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2015/12/19

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  • 「海外特派員」(40・米)80点

    ・ヒッチのハリウッド2作目は、アイデア満載のパニック・サスペンス。第二次大戦間近の欧州で国際的事件を取材した米個人記者を描いたパニック・サスペンス。大戦勃発の一年後公開され反ナチス・プロパガンダ映画ながら才気溢れる41歳のアルフレッド・ヒッチコックが惜しげもなくその技量を存分に発揮して、のちにこの種の作品のお手本となっている。ハリウッド進出第1作「レベッカ」でオスカー作品賞を獲得したヒッチだが、本来の才能を遺憾なく発揮したのは本作だった。フィクションであるというクレジットが冒頭流れるが、その切り口の鮮やかさからストーリーに入った途端テンポ良く進んで行く展開にただただ身を委ねる気分で映像に見入ってしまった。大戦防止のキイを握るオランダの政治家ヴァン・メアの暗殺事件を皮切りにカーアクション・風車小屋でのサスペンス、...「海外特派員」(40・米)80点

  • 「天国は待ってくれる」(42・米)70点

    ・E・ルビッチ監督、初のカラーでのファンタジー・コメディ。レスリー・ブッシュニフェキートによる戯曲「Birthday」をサムソン・ラファエルソンが脚本化、「ニノチカ」(39)のエルンスト・ルビッチ監督、初めてで唯一のカラー作品。オスカー作品・監督・カラー撮影賞にノミネートされたが受賞はならなかった。恋多き男が亡くなって地獄の番人に自分の生涯について語り始める。それは愛妻とのラブストーリーでもあった・・・。惜しくも本作の4年後に50代で亡くなってしまったが、ビリー・ワイルダーの師匠でもあり小津安二郎も影響を受けたというルビッチ監督。るビッチ・タッチと呼ばれるその絶妙な語り口とテンポの良さは健在。なにしろ男の一生をエピソードごとにクスリと笑わせ僅か112分で語り終える手腕は唯一無二の存在だ。主人公ヘンリー役を20代...「天国は待ってくれる」(42・米)70点

  • 「太陽の中の対決」(65・米)75点

    ・M・リット監督、P・ニューマン主演の骨太な異色西部劇。エルモア・レナードの小説「オンゴレ」を「ハッド」(62)のコンビ、マーティン・リットの製作・監督、P・ニューマン主演で映画化。脚本はアービング・ラヴェッチ、ハリエット・フランク・JRで、アパッチ族に育てられた白人が主人公の異色西部劇。19世紀末のオレゴン。幼い頃アパッチに育てられたジョン・ラッセル(P・ニューマン)は「オンブレ」<男の中の男>と呼ばれていた。白人の彼は、養父からの遺産である下宿屋を営む家を売って駅馬車で新天地を目指す。同乗者は先住民の監視官フェーバー(フレデリック・マーチ)とその若い妻、下宿屋の女主人ジェシー(ダイアン・シレット)、保安官を辞めたブラデン、同じ下宿住まいの若い夫婦、そして強引に乗り込んできたグライムズ(リチャード・ブーン)と...「太陽の中の対決」(65・米)75点

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