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野に還る https://blog.goo.ne.jp/fumi2359

ペンタックスをザックにいれ野山に花や鳥、虫たちを追う。身を土に返すまでのほんのひと時、さあ野遊びの時

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2015/07/05

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  • 蕪栗沼の夕景

    青森から宮城県の北部にある蕪栗沼にやってきたのは午後4時過ぎ。晴れてはいたが、この日は風が強かった。大きい雲だ。マガンの越冬地として知られる蕪栗沼。こんなサイトがここに。遮るもののない風景が目の前に広がる。心が自然と伸びやかになる。陽が落ちてしまう前に沼を回ることにする。吹き過ぐ風はかなり冷たい。また例年に比べると雪はかなり少ないようだ。氷の張っていないところで、白鳥たちは寛いでいる。オナガガモ、マガモ、カルガモ、ヒドリガモなどの群れが見える。少し大きいのはヒシクイのようだ。番の白鳥が帰ってきた。羽繕いをしながら夜を迎える薄暮の中で既に眠りに入っている鳥もいる。夢など見るのだろうか。ハシビロガモが葦の中に現れた。ハクチョウたちも次第に帰ってきた。帰ってきたハクチョウたちに挨拶するかのように伸びをした。泥の中に顔...蕪栗沼の夕景

  • 駆け足で弘前公園へ

    3日目の青森市内。昨日はちとせホテルという安宿に泊まった。備品は必要最小限だが、一泊2800円(税込み)の宿代は素晴らしい。ただし、wifiは使えず、テレビはアナログテレビなので顔が歪んで映る。それでも部屋は清潔で広いし、何より市街地のど真ん中で駅まで5分とかからない。翌朝6時すぐ近くが青森港なので、朝の散歩に出かけた。この日は昼頃から日差しが期待できるということだったが、今のところは曇り空だ。前方に見えてきたのは青函連絡船に使われていた八甲田丸。現在は博物館として再生されている。あわよくば珍しい鳥に会えないかと期待したのだが、やっとウミアイサの番に会えただけだった。左側は青森駅のホーム、右は八甲田丸とドック少し引くとこんな感じ、昔は駅のホームからそのまま青函連絡船に乗れた。さて今日は昼には新青森→古川の指定を...駆け足で弘前公園へ

  • 種差海岸を歩く

    普段は時間をかけて新聞を読むことは少なくなった私だが、今朝の「世界上位26人と下位38億人の資産が同じ」という記事には思わず見入ってしまった。国際慈善団体オックスファムの報告によると世界上位26人の富裕層が持つ資産は世界の下位半数38億人の資産に匹敵するのだという。この報告ではさらに、その資産格差は前年度に比べて富裕層は12%増え、貧困層は11%減少したのだという。さらに富裕層の上位1%に0.5%課税を増やせば、「学校に行けない2億6200万人の子どもの教育ができ、そのうえ医療サービスの提供で330万人の命を救うことができる」としている。等比級数的に拡大する格差社会に行き着く先はどんな社会なのだろうか。4月から消費税が値上げされる。日本でも同様に所得の格差は益々広がっていくのだろう。恐ろしい。さて青森浅虫温泉の...種差海岸を歩く

  • 吹雪の三内丸山遺跡

    正月以来、のんべんだらりと生きてきて、これじゃいけないと一念発起した。これではいけないと大人の休日俱楽部パスを使い青森まで吹雪を体験しに出かけてきた。昼前に出て、4時間足らずで新青森駅に到着。早い!電車を降りるとねぶたのミニチュアが出迎えてくれた。駅を一歩出ると本物の銀世界、吹きすさぶ風に情け容赦は全くない。バス停にはバス一台もなく、人の姿もまったく見えない。10分遅れでやってきた市内観光バスねぶたん号に乗って、念願の三内丸山遺跡へ。(私は三内丸の山だと思っていたのだが、本当は三内地区にある丸山遺跡ということらしい。つまり三内丸山遺跡となる。)10分少々でバスは到着。周囲はすべて雪建物の中に入るとやっと人心地がついた。人の背丈より大きい土器がお出迎え。建物は時游館と呼ばれぐるりと一周するつくりになっている。遺跡...吹雪の三内丸山遺跡

