「ほぉぉぉ」 奈美は舞台に目を戻した。 咆哮をあげたのは、万里亜だった。 この舞台に出てから、初めての発声だった。 思わず出た声なのかも知れない。 万里亜のディルドゥのプレートは、股間から浮きあがっていた。 理由ははっきりとわかった。 上下動の衝
長編レズビアン小説「由美と美弥子」連載中! 「日・月・水・金・土」が投稿日。連載、4,000回超。
赤い花、青い花。黄色い花。ピンクにオレンジ。そして白。様々な色彩の花が、地面を覆い尽くしていた。しかもその花たちは、ひと所に留まってはいなかった。二つ並んで、ほかの花々の間をすり抜けて行く一組。十近く固まって、形を変えながら行進する花の群。この群の前では、ほかの花たちが道を譲っていた。もちろん、おびただしい花邑を縫うようにして進む、たった一つの花もあった。
■ 翌日。 もちろん、ご主人のお宅に向かった。 九州からの帰りは、昼前になると聞いていた。 しかし、奈美がその家に入ったのは、午前中の早い時間だった。 もちろん、ご主人はまだ帰っていない。 しかし、鍵のありかは教えられている。 奈美がこの家で出迎
挙げた左脚の腿を、左手で掬う。 右脚はくの字に曲げ、股間の角度を保持する。 右脚を右腕で支えないのには理由がある。 右手には、別の役割があるのだ。 股間を練るという、重要な役割が。 右手の指先が、陰毛に潜りこむ。 触れた。「あうっ」 ダメだ。
ベランダの左右は、庇を支える壁になっている。 左右の隣家からの視線もない。 このベランダは、戸外でありながら、純然たるプライベート空間なのだ。 奈美はベランダ中央に立ち、自らの身を回転させた。 飛び上がりこそしないが、フィギアスケートのような回転だ
夫の答えは明快だった。 竿竹を売って回るのを、専業にしているわけではないそうだ。 軽トラックに乗っているのは、町の金物屋さんだろうと言う。 積んでる竹竿は、店の在庫品だ。 昼間、ただ店で客を待ってるより……。 街を回っていた方が、少しでも売上があが
み「竹だ」ハ「竹やな」み「やっぱ、竹があると……。 和庭って感じがするよね。 こういうのを見ると、植えたくなるんだけど……。 無思慮に竹を植えると、地下茎で伸びるから大変なことになる。 隣の庭に入りこんだりね。 ちゃんと根止めして植えないと」ハ「
奈美は鏡の前を離れ、窓に向かった。 クレセント錠を外し、窓を開ける。 前の道路を行き交う車もなく、戸外は静まり返っていた。 しかし、確実に外気は感じられた。 この部屋の住人だった長女も、こうして外を眺めたことがあるだろう。 小太りのセーラー服姿で
真っ直ぐ、窓に向かう。 カーテンを開く。 窓の向こうには、道路を挟んでお向かいの2階が対面している。 しかし、その窓は雨戸で閉ざされていた。 老夫婦だけの暮らしになった今、2階は使われていないそうだ。 雨戸が開かれる心配はしなくていい。 奈美は、ク
■ ご主人の家の門扉には、いつも鍵が掛かっていない。 門扉に鍵を掛けておくと……。 宅配便が来たときなど、いちいち門を開けに出なければならないからだそうだ。 一戸建ても、いろいろと面倒なことがあるものだ。 奈美は門扉を開き、身を滑りこませた。 玄
トレンチコートに素足は、変態のトレードマークに思えた。 自分も変態で間違いないのだが。 しかしそれは、人前では隠さなければならない。 もちろん、膝丈のストッキングでだ。 今日は、黒にしよう。 奈美は寝室に取って返し、クローゼットからストッキングを引
由美と美弥子 3951★Mikiko12/02/2023 06:26:42 AM今日は何の日 12月2日は、『ビフィズス菌の日』。 「ビフィズス菌」入りのヨーグルトなどを製造販売する……。 『江崎グリコ㈱/大阪府大阪市西淀川区』が制定。 1899(明治32)年12月2日(今から124年前)。
