よく降る雨の合間を縫って、雨に濡れた庭の植物をマクロ撮影しました。タンポポの種子は飛ぶこともできずに項垂れておりました。ハナニラはあまり水分を弾くことができないのか、花弁を透き通らせてしなだれています。ナガミヒナゲシの蕾。外来の植物。どこでも見かける。強いのでしょう。青がキレイなキュウリグサ。雨後の庭・植物編/群馬
日常のこと。旅先のこと。生き物達のこと。つれづれを写真と一緒に。自然界のペンギン・クジラ・クマ・鳥た
白く長い綿毛がおじいちゃんのように見えるところからの命名。陽の光を綿毛と雫が表現する。絶滅危惧Ⅱ類。河川敷に花の終わりのオキナグサがたくさん佇んでおりました。オキナグサ(翁草)/栃木
ナノハナにアゲハチョウ。黄色に染まる菜の花畑は普段あまり目には映らない黄色ばかりの世界。ところが近くによって部分部分を切り取ってみると、いろいろな生き物たちが目に飛び込んできます。本当に多種の生き物たちがその蜜や集まってくる虫を目当てに動き回っています。菜の花にモンシロチョウ。ナナホシテントウ。ナナホシテントウを捉えたクモ。ハナグモかな?菜の花畑に行くと見かける虫たち/群馬高崎
左奥が妙義山。右奥が浅間山。逢魔時に光芒。怪しい天気。鯉のぼりがある怪しげな夕暮れ時。昼間には菜の花畑を保育園児か幼稚園児のお散歩。夕暮れ時の菜の花畑/群馬、浅間山・妙義山を望む
ナノハナ畑にて。日本で見られるミツバチはセイヨウミツバチとニホンミツバチ。なかなか見分けはつきにくいけれど、小ぶりで黒っぽいのがニホンミツバチ。ここで見られるのも、多くはセイヨウミツバチ。外来種は体が大きいものが多い気がします。これはニホンミツバチのような気がします。ちょっと小さいし黒っぽい。黄色い花粉をたくさん付けています。ミツバチとナノハナ/群馬高崎
久しぶりのお庭フォトです。春もなんだか足早に通り過ぎようとしている気配。我が家の小さな庭も賑やかです。アゲハが柑橘系の葉に卵をうみつけていました。ナナホシテントウ。アリ。ハナニラにハナバチ。クモ。お庭フォト/久しぶり
赤道直下エクアドル。フウキンチョウの種類は3桁を数えるらしい。ロッジの椅子に座っているだけで、次から次へとフウキンチョウやら何やら飛んでくる。写真は「キンエリフウキンチョウ」ヤシフウキンチョウこれはフウキンチョウではないようです。日本にはいない種。「キバラヒタキモドキ」雨のヒタキモドキ。フウキンチョウ/エクアドル
エクアドルで写した写真をモノクロームで。シダ。齧歯。ネズミのかなり大きめの動物。アグーチかな?胞子。モノクローム/エクアドル
エクアドル西部内陸部の雲霧林。莫大な水と酸素を空中に放出する。広大な森から放出された水分は、木々が放った微小な核に取り付き、雲となりスコールとなって森に降り注ぎ、大地に染み込み、一部は川となって流れてゆく。自然の循環の中心となっている雲霧林。人間は森の重要性を過小評価している。ロッジの夜も霧に包まれる。雲霧林/エクアドル
エクアドルの鳥たち。写真は「コシアカミドリチュウハシ」。やはり雨はあまり気にならないらしい。アマゾンオオハチクイモドキ。少しの間、雨が降らなければ水浴びもする鳥。蛾を捉えた「キバシリ」。色彩2
「リスカッコウ」エクアドルにて。ロッジの椅子に座っているだけで、次々と見たことがない派手目な鳥たちが姿を見せてくれます。どこかに出かけなくてもただ座っているだけなのに、なんという世界。自分はバーダーではないけれど、まさにバーダー天国。フウキンチョウの類は何種類も見ることができました。写真は「ソライロフウキンチョウ」。派手な「オオハシゴシキドリ」サンショクキムネオオハシ蛾を捕まえた。名前不明な鳥。ツグミかなぁ?イカルかなぁ?鱗粉が煙のように舞って、細い脚やら何やら。体の一部が落下してゆくのがリアルです。色彩
エクアドルのハチドリ。ハチドリは主に花の蜜を摂取します。蜜のある花の周りには必然とハチドリが集まります。偶然に居合わせたハチドリたちはひと時、回合を繰り返します。対(たまたまの)
エクアドルのハチドリ。抜群に優れた体制保持能力を持つハチドリ。普通に考えると、体を立てて飛行したりホバリングするのは至難の業に思える。鳥の羽は水平に飛ぶように体に付いているように見える。ハチドリはよく体を縦位置にして飛び、ホバリングする。それに加え、高速で飛び回ることができるのは高度な周囲認識能力と歩行技術が必要だ。その特殊能力は特筆するに余りある。人間の科学技術でも未だ真似のできないものがあるかもしれない。ハチドリの撮影をしていると、たまに撮影者の体に高速飛行中のハチドリがぶつかってくる時がある。ハチドリはぶつかった後も平気で飛び続ける。あの小さな体の強度も相当なものであるように思える。ハチドリの研究は難題が多いけれど相当に有意義な気がする。鮮やかな構造色を見せてくれる。翔る
木の葉に溜まった水滴がシロエリハチドリの頭を直撃。全く動揺せず。エクアドルの西部山間部。熱帯雲霧林ではスコールは当たり前。いちいち構ってはいられないようです。降っています。雨降り
赤道直下エクアドルのハチドリ。もちろん表情筋はないのだろうけれど、その佇まいに気持ちが表現される。面持
高速で飛び回るハチドリ。でも、まぁ、飛んでばかりはいられない。合間合間に休憩して次の行動を考える。周囲環境の把握、動体捕捉、体制保持、どれも特別優れているハチドリ。質量は特別小さな脳が即座に判断を下してゆく。ブレイク
ハチドリの主食は花の蜜(時折、虫も採ります)。その嘴は花の蜜を吸いやすいように出来ています。中には植物の花の形態にあったかのような特別な嘴をしている種類もいます。ヤリハシハチドリはその特別に長い嘴で花の奥にある蜜を摂取することができます(上の画)。摂取する花の種類がなるべく他のハチドリと競合しないように進化してきたのかもしれません。採蜜
