このブログの更新をずっとできずに来ました。訪問して下さった方々には申し訳なく深謝いたします。筆者はブログ継続の熱情を失い、いつの間にか80歳を目前としています。それで中途半端にしておくことはよくないと判断し、このブログを終了させていただくことにしました。ブログは削除はしませんでこのままにしておきます。なにか誰かの役に立てれば幸いです。皆さん、長らくありがとうございました。本ブログを終了いたします
このブログの更新をずっとできずに来ました。訪問して下さった方々には申し訳なく深謝いたします。筆者はブログ継続の熱情を失い、いつの間にか80歳を目前としています。それで中途半端にしておくことはよくないと判断し、このブログを終了させていただくことにしました。ブログは削除はしませんでこのままにしておきます。なにか誰かの役に立てれば幸いです。皆さん、長らくありがとうございました。本ブログを終了いたします
しばらくブログ更新をさぼっていた。テンプレートが真っ白になってしまって驚いた。頭もどうやらぼけてしまっていたようだ。昨日はバスケットの世界大会を堪能した。日本人も体格的に世界に負けなくなった。背の高い選手はゴール下まで走って得点するが、若干でも背が低い選手はスリーポイントシュートを狙う傾向がある。昨日はヴエネズエラに逆転勝ちした。終了前の10分間でだった。比江島選手のスリーポイントが面白いように決まっていたのが大きい。ヴエネズエラも最後にはシュートが悉く決まらず動転していたようだ。バスケット世界大会を見た
マイナンバーカードの不都合な真実が、まだ隠されている。岸田首相は来年の秋には今までの医療保険証を廃止すると息巻いている。なぜそこまでやらねばならないのか。20000円ポイントで釣って7割以上の人がマイナカードを取得した。金の力は恐ろしい。人の心を買うのであるから。そう思っていない人は多いだろう。心は売って居ないと。今問題になっているのはマイナンバーへの色んなカードの「紐づけ」をやりだしたところ、手違いが発生しだしたことである。例えばマイナ保健証で他人と入違っていた。他人の病歴が分かった。障碍者手帳が他人と入違っていた。ポイントが赤の他人の口座に入ってしまった。医療費がなぜか全額が保険がきかずに請求された。などなど、それも並半端な数でない。まだまだ発生するだろう。消えた年金事件が再発したのか。このようなシス...マイナカードの不都合な真実
チャットGPTなるものが世間を掻き乱しているようだ。ここでも長所と短所が議論されていて、EUの国などでは早速使用禁止とされたようだ。どうもその短所は個人情報を犯したり、著作権を侵害したりする点らしい。一方で余りに物まねが良くできていて写真のような絵を描く。記述も良くできていて頭の良い学生の論文のようだ、とも。こうなると人間がやることがいよいよなくなる。国会等も質問の回答を造らせるという。こうなると議員は頭を使わなくなる。人間の堕落が一層ひどくなるだろう。さて従来はデーターベース(DB)というものがあって、これを多角的に解析しある問題解決の手段としていた、今でもそうだ。コンピューターの能力が上がり解析スピードも速くなった。DBに情報を入力するのも大変な労力を要した。それが今ではロボットが自動で読み込み、コン...チャットGPTについて
岸田内閣は原発再稼働するという政策に舵を切り替えた。その骨子は今まで40年で廃炉を60年以上とし、かつ休止中の年数を数えない。こんな狂ったと言ってよい方針があるだろうか。炉の調子を検査してできれば永久に稼働させたいらしい。これを決めた政府の人間は自分たちの生きている間は問題が起こらないだろうと高をくくっているのではないか。将来の社会が市民が重大な事故で被るであろう被害をどう思っているのだろうか。何よりも頓珍漢なのは検査等で休止した期間を考慮せずに60年以上という稼働期間を考えている点だ。どんな機器も設備も経年劣化がある。オーバーホールという全点検で一切合切入れ替えたらそれは新設と同じだが、部分的にしか交換しないだろう。それであればそのとき交換をしなかった部品は経年劣化をし続けているわけで、この休止期間を、...原発再稼働、超60年策の異常さ
退職後はラジオを聴くのが癖になっている。大分以前から気が付いていたが最近になってはっきりと思うようになったこと。ラジオの女性アナの声を聞くにつけて、好い声だなあと、ほれぼれするアナが何人かいる。気象予報士、道路交通情報のアナ、ニュースを伝えるアナ。どうも自分にはあるタイプの声の質が心地よく聞こえる。ラジオならではのことで、テレビでは外観や容貌が印象に残る。チャップリンの「街の灯」では目が悪い花売り少女にチャップリン扮する中年男が恋をする。いつも少女に会うと花を買い、顔を見てそれが嬉しい。少女は男を好いている。少女は目の手術をすることになった。少女は目が見えるようになった。そして男は見えるようになった少女と会う。男は何となくおずおずと恥ずかし気に、会うことを躊躇したように。だが、少女に見つかり会う。初めは少...ラジオで聞く声のいい女性
先頃NHK-BSで放送された「老いてなお花となる織本順吉」には驚嘆させられた。実の娘が織本の死までの老後をドキュメンタリー記録映画にした。いぶし銀のような名わき役だった。最後まで自分(役者)を貫き隠すことなく曝け出した、ありのままの記録。本ドキュメンタリーはその正に主役を演じたもの。死を前にして老いの苦しみの中で「自然の摂理に任かせる」という。有りのままでそうするほかないという心境。最後に、実娘に「ありがとう。こんな素晴らしいドキュメンタリー記録を作ってくれて」と伝えた。2019年3月、92歳。「老いてなお花となる織本順吉」
ダビデはなぜ神に赦されたのか。十戒という神が与えられた神との契約がある。モーゼがエジプトからユダヤ民族を率いてカナンの地に向かっていた時のことだ。シナイ山に留まりモーゼはこの山で神から十戒を授かった。その中には姦淫するな、隣人の妻を奪うな、という戒律がある。ダビデはこの十戒をよく知っていた。既にミカルを娶っていたがバテシュバを見て肉欲にとらわれてしまった。彼女を奪い夫のウリアを戦死させた。すなわち神の前に罪を犯した。神はこれを赦さず彼の最初の子を死なせた。だが次の子はソロモンでありダビデに次ぐ英知溢れる王となっている。神はソロモンを愛したのである。ダビデも赦された。十戒はユダヤにとって絶対的な掟である。姦淫した女は石を投げられて死刑になった。江戸時代においても姦淫(密通)は罪が重く死罪に処せらえたという。...ダビデの罪について
政治に一言。原発政策は再稼働、60年の長期運用、新型原子炉の建造など従来の原発廃止を完全に覆す決定に進みつつある。それもこれもウクライナ戦争による天然ガスの不足に由来するエネルギー危機に由来する。岸田首相の側近が原発推進派だという。この男による説得が大きいと言われている。近代日本において幾つかの産業が衰退していった。繊維、造船、アルミ製造、鉄鋼だ。最近では白物家電、音響機器、などなどだ。かつては、これら重厚長大産業が消え軽薄短小産業即ち半導体とか回路などにシフトしてきた。それすら韓国、中国などにとって代わられてしまった。いま国が求めているのは重厚長大の仲間である原発回帰である。原発こそ重厚長大の最たるもので衰退の運命にあるものなのである。ところで原発の基本的な問題点は解消したのか?テロの標的となる危険性、...原発回帰のなぜ?