しかしもちろん、この格好のまま外に出るわけにはいかない。 奈美は、姿見の対面にあるコートクロークを開いた。 中には、家族のコート類が収納されている。 冬物のコートは、今の季節、寝室のクローゼットにあった。 今、このクロークにある奈美のコートは、ライ
み「アセビだ。 でも、ずいぶんとおどろおどろしい樹形だな」ハ「けっこう古いんちゃうか。 まさか、江戸時代のやないんやろうけど」み「アセビって、漢字でどう書くか知ってる?」ハ「そら、決まっとるがな。 “汗鼻《あせび》”やろ。 箭じて飲むと、苦ごうて
奈美は制服を洗濯機の上に置くと、その場で着ているものをかなぐり脱いだ。 ショーツの股間は、飴が溶けたように透けていた。 ドラム式洗濯機の蓋を開け、ショーツを放りこむ。 続いて、洗濯機の上の制服を拾いあげたが……。 その奈美の手が止まった。 もちろん
■ 翌日。 夫と侑人を送り出し、朝食の洗い物を済ませた。 ここからは、自分の時間だ。 いや。 実はまだ、家事が残っている。 洗濯だった。 3人家族では、1日も洗濯を休むことはできない。 しかし、洗濯を後回しにしたのにはわけがあった。 夫と侑人がい
奈美は首を振り続けた。 しかし脳裏には、この家で暮らす日々が浮かんでいた。 全裸で……。 そして、セーラー服で。「うぉっ」 陰茎が、膣を滑り抜けた。 支えを失った奈美の尻は、その場に落下した。 ご主人の腕が肩に掛かり、身体を反転させられた。
「いきますよ」 声が頭上から聞こえた。 起ちあがったようだ。「あひ」 陰唇に、熱い肉棒が触れた。 上下にねぶられる。「ひぃぃ」「声は抑えた方がいいですよ。 あなたの声は、よく通るから」 奈美は片手を持ちあげ、手の平で口を覆った。 数学教師の
「ところが娘には、男をからかって喜ぶようなところがありましてね。 カーテンを開けたまま、着替えをしたりしてたようです。 で、着替えを始めると……。 向こうの窓の明かりが消える。 ぜったい窓に張り付いて、こっちを見てたに違いないって言ってました」 ご
み「お。 お休みどころか? お茶でも出してくれんのかな?」ハ「にしては……。 いやに閑散としとるで」ハ「ほれ。 『御茶屋御殿』やて。 史跡やがな」み「ほー。 明治以後、松平容保が、ここに住んだんだね」ハ「しかし、いつ建てられたんか書いてないの
ご主人が歩み寄ったのは、クローゼット脇のスタンドミラーだった。 頭から爪先まで映る全身鏡だ。「ほら来て」 振り返ったご主人の陰茎が、屹立したまま揺れていた。 それに招かれるように、奈美は鏡の前に歩みを進めた。「御覧なさい。 見事に女子高生だ」
ご主人は、セーラー服をハンガーから外した。「スカートからの方がいいかな」「あの。 下着は?」「要りませんよ」 ご主人が、スカートを載せた腕を、奈美の前に差し出した。 スカートの下では、ご主人の陰茎が高々と勃起していた。 おそらく、着るだけでは済
■ ご主人の長い思い出話が、ようやく一段落ついたようだ。 しかし、語っている間、ずっと陰茎を勃てっぱなしだったのには驚いた。 やはり、特異体質なのだろう。 いや。 この人だけではない。 家族全員が、異常だったのだ。「あなたには、娘の面影があるんで
「理恵……」「パパ」 娘は、わたしの胴に絡めた脚を、さらに絞ってきました。 この体勢では、陰茎を抜こうとしても、娘の身体が一緒に持ちあがってしまうでしょう。 コンドームを着けてて、ほんとに良かったと思いました。 このまま射精してもいいんだ。 その安
