自分と他人との距離

こんにちは！1年半ぶりの記事を書きます。記事を書いていない間も、毎日たくさんの方がご訪問くださり、うつの方、ご家族の励みになればと思っていました。うれしいことに仕事が忙しく、なかなか時間が取れませんでした。書きたいことがたまってきたのでまたちょこちょこ更新出来たらと思います。今日は「自分と他人の距離」です。人って一人では生きていけませんよね。学校、仕事、家族、親戚、ママ友、兄弟、いろんな人と関わって生きています。私は絶対に譲れないポリシーがあります。それは「自分に不利益な人、自分を不快にさせる人とは付き合わない」ことです。これってすごく難しい。自分の好きな人とだけ関わって生きていくことは難しいからです。誰でも、他人に好かれたいと思うものです。私もそうでした。うつになる前は、人によく見られたいと常に思っていたから...自分と他人との距離

価値観の違い

ご無沙汰しています。娘が1歳になり、だんだん落ち着いた生活になってきました。ただ、家でずっと子育てって想像してた通りしんどい…今日は散歩中、宅配サービスの勧誘で話を聞いてしまいました。だって毎日話し相手いないんだもの。かなしい。。旦那が最近は残業で遅く、娘と2人の日々。でも、幸せを噛み締めていますよー。落ちるところまで落ちた人の特権です！普通の日以上にこれ以上ない幸せを感じることほど幸せなことはありません。さて、タイトルの価値観とは。私の価値観で書いていきます。私が韓国に留学していたころ、私は26歳でした。たくさんの交換留学生が日本から来ていて、大学生なので大体20歳前後。私こう見えても昭和生まれなので、平成の子はとっても若く見えます。海外留学やワーホリで得られるものとして、他の日本人との関わりは大きいと思いま...価値観の違い

感情の起伏や薬、妊娠のはなし

ご無沙汰しています！昨年の8月から更新が止まってましたね、約1年です。。すみません。実は今年1月に長女を出産し、前後はバタバタとあわただしい日々を送っていました。このままブログも終わってしまっていいかなぁと思った時もあるのですが有難いことに毎日たくさんの方がこのブログを見て下さっていることまだまだ書きたいこともあったり、毎日思うこともあるのでのんびりペースで続けていこうと思います。妊娠中は落ち込みも激しかったりでタイトル通り、感情の起伏が激しかったです。ホルモンバランスの影響ですね。私はすでに数年前に断薬しているので妊娠に関して心配なことはなかったんですが服薬中は妊娠を心配した時期もありました。断薬したからって、体から薬がすぐに抜けることはないですからね。私の友達で、精神科に通っている子がいるんですが妊娠してす...感情の起伏や薬、妊娠のはなし

最初の1か月間

渡航して最初の1か月間、この時ほど生きることに必死になったことは先にも後にもないかもしれません。言葉が通じない生活、だけど苦痛ではありませんでした。家に帰ればホストファミリーがいるし、そんなに会話はしないけど（できないけど）誰かがいる家に帰るだけで安心感がありました。また、ホームステイ先には香港から来た17歳の女の子がいてよく話しかけてくれました。英語の勉強にこんなに必死になったのも初めてでした。平日は学校へ行き、帰って英語の勉強をし、土日には友達とシティをぶらぶら観光。3週目からは、シェアハウス探しで一生懸命でした。ある日、ホストファミリーがパブに連れて行ってくれました。（パブと言っても日本のように怪しい含みはなくお酒を飲んで音楽を聴いたり、スポーツを観戦するところです。郊外のパブにはお昼に子どもも来ていまし...最初の1か月間

渡航1日目

もう8月ですね、毎日暑いです。。オーストラリア渡航1日目、ここからは、うつの話は少なくなると思いますが日常起きたことと織り交ぜながら書いていきたいと思います。オーストラリアの空港に到着すると出口にエージェントの人が待っていてくれました。車でシティを案内してもらい、4週間のホームステイ先へ送ってもらいます。この時の私の英語力はほぼ0。これに関しては不思議と不安はありませんでした。語学学校へは26週間（6か月間）通うことになっていました。ホームステイ先へ案内され、エージェントの方が私が全く英語を話せないことをホストファミリーに伝えてくれました。ホストファミリーはイギリス人夫婦、たくさんの日本人がホームステイをしますが私のホストファミリーほどいい家族は絶対いないと今でも思っているほど恵まれました。家の中を案内され、キ...渡航1日目

