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崔吉城との対話
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2016/09/07

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  • 「朋友有信」

    私は、「友情」は簡単ではないと考えるようになった。友人関係、人間関係では「信」をもっとも重要視する。それで損をする場合もある。信があるからこそ大きく失望することもある。「信」が無ければ友人にはなれない。儒教では「朋友有信」といわれているが友になるにもルールがある。また友には信だけではなく、信を背信する裏切りも起こりうる危険な関係でもあることに気が付く。友人が私を失望させる。恐らく多くの人が経験することだと思うが、信じていたからこそ裏切りと感ずるのである。「朋友有信」

  • 家内の誕生日祝い昼食

    お姉さんと一緒(写真)、下関地域の焼肉店やすもりで家内の誕生日祝い昼食、偶然隣席に建築研究の亀松氏とであった。眼鏡を新しく、世界が奇麗に見える。この世をより美しく、愛しく見ていきたい。例のコラムを全載する。老犬ミミの老老介護崔吉城本欄コラムに初めて書かせていただいたのは「黒人大統領」がテーマだった。それが2009年2月27日だったので10年が過ぎた。ほとんど休むことなく続けてきた。本社との縁はもっと遡る。私が日本に留学する前に韓国から投稿した記事を持っているので60年代末から70年代はじめ頃のことである。様々なことを書かせていただいた。縁が長く、そして深い。今日は我が愛犬のミミについて書きたい。今一緒に暮らしている愛犬ミミは今年13歳。ポメラニアン、我が家の同種の3代目になる。姿形が良く美人。すれ違う人からよく...家内の誕生日祝い昼食

  • 釜山・東亜大学校の李勛相教授

    釜山の東亜大学校というと、最近私がバッシングされた大学校、本欄で時々触れたが、昨日その大学の李勛相教授と会った。十数年前彼に招かれてその大学で講演したこともある彼は有名教授であり、二人は話を争うように続づいた。記録文化、口述記録、古文書探し、美人画、パンソリ、シャーマン儀礼などの発掘の話は広く面白く絶えなかった。昼食だけで終わるつもりだったが彼も同行、田邊氏の先導により彼の山へ芹採りに行った。600本のミカン株、新しく植樹の果樹園現場を見て芹セリ(芹)を競りするように採り、写真も撮った。功山寺では明治維新、萩の歴史まで話、医療史関係の話の中で春海保健大学の理事長の名前が突出した。なんと私が知っている理事長と学長の夫婦の話、延々、彼は下関で一泊までになった。別れた。家内のセリ料理は本当に一味であった。楽しい韓ドラ...釜山・東亜大学校の李勛相教授

  • 創造の暇

    今朝は晴れ、明るい朝、このところ、こんな気持ちの良い天候は久しぶりである。千葉から家内のお姉さん来られた。二人とも看護師、私は健康が保証される気がする。長い連休は何をしようか。研究室を訪ねて来た人が時間があったら意外に研究に集中できないと話た。私は有名な作曲家などの芸術家は他人の目からは怠け者のような時間を過ごしながら創造的なアイディアと力が出て偉大な作品を作るという例話を話した。この度長い連休、暇と孤独の時間から偉大な仕事ができるのではないかとフィードバックをした。暇を恐れ、逃げて群衆の中に入っても『群衆の中の孤独者』。長い連休と暇が想像的な迫力を授けけてくれるのではないか。そうは言ってもどこかへ行って見ようと思う。今日は韓国から研究者が訪ねてこられる。彼と昼食、その後、山菜採りに行く予定。*写真は田辺正樹氏...創造の暇

  • ワンアジア財団から支援

    校内電話が故障で職員が通話メモを持って往来するなどご迷惑のなか、ワンアジア財団から支援をうけて行う講義、4年目が決定された通知を受けた。嬉しい。感謝である。グローバリゼーションとナショナリズムをテーマにしたい。グローバリゼーションも難民問題などを起こしている。講義も仕事ではあるはずがなにか称賛される気持である。政府指針によれば(4.24毎日新聞)外国企業との共同研究の大学を対象に技術流出の防止するという。私は留学をし、留学生を教えるものとして考えなければならない。特に先端技術を習った人が自国の軍事産業に関わり国家間の紛争も起こすことは問題にもなりうる。植民地時代には多くの被支配の人が植民地教育を受けて、反乱し、英雄になった人が多い。また戦後日本に留学した人が帰国して反日運動を起こしたのは覚えている。昨日読書会で...ワンアジア財団から支援