エクアドルのハチドリたち。写真はアオフタオハチドリ。ハチドリは毎秒50〜80回の羽ばたきを行うそうです。撮影者の近くを掠めるように飛ぶ時、「ブン」という羽音が聞こえます。蜂のような音がすることから「ハチドリ」という名がついたようです。なかなか肉眼では捉えられない世界かもしれません。飛翔
赤道直下南米エクアドル。標高6,000mを超えるアンデスの山の西。熱帯雲霧林は毎日午後になるとスコールがありました。先日には大きな地震があったようです。地震も多い国。ハチドリたちはスコールにも慣れているのか、雨の中飛び回っていました。小さな体を維持する為、高速で飛び回るに足るだけのエネルギーを摂取する必要があります。休んでなんかはいられないのかもしれません。雨に煙る森の中「ブンッ」という羽音が行き交います。スコール
2月上旬の写真。ずっとほったらかしだったもの。やっと整理を始めました。鹿児島県出水市には毎年一万羽以上の鶴たちが集まります。ナベヅルが最も多く続いてマナヅル。写真はスローシャッターでの試み。稲の刈り取り跡で食べ物を探すナベヅル。落ち穂などがあるようです。早朝。マナヅル。朝焼けの中。ナベヅル・マナヅル/鹿児島県出水市
凍えた朝。湿気を求めて(ダイアモンドダストを求めて)下に川が流れる橋の上に。日の出から暫時。林の隙間から陽が差し込むと、キラキラと光るダイアモンドダストが。写真のセンター右側下方に。雪の上にはキツネの足跡が。前方の樹々には朝日を浴びて赤く染まる樹氷。川から立ち上るけあらし。早朝の河原にダイアモンドダスト/北海道富良野界隈
エゾジカ。冬の北海道で生きていくのには、雪の中でも生きて行けるスキルが必要となります。どこもかしこも雪ですから。キタキツネ。エゾフクロウ。ゴジュウカラが目の前に来た。北海道で出会った動物たち
美瑛界隈の雪景色。写真は「親子の木」と呼ばれるカシワの木。訪れた時はたくさんのカラスの休憩場となっていて、概ね「カラスのなる木」のようでした。ポプラ。シラカバ。防風林として至る所に植えられているカラ松。北海道美瑛界隈
冬場の運動不足を解消、馬体の健康管理のために馬追いをする十勝牧場。雪の中を走る馬は迫力があります。初めて訪れたのもあって、撮影には出遅れている感がありました。様子がわかったので次回はもう少し撮りようがある気がします。それにしても馬は魅力的な被写体です。家畜改良センター十勝牧場
雪景色の美瑛。ポプラの木。何があると言っても何もない美瑛界隈。緩やかな起伏のある美しい丘が続く。十勝岳が作り出した景色。広がる畑と牧草地を雪が隠す。人気があることが分かる。日輪の降りる丘。「クリスマスツリーの木」と呼ばれる有名な木。クリスマスツリーによく使われるヨーロッパトウヒのようです。北海道美瑛辺りの景色
帯広に幾日か滞在しました。市内にばんえい競馬場があり、市民の憩いの場になっています。過去に、山林から切り出した材木を運ぶ仕事を担っていた馬が形を変えて、今はばんえい競馬として残っています。ばんえい競馬/北海道帯広
枝の雪が頭に落ちてきた。「冷てぇな。」の表情。エゾリスの撮影は朝に限定されます。早朝から動き出したリスたちは活発に餌を探します。やがて少しづつ動きが鈍り、やがて何処かに消えてしまいました。動きはやたらに早い。カメラで追いかけるのは至難の業。突然、目の前に現れた。エゾリス/北海道帯広
帯広市の南東。十勝川の河口付近。十勝川が凍り、流れ着いて打ち上げられた氷が朝日を纏って宝石のように輝く様を「アイスジュエリー」と呼ぶのだそう。この日、氷点下20度。なかなかのジュエリー日和。まずは典型的な「アイスジュエリー」から。風に煽られる波とけあらし。波に洗われて丸みを帯びてゆく。アイスジュエリー/北海道
馬は人間にとっても親しみの持てる生き物です。付き合いも長く、人間にとって身近な存在と言えます。。その表情から感情も伝わってきます。御崎馬の肖像/宮崎県串間市都井岬
宮崎県都井岬の御崎馬をモノクロームで表現してみました。馬はモノクロームの被写体としてとても魅力的な動物です。筋肉のうねりや毛並み、もちろんそのフォルム全体も惹かれるものがあります。御崎馬をモノクロームで/宮崎県串間市都井岬
鹿児島、宮崎に行ってきました。御崎馬は宮崎県の都井岬で疎放牧されていて、より自然に近い状態を保っています。画像の整理を始めましたが、相変わらず削除画像の山。それでも夢中で撮影してきた画像は愛しいものです。。次の旅行が迫っているので、幾らかでも写真の整理をしておかないと・・・溜まる。御崎馬/宮崎県串間市都井岬
インドのアクシスジカをモノクロームで。インドでは一般的に見ることのできるシカ。立派なツノが特徴的です。クーズー(クドゥ)・(GreaterKudu)。ボツワナで出会ったアンテロープ(牛科・レイヨウ)。日本の動物園にはいないため、あまり馴染みがないかもしれませんが、そのネジのような螺旋状のツノが印象に残ります。同じくボツワナのフルーツバット。ロッジの休憩所の屋根にぶら下がっておりました。アクシスジカ他(モノクローム仕立て)
スノーモンキー。調子に乗ってPhotoshopを使ってのモノクローム作成。雪の道を歩いてくるニホンザル。白い雪の色が残るように、スノーモンキーが暗くなりすぎないように。温泉に浸かるスノーモンキーの手。インドのハスマンラングール。インドでは猿は神の使いです。ニホンザル他(画像処理ソフトを使って)
Photoshopを使ってモノクロームに画像処理。違った表現ができるか試してみました。色彩という大きな情報を整理して、階調、コントラストでどんなものができるのか。これをやり出したら止まらなくなってしまいました。モモイロペリカン。白い体の明るさを抑えるよりも強調してみました。ウ。ケープペンギン。白黒の体色をもつケープペンギンと白砂のビーチ。色々、考えながらのモノクローム。コサイチョウ他(画像処理ソフトを使って)
寒い画。フロストフラワーの子供。少しづつ、夜のうちに成長するのだろう。寒いついでに渓流の画も。フロストフラワーもどき/群馬