目次・ⅩⅩⅩⅩⅡ(3858~3955)第397章:謹製親子丼【崖の上の家のご主人】25年前/崖の上の家3955 39543953 3952 3951 3950 3949第396章:唐突な性教育【崖の上の家のご主人】25年前/崖の上の家39483947 3946 3945 3944 3943第395
由美と美弥子 3941★Mikiko11/18/2023 06:24:44 AM今日は何の日 11月18日は、『建築設備士の日』。 高度な建築設備技術を備えた専門家の職能団体である……。 『(社)建築設備技術者協会/東京都港区新橋』が制定。 日付は、1985(昭和60)年11月18日に……。
陰茎が、ぬるぬると入っていきます。 入り口に比べると、やはり狭く感じますした。「痛くないか?」 娘は、首を左右に振りました。 蕩けそうな目が泳いでました。 わたしはさらに陰茎を進めました。 だんだん狭くなる感じでした。 円錐形にすぼまっているよ
み「ヒイラギ? ヒイラギって、こんなにデカくなんの!」ハ「ヒイラギっちゅうたら……。 節分に、イワシの頭、刺すやつちゃうか?」み「そんな風習もあるみたいだね。 新潟は、まったくないけど。 でも、何でヒイラギとイワシなの? ちょっと、調べて」ハ「え
「ママ、重たい!」 陰茎がぬるりと抜け、妻は下半身も潰れました。 娘の上に重ね餅です。「おい。 しっかりしろよ」 妻の身体に手を掛け、娘の脇に裏返しました。 仰向けに転がった妻は、なんともう白目を剥いてたんです。 どうやら、そうとうにマゾの気が
わかってはいますが、あまりにも扇情的な光景でした。 熟れた性器と幼い性器が、上下で向かい合ってるんですから。 しかも、それが親子のということになれば、背徳的な光景でもありました。 まさに「親子どんぶり」ですが……。 さらに恐ろしいことに、我が妻と我
「あーあ。 こんなことなら、男の子、産んどけば良かった。 そしたら、その子の初めての女がわたしじゃない。 あなた、もう一人、作らない?」「ママ、早くして」「まぁ、はしたない子ね。 おねだりなんかして。 じゃ、両脚あげて。 膝の裏持って。 なるべく
「赤ちゃんが出来なきゃいいんでしょ。 ちゃんとコンドーム着けたから大丈夫よ」「そういう問題じゃ……」「いっつも、ママばっかりでずるいわ」「だって、夫婦だもの。 でも……。 そうね。 オナニーしながら見てるばかりじゃ辛いわよね。 理恵、あなたまさか
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「ほぉぉぉ」 奈美は舞台に目を戻した。 咆哮をあげたのは、万里亜だった。 この舞台に出てから、初めての発声だった。 思わず出た声なのかも知れない。 万里亜のディルドゥのプレートは、股間から浮きあがっていた。 理由ははっきりとわかった。 上下動の衝
目次・ⅩⅩⅩⅩⅣ(4055~)第425章:無慈悲な聖母【奈美】現在/繁華街の店4080 4079 4078 4077 4076第424章:らんちゅう【奈美】現在/繁華街の店4075 4074 4073第423章:水槽のある部屋【奈美】現在/繁華街の店4072 4071第422章:異界へ
次第に上下動のスピードがあがって来た。 パンパンパン! 濡れた洗濯物を、宙で振るような音だった。「あひゃひゃひゃひゃ」 女性が奇声を撒き散らせ始めた。 演出とは思えない嬌声だった。 万里亜はストラップに挟んだ鞭を抜きあげ、馬に鞭を入れるように
鞭がもう一度振るわれた。「あぎっ」 今度の声には、媚びが含まれていなかった。 どうやら、鞭先の数本かが、陰唇を叩いたようだ。 わざとなのかはわからない。 しかし女性は、その体勢を崩すことはなかった。 ひょっとしたら、ヨガの嗜みでもあるのかも知れ
