前回我々は、1928年、28歳のサンテグジュペリが、「とてつもなく大きな耳」を持った砂漠の「キツネ」を育てている、と妹への手紙に記しているのを見た。今回は、リ…
前回我々は、迫りくる「死」を目の前にして、なお、「キツネ」に対する「好奇心・童心」を失わないサンテグジュペリの姿を見た。今回は、その続き、愛する妹への手紙であ…
前回我々は、再び、「命」の「水」について見た。今回は、『星の王子さま』で、重要な役割を演ずる「キツネ」について見てみよう。サンテグジュペリが、リビア砂漠に不時…
前回我々は、日常、我々が気付かずにいる、無数の恩恵のうち、 母のいること 目が見えること 学校に行けること の三つを挙げて見た。今回は、『人間…
前回我々は、一本のタバコ、一杯のラム酒に、人間の一生分の歓びを汲み取る死刑囚の「人生の遠近法」を見た。サンテグジュペリは、リビア砂漠に不時着した。周囲400キ…
前回我々は、飛行への無限の愛を謳歌し、夕日の中で金色(こんじき)に輝く砂漠への、言語を絶した無限の愛に向かって、何物にもとらわれず突き進むのが、生きることだ、…
前回我々は、猛吹雪の中、6000メートルのアンデス山中で遭難し、奇跡の生還を成し遂げた、「真の勇者」ギヨメの姿に絶句した。人間のすばらしさに感動した。今回から…
前回我々は、猛吹雪のアンデス山脈に不時着したギヨメが、雪の中に穴を掘って、2日間耐え忍び、嵐がおさまってから、数千メートルの、雪の山中を5日間、歩き続ける姿を…
前回我々は、ギヨメ自身による「遭難」の報告を聞いた。下降気流にぶつかり、6000メートルから、3500メートルまで転げ落とされるところまでであった。今回は、そ…
前回我々は、ギヨメの「奇跡の生還」を見た。今回は、そのギヨメ自身による、「奇跡の生還」の報告である。『人間の大地』1983年みすず書房P174 あとになっ…
前回我々は、「死の淵」に臨むと、人は異常な能力を発揮することがあるのを見た。今回も、絶対あり得ない、「奇跡の生還」を成し遂げた、郵便飛行士ギヨメの実話である。…
前回我々は、草創期の郵便飛行士たちの「友情」について見た。草創期の危険極まりない郵便飛行で殉職した多くの飛行士たちが育んだ「友情」、「木」と同じく、たっぷり「…
前回我々は、「真の友情」は、手間・ひまかけて、育てるものであることを知った。今回は、サンテグジュペリの名作『人間の大地』1983年みすず書房P168から、同じ…
前回我々は、「忙しくて」、「ひま」(時間)が無いと、人は大切なものを「忘れる」のを見た。今回から、「ひま」(時間)について、一考してみたい。[school]の…
前回我々は、サハラ砂漠に住む諸部族にとって、「水」が、貴重極まりないものであるのを見た。今回は、「人生」について少考してみたい。 『星の王子さま』第22章は、…
前回我々は、砂漠に不時着した時の、限りなく貴い「水」を手掛かりに、日常我々を取り巻く無数の事物の有難さについて一考した。今回は、1983年みすず書房刊『人間の…
前回我々は、「愛」が「死」を越えるのを見た。我々は、『詩経』を始め、論語・孟子・大学・中庸が、「誠」の一字でおおわれることに度々触れてきた。『大学』は、 …
前回我々は、この世を、「歓びの天国」にするものは、シラーが「歓びの歌」で歌ったように、 「友愛」 のみであるのを見た。「友愛」のない人生。それは、「灰色…
前回我々は、「死」が直前に迫って来て、人は初めて、「孤独地獄」の牢獄から解放され、「友愛」と「歓び」の広大無辺の世界に入ることが出来るのを見た。 今回は、長い…
前回我々は、「友愛」が生まれると、世界が、退屈な世界から、歓びと感動に光り輝く世界へと、一変するのを見た。今回は、サンテグジュペリ『人間の大地』1983年みす…
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