  • 冬鳥たち③

    節季はまもなく小寒から大寒へと(今年は1月20日から)変わる。寒さは変わらず厳しいのだが、天気は来る日も来る日も晴れが続いている。先だって久しぶりに雪が降ったのだが、降水量は1mmにもならなかったらしい。私は休みの日ごとに鳥見に走り回っているのだが、収穫の少ない日がほとんどだ。そんな中、今回は思い切って遠出をして神奈川県の丹沢山麓の辺りをうろついてきた。何度か訪ねているこの地だが、やはり今年は全く雪が見られないようだ。休日にもかかわらず、駐車場には車はまったく見られない。ツルウメモドキの実にツグミが来ていた。ホオジロの♂と♀を薄のなかに見つけた。少し遠かったが、ルリビタキもいた。近くの藪でガサガサと大きな音がしたと思ったら、ニホンザルが現れた。6,7頭ぐらいの小さな群れだ。中に一頭、風格から言ってこれがボスかも...冬鳥たち③

  • 冬鳥たち②

    以前花のない冬の時期は、イルミネーションを撮りに都心に出かけたこともあった。が最近はもっぱら人込みを避け公園や低山に出かけ鳥撮りの日々を送っている。今年は鳥が少ないと去年から嘆いていたが、まぁ年を越せば少しは増えてくるだろうと思っていた。が、どいうわけか一向に増えない。フィールドで会う、好きの人たちに聞いても一様に同じことを嘆く。一体どうしたことだろう。原発事故の影響が8年目にして冬鳥たちに、出始めたとでもいうのだろうか。荒川の畔。首の長い鳥はカンムリカイツブリ。ずいぶんと近いところに浮上してくれた。カイツブリ類は日本で5種みられるが、この辺ではカイツブリ、ハジロカイツブリ、そしてカンムリカイツブリの3種が普通に見られる。なおカイツブリ類は雌雄同色なので区別できない。この個体はすっかり冬羽にかわっている。荒川本...冬鳥たち②

  • 南高尾ー関東ふれあいの道を歩く

    前回も書いたのだが、今年の年越し正月は7連休だった。一日おきに探鳥に出かけ、間の三日はもっぱらテレビと読書で過ごした。収穫は原田マハの「キネマの神様」と帚木蓬生の「水神」の2冊だった。どちらも涙腺が緩みっぱなしの一気読みの本だった。それにしても老いたのだろうか、ちょっとしたエピソードでウルっと来てしまう。電車やバスの中で読んでいると恥ずかしくなる位で、窓外を流れる景色で紛らわす始末だ。さて高尾山周辺は正月は込み合うので、バスで大垂水峠まで行きそこから歩くことにした。今回の狙いはシモバシラと富士山、運が良ければ冬鳥にも会えるかもしれない。途中の休憩場所からの相模川と富士山の風景がこのコースの白眉。標準レンズだとこんなに小さい富士だが、望遠だと眼下に見える相模川の流れも大河然として素晴らしい。花は見られないが冬枯れ...南高尾ー関東ふれあいの道を歩く

  • 冬鳥たち①

    年越しから正月にかけては7連休。鳥を見に出かけては一日休み再び鳥を見に出かけるという一週間を過ごした。鳥見に出ない日は最低限のお勤めを済ました後は一日中テレビと読書でごろごろしていた。そして一日おきに近場に出かけて鳥を探すという、実に単調なつまりは探鳥な日々を幸せにも過ごすことができた。そんな日々も今日で終わり明日からはいよいよ仕事だ、こんな毎日にも飽きてしまったのだし、しょうがないそろそろ気分転換に仕事でもしてやるか!12月から撮りため冬鳥たちを見てもらうとしよう。まずは多摩川の河原で見たルリビタキ、多分♀。薄暗いところでひっそりと餌を探していた。うん?あれっ!消えたと思ったら見事に餌を銜えて再び登場。ムクロジの樹の上にとまっているのはカワラヒワ遠くの流れの中にいるのはホオジロガモ今年はまだ3羽しか来ていない...冬鳥たち①

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