論語漫歩626 『星の王子さま』 「ものそのもの ことそのこと」
前回我々は、ふるさとの星を、バオバブから、守るために、王子さまが、「羊」を欲しがっていたことを知った。 ユングの高弟フォン・フランツ女史の言うように、もし…
前回我々は、「羊」の正体を突き止めたかもしれない。すなわち「羊」が「キリスト」であることを。今回は、「バオバブ」について。第五章は、次のように始まる。岩波文庫…
前回我々は、王子さまにとって、「羊」が、なぜ、それほどまでに重要なのか、という問を提起した。 今回は、その答えである。 実は、われわれは、その答えをすでに知っ…
前回我々は、「絵」にかいた箱の中に、生きた「羊」が、実在しているのを見た。王子さまは、「絵」の箱の中を覗きながら言う。 「おや ! ねちゃったよ、このヒ…
論語漫歩622 『星の王子さま』 「おや ! ねちゃったよ、このヒツジ」
前回我々は、ヨハネ伝冒頭の有名な言葉 「初めに 言(ことば)ありき」 を見た。「言(ことば)」(声)は「神」であり、「言」には「生命」があり、「生命」は…
前回我々は、『星の王子さま』の重要登場者「王子さま」と「キツネ」が、「姿」より前に、「声」で登場するのを見た。すなわち、「声」が、「存在」に先行するのである。…
前回我々は、「ヒツジをほしがっていた。それが王子さまがこの世にいた証拠だ」という表現に触れた。「ヒツジをほしがっていた」ことが、なぜ、王子さまの存在証明になる…
論語漫歩619 『星の王子さま』 「王子さまは ヒツジをほしがっていた」
前回我々は、王子さまと孔子が、 いつも にこにこしている すてきな人であるのを見た。今回は、その続きである。もう一度、引用してみよう。 岩波文庫201…
今回も、前回に引き続いて、「数」にしか興味を持たず、「真実在」にほど遠い「大人」と「真実在」そのものの「子供」との対比について。 そんなわけですから、 …
論語漫歩617 『星の王子さま』 「どんな遊びが好き ? 」
前回我々は、「大人は数字が好き」なことを見た。今回も、その続きである。 おとなというものは、数字がすきです。 新しくできた友だちの話をするとき、 おと…
前回我々は、「大人」は、着ている「服」で、物事を判断するのを見た。今回はその続きである。 1909年、トルコの天文学者が、小惑星B-612番を発見し、万国天…
論語漫歩615 『星の王子さま』 「大人は着ている服で判断する」
前回我々は、王子さまが、他の「星」から来たこと、その星は、お家(うち)くらいの、ちっちゃな小惑星であることを知った。今回は、第4章に入る。 天文学者は、…
論語漫歩614 『星の王子さま』 「ね、、、、、ヒツジの絵をかいて ! 」
前回我々は、『星の王子さま』第2章を見た。第2章の初めで、王子さまは、この「声」で登場する。 「ね、、、、、ヒツジの絵をかいて ! 」 一切、何の前置き…
論語漫歩613 『星の王子さま』 見えないものが見える「子供」
前回我々は、人里を千マイルも離れた砂漠のど真ん中に、突如、王子さまが出現して、飛行士の度肝を抜くところを見た。 今回は、その続きである。 飛行士は、サハラ砂…
前回我々は、世の中は、現象界に埋没した愚かな「大人」たちばかりで、第1章に登場する「ゾウ」、すなわち、「英知」の象徴である「仏陀」は、めったに存在しないのを…
論語漫歩611 『星の王子さま』 「かけがえのない 物・事・人」
前回我々は、 「知性」と「英知」 「大人」と「子供」 の対比に触れた。 「大人」とは 「現象界」の住人 「子供」とは 「実在界」の住人 …
前回我々は、『星の王子さま』第1章前半を見た。「大人」とは、物事の表面しか見えない人のことであった。 今回は、第1章後半である。 こんどは、ウワバミの…
前回我々は、『星の王子さま』の第10章以下の数章に現れる「大人」たちを見た。どの章も 「おとなって、ほんとにへんだなあ」 という、王子さま(子供)の言葉…
論語漫歩619 『星の王子さま』 「王子さまは ヒツジをほしがっていた」
前回我々は、王子さまと孔子が、 いつも にこにこしている すてきな人であるのを見た。今回は、その続きである。もう一度、引用してみよう。 岩波文庫201…
論語漫歩608 『星の王子さま』 「おとなって、ほんとにへんだなあ」
キルケゴールは、『あれか、これか』(キルケゴール著作集1 1963年 白水社p132)の本文が始まる前、つまり、『星の王子さま』の「献辞」に相当する箇所に …
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