魚食性なので湖の近くや河川でよく見かけますが、なかなか近くには寄れません。なので遠くから。この撮影場所の近くにはコロニーがあります。アオサギ/群馬
飛んでいる。飛ぶ。飛んだ。飛翔するコハクチョウ/群馬
ハシブトガラスがコハクチョウの落とした羽根を眺めています。それを訝しげに眺めるコハクチョウです。このカラス、何考えているのだろう。たいした事ではないのだろうけれど、想像するだに面白い。ハシブトガラスとコハクチョウ(マガモも一緒に)/群馬
群馬県烏川河岸。コガモ、オナガガモ、マガモ、カルガモなどのカモ類が見られました。写真はスローシャッターで流し撮りをしたもの。顔が止まって写っているので成功例(自分の写真としては)になるのかもしれません。動物を写真に止める際、動き回る被写体を高速連射で追いかけることを普通にします。10コマ/秒,などというすごい機能を近頃のカメラは搭載しています。連射を多用すれば大量の画像がメディアに保存され、しかも同じような画が永遠と並ぶことになります。その結果、画像の整理時、撮影者を苦悩の淵に追い込むことになります。そして多くの削除画像(近頃は選別外画像になることが多いけれど)を産む事になります。また、この写真のようにスローシャッターで流し撮りなどした場合、自分の技量が全く追いついておらず、削除の山を築く事になります。自...オナガガモの画像たち/群馬
群馬県烏川河岸でコハクチョウの流し撮りを試みてみました。流石に訓練不足は否めないところ。どうしても顔が止まらない。ので、「惜しい」画像です。またそのうちにやってみようと思っています。コハクチョウの流し撮り/群馬
毎年ハクチョウが越冬する河原。夕暮れには寝ぐらに帰るために飛び立ちます。この河原からは西上州の山を見ることができます。写真の右奥に写り込む山は浅間山。遠くに妙義山。左側の平らな山が荒船山。コハクチョウに西上州の山並み/群馬烏川河岸
日没間近の斜光を浴びるハクチョウ。神々しくもあります。この河原で日中を過ごすハクチョウの数も少しづつ増えているようです。地元の方が「そのうちオオハクチョウも来ると思うよ。」と仰ってました。夕陽を浴びれば白鳥も赤くなる/群馬
夕暮れ時、コハクチョウが寝ぐらに帰るために飛び立ちます。淡い光の中、美しい姿を見せてくれました。飛翔。降りてくる。着水。コハクチョウ・離水・飛翔・着水/群馬
どこにでもいるハシブトガラス。概ね嫌われ者。イメージは黒尽くめの不気味で悪戯な鳥。体色は多くの鳥がそうであるように構造色。光の当たり方で見える色が変化します。カラスも黒、灰色、紫、などなど。自分はこの鳥、なかなかひょうきんで格好いいと思います。河原のハシブトガラス/群馬
毎年、白鳥の飛来する場所に行ってきました。今年は少なめだそうです。何やら白鳥たちが大騒ぎを始めました。「ぐわっ、ぐわっ、ぐわっ」と鳴きながら、隣の白鳥に噛み付くやら追いかけるやら。水飛沫を上げながらの狂宴です。白鳥乱舞/群馬玉村町烏川
近頃では至る所で見ることができるカワセミ。セッティングしての撮影、画像も多く見られます。よく見かけるとはいえ、なかなか近くには来てくれません。多くの鳥がそうであるように、この美しい体色も構造色と呼ばれる光の反射、分光によるものです。以前からこの場所にはカワセミが棲みついていて、近くには巣穴があると思われます。小魚を咥えたカワセミ(メス)。セキレイもおります。カワセミ/群馬
近くの池にいたオオバン。水に潜って出てきた時に咥えていたのはザリガニ。雑食なので色々食す。灰黒色の体に白い嘴。なんともカメラ泣かせな強いコントラスト。植物食の傾向が強い。枯れ葉を食べておりました。ほとんど空を飛ぶところは見かけませんが、飛びます。体に比べて翼は小さめに見えます。オオバン/群馬
本年もよろしくお願いします。2023年謹賀新年
皆様、2022年、お世話になりました。来年もよろしくです。2022年寅年がいく
近くの湖。誰もいない桟橋に番いだろうか、アオサギがディスプレイのような仕草をしておりました。人気のない湖は長閑なような淋しいような。貸しボートも静か。アオサギ(今年最後の写真)/群馬
近所のスーパーマーケットで買ってきたキャベツ。外側の硬い葉っぱもそのままに売られている。ちなみに群馬はキャベツの全国シェアトップです。写真は模倣に少しだけ工夫を加えたつもりです。群馬のキャベツ/モノクローム
11月20日の早朝。朝焼けが浅間山を染めました。傍には細く頼りなげな月がまだ空に浮かんでおりました。群馬県嬬恋村から南に浅間山を望んでいます。嬬恋村界隈の森と山の景色。群馬県高崎市倉淵町の二度上峠から西に見える浅間山。浅間山と月齢26の月/群馬県嬬恋村
日の出前の凍てつく空に太陽柱が見えました。黄金色の柱は横方向にも走って、十字を作りました。黄金の十字架。気温は−10℃を下回っています。クリスチャンではなくても拝んでしまいそうな凍える朝。夢中でカメラのシャッターを切りました。ただの大気光学現象ではありますが、その美しさに引き込まれた夜明け前。太陽柱(サンピラー)2黄金色の十字/群馬県長野原町
凍てつく浅間大滝。積雪量は少ないものの、気温は低い。これからは雪ももっと降るだろうし、気温も下がっていくだろう。飛沫のかかる所から凍っていく。氷と滝の飛沫が作る、瞬間の景色。浅間大滝/群馬県長野原町
降雪量は例年に比べ少ないものの、気温は明け方に−11℃だった北軽井沢。標高は1,100m。浅間山を南に見る高原地帯です。車移動の場所ですが、もちろんスノータイヤは必須。冷え込む「魚止めの滝」/群馬長野原町
群馬の山並みから立ち上がる太陽柱。冷え切った日の出前に出現した光の現象。空気中の氷唱に太陽光が反射して見られる。風がなく冷え切った朝。太陽柱(サンピラー)/群馬県長野原町から
群馬の赤城山小沼では若干、薄氷が沼の周りに張り出していました。沼の浜には霜柱が土を持ち上げていました。15cmくらいの高さがあった霜柱。霜柱の沼/群馬赤城小沼