由美と美弥子 4071★Mikiko05/20/2024 05:40:16 AM今日は何の日 5月20日は、『森林の日』。 岐阜県美並村など、村名の頭に「美」の字がつく村10村で結成した……。 「美し村(うましさと)連邦」が制定。 「森林の日」の「森林」は、「もり」と読みます。 日付
コメントだけを抜き出したログファイルです。※ファイルサイズが大きいので、携帯からは表示できない可能性があります。291(4071~4075) 290(4061~4070) 289(4051~4060) 288(4041~4050) 287(4031~4040) 286(4021~4030) 285(4011~40
万里亜は空中で鞭を一閃させた。 房が大きな音を立てた。 それが合図だったかのように、床の女性が跳ね起きた。 短い脚で万里亜の元に駆け寄ると、ひざまづいた。 女性の眼前には、万里亜の漆黒のディルドゥがあった。 股間の前面は、逆三角形のプレートで覆われ
み「あ、新潟の銀行があった。 新潟で唯一の地銀」ハ「北越ちゅうのは、新潟のことやな。 『北越雪譜』の。 せやけど、なんや新潟で4番目の銀行みたいやないけ」み「新潟市の第四銀行と、長岡市の北越銀行が合併したの。 地銀同士の合併」ハ「“だいしぎんこう”
■ ガラス窓の死角から、突然、その女性は現れた。 長身だった。 高いヒールを履いていたが、それがなくても170㎝くらいはあるのではないか。 女性は、ほぼ全裸だった。 しかし、3箇所が覆われていた。 ひとつは、脚元。 膝上まで編みあげられた漆黒のロング
窓の向こうの客は、いったい今、何をしているのだろうか。 唾を飲みこみながら、窓にかじりついている客もいるだろう。 いや、すでに陰茎を取り出し、扱き始めている客がいないとは限らない。 変態性の強い客の中には、個室の中で全裸になっている者もいるのではない
「待ってました!」 対岸の壁から声が掛かった。 やはり、あの矩形に穿たれた窓の向こうには客が入っていたのだ。 奈美は赤面した。 ひとつひとつの窓の向こうに、1本ずつ陰茎が勃ちあがっている光景を想像してしまっていた。 ひときわ拍手が高まった。 部屋側
■ 部屋の照明が明るくなった。 ラテンぽいミュージックが流れてきた。 「むせび泣くテナーサックス」といった、いかにもな曲だった。 瀟洒な店の雰囲気には似つかわしくない。 しかし、窓の向こうの客の期待が、いやが上にも高まりそうな曲調だった。 奈美は
由美と美弥子 4061★Mikiko05/06/2024 05:25:48 AM今日は何の日 5月6日は、『万太郎忌』。 大正から昭和にかけて活躍した、俳人で小説家、劇作家の……。 久保田万太郎(くぼた まんたろう)の、1963(昭和38)年の忌日。↑クリックすると、大きい画像が見られま
水槽の中には、華やかな色合いの小さな熱帯魚が無数に泳いでいた。 その水槽の前に、長椅子が置かれている。 まさに、長椅子としか表現のしようがない。 ロングソファーの一種だろうか。 背もたれのある革製らしい黒いソファーが、水槽に対峙している。 すなわち
み「やっぱり雪国だね。 いわゆる“雁木(がんぎ)通り”の進化形だ。 歩道が広いわ」ハ「冬は助かるやろな」み「こっちは旧道だね。 歩道は狭いし、雁木もないし……。 冬は大変だろうな」ハ「ますます寂れてまうがな」み「横断歩道まで消えかけてる。 で
■ 入ったところは、何の変哲もない応接室のような造りだった。 ベージュの壁紙。 薄茶のローテーブルが置かれ……。 それを挟んで、サーモンカラーの表地を貼ったソファーが向き合っている。 正面の壁には、花瓶の花の静物画。 受付嬢は2人を先導して、ソファ