シャーロック・ホームズ「背の曲がった男」から読み取れるクリスマスの意味
シャーロックホームズの回想アーサー・コナン・ドイル作「背中の曲がった男」この物語は旧約聖書サムエル記に書かれているウリアの妻バテシバを奪い自分の妻とし、ウリアを戦場に送って戦死するようにして殺した話が基になっている。イギリス軍のロイヤルマローズ陸軍連隊に属する二人の男が連隊の仲間の娘に惚れた。二人は同僚でありかつ上司と部下の関係にあった。上司のジェームス・バークレイ大佐はやりての軍人であり、部下のヘンリー・ウッド伍長は極めつけの男前であった。上司はインドでの反乱軍に襲われたときに孤立し、部下に援軍に会いに行ってくれるように頼み詳しい地図を与えた。部下はその地図に従い歩いたが敵に見つかり捕縛された。拷問に遭い二目とみられぬ障害を負った。だが、その拷問の間に敵が実は上司と企んで自分をだましたことを知る。何とか...シャーロック・ホームズ「背の曲がった男」から読み取れるクリスマスの意味
モーツアルトは1791年12月5日に亡くなった。35歳、若すぎた天才の死だ。没後231年となる。最後の作曲がこのニ短調レクイエムK626であった。しかも未完成であり弟子のジュスマイヤーが補完したと言われている。12月5日はモーツアルトの命日だからこのレクイエムを毎年聴いてきた。今日もNHKFMで放送してくれた。補完されたとはいえ全曲にモーツアルトの切迫した緊張感がみなぎっている。北極星の彼方から響いてくるような凛とした清らかな調べだ。モーツアルトが最後に残してくれた安らぎの調べであった。ケフェ星雲モーツアルトレクイエムニ短調K626
スヴャストラフ・リヒテルのピアノルドルフ・バルシャイ指揮新星日本交響楽団1994年サントリーホールモーツアルト11歳の時の作曲である。モーツアルトに対して、如何に若い時の作曲といえどもモーツアルトであることに変わりはない。天才は生まれながらにその片鱗を見せるのだ。あの明るさ、透明さ、軽やかさの輝きは明白である。しかし、20歳代になってからのものとは明らかな違いが感じられる。このCDは他に2曲が入っている。年代順に聴くことができ、おのずとそれらの違いが分かる。20分足らずの曲だがモーツアルトの明るく軽やかな響きに打たれる。ピアニストのリヒテルは1915年ウクライナ生まれで1997年に84歳で亡くなった。今のウクライナのことを思えばさぞかし悲しむことであろう。モーツアルトピアノ協奏曲第1番ヘ長調K37番
かみさん(家内)が花を買ってきて活けた。幾つかの花があったがその中に百合がある。だいぶ昔から百合が大型のカサブランカになった。ほかの種類もあるが、百合にあの特有の強い匂いがない。聞けば品種改良で匂いを減少させたものだという。人によっては百合の匂いが嫌いだという。また百合の匂いは強すぎるから嫌だという人もいる。私は百合には匂いがあってこそ百合だという立場である。まあ、それでも仕方ないと我慢してきた。ところが更に驚くことが起きた。なんとまあ、雄蕊の花粉が無いものが出回って来た。かみさんに言わせると、百合の花粉は落ちるし、服などに付着する。そうすると着色してなかなか落ちないのだそうだ。それでかみさんは蕾が開いて花粉が見えだすとすかさず取り去ってしまう。これも私には我慢ならない。雄蕊の花粉は百合の美しさの重要な部...匂いも花粉も除去された百合が意味するもの
政府はポイント付与が好きだ。マイナーポイント、節電ポイント、旅行ポイント、などがある。いずれも申請者にのみ与えられる。一方で減税はしない。今こそ消費減税をすれば物価高にあえぐ庶民が助かる。消費税は深刻ではなく、兎に角、物を買うことに寄って税金が自動的に加算され政府の懐に入る仕組みだ。ポイントは申告者にのみ与えられるから、申告という面倒な手続きを必要とする。これが政府には都合がよい。申し出ない者にはポイントは付与されない。政府は金をださないで済む。つまりは、庶民に苦労させて、政府、自分たちは楽ができる。一方減税では庶民が楽ができるし、生活が楽になる。国はもっと庶民のことを考えるべきだ。企業がポイントで客を呼ぶのは、企業は自分で減税できないし、物価の無駄を削るのは非常に困難だ。固定費、変動費などを操作し切って...ポイントが好きな政府
商品の値上げがじわじわ続いている。更に10月には6000品目以上が値上げ予定だ。まさに値上げ台風が日本を直撃する。電気、水道、ガスなどは値上げされている。これらの原因はコロナ禍の経済活動ダウンを始め、ウクライナ戦争で小麦などの輸入ストップ、ロシアの制裁対抗の天然ガス輸出ストップ、併せて円安の進行などである。庶民はたまったものではない。政府は何をしているのだろうか。企業の内部留保は20年間で500兆円以上。更に経済効果のない東京五輪開催で無駄遣い、スポンサー契約がらみの贈収賄事件の起きる醜態、最近は海外渡航者の数を増やした。観光・旅行に再び力の入れ初めだ。円安には日銀の為替介入。こんなことで庶民の生活苦は救われるのだろうか。円安で値上がった物価には相変わらず10%の消費税がかかっている。円安物価高で国の税収...円安物価高に今こそ消費税を半分以下にすべきだ
安倍前首相の国葬が決まったようであるが、報道の調査ではこの国葬に反対する人が51%だという。理由はいろいろだが、国葬には法的根拠がない、国税を使う、本人の歴史的評価がまだなされていない、もろもろの政治上の汚点があり未だに解決もされていない、などがあろう。私は思うに、岸田首相はとんでもない勇み足、暴挙をしたと思っている。独断と偏見で考えたところによれば、その理由は彼があの銃撃事件の直後まさに咄嗟に「国葬だ」と言ってのけたことである。あのとき国葬を閣議決定で決めたと言った。時の首相が独断で国難に当たる、いわゆる非常事態と同じことをやったのである。権限の乱用である。今回の事件は非常事態なのか、???、そうであるなら非常事態宣言が必要なのではないのか。にもかかわらず、前例にないような国葬宣言をしてのけた。これはも...国葬決定について岸田首相のとんでもない勇み足
原発攻撃は核使用に等しい、また原発増設はとんでもない考え違い
ウクライナのザボリージャ原発をロシア軍が砲撃し損傷を負わせている。これは真綿で首を絞めるような陰湿な核攻撃ではないか。今回ほど原発が危険で脆い標的であると感じたことはない。攻撃側は核兵器を使わずにまさに核兵器を使ったに等しい結果をもたらす。このような酷いことをロシア・プーチンはするのか。日本は福島原発で津波と地震で崩壊した原子炉から放射能を帯びた水蒸気が地域に広く拡散し多くの住民が避難をせざるを得なかった。あのときもうちょっと原発からの放射能ガスの飛散の規模が大きかったら、あるいは風向きによっては東京が汚染され避難民が多数に上ったと言われている。ウクライナで起きていること、原発攻撃は人道に外れたことである。絶対に禁止されねばならない。一方で岸田政権は現在のエネルギー危機や化石燃料に頼れないクリーン電源とし...原発攻撃は核使用に等しい、また原発増設はとんでもない考え違い
こんな自民党しか政党しかないのか。というのが最近の気持ち。大多数の国民も同じ思いだろう。兎に角酷すぎる。コロナ禍への対応のまずさ、安倍氏の国葬、旧統一教会との癒着、オリンピック受託収賄疑惑、森加計桜プラス公文書改ざん、メモ記録、議事録を残さない、書かない、物価高、国債発行の乱発、臨時国会を開かない、丁寧・しっかり・検討のだらだら答弁、閣議決定の乱用・・・・。これじゃあだめだ。批判する気にもならない。ため息の毎日。日銀の機能不全も追加だ。500兆円の企業内留保を作り出したのはアベノミクスだったのを肝に銘ずる。イノベーションと技術開発に好い所がないのはどうしてか。500兆円は給料アップにも年金アップにも資さないでいる。国全体の活力が失せているとしか言えない。話にならない。今日は愚痴で終わる。愚痴しか出ない日々
コロナ感染者のPCR検査の結果から陽性全数把握をしているわけだが、政府はそれを止めようとしている。それでいいのか。外国では既に全数把握を中止した国も多いらしい。全数を出すための保健所などの報告書式は20項目を超えるらしい。それが大変らしい。その労力と時間が大変なので医療行為の足手まといとなるのだそうだ。そこに医療のひっ迫が生じるから、全数把握を止めて、例えば重症者と死亡者数だけにしようとしているらしい。当初は第7波が去ってからそうした変更にとりかかろうとしていたようだ。だが、過去のパンデミックの結果と比較したりするときには、感染者の数が注目されてきた。勿論、死亡者の数もだ。このどちらも欠けてはならないデーターであると思う。歴史を振り返る時必ず必要となるデータである。そもそも、こんな大人数の陽性者が出ること...コロナ感染者の全数把握を止めてはならない
新聞発表によれば厚生省は2価ワクチンというものをこの秋(10月)から接種開始するという。このワクチンは新型ウイルスのオミクロン株に対応しBA1とBA5の両方に効果あると言われている。これは私が私見(0COVID-19はいつ終息するのか、その条件-(童話)万華響の日々)で予想していたものに一歩近づいたものだ。更に新型コロナウイルスに万能であるように開発して欲しい。また、ワクチンではなく予防薬としても使えるようにしてもらいたい。2価ワクチンへの期待
新型コロナウイルスの感染パンデミックは日本もついに1300万人を超えた。今や毎日国内で20万人を超える。変異種も次々と生まれ現在はBA-5あるいはBA-2.75とか言われており、初めのころに比較して10倍?くらい強い感染力の変異種となっている。世界的には感染者数5億8千万人、死亡者640万人(8月4日付NHK)である。2019年11月に始まった世界的感染は今までに6波があって現在は第7波である。各年に2から3回の感染拡大の波があった。現在2年半が過ぎた。一体いつこの新型コロナウイルスの感染は収まるのだろうか。100年前のスペイン風邪と言われたパンデミックは4年位で収まった。集団免疫はついたのであろうか。年に4回ものワクチン接種というのはスペイン風邪ではなかったことだ。当時はそれこそ感染者が増え集団免疫の平...COVID-19はいつ終息するのか、その条件