  • 「休日」

    今日、明日に講義、10連休になるという。嬉しくも無駄な感もしなくはない。「祝日法」によって3連休と4連休が続くという。中には「昭和の日」「憲法記念日」など国家のアイデンティティによって設定されたものが含まれている。休日の「休」はやや消極的に労働や仕事から解放されながら、「遊ぶ」という積極的な意味がある。説明の理屈は別として国家が「休日」を決めることは社会の息を一時的に中止させることになる。多くは働かず賃金を貰うようなことになり、嬉しい。一方企業主側からは逆であろう。このように無理なことを国家がさせることになる。なぜ国家が記念日制定を乱発するのか。主日、日曜日だけで安息日、休日は十分、その長い歴史が語っているのはないか。「休日」

  • 『台湾と山口をつなぐ旅』

    文在寅氏は権力powerはあっても権威authority,charismaがない。カザフスタンを国賓訪問中の韓国の文大統領がカザフスタン最高の勲章、外国人に授ける「ドストゥク勲章」を受章する、予定だったが突然中止になった。授与式の前日に突然中止になったという。勲章授与式を3時間後に控えて随行記者団に行事の中止を通知したという。私が釜山・東亜大学の「海外名士特別招請講演」を前日キャンセルされたのに酷似している。相手を高く褒めてから落とすという侮辱と恨の構造が似ている。それとはかけ離れる、愛しい文を読んでいる。山口出身の女性が台湾の人と結婚して橋渡しの『台湾と山口をつなぐ旅』。私の母の額は四角て狭く、頭髪はクセ毛で量が多い。昔、ゴーギャンの「タヒチの女」シリーズを観たとき、幼心にも母に似ていると思ったもので、私にも...『台湾と山口をつなぐ旅』

  • 崔ウィリアム司教

    アメリカ・シアトル居住の崔ウィリアム司教からの手紙がきた。もう数年前、私たち夫婦が訪問し、数日や泊まりながら友情を交わしたが、その以来二回も引っ越しして住所不明でなり、ネットで追跡してアドレスをわかり手紙を送ったところ昨日返信が来た。釜山聖公会司教としている時私たちとは、80年代以降に宗教、信仰的に、韓日国際結婚者同士として友情を交わした。その方の勧告に私が牧師になれる機会があったが、私は応じず一生後悔か幸いか考えさせる。彼は釜山の職から引退した後、米国に移住した。シアトル、広々とした庭園というか、山野の中で暮らしている。今、彼は89歳、ギリシャ原文の聖書を英語で翻訳、勉強をしているという。私が訪問した時、牧師たちが集まって私のシャーマニズム研究について聞いてくれたことを思い出す。私は彼の消息を知らなかたが、彼...崔ウィリアム司教

  • 89세 그리스어 원문 성경을 번역

    시아틀거주최윌리엄주교님으로부터편지가왔다.벌써수년전우리부부가방문하여며칠이나묵으면서친교를하였는데그간두번이나이사를하여주소불명으로소식이돈절하였다가넷트로서추적하여주소를알아내어편지를보냈더니답신이왔다.부산성공회주교로서우리와는80년대이후로종교신앙적으로또한일국제결혼자로서친교를하였다.그분의권고로내가목사가될기회가있었으나거절한것이평생후회일까다행일까생각하게한다.그는부산에서은퇴한다음미국으로이주하였다.시아틀,넓고넓은정원이랄까산야속에서살고있다.지금그는89세그리스어원문성경을번역,공부를하고있다고한다.내가방문하였을때목사들이모여서나의샤마니즘연구를들었던것을추억으로가지고있다.내가그의소식을몰라아쉬어하고있을때그는나의훼이스북을읽고있다고하여반가웠다.89세그리스어원문성경을번역

  • イースター

    昨日はキリスト教では全世界的に最も代表的な記念日のHotelースター復活祭であった。永遠の命、不老・不死の信仰は道教、仏教、キリスト教など度の宗教でも信仰化されている。儒教では子孫繁栄と祖先崇拝、仏教では輪廻転生のようにキリスト教では復活信仰がある。死にたくない、信でも生きるという希望である。実は個人は親でも人種や社会は永続する。私は死んでも生きている人間を覗いて見たいだけ。その意味でもイースターは意味がある。昨日そのイースターでスリランカのコロンボとその郊外などにあるホテルとキリスト教の教会で、ほぼ同時に爆発があり、これまでに207人が死亡、400人以上負傷したという。教会3か所ではキリスト教徒たちが復活祭、イースターの祈りをささげている最中だったという。1997年スリランカの調査旅行、コロンボのHilton...イースター

