通常、何か問題が起こると、園長先生をトップに何かしら動きがあるのですが、こちらの園では、どうも担任の先生方の動きが違うんです。あらかじめ決めた事を進めている様子は分かるんですが、事あるごとに常に先生同士が話し合い、相談して、その場その場の状況に応じて、判断して行動している様...
どうして感動したんだろうか?そういう答えが出ない感動ってありますよね。目を真っ赤にして、涙を一杯溜めて、詳しく感想を伺う時間もありませんでしたが、職員の方から、「本当に喜んでおられましたよ!」と、感謝のコメントが。そういうレベルを下げずに、今ある作品、新しい作品で感動して頂...
「怖い、怖い」太鼓の演奏が始まると同時に泣き出す園児がいました。確かに、人間の持てる最高を神に捧げ、無病息災や五穀豊穣などの願いを聞き入れてもらうという、これまでの「芸能」の果たしてきた役割が、どこかおどろおどろしい雰囲気を持っているのも否めません。どうやら彼の体の中にある...
窓越しに見えるその風景の移ろいから、季節を感じられるというものですが、利用者の皆さんにとっては、私達の日常生活ほどの刺激がそれほどあるとも思えません。職員の皆さんによる、飾り付けの工夫が至る所で目を引きます。「今年も元気に無病息災で過ごしましょう!」そう感じる縁起のいい楽し...
こちらの施設、伺い始めてからもう4年が経ちます。会場にある備え付け家具のレイアウトにも原因があったのですが、毎年位置的に見づらい方が出てしまい、その都度改善を重ねてきました。今年やっとほぼ皆さんの見やすい舞台設定になったように思います。担当して下さる職員の方々の情熱のお蔭で...
今年は、近場に出掛けようという気分なのでしょうか?例年になくたくさんの人々で賑わいました!特に、三味線に注視する子ども達の視線が印象的でした!そう、実に珍しい!餅が配られている列に並び、必ず貰えるんだという安心感の中、何気なく次に関心を寄せたのが、三味線でした!どんな思いで...
公演好評につき、早速次回公演日程が決まりました!本当に嬉しい限りです。毎年伺っているので、もう飽きられたんじゃないかと、ふと頭をよぎる事もあるのです。それでも、獅子に頭を噛まれる幸せを、顔をくしゃくしゃにして、体いっぱいで表現して下さる皆さんの姿には、いつもこちらの身が正さ...
先代の園長先生の急逝に伴い後を引き継いだ現園長先生。大変なご苦労をされたと思いますが、一緒に園を支えるいいスタッフの皆さんに恵まれ、活気に満ち溢れていました!園の先生方で話し合い決めた、今風の色、デザインが施された新園舎が輝いていました!色んな思いや未来への希望溢れる情熱が...
伝統芸能の公演先としては非常に珍しい処にお邪魔しました。プロスケーターを生み出すそんなローラースケート練習場に伺い、生徒やスタッフの皆さんにひと時を楽しんで頂きました。勿論、公演先などこだわらずに来た私達ですが、さすがにスポーツ練習場というジャンルはありませんでした。体育会...
昨年はベートーヴェンの第九交響曲が日本で初演され100周年で、姫路でも恒例の第九演奏会が行われました。また、打ち上げの席では、第九成功を祝っての「もちつきばやし」も恒例で行われました。最初は、クラシックなのに大丈夫なのかな?という不安もありましたが、「餅つき楽しみにしていま...
子どもの頃見た教科書に、田植えをしているからわらで、太鼓や笛を楽しそうに演奏している人々の挿絵があったのを覚えています。田植えは重労働だから、そんな事はせずに手伝った方がいいんじゃないかとよく思ったものでした。意味が分かりませんでした。今日のこの「もちつきばやし」、考えてみ...
テレビで伝統芸能番組なんてほぼほぼ放送なんてされません。それほど魅力がないのでしょうか?日本各地に数えきれない位たくさんある伝統芸能なのに、音楽の授業で習った記憶もありません。クラシック音楽やバレエの方がやはり優れているからなのでしょうか?西洋文化溢れる巷では、どうも伝統芸...
これも先生の人徳なのでしょうか?門扉越しに私達を出迎えて下さる園長先生のお顔を拝見すると、何故かほっとするのでした!「いいお天気で何よりですね!」とご挨拶をすると「私は晴れ女なので、今まで1度も雨にたたられた事ないのよ!」とのお返事。ん~なるほど。両隣の自治会長さんやコミセ...
保護者会の申し渡し事項なのだろうか、毎年保護者の皆さんによる「玉すだれ」が恒例の演目となっています。ところが!今年のお父さん、お顔がもう一つ冴えません。仕事ではなく、芸能なのに。いやいや、そんな事を望む方がおかしいですよね。お父さんは真面目で一筋なんです!ところが!演目変わ...
今日は、園をあげての秋祭りです!親子による演劇、花こま公演、バザーもありました!同じ園に通う保護者が一堂に集まり、園児、先生を交えた一大交流会となりました!何と!お父さんがオオカミ役で演劇に出演!「保護者の方からの提案がなければ、お父さんの出演はありませんでした!」と、園長...
「一年に一度は、子ども達に見せたい!」そういう思いで私達を迎えて下さっています。私達は、いつも新しい演目で上演し続けるという訳にはいきませんが、特に、「獅子舞」などは毎年要望を受ける演目です。お祭りでは、地元の皆さんが練習を重ねて、先祖から受け継がれたものを奉納続けられ、毎...
公民館主催の3世代交流事業にお邪魔しました。「花こま」の「伝統芸能」を見られる方がほとんどの様に感じました。良くおいで下さったものだなぁと感謝致しております。館長さん飛び入りによる「玉すだれ」初挑戦は圧巻でした!ご本人は必死だったでしょうが、人柄もあり和やかな笑いが会場中に...
園長先生の長年の努力(秋の猿まわし&花こま公演)〔兵庫県尼崎市〕
毎年、近隣にお住いの方々に、公演の案内をし続けておられます。長年の積み重ねというものは、1回では作りえない深みがあります。閑散とした午後の公園でした、開演時間が近づいてまいりますと、当該保育園児に加え、ベビーカーに赤ちゃんを乗せたお母さん方がお友達と一緒にやって来られました...
「怖さ」を考える(秋の猿まわし&花こま公演)〔兵庫県尼崎市〕
園長先生曰く、「映画やテレビなどで、グロテスクなシーンを喜んで見ている子ども達が、獅子舞にこんなにも怖がるなんて!」。白昼堂々と広い広場の真ん中で演じた「獅子舞」への反応に驚かれたようです。「怖い」といっても、見捨てられる「怖さ」、命を奪われる「怖さ」など、様々な「怖さ」が...
揺れ動く気持ちを乗り越えて(秋の猿まわし&花こま公演)〔兵庫県神戸市〕
公演中に流される涙、思わず吹き出る笑い顔、感謝の念に堪えないうるうるとした瞳など、喜んで頂こうと全身全霊でこちらが臨んでいる時に、ふと客席のその様な姿が目に入ると、胸が熱くなり、感涙に堪えません。それでも、手を緩める訳にはいきません。持てる力で考え付く表現で、最後までやり切...
同志としての信頼(秋の猿まわし&花こま公演)〔兵庫県神戸市〕
こちらは、民族芸能への無上の愛着を持っておられる保育園です。縁あって九州の芸能をこよなく愛し、その芸能を学び続けられ、子ども達にも伝授されています。そういう訳で、芸能を追究しているという同志的な繋がりを感じる訳です。毎年、私達を心からお迎え下さり、お互いを確認する機会ともな...
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