「無法松の一生」1943年版岩下俊作の小説「富島松五郎伝」1938年出版の映画化。主演は松五郎を坂東妻三郎、園井恵子、長門裕之(子役)である。小倉を舞台に人力車夫を生業にして荒くれ者のようであった松五郎がよし子と子の敏夫に出会い身分の差を感じながら尽くした生涯。人力車の車輪の動きや回転で時の流れを映す。ラストは涙ものである。祇園太鼓祭りがなぜ小倉で行われるのが浅学のためよく分からない。村田英雄の歌謡曲も有名だが、この映画を観て良く分かった。映画「無法松の一生」
新型コロナウイルスBA5種が感染速度が高いが重症度がやや低い、と言われており、この点について意見を言いたい。只今の感染者は全国で一日20万人であり、その75%が40歳以下である。高齢者は25%であるが重症化は高齢者から起きている。このことは今までの変異株と同じだ。政府は行動制限を執らずにいる。その理由は重症化率が低いためであるように見える。これでいいのか。重症者は数パーセントかも知れない。だが一旦重症化したらその人にとっては重症化は100%である。統計的な安心は本当の安心とはならない。誰もが勝ち組に入りたいと思っている。だがそれを保障してくれるものはいないのだ。その人は弱者であり犠牲者である。政治はこういう弱者を捨てないように万策を立てるべきである。いまもコロナ禍の急拡大に相変わらず無策に思えてならない。...コロナ禍急拡大に無策な政治
コロナウイルス・オミクロン株BA-5というのが今や感染の主体となって来た。1日の感染者が10万人に迫っていて今年2月のオミクロン株の感染者数を超す勢いである。危機管理というものは最悪時を想定するのが基本であり、福島原発の津波被害の時も超巨大津波を想定していたにもかかわらず、その備えをしなかった。今回の裁判では旧経営陣に莫大な損害賠償金が言い渡された。今回のBA-5に関しても政府は行動制限を執らないという。その理由は重症者の割合が少ないからだというのだが、本当にそうなるかどうか疑問である。それでなくとも感染者が10万人以上ともなれば自宅待機者数爆発や病院病床数が不足に至ることは目に見えている。行動制限を執るべきではないのか。オミクロンBA-5感染増へ行動制限をとらなくていいのか
コロナ禍猛威中の五輪・パラリンピックの総括に隠されていたこと
東京五輪・パラリンピック大会組織委員会は6月末に解散したと聞いた。最終経費は1兆4千億円強、最終報告書である。当初は13年の招致時に7千億円と見積もって、19年には約1兆4千億円と出していた。ゆえに19年に出した見積程度で終わったことになる。しかし、聖火リレー費用、沿道警備費、都の既存設備のバリアフリー化費用などは含んでいないという。それらを入れれば3兆円になると言われる。報道にはないが築地市場のお台場移転関係、羽田空港の港区など都内を通す新航路追加などはどうなっているのだろうか。実はとんでもない費用が掛かったはずだ。更に言えば、コロナ禍で大会強行をした点はどうだったのか。去年の五輪開催当時はコロナ禍第5波が猛威を奮っていた。無観客開催であり、テレビやモニター観戦が主体であった。しかしながら海外からの選手...コロナ禍猛威中の五輪・パラリンピックの総括に隠されていたこと
核禁止条約の第1回締結国会議が21日から23日までウイーンで始まった。アメリカとの同盟国のドイツ、オーストラリア、ノルエーはオブザーバーとして出席する。日本は欠席する。核保有国と同じ格好である。ということは、日本はアメリカの核の傘の下にいるけれども、実質的には核保有国ということになる。そう思われても言い逃れ出来ない。現に原発再稼働にはこのところ積極的だし、プルトニウムもたくさん蓄積されている。これは核兵器の原料となる。世界でで唯一の被爆国でありながらその重要な立場に相変わらず気にも留めないのは一体どういう事かと思う。岸田首相は広島出身というのは本当なのか。YTと文章には関係ありません。オブザーバーとしても出席しない訳
北海道・知床の観光船の事故は沈没した船が引き上げられていよいよ検査が行われる。船会社は風速や波高報告を15日間同じにしていた。国はそれを指摘もしなかった。その他にも船の運航に関する安全管理規程(波高1m)、救命具の低温対策なし、通信装置の不備、運行管理者うやむや、などのズサンナ実態が明らかになった。何よりも悪天候を押し切って無理な運航に至ったことが良くない。コロナ禍で観光客が少なかったのを取り戻すためにしては、いささかお粗末と言わざるを得ない。どこで安全と経済をバランスさせるかは監督者の器量に掛かっている。それが今回のような事故で安全を犠牲にしていたことが分かった、安全側に舵を取っていなかった。大きな代償を払うことになった。経営は難しい。目先の利益にとらわれると墓穴を掘ることになる。知床観光船事故
海辺に佇む小さな理髪店の店主柄本明のところへ青年が訪ねて理髪を頼む。店主は理髪をしながら自分の過去を語りだす。ドラマではあるが殆どが柄本の語りからなる。一人劇と言ってよい。圧巻は店主が同僚の独立を告白された時に興奮して殺めた場面になったところ。青年の顔に剃刀を当てながらの語りが凄い。青年はなぜこの店をわざわざ訪ねてきたかのか、店主はなぜ自分の過去をつまびらかに語ったのだろうか、訳は最後に明かされる。見ごたえのある1時間ドラマであった。テレビドラマ「海の見える理髪店」5/9NHK-BS
久しくブログを休んだ。この1か月間にロシア・プーチンのウクライナ武力侵攻は止まなかった。新型コロナの感染者も死亡者も相変わらず世界的に多いまま。そしてプーチンの原油・天然ガス輸出規制政策によって西側諸国はエネルギー不足、日本も原油値上がり、それにつれて諸物価値上がり、円安ついに20年ぶりにに米ドルレートは130円になってしまった。プーチンショックはどこまで広がるのか不明。政府は石油値上がりに対して販売店への補助金で済まそうとしている。ガソリン価格のトリガー条項をいじりたくない。ガソリン価格にはガソリン税が約半分未満占めて含まれる。そして消費者は購買時に消費税を払う。消費税はガソリン原価とガソリン税の両方に掛っている。従いガソリン税を減らすことでガソリン販売価格を減らせば消費税が二重に減少する。もしも、消費税を減...コロナ禍、プーチン禍そして値上げの生活禍
永く続くコロナ禍で自分にとって縁遠くなったもの、映画館へ行くことと美術館へ行くことである。DVDも借りなくなった。その代わりにTVを観ることや本を借りて読むことがそれらに置き換わった。結局家に籠ってできることはそういうことなのである。テレビでは時代劇、旅行もの、過去の名映画、UT(ユーチューブ)の動画、これは音楽が多い、野球、バスケット、ラグビー、大相撲など、ラジオの流し聞き、知人・友人に手紙を書く、電話を掛ける、こういうことに時間を使ってきた。最近はやりのZOOMなどオンライン参加はまだしていない。オンライン参加は今後やってみたい。コーヒーを家でじっくりと時間をかけて豆から粉砕し湯を沸かせて淹れる。コーヒー豆の販売店で幾つかの産地のコーヒーを順番に購入し味わい比較している。これはまだまだ始まったばかりだ。外で...家籠りで新世界に入ってゆけることもある
連日のようにロシアのウクライナへの攻撃にはぞっとする。この攻撃にどんな意味があるのか。時代錯誤的な20世紀初頭を思わせるような姿だ。他国へ避難しようとしている民衆の困惑しきった疲れ果てた姿を見るにつけても、おぞましい。ウクライナへの侵攻を直ちにやめてくれ
まん延防止策はいくつかの県で延長終了だとか、一体まん延防止策は効果があったのかどうか、疑わしい。最近の感染は学校や老人介護施設でクラスターを起こして子どもは家庭で老人に感染させていると思われる。老人は介護施設に行ってお互いに感染させている。そして悪いことに老人は持病持ちが多いし、抵抗力が弱いから感染症で重症化し、運悪く死亡してしまう。このような状態に飲食街を抑制するまん延防止策が効果あると思う方がおかしい。学校から家庭へ、家庭から介護施設へ、このような感染ルートを立ち切らなければ感染爆発を止められない。学校や施設の閉鎖しかないのではないのか。むろんクラスターが発生したら今までも休校や閉鎖がされている。それは結果に対しての施策である。クラスターが発生しないようにしてもらいたい。結局はワクチン接種か、特効薬もだ。副...老人たちを見捨てるな
オミクロン株は従来のデルタ株とはけた違いの多数の感染者を毎日出している。いよいよ正念場に来たようだ。感染者は子供や若者から次第に高齢者へと移りつつある。昨日や今日のニュースでは軽症で自宅療養中の高齢者がいきなり重症化し、死亡したと報道された。既に数人がそうなった。まん延防止等重点措置が多くの県に適用されたがその効果は見えていない。あったとしても感染者が多すぎて効果不確かとなっている。そこで緊急事態宣言が出されるかどうかだが、病床使用率が50%が都の目途だと言われる。だが岸田総理は検討もしていないと明言した。それでいいのか。オミクロン株は軽症であると余りにも声高に言われすぎている。そのため人流が規制されていない。高齢者や基礎疾患のある人に感染しないような方策が必要だ。結局それは緊急事態宣言なのではないのだろうか。...緊急事態宣言出されるのか、否か
尾身さん曰く、「人流制限ではなく、人数制限を」。この意味がよく分からない。人流があるから色んな場所に多人数がたまる、即ち三密が発生する、のじゃないか?根本は外出である。不要不急を含めた外出であり、人出(人流)から人の集合が始まる。だから外出を制限すること、家籠りが何にも勝る感染予防なのである。人混みの形成こそ人流から来るのではないのか。皆が人気のない山や海に行くだろうか、皆が人気のない田舎の道へ行くだろうか、NOであろう。誰もが人混みへ行きたがる、多種多様のイベント会場へ行く。そして電車もバスも駅も混雑する。このプロセスを無視して会場だけの人数を制限できるというのだろうかね。人流制限なくして人数制限はありえない