頂いた手毬を被写体にしました。凍りはじめた赤城小沼にて。手毬/群馬赤城小沼
群馬県の赤城山、標高1,400m辺りに3つの水溜まりがあります。毎年、冬になれば全面凍結し、一番大きな大沼(おの)では氷の厚さが15cmを超えた時点で、氷に穴を開けてワカサギの氷上釣りが解禁になります。暖冬で氷の厚さが足りなければワカサギ釣りもできなくなります。今年はどうでしょうか。氷の進行が少し遅いような気がします。未だ大沼では薄氷もできていませんでした。写真は小沼(この)。池の周辺がうっすらと凍り始めています。樹氷が溶けていました。覚満淵(かくまんぶち)。薄氷に覆われています。白い泡が氷の下に閉じ込められて、ミニアイスバブルになっています。氷の季節が始まった赤城大沼界隈/群馬
今日の赤城山。標高1,400m辺り。風もなく暖かでした。もう少し冷え込むことを期待して伺ったのですが、道路もほぼドライでしたが、日陰には何箇所か凍結している所がありました。冬用タイヤにした甲斐がやっとありました。朝焼けで赤く染まった山に月が沈んでいくのを見ましたが、撮影場所を探していると、あっという間に朝焼けの色が褪せて、そのうちに月も沈んでしまいました。とても美しかったのですが撮影できずに終わりました。所々、雪は残っていましたが本当の冬が来るにはもう少し時間がかかりそうです。朝焼けの中の大沼。覚満淵はかなりの部分が氷が張っていました。ミニアイスバブルができていました。小沼。赤城山/群馬
群馬県立昆虫の森にて。ドームの中とはいえ、低温で動けなくなった体で、ただただじっとして乾くのを待っているようでした。室内を温めることをしていないので蝶の姿もまばら。飛翔しているものはありませんでした。イリオモテモリバッタを見ることができました。水滴を纏うオオゴマダラ/群馬昆虫の森
カルガモが体に付いた水を払います。水滴が勢いよく弾けた瞬間を止めました。羽繕いは生きていくための大事な仕事。夕陽が当る山肌が池に映り、水面を赤く染めました。カルガモ/群馬赤城山覚満淵
赤城山を自動車で登り切った所に3つの水溜まり(大沼、覚満淵、小沼)があります。その中の小沼で撮った景色です。小沼は火口湖。訪れる人も少なくゆったりとカメラを構えられます。赤城小沼の景色/群馬
群馬県赤城山覚満淵です。山に囲まれているので日の出は遅く日の入りは早いことになります。この時期午後3時にもなると太陽は山に隠れます。陽が落ちる前の遮光を受けた覚満淵です。やっと陽が昇ってきた覚満淵の林。モヤの中の覚満淵。赤城山覚満淵の景色2/群馬
群馬赤城山。標高1,300〜1,400m地点に3つの水溜まりがあります。そのうちの一つ、湿地帯になっている覚満淵にカルガモが数羽おりました。朝日が登ってきました。モノクロームで。赤城山覚満淵のカルガモ/群馬
赤城山は群馬県人の自分にとっては身近な山。1,800mを超える黒檜山を中心にカルデラ湖の大沼、火口湖の小沼、湿地帯の覚満淵の3つの水溜まりがあります。この3つの水溜まりを中心に撮影をしてきました。写真はモヤに烟る覚満淵。前出のカルガモの写真もこの覚満淵です。鳥居峠からの角満淵。湿地帯にかかる木道。白樺が池に映っていました、赤城山覚満淵の景色/群馬
誰もいない池で暫しカルガモの撮影。紅葉も終わり、雪遊び氷遊びまでのはざまに静かな山の池。で、あるのだけれど、カルガモたちは水飛沫を上げて潜水を繰り返していました。何かを咥えて出てきたカルガモの口にはなんとカエルが。あらら、これは一体どうしたことか。植物性のものを主に食べているものだと思っていたので、ちょっとビックリ。あっちのカルガモも同じようにカエルを咥えている。何が起こったのか。11月も末。標高1,360mの池。カルガモ。カエル(小さい種ではない)。カエルは生体ではないようだけれど。草に比べたらその栄養価は相当に高いであろうカエル。その美味しさに目覚めたかカルガモたち。カルガモ/群馬
しだれもみじだと思いますが、色づきが紅葉とは言い難いもの。それでも光の当たり方で、違った表情を見せてくれます。しだれもみじ(たぶん)/群馬
晩秋といった季節柄、なかなか生き物を見つけづらくなってきました。今日は庭のコスモスに小さなクモを見つけました。直に冬が訪れることと思います。この来客は冬に向けてどんな対策を練っているのでしょうか。クモの生涯が気になってしまう今日この頃。コスモスの蕾がまだいくつか残っています。もう少し、秋が庭で足踏みをしてくれるようです。本日のお客様/コスモスにクモ
本日、唯一の訪問者はオオスズメバチ(たぶん)。この時期に動いているのは女王蜂だろうか。越冬する場所を見つけているのかもしれません。大きな体で電気コードで休憩中。美しい・・・見惚れました。本日の訪問者/オオスズメバチ(おそらく)
以前、撮影した近くの教会と満月。遠出をして光害のない場所に行くこともしないでズボラ撮影。先日の皆既月食の時もここで何枚か写しました。これも近くの公園でのススキと月。あまり意味もなく月の写真。教会と満月/群馬
長野県木曽地方の写真の整理もほぼ終わって一息。直に雪景色の中での撮影になる。木曽馬はおとなしい性格と言われます。それでも中にはヤンチャな奴もいます。それは人間と同じで、人間以外の生き物も個体ごとに個性を持っているということです。人間が決めつけて一括りにするのはちょっと違うかもしれません。写真は喧嘩中の木曽馬。目を剥いて鼻の穴を広げて興奮しています。白樺の林の白系種。木曽馬において白系の馬は血統的に少量で、将来は見られなくなる可能性もあるようです。「木曽馬の里」。木曽馬/長野県木曽郡「木曽馬の里」
先月訪れた青森県の景色。やっと写真の整理が終わりました。青森はもう冬の装いでしょうか。ブナ林は黄色から茶色に変わり、今は落葉して雪も降り始めているかもしれません。十和田の森。下北半島では陽の差す針葉樹の森でお花畑を見つけました。青森の森(八甲田・十和田・下北)