薬で保っている精神

うつになってから本当にさまざまな薬を試してきました。以前病院の話を書いたと思いますが先生によって薬の出し方や数も全然違います。処方された薬が合わなかったとき、症状が一気に悪化し、部屋の中で唸り、暴れたこともありました。オーストラリアは薬の持ち込み制限がとても厳しく主治医に診断書を英語で書いてもらい持って行きました。当時飲んでいた薬は3種類。抗うつ剤のアモキサン、デパスそして頭痛薬のロキソニン。「薬は急にやめるとかい離になるからダメ」というのが母の口癖だったので絶対に自己判断で辞めたりはしませんでした。渡航後も落ち込むことが何度かありましたが薬に助けられていたんだと思います。その薬が私の精神を100％操っているとは決して思いませんでしたが、唯一のお守りのようなものでした。うつになって7年ほどは抗うつ剤を服用してい...薬で保っている精神

人生を変える第一歩へ

ここから、私の人生が本当に大きく変わりました。うつになってから約4年間、私はいつも暗い地中の中をもぐらのように掘り進んでいる気分を味わってきました。専門学校を卒業した年、周りは就職し、新社会人としてキビキビと働いてる報告を聞き、自分の人生はどこで間違ってしまったんだろうと自分を責め続けていました。だけどそれと同時に、私は社会復帰や人生の将来への希望を決して失いませんでした。いつかは必ず、人がうらやむ生活、人生を送ってやると口には出しませんでしたが、一人でずっと思い続けていました。うつになると、将来の希望を失う、というのは誰もがいうことですが、私は決してそんな風には思いませんでした。今から思えば、私の負けず嫌いな性格はここから来ているのかもしれません。2011年6月25日土曜日、私はシドニー行きの飛行機に乗りまし...人生を変える第一歩へ

留学までの数か月間

3週間という短い期間で、私は帰路につきました。母は、3週間もよく頑張ったねと迎えてくれました。この時1月、留学まであと5カ月もありました。仕事はもうしたくなかったので、英語の勉強、留学の準備、そして何か趣味に打ち込むことにしました。この時見つけた趣味がフェイクスイーツというもので、粘土などで本物そっくりのスイーツやフルーツを作るものでした。材料を買い、時には徹夜で夢中になっていました。フリマに売りに出したり、友達にあげてみたり、それなりに充実した日々を過ごしていたと思います。同時に英語の勉強、（中学1年生からの参考書をひたすらやってください、とエージェントから言われていました。最後まで終わりませんでしたが。笑）そして渡航1か月前、本格的な準備を始め、いよいよ渡航日が近づいていました。留学までの数か月間

ゲレンデの住み込みバイトへ

うつになってから、実家を長期間離れるのは初めてでした。留学の練習だと言い聞かせ、福井行きの電車に乗りました。ゲレンデバイトは、毎年来ている常連と初めての人がいます。私が行ったゲレンデはかなり大規模で、バイトもおそらく50人くらいいたのではないでしょうか？部屋はシェア（2人）同室は1つ年上の女の人でした。旦那が浮気をし、先月離婚したばかり、家にいるのがつらいから来たと話してくれ、すぐに仲良くなりました。もう一人、別室の年上の女の人も仲良くなり、3人でいつも一緒にいるようになりました。寮は男女別、食堂だけで交流できるようになっています。住み込み、期間限定の仕事に来る人は、それぞれ事情を持っている人が多く、もう一人の女性は精神障害があり娘と離れて暮らしていると教えてくれました。そうして2週間くらいが過ぎ、私は一人の男...ゲレンデの住み込みバイトへ

エージェント探し

ゲレンデの仕事探しと同時に、エージェント探しをしていました。行く国はオーストラリアだと、最初から決めていました。行くからには永住権を目指すことを決めていたので1．日本と同じ右ハンドル、左車線2．環境がよく、治安もいい3．英語環境という条件からオーストラリアに決めました。本当は下見に行きたかったけど、行くと決めたからもう必要ないなと結局行かなかったのですが、今から考えても下見は必要なかったと思います。笑留学するにあたって、まず何をすればいいのかまったく知識がなかったので、ネットで情報収集。エージェントを探しなさいという情報を見つけます。初めて海外に行くには必要ですね。海外生活のサポートや学校の申し込み、ビザ取得のための手続きアドバイスなど、海外生活において必要なことを教えてくれる会社です。日本に支店がなく現地だけ...エージェント探し

当時の彼氏

当時、私には付き合っていた人がいました。今から思うと、いい人と付き合えたなとは思いません。一回り以上年上で、バツイチ子ともが3人いました。子どもは元奥さんが引き取っていました。彼は約3年毎に転職していました。私が彼と付き合った当時は中小企業の管理職に勤めていてお給料もそこそももらっていたようですが離婚前に社内で浮気を繰り返していたようでした。私と付き合い始めしばらくし、社長と揉めて仕事を辞めフリーターになっていました。養育費と慰謝料、家族が住んでいる家のローンまで支払をしていたので、もちろん貧しく昼夜掛け持ちで仕事をしていました。保険にも入らず、40歳過ぎた男がフリーターで何やってるんだと、両親は彼のことが大嫌いでした。早く別れなさいと言われ続けましたが、結局約2年くらい付き合っていました。彼は精神的に幼く、更...当時の彼氏