体操の内村航平選手が3歳から始めた30年間の選手生活から引退を決意、その記者会見を聞いた。彼は何を言おうかなど考えずに臨んだと言った。準備された原稿を読むのでなく、心に浮かぶ一番の感慨を語った。こだわってきたことは(ぶれない完ぺきな)着地だった、名前の付いた技を残すより凄いこと(個人総合)をやったと思う、過去大会を年号を挙げて振り返りその結果について正確に述べる、心技体が完全に揃い人間を超えた境地なった、等々。実に堂々としていて、なんの衒いもなく泰然とした会見に感心した。今後は体操界に感謝の気持ちを返したいと言った。内村選手の素直で謙虚な態度には頭が下がる。これもまた日本に限らず世界においても人間の長所が顕わされたと思う。内村航平選手の引退会見に好感
新型コロナ-オミクロン株は人間にとって敵か味方か、というような考えが頭を離れない。以下は勝手な推論である。一説によればオミクロン株の感染力はオミクロン株ががデルタ株の5倍以上ある。だが、重症にならず軽症で済む割合が8~9割以上らしい。重症化率はまだ統計上確実に断言できないが、そうらしい。しかも、感染ウイルスが今まで主流であったデルタ株を押しのけオミクロン株が置き換わってしまった。また、ある報告では感染者の体内ウイルスは6日から10日で消失してしまったという。この状況を考えるに、オミクロン株は従来の危険なデルタ株を駆逐し人に移っても軽症化させる。これはまるで新しいワクチンのような挙動ではないか。生ワクチンが出来たかのような錯覚を覚える。しかしアメリカなどでは感染者が多すぎて社会の医療はもちろん交通、運輸、諸企業な...オミクロン株は敵か味方か
原発稼働回帰がヨーロッパで始まった。脱炭素すなわち地球温暖化を食い止める為にCO2を出さない原発に再び関心が戻ったのだ。数々の原発事過酷故、代表的なのは2011年の福島第一原発事故である。あれ以来ドイツをはじめ各国が脱原発にエネルギー源の舵を切った。ひとたび事故を起こした時の被害の甚大さ、運転コストが高い、使用後の核燃料の廃棄物処理の困難さ、放出される放射能は地球の広範囲に及び核廃棄物の寿命はものによっては何十万年後まで生きる。よって原発は使用すべきエネルギー源とはなりえないと各国は痛感したはずである。それが2011年から10年しかたたないのに再び原発に関心が戻るとは、情けない。再生可能エネルギーにしか道はない。これの技術を極めてゆくべきで、再び原発の妖しく甘い誘惑に負けてはならない。脱炭素は脱原発であり再生可能エネを極めて欲しい
新年のビックニュースとしては核保有国の米英仏中ロの5カ国が纏まって核保有国同士の戦争はありえないことで、それが一番の責務だと共同声明を発表した。核は戦争回避や防止のためのもので核戦争に勝者はいないと述べたという。国連事務総長もこの声明を歓迎した。他の核保有国もこれに従って同調声明して欲しい。我が国はこの共同声明にどう反応したのだろうか。まだ聞いていない気がする。こういう時はすぐに反応するのが我が国の立場ではないのかね。核を保有する国としない国の間でなんかしなくてはいけないのだと思うが。はっきりしないな。更に上記5カ国は核兵器の縮小化に手を付けてもらいたい。YTと文章は関係ありません「DancingQueenダンシング・クイーン」ABBAアバ「DancingQueenダンシング・クイーン」ABBAアバyoutub...核保有国の共同声明に国は対応を
建設業者から提出された受注実績データを国交省が都道府県に書き換えを指示していたことが明るみに出た。8年前からだという。毎月の提示された票の集計をするが、提出が遅れたり無かったりした場合に、あるルールを用いて集計した。全数調査集計なのにサンプル調査になっていた。実態よりも多めに出ていたようだ。書き換えは毎年1万件になっていた。これらの統計は基幹統計でありGDP算出の基礎となる大事なもの。これがいい加減であると、影響を与える。以前にも2018年に厚労省で毎月勤労統計が同様に書き換えがあって基幹統計の見直しがされたが今回の件は見逃されていたようだ。企業では検査データーの改ざんなど多発していた。昨今は安倍政権下で公文書の改ざんや破棄が当たり前になっており、今回の発覚もその流れを曳くものかと思われる。ここにも社会の乱れが...国交省の基幹統計書き換え
グランマ・モーゼス展が世田谷美術館で開催中である(2021.11.20.~2022.2.27.)。本名はアンナ・メアリー・ロバートソン・モーゼス(1860-1961)である。27歳で結婚し農場の主婦となる。刺繍が趣味でキルトなど得意であったが関節炎のためにできなくなり、それに代えて絵を描くようになった。75歳になっていた。あるドラッグストアで展示していた作品をコレクターに発見され画商に紹介された。それが元になって80歳で個展を開いた。一躍全国的に認められ愛好者が増えるようになり、9月7日の誕生日は「モーゼスの日」として記念日となったそうである。モーゼスは100歳で亡くなった。モーゼスの絵は生活の中で経験した情景や景色、人々、家畜やペット、農業の道具、家具などが混然一体となり描かれた。ほのぼのとした家庭的な庶民の...グランマ・モーゼス展
昨日、久々に都内へ出た。地下鉄に乗ったら席は満席であった。まあ、立つのも好い、と吊革につかまったら前席に座っていた女性が「どうぞ!!」と立って席を譲ってくれた。わたしはこのようn場合にありがたく。ありがとうと言い、座らせていただく。シルバーシートとは固定された概念ではなく、咳が譲られた場合にはそこがシルバーシートなのである。ありがたや、ありがたや!!YTと文章は関係ありませんAudreyHepburn-UnforgettableAudreyHepburnestuneactricebritannique,néeEdda(ouAudrey1)Kath...youtube#videoシルバーシートはこういうものだ
過去人類は何度かの疫病大流行(パンデミック)にあってきている。中世以来ではコレラ、ペスト、天然痘、インフルエンザ、スペイン風邪、マース、今回の新型コロナウイルス、・・・・・。そのほかにもエイズウイルス、エボラ出血熱、地方の風土病と言われるウイルス病、・・・・。人間だけでなく植物にも、鳥や豚など動物にも、流行がある。聞くところによれば天然痘だけが撲滅されたという。その他のウイルスはパンデミックを終わっても生き続けていると言われる。どこかで細々と生きながらえ再度のパンデミックをもくろんでいるようである。こう考えると、アラジンの不思議なランプの昔話を思い出す。ランプには魔人が封じ込められていた。誰かに擦ってもらうとランプから魔人が出てくる。数百年、数千年を経ても機会が訪れればこの世界に現れる。パンデミック・ウイルスは...パンデミックとアラジンのランプの魔人の類似
「メリットが大きい方を選ぶ」、これは新型コロナワクチンを採用し接種を進める理由である。WHOのみならず世界各国の公的見解と思う。ワクチン接種で感染が予防され、たとえ感染しても渋滞化しない。こういう人が俄然多い。一方で接種によって副反応にやられて死んだり渋滞化し、治っても後遺症に悩まされる、こういう人も何人かいる。大勢を救うために少数の犠牲者はやむを得ないという。これがメリット、デメリットの比較から出た結論である。しかしながら誰でも助かると思ってワクチン接種したのに死ぬ確率もあるかもしれないと予想はしても自分にはまさか起こらないだろうと思っていたはずだ。これはすべての医療手術に当てはまる。どんな手術でも死亡も含めて危険な事態の起こる確率が事前に患者に説明される。手術にはそれを理解したうえで手術を受ける承諾のサイン...人世の決断は辛いし、たびたびのことでもある
池波正太郎著「鬼平犯科帳」は文春文庫から全24巻が出ている。いくつかの時代劇はテレビで見ていたが「鬼平犯科帳」も主役が何人か代わって同じ名前の作品を次々に観てきた。テレビも好いが小説を読まないと本当のところが分からない。それで図書館利用で2冊ずつ借りて読み始めた。丁度コロナ禍に巻き込まれて借りれない時期もあった。しかし、緊急事態宣言解除で図書館利用が可能となって読書を続けることができた。この「鬼平」は24巻ありつい最近全部読了できた。足掛け3年位かかった。読書は好きであったが、最近は視力が落ちて老眼鏡や拡大鏡を活用しないと読めない。そのため眼も疲れるし、読む速さは頗る遅い。それでこんなに時間がかかってしまった。兎に角引き込まれた。コロナ禍の自粛期間を鬼平で過ごしたみたいなものだ。殆どが短編であるが、長編が最後の...鬼平犯科帳の面白さ
世の中ではMRIという画像診断機器が大変に重宝されている。日本は世界一のMRI所有国だそうだ。兎に角体の内部組織を調査するには圧倒的な検査機器である。特に脳の状態には欠かせない。アルツハイマー病ではあの脳の断面写真に空洞が映し出され病状の進行度が分かってしまう。内臓でも同じである。頸部も肩でもMRIは万能だ。体の中の水素原子の分布を磁気で調べるもので核磁気共鳴という方法を応用したものだ。CT画像診断も勝るとも劣らないのだが、やはりMRIでないと分からない病状があるようだ。なぜMRIについて書くかというと、実は心臓PM(ペースメーカー)は磁気に極めて弱い。心拍が狂ってしまうのである。だから磁気を出す装置には近づけない。スマホにも近づけない。従ってPM埋め込み者はMRIの検査を受けることが出来なかった。代用としてC...ペースメーカーを交換した続きMRIのこと
心臓ペースメーカーを植え込むと、それまでは40拍ぐらいだった心拍数がグッと多くなる。私の場合は60~130/分に設定されていたが、まず60拍ぐらいとなった。心臓がそれまで余り脈を打たなかったのが急に多拍となるから無理が掛かっていないかと心配になる。だが心配は無用だ。心臓はそのくらい打っても本来は普通なのである。しかし、PMを入れた直ぐには何とも言えない不整脈が多発するものだ。大体が1週間から3カ月ぐらいはそんな調子である。これをPM初期症候群(?)というらしい。兎に角。PMに体が調和するのには一定期間の時間が必要のようだ。そして次第に落ち着いてくる。それまでの不調が全く気にならなくなっていて、どうやらPMが自分の臓器になってくれたという感じがする。私の場合も最初のPMの時にそうであった。では2番目はどうか。交換...ペースメーカーを交換した続き