世に美しい紅葉の写真が溢れている今日この頃。美しくない紅葉の写真は有りか。ということで、天邪鬼な性格が災いしている作品群。ご容赦あれ。紅葉の写真ではある/長野県木曽郡
標高3,000mを超える御嶽山。神聖な山岳信仰の山。御嶽スカイラインは既に車の侵入が積雪注意により規制されておりました。宿泊所から早朝に御嶽スカイラインを車で行ける所まで登り、視界が開けた場所にて雲海の撮影をしました。御嶽山の中腹とはいえ2,000m近い標高はあったと思います。紅葉も盛りでした。御嶽山の雲海/長野県木曽郡
日本の在来種のひとつ。本州ではこの「木曽馬」だけが在来種とされています。この馬に会いに木曽福島から開田高原の「木曽馬の里」に出かけました。御嶽山の麓に広がる開田高原はおりしも紅葉真っ盛り。木曽馬はほとんどの時間を下を向いて草や飼い葉を食んでいましたが時折何がしかのために頭を上げてくれました。たまには喧嘩もします。仲良くもあります。広い放牧場の中には林もあります。木曽馬/長野県木曽地方開田高原
御嶽山の麓、木曽の紅葉。紅葉と言っても、その背景、写真の切り取り方などで様々な姿を見せてくれます。観光者はどうもひと所に集中するようで、「観光地」と呼ばれるところや、評判の場所以外は人もまばら。「紅葉を愛でる」という部分では、偏った人気の場所は避けても、いくらでも満喫できるようです。木曽の紅葉/長野県
霊場恐山に寄りました。寄ったというのは入場料が存在したので中には入らず、駐車場でカラスを撮影。恐山にカラス。似合っているでしょうか。恐山のカラス/青森
先月行きました青森県下北半島。半島の北東では「寒立馬」を。半島の西部で北限のサルの撮影。紅葉の良い時期に観光客は皆無。半島の西部地域は北部にマグロで有名な大間がありますが、道が大まか。その面積に比べて極端に道が少ない。なのでサルを探しながら車を走らせるのだけれど、見つけるのに同じ道を走るしかない。それでも見つけに行った日は全て複数回の遭遇になりました。そういうものなのか、やたらと運が良かったものなのか。その答えは次回、判明するかもしれません。舗装道路からの撮影なので、人工物が写り込むのは仕方のない事かもしれないのだけれど、こういったコンクリートの防壁なんかが、サルたちは好きなような気がします。歩きやすいし、陽が当たっていれば暖かい。極め付けはカーブミラーに興味があるらしいサル。紅葉の下北半島・北限のサル/短い秋(写真整理中)
先月に伺った青森県東通村。尻屋崎灯台放牧場から冬のアタカに移される前の放牧場。馬たちは思い思いに過ごしているようでした。寒立馬は寒冷地で生きているという事もあってか、日本の在来種の中でもガッチリとした体躯をしています。首から肩にかけての筋肉、太い脚、胴体の太さ、美しい馬です。使役用及び食用として飼われていた寒立馬は現在、関係者の努力によって保護されています。秋の寒立馬/青森県東通村(写真整理中)
青森県「八甲田ブナ林」の森。ブナ林は日本の森の典型的な景色のイメージがありますが、建材としては不向きなためにスギやヒノキの植林に変わられて、その規模は縮小してしまいました。基本的にブナを中心にした落葉樹で構成されているブナ林。ブナ林の紅葉にピッタリとはまると、空気さえも黄色く感じられるほどに、目に映る景色はまっキッキになります。「八甲田ブナ林」にて/青森
ブナを中心にした森の中を渓流が縫っていきます。木々は黄金色から茶色にと刻々と変化していきます。十和田湖から流れきた渓流沿いには人が歩ける遊歩道があります。でも駐車場はほとんどありません。車を止めることのできるスペースを見つけては、そこからの渓流の撮影。奥入瀬渓流の秋/青森(写真整理中)
蔦沼の早朝。翌日から要予約、有料となる場所から。朝焼けの光が紅葉で赤く染まった木々を一層赤くして、湖面は空の青を映し出しておりました。青森県奥入瀬・蔦沼の朝(写真整理中)
秋の景色を写し取りに青森県に出かけてきました。やっと画像の整理を始めまたところです。写真は蔦沼の森から沼に続く朽ちかけた木道。青森奥入瀬の秋(編集中)/木道
日没直後。束の間、満月前の月が見えました。600mmのレンズで手持ち撮影しましたが(トリミング)、「三脚で」と思い、家に取りに行って帰ってくると既に月は厚い雲の中。それにしても昨今のカメラ・レンズはこんなものも写してくれる。下の写真は引いた画ですが、月の北側に明るく輝いている星がありました。木星だと思います。木星と思われる星を大きくしてみると衛星のようなものが写っていました。ガリレオとかでしょうか。二個の光が見てとれますが(左右に)手持ち撮影で写るものなのでしょうか。光度があれば映るのか。もっと露出補正をマイナスにしたら手持ちでも木星の縞も映るのかしら。シャッタースピードは速くなるしね。今度やってみましょ。特段、意味はないのだけれど。本日の月(束の間の)/群馬
コスモスを市内の公園まで見に行ったときに出会ったベンガルワシミミズク。もちろん自然に飛んでいたわけではない。このミミズクを肩に乗せてコスモスを見ていた方に出会っただけです。群馬では動物園に行かなくともこんな動物に逢える可能性が高い気がするのは自分だけではないはずです。それにしても猛禽は格好いい。青空にミミズク。どアップ。ベンガルワシミミズク(散歩中に出会った)/群馬
散歩途中にダイサギでしょうか。水がうっすら溜まった休耕地でどうやら食事中。首がこんなにも長かったのですね。畦道には曼珠沙華。夕暮れ時はこの花の怪しさを際立たせます。サギ/群馬
アゲハチョウの終齢幼虫。威嚇のためにツノを出す。これが臭い。アゲハ終齢幼虫からすればとても疲れるので、あまりこのツノは出したくないようだ。ので、突っつくのは(もちろん落ちている木の枝で)3度までにしている。小さな頃は「あかんべ虫」と呼んでいた。何度も突っつき、おもしろ臭いを楽しんでいたのだった。ヒョウモンチョウだと思います。大接近しました。本日のお庭/群馬