  • 予想外の日程

    昨日は予想外の日程の日であった。早朝関釜フェリー船上からの電話、教え子今は50代後半の男性であり、25人の団体旅行、金サンギョウン君に会いに出た。唐戸市場の寿司販売開始まで待ちながら立ち話、関門海岸のスタンドで座り朝食、懐かしい話の時間であった。デトロクで友人の権藤博志氏の写真展、4,50年ほど前の写真鑑賞、そこで彼の奥さんとわが夫婦の長い話、白いエビクリームスパゲッティで昼食、美味しかった。道端の花を鑑賞しながら歩き「古川薫が残したもの」の講演会に行った。800人を予想して招待したというが、私は招待されていないことを知った。排他されたと感じた。演者の一人の武部忠夫氏から口頭で誘われていくこととした。古川氏の受賞まで過程の話を聞いた。賞のために、賞に乗っかって生きた人であろうか。人生や文学の本質に迫ってみたい。予想外の日程

  • 政治家への信、不信

    お客が私の研究室まで案内されること、職員たちが昨日も3回、丁寧にガイドしてくれた。新任の方が多く、私は職員の顔を知らず恐縮であった。お客と会う度に日韓関係が触れられるが、すべてというほど日韓関係を悪くしたのはいうまでもなく政治家、彼らへの不信、民間交流はかわりないという論調である。なぜ政治家を不信しながら政治に影響されるか。不信すること、矛盾であろう。その矛盾が昨日出た。ある人から下関市の発展企画に関する話があり、政治家の力を借りなければならないといった。観光施設、大学の機能拡大など大きい問題が話題になった。またある会にメンバーなって欲しいと誘いがあった。政治家への信、不信で私の頭がこんがらがってしまった。政治家への信、不信

  • 「親しい人」friendly

    昨日のクラスには二人の日本人を除いてすべて30人が留学生。その前で、私の留学の時の失敗談を例話にした。当時は日本の大学側や教員たちも留学生に対する理解が足りなかったと思う。留学生の私が目立ち、笑われたり非難されることが多かった。書類に指導教官との関係欄に「親しい人」friendlyと書いたのが「親族だ」と嘘ついたと女子教授によって学内に大騒ぎ、お茶を以て冗談ぼく話をしてみたが、それが今でいうならセクハラと非難されたこともあった。2回も盗人とされたが誤解であって謝罪を受けた。文部省の研究費を貰い、猛勉強、文学博士号を取得、国立大学教授、今に至っている。温かい日本人が圧倒的に多かったが、いまだに著書で誤解されることが多い。構わないと思いながらも、上手くいっていないかな、とも思う時がある。「親しい人」friendly

  • 「花は美しくない」

    話したい、考えたい時、図書館に努めている新谷明雲教授に会う。昨日もそうであった。ご自分の名前の「明雲」は韓国と中国にも多いという。多くありそうな名前である。ついでに私の「吉城」はすくなくとも韓国では唯一、それほど悪運の名という話。その話はしばしば言っているので話題を変えた。彼は文明技術史を講義している。美の話を出した。私は混頓も美、花、人間・・・なぜ美しいか。花はなぜ美しいか。彼に図書館で展示中の「赤江瀑展」に連れられて行った。赤江氏の「花は美しくない」という黙筆を見せてくれた。ただの逆言を言ったのか、深く考えたのか。美人、妓生をもって考えた原稿『絵葉書で見る近代朝鮮』(民俗苑)を彼に渡した。それは紀要への投稿文である。『絵葉書で見る近代朝鮮(그림엽서로보는근대조선)』監修:崔吉城、編集解説:浦川和也2017I...「花は美しくない」

  • 日記とは

    今戦前、終戦、戦後にかけて生きていたある人の日記を読んでいる。読書会のメンバーの古本氏から頂いたものである。高校時代に戀愛感を素直に、時には英語で書いている。まだ悩みも書いてある。私のその時を回想させる。私のコラムの文は私事でも書いている。私の日記、多くは紛失、今のこの文はその続きではあるが日記とは言えない。ただ毎日書かなければならない習慣によるものである。それは数十年間書いてきた日記を書く習慣からの連続されるものでもある。日記とはよりプライベートなものであり、自慢のものや恥ずかしいものもある、面白く書くものでもない。なぜ日記を書くのか、誰に読まされるものか、私自身も正確に分からない。最近私は慰安所帳場人の日記を読み、紹介する『慰安婦の真実』を出した。朴氏が書いた慰安所の内容も重要であるが、私は日記者、ぞの人と...日記とは