9月5日に幕を閉じた五輪・パラリンピック号の結末についてはどうなったのであろうか。これに先立つ3日には菅首相が自民党の総裁選に不出馬を表明し、9月末の任期をもって辞任すると言った。これがオリ・パラ号の航海結果ある。コロナに打ち勝った証として決行したオリ・パラはコロナに打ち勝ったのであろうか?実に皮肉なことというべきか、この頃行われた報道機関の内閣支持率は3割を切って最低になってしまった。だが、オリ・パラについては実施して良かったというのが6割あった。オリ。パラが成功すれば内閣支持率が上がるだろうと予想していた菅首相は思い描けない失敗に愕然として辞任を決意したのだろう。彼は失敗を認めた。コロナに勝てなかったのである。確かにコロナ・イギリス型はデルタ株にとって代わり感染が一時は国内全体で2万人になるところまで行った...オリ・パラの結果総括が必要である
月初めより入院していてめでたく退院できた。私は心臓ぺーしメーカー(PM)をつけている。定期的に心臓外来へ行きPMのチェックをしてもらっている。当初は電池寿命が7年位といわれていたが、もう10年になった。そろそろと言われてついに交換しましょうと医者が言った。コロナ感染症で病院も一杯であろうが、やってもらえるのか不安であった。交換には入院が必要である。入院できないでいると電池が消耗し時期を逸したらどうなるのか、これは不安なことであった。しかし、入院の予約をしてもらえた。ありがたい。だが、ここからがコロナ禍の特殊事情である。まずはPCR検査を受けてくださいとのこと。その結果が陰性でないと入院できない。検査までの日々を外出を可能な限り減らしてコロナに感染しないように気を付けて過ごした。もしもPCR検査で陽性であったら、...心臓ペースメーカーを交換した
自宅療法というのはまやかしの中身のない言い方だ。実質は自宅放置というべきだ。こんな哀れな療養はない。急変したら自分で救急車を呼ぶのだそうだ。急変したら意識不明になってしまう。オンライン診療というのがあるそうだがよくわからない。そもそも保険医療のひっ迫から厚労省は近年は病院での入院期間を可能な限り短縮し、早め早めの退院をさせ、自宅医療を推進してきた。赤字の病院を廃業させてきた経緯がある。自宅に戻った患者を家族が看護しなければならない。これが保険費の切りつめのためにしてきた厚労省のやり方である。それが今やコロナ禍で感染者が急増し、新たなる野戦病院を設けるべきだという意見が出ている。しかし国は都は既存の病院の病床をコロナ患者用に開けろと言っている。まさしく従来からの厚労省の方針を踏襲しているのである。病院を増やさない...自宅療法という言い方をやめてくれ
オリンピックの強引な開催がついに医療崩壊をもたらしてしまった。実質上のトリアージ(命の選別)が行われてしまっている。陽性判定された感染者が軽症であるということで自宅療養(待機)を余儀なくされている。軽症者は隠れ重症者なのである。病気になって入院もさせてもらえないくらい心細いことはない。救急車の患者のうち半数しか入院できないでいるそうだ。もう座して、否、病臥して死を待つのほかはない。医療専門家の意見具申を聞かず、ただただ安心・安全と呪文を唱えるのみで無策であった。オリンピックに傾注してきた結果がこれだ。以前に「政権はギブアップか???」というブログを書いた。この時点(8/4)で医療崩壊がはっきりしていたのだ。連日のように自宅で急変して亡くなってゆく人のニュースを見るのは辛い。それは明日は自分かも知れないのだ。そう...悲惨な自宅療養が意味する人生の結末
パラリンピックも無観客でやることになったそうだ。当然予想できたことで、最悪でもオリンピック並みにやらないことには選手たちに衡平を欠く。その間に何が起こっているかというと、デルタウイルスの感染大拡大である。病床ひっ迫、自宅療法の軽症と診断された人たちが次々に死亡してゆく。見ておれない、聞いておれない。五輪はすべきでなかったと改めて思う。大失策であった。しかも、広域大豪雨が進行中で犠牲者多発、まだ続く。こういう異常気象が起こることは最近の気候変動を見ていれば容易に予想できた。念頭にあったのは猛暑だけだったのか。まだ幸いにも大地震が襲来していない。時同じくして海の向こうのハイチでは大地震、台風、大統領暗殺というとんでもない三重災難が起こってしまった。日本も災害には事欠かないのだ。もうすぐ9/1の関東大震災の起こった日...普通の神経ではない五輪続行
「人類がコロナに打ち勝った証としての五輪開催」というのが菅首相の目標であった。実に栄光に満ちた雄々しいスローガンであったと思わずにはいられない。五輪は開催された。無観客で。その少し前から東京初め隣接県や日本中の各県で感染者が急拡大した。政府はついに感染者の症状によって病院への入院を諦めて自宅療養が原則だという方針に変えた。こんな重要なことを国会開催なしで決められるのかと言いたい。この不安定な判断は大変な騒ぎに至った。感染しても病院へは入れない。こんな不安なことはない。今日も軽症と判断されていた自宅療養の30代の人が急変し死亡しているところを発見されたというニュースだ。現在までに自宅で急変死亡した感染者が80人を超したと言われている。こういうことが五輪開催中に起きていた、いまも起きているかもしれないのである。この...人類がコロナに打ち勝った証としての五輪開催と言いうるか
待ったなしの断捨離実行が必要だという思いが強まった。今までも両親の遺品整理や自分のごちゃごちゃした書類やら本やらレコードやら処分してきたがコロナ禍のためかすっかり滞てしまった。それが此の所の新型コロナウイルス感染の恐怖とそのワクチン接種の恐怖とがダブった。感染では1.5%だし、ワクチンでは0.002%の死亡率である。そして今や感染は確実に迫っているし、ワクチンも接種しないといけない。だが確実に死ぬ確率がある。さすれば安穏としてはいられない。身辺の整理整頓即ち断捨離の本気の実行が必要なのである。分かってはいたが待ったなしの気分である。遂に待ったなしの断捨離実行
菅首相もIOCバッハ会長も、日本の感染者急拡大と五輪開催の関係を問われたときに、「何らエビデンスがなく関係はない」と答えた。本当にそうなのか。この話を聞いて思い出すのが、ある事件の現行犯を捕まえてその犯行を問うと、「やってない、知らん」とうそぶく。これによく似ている。容疑者に例えては申し訳ないのだが、五輪の主催者に現象の因果関係を問うても「知らんよ、関係ないよ」と答えるに決まっている。それでは本当に関係ないのか、責任はないのか。明らかに前代未聞の感染爆発が起こっている。マンボウ(蔓延防止措置)や緊急事態宣言にもかかわらず、人の外出(人流)や三密が明らかに甚だしい。街へ出て実際に駅や繁華街をみればすぐそれと分かることだ。これはなぜかというと、自粛にくたびれた人やワクチンを打った安心感のある人や感染が軽症と高をくく...五輪は感染者急拡大を加速した
新型コロナウイルスの感染症状がはっきりと説明され始めた。厚労省の「COVID-19診療の手引き」は簡単には以下のようである。これを聞くと空恐ろしい。重症とは危篤状態、重症肺炎でICUで人工呼吸器使用、ECMOや血液浄化療法、血栓症対策が必要。中等症Ⅱとは血中酸素濃度が93%以下の呼吸不全状態。中等症Ⅰとは血中酸素濃度が96%~93%で息切れありの肺炎。軽症とは血中酸素濃度が96%以上であるが高齢者や基礎疾患のある場合は入院が必要である。急変があり得る。ところがこの8/2に新型コロナウイルス感染症への対応で厚労省は、感染者の多い地域では原則、入院対象者を重症患者や特に重症化リスクの高い人に絞り込み、入院しない人を原則自宅療養とすることを可能とする方針を公表した。これは酷いことと言わざるを得ない。急増する感染者によ...政権はギブアップなのか??
感染者が爆発的増加へとステージが移ったと言える。一方で五輪が始まって12日目に入った。残り約6日となった。中止を求める声が相変わらず多い。政権の支持率は30%台に低下し不支持率は60%に達した。菅首相や小池知事らがステイホーム!!と叫んでいる。家に籠って五輪をみてくれというわけだ。だが、実態は異なっているようだ。都の人流は繁華街や主たる駅でかなりのものだ。人の往来は凄まじく多く見えた。若い人が多いようだ。飲み屋の閉店が午後8時だから街中で自動販売機の酒を買い飲んでいる人々。これらは五輪効果が大きいと見た。出歩いている人々はテレビで五輪をみても、そのまま家にいない。外出し自由な雰囲気を味わいたいのだ。なぜなら五輪で社会が盛り上がっているじゃあないか。小さい子供を連れた家族が五輪の雰囲気を見せてやりたいと街頭でイン...人流増加はある意味で無意識のデモである
日本における新型コロナウイルスの感染者数が全国で1万人を初めて突破した。主流な都市で人の流れは極めて密であり重病者や死亡者も多くなった。小池知事が感染者数を減らすには五輪が役立つと言った。なぜなら家に籠り自粛しテレビで五輪をみれば街中の人の流れは縮小すると。これは菅首相が感染者の数は増えているが人流は減っていると言ったのとよく似ている。何がよく似ているか、詭弁というつじつまの合わない言動であるからだ。人を迷わせ訳が分からない状態に誘導する。一見なにか理屈があったような錯覚に陥れる。五輪の開催はテレビやネットでのオンラインで家で自粛して五輪を楽しむことができるので感染者の増加抑止に役立ちというのである。これには「盗人にも三分の理」という諺がぴったりだ。無観客での開催は確かに人々を直接に会場には入れないことで人流を...五輪開催で感染者が抑止されるのか??