侑人がカウンター前に立つと同時に、カウンター脇から女性が現れた。 人感センサーでも設置されているのだろうか。 カウンター越しなので、上半身しか見えないが……。 女性は、エステサロンのユニフォームのような黒い上着を纏っていた。 腰が細く絞られていて、
■ 侑人と2人で外出するのは……。 侑人が私立中学に合格して、制服の採寸に行ったとき以来だった。 あのころは、ほんとにまだ子供だった。 それが今や、まるで愛人気取りだ。 もちろん、腕を組んだりはしてないが。 2人で電車に乗って下り立ったのは、巨大な
いつもお世話になっております。m(_ _)m 『Mikiko's Room』管理人、Mikikoでございます。 このたび『Mikiko's Room』は……。 2024年5月17日をもちまして、開設16周年を迎える運びとなりました。 ここまで歩んで来られましたのも……。 ひとえに、みなさまのお支
「がっ。 がが」 指が止まり、色が変わるほど強く押しつけられた。 茹で肉のように開いた陰唇から涎が伸びて、コンクリートを汚した。「かはぁ」 指の力が抜けた。 同時に、膣前庭が膨らんだ。 穿たれた尿道口から、しずくが零れた。 コンクリートを点々と
■ 再び2人は、リビングに戻っていた。 もちろん、バスルームで目を覚ましたあと、互いの身体を清めている。 化粧も落としていた。 万里亜の顔は、化粧を落としてもほとんど変わらなかった。 彫りが深いからだろうか。 肌もみずみずしく張っている。 自分はど
その当時はまだ、絵里子たちと知り合う前だった。 専業主婦の幸せな生活にまどろんでいたころだ。 自分の内奥に潜む淫性には気づいていなかった。 だが、今は違う。 自らの正体は、絵里子や香織によって捲り出されてしまっていた。 淫獣だ。 その自覚がおそら
「こっちも」 万里亜の視線が指した、もう一方の膝も持ちあげる。 万里亜の脚が抜け出た。 横目を送って見ると、万里亜は自らの膝裏を両手で掬っていた。 ようやく意図がわかった。 正常位の姿勢を取ったのだ。 さきほど玄関で重なった姿勢だが、上下が逆転して
ハ「広い歩道やな」み「この季節はね」ハ「どういうこっちゃ?」み「点字ブロックの位置、見てみ。 建物側に寄ってるでしょ」ハ「言われてみれば……。 確かにそうやな」み「冬は、歩道の車道側には……。 車道を除雪した雪が積まれるんだよ。 人が通れるのは
「あっ」 浴槽縁の段差に乗る尻が滑った。 段差には、互いの尿が盛大に溢れ零れていたのだ。 片脚は浴槽縁に掛けていたので、身体を支えられなかった。 そのまま尻が、段差から外れた。 しかし尻は、浴槽の底までは落ちなかった。 万里亜の尻を掴んでいるので、
万里亜はあぐらを解くと、その場に起ちあがった。 美咲は、浮揚する顔を追って仰向いた。 万里亜は、美咲の前に直立した。 聳え立つ観音像のようだった。 その片脚が持ちあがった。 浴槽の縁に膝裏をかけた美咲の脚を跨ぎ越し……。 縁上に着地した。 眼前に
由美と美弥子 3811★Mikiko05/10/2023 05:57:14 AM今日は何の日 5月10日は、『金鳥「コンバット」の日』。 KINCHOブランドで知られ、家庭用殺虫剤や防虫剤などを製造販売する……。 『大日本除虫菊㈱/大阪府大阪市西区』が制定。 日付は、「コ(5)ンバット(10
「あぐぅ」 陰唇を分け、万里亜の指が膣内に這いこんだ。 膣前庭を擦られる。 尿道口が小刻みに捲られた。「出るぅ。 出ちゃうから、出ちゃうから……。 顔あげて。 顔あげて。 お願いぃぃぃ」 思いがけず、美咲の願いは聞き入れられた。 万里亜の顔が