  • ノートルダム寺院が火災

    千年近い古い、パリのノートルダム寺院が火災で屋根がほぼ全焼し、尖塔も倒壊された。昔、行って見た時の印象は他の寺院より木造の部分が多く、火事の憂いを持っているが火事というニュースで本当であろうか、驚いた。改修作業からの事故であろう。迅速の対応を祈る。韓国の山火事では被害が大きいが、政府が急速に対応したことを褒めなければならない。先週私が通う教会の尖塔から雨漏れが心配だという担当者の話を聞いて、早く対応して欲しいと。入り口に10年ほど前植樹したソテツが伸びすぎて剪定をしたが、葉を捨てるのももったいない。以心伝心、山田寛人氏がソテツの葉で教壇に飾った写真を送ってくれた。美しいので添付する。私も教壇に飾りたいが、私には生け花もさせてくれない。ノートルダム寺院が火災

  • 堀家兄弟の作品

    家内の誕生日に祝ってのメッセージが多く、中には昨朝広島からプレゼント(写真)と花を持って訪ねて来られたのは前田よしみ氏。サラダに雑草のような花を載せるとより美しい。祝花を私が手直し、部屋は一気に祝賀ムード。教会の入り口で会った韓国からの旅人の夫婦との寸話、「他の国も多いのになぜ日本に住むか?」大問題の質問に答えず、残念であった。町には歴史ワークの人が多い。美術館に寄った。堀家兄弟の作品、堀研の桜の絵には圧倒される迫力、堀晃の海と魚の絵たちから迫力と美感。嬉しかった。堀家兄弟の作品

  • 「4月の雪」

    「4月の雪」、韓国の映画の題である。日本語では「外出」になっている。4月の雪、日本(東京など)ではありえないと思われる。実は4月に雪騒動、寒さがまだ残っている。しかし「春は行く」という詩のように時間は流れる。すぐ暑くなるだろう。冷えた東アジアの状況は変わるか。日韓関係の氷はなかなか解けない。私は自他共に中立的だと思い、言われているが、それが難しい。どんどん韓国から気分的に離れる傾向がある。私自身より韓国からの追い出すパワーによるものと感ずる。海外同胞が多いと韓国は自慢するが実は同胞を追い出すからであろうとも思う。文大統領とトランプ大統領との会談は成功か失敗か、それは会うだけでも良いが、日本のメディアはほぼ失敗したという。昨夜の韓国のテレビは文氏の味方、まだ民主主義は十分ではないと感じた。一方日本の場合野党乱立、...「4月の雪」

  • 友愛

    昨朝ソウルの姉から家内への電話、それは家内の誕生日祝いのためだった。私はその日も、カレンダーも忘れていた。夕食は家内自作のワカメスープ、おめでとう。日韓親善協会の総務理事の伊藤巧氏が訪ねて来た。韓国からのバッシングをよくご存知なのに日韓親善協会の機関誌に原稿請託されたことは意味が深い。日韓関係の最悪の中にも異次元の親善友愛が、優先されるということであろう。講義では「花見」の日本文化論を議論した。定期健診のために近い池田病院まで歩いた。近道を歩いているとき、反対側の車線の車が止まるのが見えた。そのまま歩いた。気が付いたら車が私の横に留まった。櫛田学長から声をかけられた。送ってくださるということ、その心配りに感心した。友愛

  • 初授業

    今年度の初授業「アジア言文化言語論」、同僚が親切に教室準備をしてくれ、30人以上の学生の前に立った。私は20代から60年間の教育、講義歴であっても新鮮、かつ緊張の時であった。古い内容を繰り返すのではなく、常に教授法を新しく開発しようとしている。自己紹介はwebsiteによる通信のために私のフェースブック、ブログ、ツイッターなどを英語と日本語で紹介(プリント資料)から始まった。学生たちからも自己紹介、日本、韓国、中国、ベトナム、タイ、ミャンマ、ネパールの学生たち。中には日本人の学生二人、一人はニュージーランド留学の経験者。まず日本語が十分ではないようでリスニングテストのように話をした。話のメーンポイントをキャッチできるか。まず私の長生き、それは第一波、第二波、第三波まで人類史全般を生きたということ。そして一人旅の...初授業

