劇場映画はテレビに対応するため画面はワイドスクリーンになってカラー映像になりました。つまり、テレビは白黒画面で、カラー(色彩)映像は映画館でということになりました。ーーーやがて、テレビも、カラー撮像管、フィリップスのプランビコンの登場で一気にカラーテレビ時代になります。それまでの白黒のニュース番組もカラー化されます。ーーーテレビ各局では、カラーフィルムの自動現像機が設置されました。カラーテレビニュース番組はスタートしますが、間もなく次のENG時代がやってきました。カラーテレビ到来
新しく始まったテレビは映画と同じ動画の世界です同じ動画でもテレビは電気信号の世界です。テレビでも、アメリカから機材が入って来ましたが、国産の機材も出てきました。ーーー当時、日本では、東京、大阪以外に全国でテレビ局かが開局しました。大量のテレビ機材が必要になりました。そこで、国産の機材が当てられました。ーーーテレビの番組はほとんど、電気信号で処理されましたが、唯一、毎日のニュース番組だけは、映画と同じ銀塩フィルム(16㍉)を使います。映画フィルムを使うカメラ(シネカメラ)の国産品はありませんでした。どうして、映画カメラが日本で作られなかったのか、私はどうしても判りません。ーーー全国のテレビ局のニュース番組取材カメラはアメリカ、ベル&ハウエル社のフィルモ70DRカメラが標準になりました。ニュース取材はフィルモ
新しい動画として日本でもテレビ放送が始まりました。テレビ放送の動画はすべて電気信号の世界です。動画といえば、今までフィルムを使っていました。そこへ新しく電気信号で動画を扱うのかテレビでした。ーーー新しく動画を製作するテレビでは、その動画を制作する機器は、ほとんど国産機器でスタートしました。ーーー新しい動画のテレビ番組でも唯一、ニュース番組だけは16㍉フィルムて制作されていました。当時、劇場映画カメラは、完全に舶来製で輸入品でした。16㍉フィルムカメラも国産品は乏しく舶来製がほとんどでした。ーーー新しくスタートした日本のテレビ局のニュース番組の制作カメラはアメリカ、ベル&ハウエル社の16㍉フイルムカメラ、フィルモ70DRで始まりました。テレビニュースの取材カメラ
映画館で上映されるニュース映画のカメラは35㍉フイルム使用のアイモが主力でした…新しく始まったテレビのニュース番組のカメラは16㍉フィルム使用のフィルモ70DRが主力カメラでした。ーーーニュースで使用されるカメラは映画もテレビもベル&ハウエル社でアメリカ製でした。新しく始まったテレビでも映画と同じように国産の動画カメラはありませんでした。ーーーこのベル&ハウエル社のアイモもフィルモも動力はゼンマイで、撮影前に手でハンドルを巻き上げて動作させます。アイモもフィルモも撮影時間は短いので、電池など使わないので、簡単でした。テレビニュースの取材カメラ
新しい動画の世界、テレビが家庭にやってきて、毎日新しい動画のニュースか見えるようなりました…それまでの動画ニュースは映画館で封切りの一週間、同じニュースでした。ーーー映画館では、次の予告編に続いてニュース映画か上映されていました。又、ニュース映画館として数本のニュースをまとめて上演するだけでした。ーーーそれに比べて、テレビのニュース番組は毎日、数回新しいニュースを放送していました…私は、毎日新しいニュースを観られるので、うれしくなりました…次からテレビのニュース番組について思い出してみます。映画館とテレビのニュース
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