「こんなにドロドロにしちゃって。 見せたい気、満々じゃないの」「言わないで……」「ウソばっかり。 言ってほしいくせに。 あなたはこれから、ドロドロのおまんこ開いて、わたしにおしっこをかけるのよ」 美咲は顔を横振ったが、それは哀しいほど弱々しかった。
美咲は、下腹を手の平で覆っていた。「ふふ。 おかしいわよ。 お股、丸出しなのに……。 お腹の方、隠して」「だって……」「わたしのお腹も、けっこうなものでしょ」 実は、あぐらをかいた万里亜を見て、最初に感じたのがそれだった。 下腹の脂肪が括れて
み「おー、『峠』じゃ」ハ「映画か?」み「確か、コロナで公開が延期されてたんだよ。 ちょっと調べて」ハ「時間、大丈夫なんか?」み「時間の融通が利くのが、自転車の強みでしょ」ハ「……。 今年(2022年)の6月17日からの公開が決まったそうや。 あと、半月
「座った方が、出やすいでしょ。 ほら、座って」 万里亜に、腕を下に引っ張っられた。 困惑しながらも、立ち尽くしたままよりましに思え、ゆるゆると腰を下ろした。 万里亜は腕を掴んだまま、一緒に身を沈めた。 長い脚を折り畳み、美咲の前であぐら座りをしたの
「手間のかかる人ね。 わかってるのよ。 あなただって、スイッチが入っちゃってること」 それはそうだが……。 かといって、万里亜に見られながらトイレをするというのは、次元の違う話だった。 しかし……。 トイレをしたいのに出来ない。 この状況には既視
もちろん、万里亜はこれで出て行ってくれるものだと思っていた。 しかし、洗面台の鏡で髪を撫でつけながら、泰然としたままだった。「あの……」「どうぞ使って」「えっと……。 ひとりにしてもらえる?」「どうして?」「どうしてって……。 トイレは、ひとり
「飲まないの?」「ううん。 ゆっくりいただきます。 その前に、おトイレ貸して」「連れてってあげる」「大丈夫よ。 教えてもらえば」「いいから」 万里亜は、美咲の手を取って起ちあがった。 大人びてはいるが、ときどき駄々っ子のような躁急さが覗く。 美
■ 何か、小さなものが砕かれる音だった。 それが、ひっきりなしにしていた。 小さな破砕音……。 真横から聞こえている。 閉じた目蓋の裏が明るかった。 目蓋のブラインドを、ゆっくりと上げる。 見えた視界を、脳がのろのろと把握した。 初めて来たとき通
いつもお世話になっております。m(_ _)m 『Mikiko's Room』管理人、Mikikoでございます。 このたび『Mikiko's Room』は……。 2023年5月17日をもちまして、開設15周年を迎える運びとなりました。 ここまで歩んで来られましたのも、ひとえに、みなさまのお支えあっ
美咲は、足裏をたたきから離陸させた。 美咲に重なる万里亜の顔の脇から、自分の脚が見えた。 真っ赤なサンダルを履いた素足。 万里亜の胴体の両脇からあがった脚は……。 当然のことながら、あられもないガニ股を呈していた。 普段の美咲なら、自らそんな姿勢を
万里亜は、美咲の傍らから身を起こした。 しゃがんだまま、美咲の脚元に足裏を送った。 美咲は思わず、立てた両膝を閉じた。「開いて」 膝頭を叩かれる。 でも、自分からは開けない。「ほんとに手間のかかる子ね」 万里亜の両手が、美咲の膝頭を包んだ。
由美と美弥子 3801★Mikiko04/26/2023 05:57:43 AM今日は何の日 4月26日は、『テルマエ・ロマエ よい風呂の日』。 2012(平成24)年に公開され、大ヒットを記録した映画……。 『テルマエ・ロマエ』。 その続編『テルマエ・ロマエⅡ』を手がけた……。 「テルマ