  • 「今の天皇は優しい」

    ある同僚から聞いた話が耳に残っている。「今の天皇は優しい」。民族や国家を越えて周辺国には既に訪問済みなのにもかかわらず、なぜか韓国には行かれないかと。韓国国会議長の文氏は天皇の優しさを知ったうえで発言したのに日本のマスコミがもち上げて騒ぐだけであるというのである。一体どうなっているのか。発言の全体、状況から理解しなければならない。確かなのはメディアを信頼しないことである。トランプ大統領がフェイクニュースと言いながらツイッターで直接投稿しているのが理解できる。しかしメディアは大きい情報システムである。無視することはできない。メディアから流されず、反論反撃などをしても良いだろう。一方的に流れるメディアを相互的なコミュニケーションへ変えなければならない。一方的な新聞などは廃れている。昨日あるテレビ企画者からの電話に、...「今の天皇は優しい」

  • 渋沢栄一

    私は植民地朝鮮の映像や記録を日韓両国に紹介したことがあるが、その中心人物が渋沢敬三である。昨日敬三の祖父の渋沢栄一氏が新しい紙幣画像に顔写真が載ると発表された。韓国では日本の近代化、資本主義による朝鮮侵略の中心人物だと猛批判している。伊藤博文の写真にも強い抵抗があったように。私は叫びたい。「韓国よ、植民地から解放されよ、独立してくれ」日韓については歴史を冷静に語れない「敵関係」であるのは残念である。今、新たに思い出す。その一家の勤勉と遊蕩の興亡が描かれている佐野眞一氏の本が面白い。数年前神奈川大学でのシンポの時渋沢系の子孫たちに会ったこともある。敬三は祖父栄一から当時最新ムビーカメラをプレゼントされて、貴重な映像を多く残している。中には1936年韓国の蔚山、西海諸島での民俗の映像記録を残したのは貴重なものである...渋沢栄一

  • 出会い

    新学期の講義が始まる。立ち停まって教育とは何か、新しく考える。出会いである。強く教えると洗脳と言われる。しないと原始野蛮になろうと。教育の始まりは出会い、先生と学生が会うことである。さまざまな出会いがある。私は家内に会って、大きく変わっている。それも教育であろう。はじめに家内が犬を愛するのを迷惑と思った。どんどん私が犬が好きになった。いま本気でミミが好きになった。そして人格が変わった。人や生物を本気で愛するようになった。老犬ミミが一刻でも長く生きるように願っている。玩具や番犬などから伴侶になっていく。貴重な恵みをいたたいている。出会い

  • 「子供にとっては日本が良い」

    「欲望が麻薬」「死なないと生けない」との重いメッセージの後、もっと重い話。教会の玄関で花見の話から私が日本が住み良いかと…、在日の長老が「韓国が良いだろう」と。最近韓国から幼児を連れて来られて半年ほど住んでいる若奥さんが生活体験談として「子供にとっては日本が良い」と言った。それに在日の長老は北朝鮮に対置している韓国で民族教育を受けさせなければならないと一喝。説教より重い話。また韓国から来られて住んでいる長老は「韓国の教育は問題がある」と。数分間の立ち話が国際教育シンポのように感じた。「子供にとっては日本が良い」

  • 花満喫

    入学式が20分ほど遅れた。新入生が大幅に増えたのに椅子が足りなかったので椅子を運ぶのに時間がかかった。私は大学が活気を戻せのたということで嬉しかった。多くの教員や学生から声たをかけられた。学父兄席から李牧師が声を掛けてくれた。少子高齢化云々と決り文句があっても私はこのようなグローバル化を嬉しく思っている。次はどう教えるか、教育の質の課題であろう。学長の式辞で「地域に生き、グローバルに考える」「時代のニーズを読み社会の要請に応える大学」「人間教育と、研究を行う大学」と述べられた。そして大学は「温かい人と人との交流がある場所」であると強調した。また「友は一生の財産だ」ともいわれた。式が終わって同僚の金田晉教授が研究所に訪ねて来られ、談笑、彼が私をこの大学に誘って下さった。彼とは二つのの大学で同僚、友となって二十数年...花満喫