兎に角、菅首相の記者答弁にはおかしな点が際立っている。オリンピックを中止する気はないかとの問いに対して、人流が減っている、オリンピックの中止はない。ところが報道機関が発表した人の集まりは主体となる大きな多数の駅で1割ぐらいまたはそれ以上の増加があった。今日28日の感染者数は過去最高であった。東京では1377人であった。3隣県も過去最高数であった。首相はどこを見て人流が減ったと言えるのか。今の状況は首相の言う安全安心なのであろうか。医療現場は既に崩壊している。入院を待つ自宅などでの待機感染者は3千人を超えている。さらに今後感染した人は入院できない。重症化して死ぬ人が続出するだろう。ヨーロッパやアメリカがそうであったように死者の火葬場が満員になって遺体安置に困る事態になる。これは悲惨である。対策は感染者数を減らすし...五輪は一旦開始したら途中でやめられない、何故か
最近はどうしてもコロナウイルスやワクチンへの関心が高くてブログで取上げる頻度が高くなってしまう。私も素人ながら持論を展開する。自分自ら渦中の人であるから。他人事ではない。新型コロナウイルスが特別役者であるように、遺伝子ワクチンも格別な役者である。そしてその実用化の速度も異常である。従来型ワクチンの実用化から見れば早い話が泥縄式に近い。この異常な速度がパンデミックの拡大、変異種の多様さとしぶとさに対抗するために逃れられないのだ。このためワクチンの適用が待ったなしの速さで合わせてゆかねばならない。それがうまくゆかないと経済が衰退する。ウイルスとワクチンの両方から攻められている。そんな時に五輪開催かよ??!!おめでたいとしか言いようがない。わざわざ混乱の種を造っている。ヨーロッパではついにワクチン接種義務化が行われる...ワクチン接種義務化の危険さ
声とは不思議なものである。人は誰でも自分の顔を直接に見ることができない。鏡に映る自分の顔は左右が逆である。写真は自分の顔を映す。だが直接的ではない。同様に人は自分の声を他人が聞くように聞くことができない。自分の声は顔の骨を通して聞こえる声と空中を飛び出して耳に入った声とが混合した声である。初めてテープに取った自分の声を聞いたのはずいぶん昔のことであった。その声はどうしてもいつも自分がしゃべっている声とは違っていて妙に可笑しい。どうしてもその声を好きになれない。実におかしな声なのである。カラオケで歌ったときは一緒にいた人たちが拍手してくれた。その時の自分の歌声は自分がテープで聞いた声なのであり、可成り可笑しい。最近はしゃべっている声が自分の耳に聞こえる声とは異なっているのだという意識が常にある。他人はその声を聞い...自分では自分の声を他人が聞くようには聞こえない、その意味
蝉がある朝、突然鳴きだした。さては梅雨も明けそうであると感じた。初めは耳鳴りが酷いのではないかと思ったがそうではなかった。やはり蝉の声である。ジーーーという鳴き声であるから耳鳴りに似ている。だが熊ゼミはこんな鳴き方をする。熊セミの後からミンミンセミが鳴き始めた。しばらくはこの二種類が蝉時雨を演ずる。天気予報によれば明日16日には関東は梅雨明けしそうだ。アメリカでは17年セミが今年は大量発生しているという。余りに多いのでセミ料理が流行っているという。セミをパスタに混ぜて食べる。エビのような味で美味だそうだ。今でも地方によっては昆虫食が行われているが将来は昆虫食がたんぱく質摂取の割合を大きくすると言われている。17年セミや去年から大量発生のアフリカ飛びバッタなどは格好の食料になるかもだ。日本でもイナゴは昔から良質の...昆虫食の時代に戻る時が来つつある
一都三県では無観客で五輪をやると、ついに決定した。開会の2週間前にである。かつ緊急事態宣言4度目が出された。期間は8/22迄だ。実に実に驚き以外の何物でもない。緊急事態宣言に五輪はする、これおかしくないか。理屈が通らない。世界中の人が嗤っているのが聞こえるようだ。世界への迷惑を考えていない。この責任をどうとるのか。今週になって東京都や隣接県の感染者が前の週を上回る勢いで増加した。その正体はデルタ株だ。無観客といえども五輪関係者が10万人ぐらいいるらしいではないか。PCR検査を毎日やって対策するらしい。五輪競技は都と隣接県以外の他県でも実施される。そこへは客が行くだろう。五輪開催中に暴れるコロナウイルスはデルタ株、デルタプラス株やラムダ株だ。感染者や重傷者や死亡者という火災犠牲者が現れ続く。ウイルスは火である。ワ...緊急事態宣言を出しつつ進める五輪の矛盾
リニア新幹線の企画はどんどん進んでいるようである。朝日新聞夕刊2021.6.28.~7.2.の記事「現場へ」によるとリニアは2027年開業の予定である。東京と名古屋を40分で結ぶ。経営主体はJR東海。東京駅から神奈川駅まで5㎞おきに9個の非常口用の大穴が構築される。名古屋までいくつあるのか。大深度40m以上で直径40mの大穴である。中には換気口や非常口が設けられる。問題は地下水脈への影響である。地下水脈の切断や土地地盤沈下が懸念されている。山梨県では川の水枯れが発生している。農業用水や生活用水に深刻な影響が出ている。長野県でも池の水が干上がった。また岐阜県ではトンネル掘削の残土が問題となっている。瑞浪市にある日本最大のウラン鉱床をリニア線が横切るという。リニア線はウラン鉱床を避けているという。しかし、トンネル直...リニア新幹線計画は進めていいのだろうか
最近のニュースで気になるものの一つがアメリカ国防総省のUFO映像公開であった。2004年と2015年の3本映像である。UFOは回転したり高速で飛行した。正体については不明と結論されたままである。従来はアメリカ国防省はこうした映像を秘密として扱って、公開などしなかった。いろいろな分析によると地球上の飛行物からは考えられない飛行の特徴を持つのだそうだ。問題はなぜ今、公開されたのであるかということである。今までは群などの特定な関係者しか見られなかったものだ。今回の公開で巷間さまざまの目撃情報があったのだが、初めてはっきりとUFOの存在が明らかにされたことである。日本でもUFOの目撃できる可能性が高いゾーンがあるという。目撃者も多いらしい。私も見たことがない。だが今回の公式なアメリカの公開で本当にUFOがいるということ...UFO映像公開のニュースはなぜいまなのか
先ごろ行われたG7会議では、菅首相が他の国から五輪開催の支持を取り付けた。これには驚いた。G7の前にはマスコミもこぞって五輪開催中止または延期を希望するという人が80%を超えていると報じていた。このような世論を無視してG7に諮り支持を勝ち得たのである。その後は無観客はどこへ消えたのか、有観客を前提として1万人とか2万人とか平気でいうようになった。勿論、国会は閉鎖してしまった。議論の余地がない。こういうことでいいのか。しかも、G7という限られた国だけで決められることであろうか。アジア各国は、アフリカ各国は、南米各国は、オーストラリアやニュージーランドは、ロシアや中国は、北欧の国々は・・・?せめて国連で決まったならば多少は分かるが。IOCが開催強硬論であるので困ったものだ。ぼったくり男爵と言われているバッハ氏を始め...もう止められない虚しさ、五輪はどこへ行く
「知の巨人」と言われた立花隆さんが逝去された。フリー・ジャーナリストが生涯の肩書であった。死亡日は4月30日、80歳であった。惜しい人を失った。私は彼の膨大な著作を殆ど読んでないが、ただ1冊「臨死体験」という中期の大作を隅から隅まで読んだ。そのころ私は愛しい娘と孫を共に失って茫然自失していた時であった。手に入る死に関する本を読み漁った。チベットの死者の書、エジプトの死者の書、臨死体験に関する書、グリーフケア、自死者・自殺者の家族、逆縁の死に関して、などなど読み漁った。その中には柳田邦男著「僕の心には弓矢が刺さったまま」もあった。なかでも、立花隆さんの「臨死体験」は実例を数多く上げてその中から臨死体験とは?を科学的に解明しようとしていた。立花さんは自ら臨死体験の疑似体験も試みていた。臨死体験とは心肺停止のような死...立花隆さんの死と大著「臨死体験」
福島第一原発の3.11事故から10年たって、溜まったトリチウム汚染冷却水を海水中へ放出することを政府が決めた。海外の稼働中の原発で発生するトリチウム冷却排水も海へ排出されているから安全だという説明だ。だが、同じトリチウム汚染冷却水と言っても中身が違うことが見過ごせない。福島冷冷却水は原子炉が崩壊して残存するデブリを直接冷却した排水である。これにはストロンチウムやセシウムその他多数の放射性元素が含まれたトリチウム排水である。ALPS(多核種除去設備)を通して核種を除いてはいてもストロンチウムやセシウムなどを完全に除去できていない。海外原発の冷却排水は間接的に原子炉を冷却した排水でありトリチウムしか含まない。これを同列に論ずることはおかしい。海水へいくら希釈して放出しても絶対量は変わらない。このような多核種を含む排...福島原発のトリチウム含有冷却排水の姿