セセリチョウは地味な色合い。全身茶色。羽も体に比して小さい。なので一生懸命羽ばたく。ハチの類も羽は小さい。なのでやっぱり一生懸命羽ばたく。コスモスにセセリチョウ/群馬
小さなシジミチョウの飛ぶ姿をずっと写したかった。コスモスを見に行った帰り際、突然目の前に現れたシジミチョウが花の周りを舞ってくれた。逢魔時は天使も連れてくる。コスモスにシジミチョウ/群馬
普通にトンボが飛んでいる季節です。写真は「赤とんぼ」と呼ばれるアカネ属のトンボと思います。お気に入りの留まる場所があるようで、一度飛び立っても戻ってきていました。羽を下方に下ろしてゆっくり休む、のポーズ。アカネトンボ/群馬
アサギマダラを見に行きました。現地ではアサギマダラの他、次々と虫たちの姿が目に飛び込んできました。キラキラ光るハエもおりました。フジバカマにハエ/群馬
群馬の「赤城自然園」にフジバカマの花が咲いています。そのフジバカマを目当てにアサギマダラが集まります。アサギマダラは渡りをする蝶として知られています。この公園でマーキングされた個体が鹿児島の喜界島で見つかっています。派手な体色ですが毒を持っている蝶なので警戒色のようです。アサギマダラの「アサギ」は羽根の色の「浅葱色」から由来しています。写真のハチ、スズメバチのようです。アサギマダラにちょっかいを出していました。フジバカマに集うアサギマダラ/群馬
高崎観音山丘陵にある花の丘公園。コスモスがたくさん咲いています。丘陵地帯ですので北には榛名山、西には妙義山をコスモスたちの後方に見ることができます。観音山は低山ですが奥行きがあります。神社ありお寺ありキャンプ場も牧場も廃棄物処理場も。40mを超える高崎観音が高崎の街を見下ろしております。群馬県人の多くは、高崎線に乗って都会から帰ってくる時に高崎観音が見えると群馬に帰ってきたと実感します。高崎で育った自分は幼い頃、この白衣観音が動き出して襲ってくる恐ろしい夢を何度も見ました。「白衣観音慈悲の御手」(上毛かるた)の観音様、幼い良い子を恐怖に陥れてはいけないのではと恨んだものです。話がとんでもなく逸れましたが、コスモスは優しく首を揺らして「よしよし」と慰めてくれているようです。コスモス/群馬高崎
コスモスが見ごろになりました。昨日、コスモスをたくさん咲かせてくれている公園へ出かけました。たくさんの人が花を愛でておりました。本日、某全国区テレビジョンでこの公園が紹介されているのを見ました。昨日に行っておいて良かったと思う次第です。写真はサルビアの花に留まっているハチですが、コスモスからくっつけてきた黄色い花粉をたくさんお腹に抱えておりました。コスモスとハチ/群馬高崎
虫たちの動きが活発です。近くの公園に出かけました。コスモスを始め、多種の花々が咲いていました。蝶類、トンボ、ハチ、バッタ。多種の虫たちが忙しく動いていました。虫たちを見ていると概ねとんでもなく高機能です。何故飛べるのか。飛んでいるのに何故止まれるのか。何を見ているのか。どんな世界を見ているのか。何を嗅ぎ分けているのか。何を聞いているのか。自分には想像もつかない世界で生きているのだろうと思うと不思議な気分になります。虫に夢中になる人がたくさんいるのも分かるような気がします。コスモスとモンシロチョウ。白い千日紅とモンシロチョウ。モンシロチョウとセンニチコウ(千日紅)/群馬高崎
ここ何日かウスバキトンボが集団で飛翔しています。ごくありふれたトンボですが、その生態は特別不思議なもののようです。言ってしまえば分からないことが多いということでしょう。南方系のトンボですが海を渡り山を越え、ひたすら北上し、日本であれば北海道でその低い気温のために死滅するそうです。なぜそんな渡りをするのかよく分かっていないみたいです。台風に乗って(台風の目の中でたくさんのウスバキトンボが目撃されていた。)北上していたという観測記録もあるようです。捕まえてみると分かりますがフニャフニャで薄っぺらな体をしています。多分、体を軽くして遠くまで飛べるようにしているのだと思われます。おそらく自分が子供の頃、一番多く捕まえたトンボ。写真のように縦に留まります。シオカラトンボのメスもいました。ウスバキトンボ/群馬
黄色い色をしている方がメス。ひとまわり大きい。色味もだいぶ違う。柑橘系の植物の辺りでは、近頃アゲハチョウの動きが活発です。産みたての卵、孵ったばかりの幼虫、少し大きくなったもの。もう少し大きくなって緑色の体色になったもの。アゲハチョウばかりでなく虫たちがワサワサしている感があります。今朝はウスバキトンボがたくさん飛んでいるのを見ました。ナミアゲハの交接/群馬
だいぶ過ごしやすくなって、庭の生き物たちも忙しく動き始めた気がします。少し見つけ回っただけでいくつもの生き物に遭遇しました。久しぶりにヤモリ発見。シジミチョウ。セセリチョウ。オンブバッタ(ショウリョウバッタではないと思います。)ネコジャラシに小さなクモ。ハナバチかな。庭の生き物たち(ヤモリもいました)/群馬
柚の木にアゲハが卵を産んでいました。見辛いと思いますが、左下の柚子の葉には産みたての黄色い卵と、孵りたてのアゲハの幼虫がいます。見つかりますでしょうか。産みたての卵は黄色く輝いてとても綺麗です。あまり時間を経ずに白っぽく濁ってきます。3、4日経てば孵るものと思います。孵りたての幼虫は鳥のフンに擬態しています。下の画は孵りたての幼虫と卵。おまけになんか虫、が写っています。とても綺麗な卵。1mmほどの大きさ。写真は明るさ等加工しました。アゲハ、卵を産む/群馬
カマキリが居ついている花。今までに見たことがない花が庭に咲きました。弱っていると思われるカマキリが住み着いて3日。なんとまだ生きています。その間、雨が何度か降り、ムクドリが近くを飛び交い、ノラ猫が徘徊する庭で。ある種の感動を覚えます。見かけぬ花が庭に咲きそうです。/群馬
「ブログリーダー」を活用して、風と水の記憶 Mitsuhiro's Photo Pageさんをフォローしませんか?