  • 韓国で大型山火事

    日本では地震など数分で報道されることには感謝すべきであろう。韓国で大型山火事から4時間ほど後から報道したと韓国の国営放送が非難されている中に昨夜KBS9時ニュースは1時間以上東海岸山間の北東部の江原道高城郡での大型山火事について集中的に報道した。私は昔その山間地域を広く調査に歩いたところでもあり、悲惨な状況に心痛くなった。固城市は38度線の以北、今は休戦線の以南ではあるが、火事が北朝鮮へ広がるかと心配したがニュースには言われなかった。BBCはその懸念する声があった。南北が接しているからである。EUとUKも高速列車で簡単に往来したがイギリスのEUから離脱BREXIT問題で税関検査などで時間がかかり不評が多く出ている。離脱世論調査と国民投票でイギリス、ウェールズ、スコットランドの地方の意見が著しく異なる。沖縄は日本...韓国で大型山火事

  • 「引きこもり」

    「引きこもり」が100万人とも報じられている。私は統計以前に日本社会が如何にそのような社会であるか、皮膚で感じている。引きこもり、いじめ、自殺、ハラスメント、ヘイトスピーチ、差別などが強調されていること、そして迷惑かけない、妄言叩き、規制、法律を多く作り、蜘蛛の巣のような行動制約をある社会と常に感じている。「危険な外」に対して「安全な家」になり、引きこもるのは自然であろう。このように多くのネガティブキャンペーンも必要と思われても、反面逞しい子供教育、防衛的な人格形成がより必要と思う。tvで尾木教育評論家からもそのような話を聞いた覚えがない。虐められて、差別されて、ハラスメントされてもそれを乗り越えていく人格形成の教育が必要である。私も「杜門不出」まとまった時間が欲しく、春休み読書と執筆を楽しんでいる。これも引き...「引きこもり」

  • 結婚主礼

    元文学季刊誌『생각과느낌思想と感情』の主幹のノジンファ노진화氏からフェイスブックに投稿されている。嬉しい。今年結婚30周年、それは私が結婚主礼をしたということが書かれている。思い出される。올해결혼30주년을보내면서주례서주신교수님께고마운인사도드리지못하였네요.저희는소박하게별탈없이지내고있습니다.가까운날에교수님얼굴뵙는그런고마운순간이오겠지요.아!최길성교수님!그동안소원하였습니다.간간이교수님소식은페북으로듣고있었지만안부여쭙지못하여서죄송합니다.올해결혼30주년을보내면서주례서주신교수님께고마운인사도드리지못하였네요.저희는소박하게별탈없이지내고있습니다.가까운날에교수님얼굴뵙는그런고마운순간이오겠지요.늘왕성한저술활동을하시는모습귀감이십니다.일본어쓰기베스트셀러도축하합니다.건강하십시오.結婚主礼

  • 乱読

    乱暴な読書をしている。民俗苑出版の『絵葉書から見る近代朝鮮』第6巻「風俗の絵葉書」の解説のために李朝の春画、日本の芸者などの本、キンドルの電子ブック『TheMemoirsofaGeisya』から新潮文庫の『さゆり』、『関の廓』『京都のくるわ』など開いて、折って、ブックマークなどが散乱している中での乱読、しかし焦点がある。それは文章や表現ではなく、思考力への考察、詮索である。世間の妄言でも思考があれば掬ってあげる。思考について読む。乱読と精読の矛盾な混乱から考える挑戦の時間である。乱読

  • 辞令を受領

    4月1日東亜大学学長から東アジア文化研究所所長の辞令を受領した。感謝である。新元号と共に新しい時代が始まる。留学して日本に居を移して生きる私は留学生に教えることが嬉しい、幸せである。私は日本人になりきっていない。新年号が決まっても嬉しいという感情は湧いてこない。日本で基礎教育を受けていないからであろうか。韓国でも檀紀という元号が使われたことがあった。西暦に2333を足して使用した不便さを覚えている。すでに使用しなくなっている。西暦だけでも不便ではないのに元号は日本のナショナリズムだろう。辞令を受領

  • 「花冷え」

    桜の開花ニュースが多いが今日は、「花冷え」である。韓国ではこの寒さを花が咲くのを妬む寒さだというが日本語にもあるのを家内から知らされた。花冷えで花見を長引かせるのか、寒い。室内の花を外に出して心痛くなる。熱帯植物を外に出して心痛くなる。10年間も育てて1メートル以上の観葉植物のアレカヤシを外に出して夜心配となる。愛情であろう。大切にしてくれる貰い手がいたら差し上げたいと思い、倉光氏の病院に寄贈することにした。病院の玄関にでも置いていただければと思っている。蘭も毎年増えている。貰い手を考えている。「花冷え」

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