東京五輪はもう始まっている。開会式はまだだが聖火リレーをやっている。オーストラリアからはソフトボール選手団が合宿にやって来た。パブリック・ビューイング会場をあちこちに設営するらしい。こういうのを五月雨式という。小出しに少しずつやって既成事実を重ねて全体を形成しようとする。五輪を中止決定しない限りこの動きは止まらない。このようにして五輪は荒海に進水した。ある政治家が言うにはさざ波状態だそうだ。だがまだストップを掛けるチャンスは残っている。国民の8割が中止か延期を望んでいる。これは何かを恐れているからである。何が起こるのか、それをリスク管理という。専門家会議の尾身会長は「いまの状況でやるというのは普通はない」と発言した。尾身氏はWHOで感染症対策に当たった専門家である。その人がそう言っている。これに対し厚労省の田村...五輪暴進豪華客船は止められないのか
コロナウイルスに罹らないように、または罹っても軽く済むように、そういう特効薬がワクチンである。従来のワクチンはウイルスを弱体化させた生ワクチンや活力を奪ってしまった不活化ワクチンが主体であった。いずれもウイルスそのものの活用であり、これらを体内に入れると抗体ができる。抗体が侵入してくるウイルスに抗うのである。従ってまさしく毒をもって毒を制するに等しい。今回に開発された遺伝子ワクチンは新世代ワクチンといわれるが、ウイルスの遺伝子を抜き取ってその遺伝設計図を体内に送り込み、抗体ができるという仕組みである。肉体への作用において毒をもって毒を制する範疇に含まれる。ただし、我々は遺伝子工学という分野を聞いたことがあり、遺伝子組み換え技術という言葉も聞いた。ゲノム編集という言葉もある。遺伝子上の何らかの問題を追及し、その特...新世代ワクチンのもたらす未知の影響
アブ(オリンピック)蜂(ウイルス・パンデミック消火)は両方取れない
オリンピックが今回ほど開催国も含めて選手参加国にとってややこしく迷惑なイベントであると思ったことはないのではなかろうか。オリンピックを計画し開催する、それ自体は好いことだと思う。しかし、そのような時に感染症の大流行が起こりそれの対応に追われるということが起こったのだ。コロナ禍の対応には人の命が掛かっている。だがオリンピックには人の命は掛かっていないというべきではなかろうか。この場合にどちらが人類の大問題であろうか。勿論、感染症の消火である。一応はオリンピックと感染症消火が同時に存在した時には二律背反の関係にあると言える。どちらか一つを選ぶべきであるが今の日本政府はアブも蜂も取ろうとしている。だがよく見ると違ってきている。オリンピックというアブを取るために蜂(コロナ禍消火)を取ることが手段になってきている。それが...アブ(オリンピック)蜂(ウイルス・パンデミック消火)は両方取れない
新型コロナウイルスのワクチンとして日本では厚労省が3種類を承認した。ファイザー、モデルナ、アストロゼネカである。ファイザーワクチン接種実施中、モデルナワクチンも大規模接種センターにて予定されている。残るアストラゼネカワクチンは血栓が発生するというので使用中止中とする。いずれも新型コロナウイルスの遺伝子を使った遺伝子ワクチンと呼んでいいと思う。これは従来の不活化ワクチン、生ワクチンなどとは異なる。いわばウイルスの無害化を図ったウイルスの利用ではなく、ウイルスの遺伝子を抽出して作ったワクチン、薬といってよい。普通は10年位かけて新型コロナウイルス用の新世代ワクチン
映画「タイタニック」をテレビで観た。なぜこの時期にこの「タイタニック」が放映されたのか。テレビ局の番組編成方針が知りたいものだ。1997年、ジェームス・キャメロン監督、レオナルド・デカプリオ(ジャック)、ケイト・ウインスレット(ローズ)、もう約25年前の作であるから主人公たちも実に若い。氷海水の遭難から救われたローズの回想が物語となっている。処女航海であるタイタニックにとって2000人以上の客を乗せて快適な速度で進むことは船長にとって誇らしいことであった。だが救命ボートは必要数の半分しか準備されない。その理由は船上の通路を狭めるからというケチな考えであった。それが大惨事を生んだのであった。氷山が発見されたときには船は最高速度で突進していた。氷山をよけ切れず船体を損傷した。乗客たちは事態の容易ならざることをなかな...映画タイタニック今放映される偶然的な意味
最近の報道で政治家の発言に気になる言葉使いがある。それが「人流」だ。ジンリュウと読む。まず結論を言うと、感じの良くない響きを有する言葉だ。なぜだろうか、「人流」を電子辞書の広辞苑で調べたが見つからない。「人流」とはコロナ禍における人の流れ、人出を指す言葉のようだ。静的な人の集合だけでなく、人の動的な流れも含めているようである。「人流」が多いと感染が多くなるという風に使われる。3密を表現したいのであろう。「人流」という言葉と同じ次元の言葉が物流、水流、熱流、血流、濁流、清流、電流、風流などであろう。いずれも物理的な物の流れであると思う。即ち人間を物扱いした表現が「人流」なのである。「人の流れ」といえばいいものを単に短縮させて「人流」と称するのはどうかなと思う。人を物扱いしていいだろうか、という問題である。「者」な...「人流」という品に欠ける造語
COVID-19変異株の報道が連日賑やかである。PCR検査の際に遺伝子分析もするので変異株が分かる。実際に存在する変異株は1万種以上もあるらしい。その中でも感染の猛威を奮っているのが、イギリス型、南アフリカ型、インド型、カルフォルニア型である。インド型は南アフリカ型とカルフォルニア型の二重変異、即ち一つのウイルスでありながら異なる二つのウイルスが合体したような株である。二つの性質を有する。これはあたかも人間の血液型、A,B,AB,O型と似ている。AB型はA型とB型の両方の性質を有し、独特の性格を有する。今も血液型で性格を知るという話が人気であるが、COVID-19インド株もまたそういう感じである。なぜ、ウイルスの変異はその増殖と生存に予想外の変異を行えるのであろうか。人の細胞に入り込み増殖する、その際に白血球や...新型コロナウイルス変異に示される生命の神秘と脅威
いよいよ「オリンピック実行」が聖火リレーで出発しあちこちで中止が起こり不自然な進行になっている。その様は以前にも書いたが、まさしく「タイタニック号の悲劇・海難事故」と同じ海路を進みつつある気がする。船内には石炭が燃え盛り益々火勢が増大して船倉は歪み崩壊の危機を進んでいった。火災を消火しようと船員が必死の作業に当たったが無駄な抵抗であった。行く手には巨大氷山が立ちはだかっていた。火災の消火のために燃料の石炭をできる限り早く燃やして少なくする。そのために船は速度を増し暴走に近かった。その勢いで氷山に衝突したのである。では、東京オリ・パラ号においてはどうであろうか。オリ・パラ号にも火災が起こっている。それが新型コロナウイルス感染症である。人が密になって感染が広がる。消火剤はマスク、アルコール、アクリル衝立であり、切り...タイタニック号悲劇に似てきたオリ・パラ号の船出
新型コロナウイルスが変異株を生み出し、感染に弾みをつけている。変異株はその数なんと1万種以上と言われており、中でも危険な株がイギリス型、南アフリカ型、ブラジル型と言われている。感染が広がるにつれ新たな脅威を有する変異株が登場するであろう。そのとき今一生懸命に接種を進めている3種類くらいのワクチンが効果を持つのか、甚だ心もとないのである。一方で、特効薬の開発は余り報道されていない。たとえばいっときその効果が云々されたイベルメクチン(抗寄生虫薬)の治療効果についてはさっぱりしない。アフリカではコロナウイルスに感染者がそれほど多くない。それはイベルメクチンがきいているからだともいわれている。もっと積極的に試験をしてもらいたい。現行では医者の判断に任されその責任において使われるらしい。それでは医者も二の足を踏んでしまう...抗コロナウイルスの特効薬開発にもっと力を入れて欲しい
報道に寄ればオリンピック・パラリンピック、この夏の大会を中止または延期を求めるという人が8割以上いるというのに、菅政権やJOCは馬耳東風と、聞く耳持たぬらしい。ついに聖火リレーも始まってしまった。何が何でもという悲壮感が見える。コロナウイルスの感染者は漸増しつつある。変異種が首をもたげ始めている。更に、異常気象の続発の気配と地震の多発、など前途は不安に満ちている。どの一つが起きても社会は混乱を免れない。前途多難なのに馬耳東風のオリンピック責任者
新型コロナウイルスははっきりと変異種になって感染拡大を始めたようである。まるで去年の感染はCOVID-19にとっては小手調べででもあったかのようだ。かつて映画「エイリアン」を観たが、このエイリアンは変異しながら猛烈な怪物へと変わった。思うに昆虫は卵から幼虫、蛹を経て成虫へと変態する。エイリアンは昆虫の段階的変態を模して作られたように思う。COVID‐19も昆虫とは異なった変異を続けて成長する。いま世界的には4種類が認められていてイギリス型、ブラジル型、南アフリカ型、最近になってフィリピン型が伝えられた。開発された各社のワクチンもその効果が変異種にはどの程度なのかまだはっきりとは分からない。また、変異種の最終型がどのようなものか、変異がいつまで何代続くのか分からない。どのようにして感染が収まるのか、それはいつどの...変異種に対する対策とは何か
