見られるのではと思います。スタートの段階では…

  • 人生相談:「言った言わない」の闇について

    相談者 俺 職場で、以前に明確に指示されたことがあったんですが、いざその話題が出たときに「そんなこと言ってない」と言われました。私ははっきりと覚えていて、反論したんですが、相手は「言ってない」と言い張るばかり。後からメールを調べたら、その指示が明確に書いてある証拠がありました。そんなに昔の話でもないし、私も忘れる年でもないのに、なぜあんなにしらを切るのか、相手の精神構造が理解できません。どう考えたらいいでしょうか?(男性、会社員) 回答:ChatGPT 「言った言わない」問題は、社会人にとって避けられない通過儀礼みたいなものです。おそらく、一度は誰もがこの言葉の泥沼に足を突っ込んだことがあるん…

  • 「三匹の噛みつき亀」

    知り合いにタケルというエンジニアがいました。今は一人寂しく猫と暮らしています。家には猫以外誰もおらず、仕事だけが彼の支えでした。けれども、そんなタケルの周りには、三匹の「噛みつき亀」がいつもまとわりついていました。 最初の亀は、認知症を患う年老いた母親です。毎日のように、彼女はタケルを責めます。 「タケル、どうしてこんなに家が散らかってるの?お前は何もできない子だね!」 タケルは彼女の繰り返す文句に心を傷つけられていました。 二番目の亀は、職場の同僚、ケイコ。彼女は甲高い声で早口にまくしたて、いつもタケルに一方的に文句を言います。 「タケルさん、進捗遅いじゃない!また仕事が遅れるの、わかってる…

  • 「説得と納得」

    「説得と納得」という言葉が、いつの間にか私の脳裏に深く刻み込まれてしまった。この二つの言葉を意識するようになったのは、実はごく最近のことだ。それまでの人生では、「説得」なんて大層な行為が自分に関係するなんて思っていなかった。人とやり取りする中で必要なのは、せいぜい「説明と承認」程度のものだったのだ。 思い返してみれば、私はこれまで大抵のことを穏やかに処理してきた。「こういう事情なんです」と話せば、相手も「なるほど、そういうことなら」と受け入れてくれることが多かった。ところが、ある時から「説明」や「承認」では解決しない問題に直面するようになった。特に、相手に不利益をもたらす話を進めなければならな…

  • 「納得と共感」と「共感と納得」の違い

    納得ってのは頭で考えて「まあ、そうだな」ってなる感じで、共感はもっと体感的というか、「ああ、わかるわかる」って心が先に反応するようなものだ。これ、日常の会話でも仕事の場でも、納得と共感の違いは結構大きくて、例えば「これはこうだからこうしましょう」って言われて、それが自分にとってマイナスなら、そう簡単に「わかりました」なんて言えないよね。むしろ、言われた瞬間に頭の中で「いやいや、それは違うだろ」って壁を作る。 特に、不利益を伴う説得ってのは厄介で、誰だってそんな話には乗りたくないから、本能的にバリアを張って防御態勢に入るんだよね。説得されまいとする自分がいるし、相手も「こいつ、なんか納得してない…

  • 「相手に優しい話し方のコツ」

    「高い声で早口に一方的に話す」。これ、職場では特に避けたい話し方だよね。まず、声が高いと相手にテンションが高く感じられ、疲れている人には負担になる。さらに早口だと、情報が頭に入る前に次の話が飛んできて、相手はもうお手上げ状態。しかも一方的だと、会話のキャッチボールができない。 大事なのは「間」を取ること。相手に考える余裕を与えつつ、反応を見る。落ち着いたトーンで、ゆっくり、相手のリズムに合わせる。それが、好感のある喋り方ってもんだね。

  • 新入りのセンスを手っ取り早く知る方法

    職場に新入りが入ると、まずは自己紹介からスタートしますよね。で、これが面白いもので、その一瞬で「あ、この人どんなセンスなんだろう」って、大体わかっちゃうんです。特に最近、リモート併用が当たり前になったことで、自己紹介もリモートでやることが増えてきました。画面越しって、案外リラックスして話せるんで、逆にその人の地が出やすいんですよね。 たとえば、画面に一枚のスライドを用意して、自分の経歴とかスキルをサラッと紹介する人。これ、理想的。短く、簡潔に、必要な情報をきちんと伝えてくれる。でも中には、家族構成とかペットの話を延々と始める人もいる。これ、だいたいが爺さん。もしくは、若いけど心はすっかり爺さん…

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