論語漫歩607 『星の王子さま』 「敬天愛人」4 いよいよ、「西郷隆盛」の最終回である。これまで見てきたように、西郷の言葉 「敬天愛人」 は、キリス…
前回我々は、「臨死体験者」たちが、 「全知全能感」 を得たこと、すなわち、宇宙や星に至るまで、ありとあらゆるものの、過去・現在・未来を知り得ることを見…
前回我々は、この世で我々が学習することはすべてあの世で学習済みのことであり、 「学習」は、「想起」にほかならない という、プラトンの「想起説」(『メノン…
前回我々は、1989年に邦訳された『続かいまみた死後の世界』p15で、死の世界にかなり長くとどまっていた人にのみ現れる「全知全能感」という、驚くべき現象を見…
前回我々は、1975年世界の主要都市で同時発売され、たちまち世界中に多大な衝撃を与え、1000万部を突破した、アメリカのレイモンド・ムーディ博士の『Life…
前回我々は、「臨死体験者」たちが、「一瞬」にして、全生涯を再体験することを確認した。「一瞬」にして、「過去」を再体験できるのであれば、「一瞬」にして、「未来」…
論語漫歩601 『星の王子さま』 インスピレーションはなぜ起きるか?
前回我々は、内村鑑三が「明治維新」を「世界史上の一大転機」と見ていたこと、そしてその「維新」の起きる前に、西郷が、「神」のごとき正確さで、その全貌を知っていた…
前回我々は、西郷の人生観の要約である 「敬天愛人」 が、「知の最高極致」であり、キリスト教の 「究極の教え」 に一致する理由を見た。すなわち、内村…
論語漫歩599 『星の王子さま』 「敬天愛人」4 「静かなる細い声」
そろそろ、『星の王子さま』に帰る時が近づいている。前回は、「敬天愛人」が、西郷の「人生観の要約」であり、「知の最高極致」であること、反対に、「無知」とは、「自…
『西郷南洲遺訓』(1939年岩波文庫)と『代表的日本人』(1995年岩波文庫)にはまだまだ西郷の偉大な思想がぎっしりつまっているが、きりがないので、そろそろ『…
我々は、これまで2回にわたって、西郷が、「孔子」のように、「謙譲の人」であったのを見た。今回は、同じく西郷が、「孔子」のように、「童心の人」であったことを見る…
前回我々は、西郷がいかに「謙譲の人」であったかの一例を見た。今回は、その第二例である。『代表的日本人』1995年岩波文庫 p36 p38 日本の陸軍大…
今回から、「謙譲の人 西郷」について述べることにしよう。 我々は、これまで、孔子がいかに 「謙譲の人」 であるかを度々見て来た。我らの西郷も、「謙譲その…
前回我々は、戦さを恐れて平和にしがみつき、正義が踏みにじられるがままにするのは、もはや、「政府」とは呼べない。それは、「商法支配所」と呼ばれるべきである、とい…
論語漫歩593 『星の王子さま』 「西郷 ナポレオン三世を批判」
前回我々は、西郷が、自分の命よりも、国家よりも、「正義」を尊重するのを見た。 『遺訓』第十八章に言う。 「義を尽くすは政府の本務なり。 しかるに平…
前回我々は、「西郷の勇気の秘密」が、彼の「完全なる自己否定」・「克己」・「自己愛の克服」にあるのを見た。今回も、その続きである。『代表的日本人』1995年岩波…
前回我々は、笑って死んだ 「真の勇者 西郷」 を見た。その「勇気」は、一体どこから来たのであろうか。今回は、すでに引用の終わっている、『遺訓』第二十一章…
前回我々は、「世界史上の一大転機」をなす「明治維新」の大業が、「天」の大いなる助けのもと、ペリーと西郷の協力によって達成されるのを見た。内村鑑三は分析する。…
前回我々は、「明治維新」を「世界史上の一大転機」と見る、内村鑑三の考えに触れた。今回は、「日本の使命」について。『代表的日本人』1995年岩波文庫p15 …
前回我々は、「天」の命に従って、日本が鎖国を続けたのは、「世界にとっても良いことだった」という、内村鑑三の言葉を見た。 もし日本が、自国の「アイデンティティ」…
前回我々は、「天」が、日本の国土を産み、「時」が来るまでは、世界と交わるなと命じたと、内村鑑三が言うのを見た。つまり、「鎖国」は、「天」の意志であり、「鎖国」…
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