よく降る雨の合間を縫って、雨に濡れた庭の植物をマクロ撮影しました。タンポポの種子は飛ぶこともできずに項垂れておりました。ハナニラはあまり水分を弾くことができないのか、花弁を透き通らせてしなだれています。ナガミヒナゲシの蕾。外来の植物。どこでも見かける。強いのでしょう。青がキレイなキュウリグサ。雨後の庭・植物編/群馬
雨上がりの庭にナナホシテントウが動き始めていました。この赤は目立ちます。「食べてもまずいよ」アピール。写真はタンポポの綿毛とナナホシテントウ。ナナホシテントウはアブラムシが主食。アザミにも。雨宿り。雨後の庭・ナナホシテントウ編/群馬
庭で見つけた虫たちです。ボケっと草むらを見つめていると得体の知れない小さな虫を見かけます。写真はクロイトトンボですが、このトンボも何か小さな羽の生えた虫を咥えています。分かりますでしょうか。生き物はそれぞれ身の丈に沿った世界があるものなのだと、休むに似た言葉を呟くのでした。カタバミにアリ。ヤハズエンドウにナナホシテントウ。ハルジオンにカメムシ。庭の虫たち/群馬
凹凸ガラスの向こうでバタバタしていたナミアゲハです。抽象画のようで面白い画になりました。写真には見えないのが楽しい。このアゲハチョウ。柑橘系の木に卵を産んでいました。ナミアゲハ(抽象画のような)/群馬
あちこちに咲いているハナニラの花。我が家にもどこからかやってきた花がそこかしこ。生き物たちも一緒に。ハナアブ。クモ。ハナニラ/群馬
散歩中、我が家から半径300mで見かけた鳥たち。まずは我が家から写したカオジロガビチョウ至近距離。スズメ。綺麗。カワラヒワ。よく囀るのですぐ見つかる。オオタカと思われる猛禽類が住宅街で狩をしていました。その他、カラス、シジュウカラ、メジロ、ツバメ、ハト、ツグミ、セキレイ、など見かけました。本日の鳥たち/群馬
公園を散歩。池の側でボケっとしているとメダカがおりました。撮影者が動くと潜ってしまうので、ただただじっとして待機。浮かんできた所を写しました。池の鯉。池のメダカ/群馬
なんとここ数日、我が家の庭に「カオジロガビチョウ」が毎日来ています。この鳥、特定外来生物であるのですが、ほぼ群馬の一部のみに棲息しているはずの鳥。見たことがない人が多いと思います。ついに我が家は希少生物の撮影スポットになったのか。まぁ、棲息域を拡大しているということでしょうけれども。多分、近所の人もそんなことは知りもせず、関心もなく、というところでしょう。近くにタヌキが棲んでいたことも、キツネが歩いていたことも、イタチが穴を掘っていたこともみんな自分だけの秘密にしているので、今回も黙っています。写真は「コツコツ」と変な音がしている所を見てみるとカオジロガビチョウが車の後部ワイパーに乗って窓に映る自分を攻撃している。なんか特別?な写真が撮れてしまいました。車の屋根に乗っている。緑の甲虫のような虫を咥えていま...カオジロガビチョウ(我が家が撮影スポットに?)/群馬
オキナグサを表現を意識して撮って見ました。話は違いますが、日本の「書」という芸術。その表現方法の一つに「一期一会」または「行き当たりばったり」のようなものがあるように思われます。表現者ははじめの意図とは違うものズレるものをまたは偶然を「意図的」に刹那に同時に自らの気持ちを乗せて表現することを楽しむということが行われているような気がします。芸術ではなくてもそんな風に写真を撮れたらいいなと思います。女性器を連想させるオキナグサの花弁。近くで咲いていた「シナノタンポポ」と思われる植物。オキナグサ(意図的な)/群馬
昨日は暖かい日和。我が家の庭もなんだかワサワサして落ち着きがない気がします。写真はキタテハだと思いますがハナニラを吸蜜していました。その口吻には黄色い花粉がびっしりと付いています。アゲハもいました。ニホンカナヘビもいくつか見かけました。暖かいので、体も動きます。近づくと直ぐに逃げる。ツチイナゴかと思います。カメラを向けると向こう側に回り込んで隠れたつもり。キタテハ(と思う)/群馬
ツバキの花は花弁が散る事なく、その花ごとボテッと落ちます。庭のツバキに乗っていたアリの不幸は、逃げる間も無くその花が下のビオトープに落下した事。さてどうする。とにかく脱出できる道を探る。しばらくの間、緩やかに風が吹き、落ちたツバキの花の位置が変わる。ビオトープに浮かぶ落ち葉。道を見出した。そんなのをモノクロームにして見ました。アリに起こった事件/群馬
庭のツバキが咲いては落ちる。アリが赤い花の上を動き回っている。ツバキとアリ/群馬
暖かい日和に誘われて公園を散策しました。写真は「オオマツユキソウ」と思います。菜の花の色はこの時期とても目立ちます。あちこち黄色。公園の池でアカミミガメの求愛行動が見られました。大きな方がメス。オスは前足をメスの目の前でプルプルと動かしてメスの気を引きます。春の公園散策/群馬
カタクリの花が盛期だと聞いたので群生地に行ってきました。満開、若干遅れたといった所でした。山の斜面にたくさんのカタクリ。こんなにたくさんのものは初めてでした。カタクリ/群馬
河津桜も終わりを迎えている群馬の山里。最後の蜜を目当てにヒヨドリやメジロが来ていました。いつの間にか春も進みました。河津桜とヒヨドリ2/群馬
オキナグサ。プラプラと歩きながらの写真。春は雨も多いし、何せ大風が吹く。なかなか春を満喫できる時間は少ない気がします。この日も午前中は雨。後、快晴。ホトケノザ。後ろに菜の花。ヒメオドリコソウ。後ろに菜の花。カワヅザクラ。ネギ。(たぶん下仁田ネギ)春の花散策/群馬
あまり人目も気にすることもしないトビのカップル。トビはよく見かけるけれど、交尾は初めて見た。事後のご挨拶。飛び立つ。トビ
日本アルプスの麓。公園を散策しました。木々の中、いつもの事だけれど、下を向きながら歩きました。写真は小さな花、タネツケバナ(たぶん)。雨後の苔。リュウキンカ。ベンチにキリの殻。森の公園散策/長野
群馬は面積の三分の二が山なので、少し山地を登れば平地とは違う気候になります。寒くなるということですけれど。近場で言うと「赤城山(標高1,800m)」などはそれほど多くの積雪はないけれども、やたらと寒いので、雪の無い寒い景色が見られたりして面白かったりします。また「魔の山」谷川岳は遭難死者数世界一ですし、標高1,200m弱の妙義山は滑落事故が谷川岳よりも多かったりします。で、河津桜もまだ咲いています。ヒヨドリが蜜を吸いに来ていました。モズ(幼鳥かな)。こちらの出方を伺うノラネコ。河津桜とヒヨドリ/群馬
キュウリグサを再び。花の径は3mm程度。ほぼ気がつかれずに今、たくさん咲いています。雑草という植物はないのだけれど、多分そのカテゴリーに繰り込まれていると思われますが、とても可憐な花だと思います。これも小さな花のホトケノザ。蕾は濃い赤。咲けば紫。これも今盛り。小さな花でも割と人気者のぺんぺん草、ナズナ。家の前の公園でブランコを見上げるように咲いています。これは小さな花ではなく大きな花のツバキとアリ。ツバキから何だかの樹液が出ているのか、アリが頻繁に行ったり来たりしています。庭の小さな花たち/群馬
