小1〜中2まで、ほぼ不登校だった次男が、高校に入学した。私は学校を卒業後、自分の興味関心のあるものに対し、初めて勉強が好き!って思えた経験から、おそらく子どもに 「勉強しなさい」 と一度も言ったことはないと思う。次男は学校に行かない時間を、動画やゲームで過ごすこともあったが、小説を読むことに費やしてもいた。いつしか、BOOKOFFに行くと、何冊もの文庫本を手にするようになっていた。ときどき私に買ってほしいと求めるものは、ブックカバーだったりした。 中3になって、毎日学校に行くようになっても、書字が苦手で苦労したと思う。それでも、支援級で先生たちに見守られ、よくがんばっていた。 そして、彼の求め…