白く長い綿毛がおじいちゃんのように見えるところからの命名。陽の光を綿毛と雫が表現する。絶滅危惧Ⅱ類。河川敷に花の終わりのオキナグサがたくさん佇んでおりました。オキナグサ(翁草)/栃木
ナノハナにアゲハチョウ。黄色に染まる菜の花畑は普段あまり目には映らない黄色ばかりの世界。ところが近くによって部分部分を切り取ってみると、いろいろな生き物たちが目に飛び込んできます。本当に多種の生き物たちがその蜜や集まってくる虫を目当てに動き回っています。菜の花にモンシロチョウ。ナナホシテントウ。ナナホシテントウを捉えたクモ。ハナグモかな?菜の花畑に行くと見かける虫たち/群馬高崎
左奥が妙義山。右奥が浅間山。逢魔時に光芒。怪しい天気。鯉のぼりがある怪しげな夕暮れ時。昼間には菜の花畑を保育園児か幼稚園児のお散歩。夕暮れ時の菜の花畑/群馬、浅間山・妙義山を望む
ナノハナ畑にて。日本で見られるミツバチはセイヨウミツバチとニホンミツバチ。なかなか見分けはつきにくいけれど、小ぶりで黒っぽいのがニホンミツバチ。ここで見られるのも、多くはセイヨウミツバチ。外来種は体が大きいものが多い気がします。これはニホンミツバチのような気がします。ちょっと小さいし黒っぽい。黄色い花粉をたくさん付けています。ミツバチとナノハナ/群馬高崎
久しぶりのお庭フォトです。春もなんだか足早に通り過ぎようとしている気配。我が家の小さな庭も賑やかです。アゲハが柑橘系の葉に卵をうみつけていました。ナナホシテントウ。アリ。ハナニラにハナバチ。クモ。お庭フォト/久しぶり
赤道直下エクアドル。フウキンチョウの種類は3桁を数えるらしい。ロッジの椅子に座っているだけで、次から次へとフウキンチョウやら何やら飛んでくる。写真は「キンエリフウキンチョウ」ヤシフウキンチョウこれはフウキンチョウではないようです。日本にはいない種。「キバラヒタキモドキ」雨のヒタキモドキ。フウキンチョウ/エクアドル
エクアドルで写した写真をモノクロームで。シダ。齧歯。ネズミのかなり大きめの動物。アグーチかな?胞子。モノクローム/エクアドル
エクアドル西部内陸部の雲霧林。莫大な水と酸素を空中に放出する。広大な森から放出された水分は、木々が放った微小な核に取り付き、雲となりスコールとなって森に降り注ぎ、大地に染み込み、一部は川となって流れてゆく。自然の循環の中心となっている雲霧林。人間は森の重要性を過小評価している。ロッジの夜も霧に包まれる。雲霧林/エクアドル
エクアドルの鳥たち。写真は「コシアカミドリチュウハシ」。やはり雨はあまり気にならないらしい。アマゾンオオハチクイモドキ。少しの間、雨が降らなければ水浴びもする鳥。蛾を捉えた「キバシリ」。色彩2
「リスカッコウ」エクアドルにて。ロッジの椅子に座っているだけで、次々と見たことがない派手目な鳥たちが姿を見せてくれます。どこかに出かけなくてもただ座っているだけなのに、なんという世界。自分はバーダーではないけれど、まさにバーダー天国。フウキンチョウの類は何種類も見ることができました。写真は「ソライロフウキンチョウ」。派手な「オオハシゴシキドリ」サンショクキムネオオハシ蛾を捕まえた。名前不明な鳥。ツグミかなぁ?イカルかなぁ?鱗粉が煙のように舞って、細い脚やら何やら。体の一部が落下してゆくのがリアルです。色彩
エクアドルのハチドリ。ハチドリは主に花の蜜を摂取します。蜜のある花の周りには必然とハチドリが集まります。偶然に居合わせたハチドリたちはひと時、回合を繰り返します。対(たまたまの)
エクアドルのハチドリ。抜群に優れた体制保持能力を持つハチドリ。普通に考えると、体を立てて飛行したりホバリングするのは至難の業に思える。鳥の羽は水平に飛ぶように体に付いているように見える。ハチドリはよく体を縦位置にして飛び、ホバリングする。それに加え、高速で飛び回ることができるのは高度な周囲認識能力と歩行技術が必要だ。その特殊能力は特筆するに余りある。人間の科学技術でも未だ真似のできないものがあるかもしれない。ハチドリの撮影をしていると、たまに撮影者の体に高速飛行中のハチドリがぶつかってくる時がある。ハチドリはぶつかった後も平気で飛び続ける。あの小さな体の強度も相当なものであるように思える。ハチドリの研究は難題が多いけれど相当に有意義な気がする。鮮やかな構造色を見せてくれる。翔る
木の葉に溜まった水滴がシロエリハチドリの頭を直撃。全く動揺せず。エクアドルの西部山間部。熱帯雲霧林ではスコールは当たり前。いちいち構ってはいられないようです。降っています。雨降り
赤道直下エクアドルのハチドリ。もちろん表情筋はないのだろうけれど、その佇まいに気持ちが表現される。面持
高速で飛び回るハチドリ。でも、まぁ、飛んでばかりはいられない。合間合間に休憩して次の行動を考える。周囲環境の把握、動体捕捉、体制保持、どれも特別優れているハチドリ。質量は特別小さな脳が即座に判断を下してゆく。ブレイク
ハチドリの主食は花の蜜(時折、虫も採ります)。その嘴は花の蜜を吸いやすいように出来ています。中には植物の花の形態にあったかのような特別な嘴をしている種類もいます。ヤリハシハチドリはその特別に長い嘴で花の奥にある蜜を摂取することができます(上の画)。摂取する花の種類がなるべく他のハチドリと競合しないように進化してきたのかもしれません。採蜜
エクアドルのハチドリたち。写真はアオフタオハチドリ。ハチドリは毎秒50〜80回の羽ばたきを行うそうです。撮影者の近くを掠めるように飛ぶ時、「ブン」という羽音が聞こえます。蜂のような音がすることから「ハチドリ」という名がついたようです。なかなか肉眼では捉えられない世界かもしれません。飛翔
赤道直下南米エクアドル。標高6,000mを超えるアンデスの山の西。熱帯雲霧林は毎日午後になるとスコールがありました。先日には大きな地震があったようです。地震も多い国。ハチドリたちはスコールにも慣れているのか、雨の中飛び回っていました。小さな体を維持する為、高速で飛び回るに足るだけのエネルギーを摂取する必要があります。休んでなんかはいられないのかもしれません。雨に煙る森の中「ブンッ」という羽音が行き交います。スコール
2月上旬の写真。ずっとほったらかしだったもの。やっと整理を始めました。鹿児島県出水市には毎年一万羽以上の鶴たちが集まります。ナベヅルが最も多く続いてマナヅル。写真はスローシャッターでの試み。稲の刈り取り跡で食べ物を探すナベヅル。落ち穂などがあるようです。早朝。マナヅル。朝焼けの中。ナベヅル・マナヅル/鹿児島県出水市
凍えた朝。湿気を求めて(ダイアモンドダストを求めて)下に川が流れる橋の上に。日の出から暫時。林の隙間から陽が差し込むと、キラキラと光るダイアモンドダストが。写真のセンター右側下方に。雪の上にはキツネの足跡が。前方の樹々には朝日を浴びて赤く染まる樹氷。川から立ち上るけあらし。早朝の河原にダイアモンドダスト/北海道富良野界隈