非常事態宣言を政府は解除しようとしていると報道された。賛否両論が出ている。賛成する意見ではこの宣言が出ていても無視するあるいは鈍感になってしまい不要不急の外出や外食をなんとも思わないというのが多い。反対意見では、解除によって気持ちが一遍に緩み不要不急の外出や外食を堰を切ったように行うというものだ。どちらにせよ、人出が多くなり3密状態が増加する。結局宣言を継続しても解除しても結果は3密増加により感染者が増加するということになる。そして医療現場をひっ迫させるのである。こういう緩んだ緊張感の時を狙ったかのようにコロナウイルスが変異している。感染速度が数倍化し、重症化が増加し、死亡者が多くなる。より身近に危険を感ずるようになる。かくして、多数の人たちが再び身近に恐怖を感ずる日々が近づいている。一つは宣言の解除による解放...緊急事態宣言解除は感染状況を一層悪くする
第4波が襲来しているのではないか、という観測をして第4波の主は変異型ウイルスではないかと推察しブログに記した(2021.1.15.)。いささか勇み足的であったが、その予測は正しかったようである。むしろ今からが本番であり、今日には菅首相が緊急事態宣言の延長(2週間)を表明したのは正しい決定である。だが2週間で何か今後の予測に資する傾向が得られるだろうか。フランス、イギリスやスペインでは昨年の秋にこの変異型の感染に遭っていた。現在の変異型ウイルスの感染者はいずれも渡航の経験がないそうで、どこから持ち込まれたものなのか、不気味である。今後の一層の注意が必要である。ところで新型コロナウイルスの感染制御は水道の蛇口の開け閉めに似ている。ロックダウンは完全な蛇口閉め止めであり、GOTOイベントなどは完全の蛇口開放であり、そ...変異型ウイルスに要注意
2/23の新聞によれば、イランの核関連施設への抜き打ち査察をIAEAが停止するとのことである。抜き打ち査察はイランが2015年に米英仏ロと結んだ核合意に基づく「追加議定書」に沿う。米国が2018年に核合意から離脱し制裁を再開した。イランは21日までに制裁が解除されなければ追加議定書の履行をやめると警告していたという。EUが核合意の関係国による協議を調整中。米国バイデン政権は参加の意向だ。核合意に復帰する方向であるという。イランが核開発を抑制することが条件である。日本政府は核兵器禁止条約を批准しておらず、核兵器の保有国と非保有国との橋渡しをすると何度も説明してきた。イランの核開発を抑制する今の場面でどのような貢献をしているのだろうか。イランは核を持とうとする。核の非保有国から保有国へと変わろうとする。だが核のない...イランの核関連施設への抜き打ち査察をIAEAが停止
実に驚いたことに、今日の夕方4時半過ぎだったが、玄関を開けて外に出たところ、ニャ~ニャ~という猫の声とともに、直ぐ前に1匹の猫がいるではないか。なんとまあ、失踪したかと2/14にこのブログに書いたシャーミャー(名前)ではないか。まさに3週間ぶりのご帰宅である。餌をねだったので直ぐにキャットフードを出した。それも直ぐに食い終わりお代わりをねだった。また出してやった。半分食って満足したらしい。余程の空腹であったようだ。それにしても3週間も一体どこへ行っていたのだろう。半分野良猫はどうもよく分からない。まずは安心した。やれやれである。居るだけで何となくこちらもほっとさせられる。猫とは不思議な生き物である。春は猫の恋の時だ。どこかへ相手を探しに行っていたのかもしれない。それならそれで好い。「帰ってきた酔っ払い」ならぬ「...3週間ぶりに帰ってきた半分家猫
うちに来て餌を食っていた鯖虎猫「シャーミャ―」がもう10日以上も来ていない。地域猫・野良猫であった。失踪したのかもしれない。最近は家のドアの前にいて玄関に立つと外にいても分かるらしく、ミャーミャーと鳴いて餌をねだった。それが立春の頃から姿を見せない。結構な年齢と思われた。10才は超えていたろうか。うちに来るようになって約2年半である。もう二度と姿を現さないのではないかと何となく思えてならない。さては????、である。これが別れというものであろうか。実は一昨年の暮れごろやはり一匹の黒猫のノラが半年ほど顔を見せていたのが失踪した。同じく老けていたように思う。なぜ老猫のノラが突然に姿を現すのだろうか。実は私の類推では、近所には廃屋が目立ってきている。特別な事情で猫を飼えなくなった人がそのまま放置して引越してしまうので...どこへともなく失踪した半分飼い猫
コロナ禍が明らかにしたもの 2 我が国の医療体制はパンデミックへの備えが不十分であった
コロナ禍が明らかにしたもの、この社会に矛盾は極めて多いと思う。医療体制の在り方は絶対に挙げないといけない。今回のパンデミックで平穏時の通常医療と緊急事態時の医療の違いが浮き彫りにされた。日本は医療先進国といわれてきた。世界に冠たる国民皆保険制度はどんなに評価しても評価しきれない。この保険制度のお陰でちょっとした怪我や病気は言うまでもなく、重病といわれる死亡原因に繋がる癌、心臓疾患、脳梗塞など脳疾患や糖尿病、肥満、ロコモティヴ・シンドロームなどの成人病の高度の治療が比較的負担の少ない料金で受けられる。実にありがたいことである。ところが、コロナ禍の感染症は違っている。非常に危険で感染力が高く死亡に至りやすく、治療薬も未熟でありワクチンが完成しないと防疫もままならない。我が国は通常医療には強かったが爆発的感染症には脆...コロナ禍が明らかにしたもの2我が国の医療体制はパンデミックへの備えが不十分であった
新型コロナウイルスは感染を拡げ、変異を遂げながら益々猛威を増している。このウイルス・パンデミックがこの人類社会の矛盾を見事に暴き出した。その代表的なものが日本が開催しようとしているオリ・パラピックである。五輪が何のためにあるのか、五輪は「人類の平和の祭典」といわれてきた。いまやそのうたい文句はうそ寒い。そもそも五輪を日本へ呼び込んだ時、当時の安倍首相は、東日本大津波震災の復興のため、といった。今でも何万人もの避難者が仮設住宅に住む。にもかかわらず、いつの間にやら、コロナ禍に打ち克った証としての五輪開催、というふうに変わってしまった。目的や大義が変わってしまった。被災者や被災地は置き去りにされた。コロナ禍に打ち勝った歓喜の祭典に変わった。無観客での開催が濃厚である。これで誰が歓喜するのか、IOCかJOCか、アメリ...ワクチン実施に前のめりになるな
新型コロナウイルス感染者の推移グラフを見ていると、興味ある事に気が付いた。(誰でも気が付くことだが)。今や第3の波が来ていると言われている。第1の波や第2の波に比べてピークが毎日更新されている。連日の報道では過去最多の感染者数が出たと。それでグラフを見ると、第3の波は最近(1月)になって急激に高くなった。12月までの推移の肩に乗っかるようにジャンプしている。個人的な勝手な推理であるが、この感染者数ピークのジャンプは第3波にたちまち第4波が続いたのではなかろうか。この第4波こそ変異型ウイルスによるものではなかろうか。すなわち昨年末のクリスマス、大晦日、初詣、新年会などの人出が多かったこと、気温がぐっと下がったこと、によってウイルス感染が急増されただけでなく、感染力が従来型に比べて2倍近く大きい変異型ウイルス、例え...既に第4波になっているのか
今年は寒い冬になっている。寒の入りから朝は零下気温である。近所を散歩して公園の梅林を見に行った。梅の花がちょこっと咲きだしていた。一分咲きにもならない感じだ。もう少し経てば一分咲きになろう。梅の花を見たら明るい気分になった。蝋梅の花も咲いて芳香を発している。池では鴨が多数泳いでいた。風は刺すように冷たい。新型コロナウイルスも乾燥して飛びやすくなっている。マスク着用は大事だ。自宅自粛が何よりだが、やむを得ない外出にはマスクを必ず着けよう。AndreRieuKimiScotaAveMaria.2010AndreRieuKimiScotaAveMaria2010youtube#video梅や蝋梅が咲きだした
年明け早々の苦言で嫌になるが仕方がない。都の感染者が1300人超えをしたのが12月24日、政府が4都県の知事らの要請を受けたのが12月30日、これで菅首相は緊急事態宣言の準備(用意、調整??)に入ると答えた。この瞬間、あきれて口が開いたままであった。危機管理の体制はどうなっているのか。更に呆れたのは、7日に宣言を出すといったことである。その間にも感染者はどんどん増えるだろうと誰でもが思う。(1/7には2400人超えた。)医療は崩壊している、それを1日でも早く減らすべく緊急事態宣言を発令せねばならないだろうが。その認識にかけている。危機のシュミレーションはできて居rなければならない。首相はそれを持ってこさせて即座に決定し、発令すべきであろう。更に、従来のウイルスの1.7倍の感染力を持った変異型が日本にも来ているよ...緊急事態宣言の発令が遅かった
政治家が医者や科学者や専門家の意見をなかなか率直に聞いて政策に反映させない。そのはずである。他のもっと重要な判断基準があるからである。それこそが「来夏のオリンピックの開催」という政権の悲願である。先般、IOCのバッハ会長が来日し「来夏のオリンピックの開催」を確認して帰っていった。去る春の中国、習近平訪日がコロナ水際作戦の遅れになってしまったように、その後に「来夏のオリンピックの開催」というお題目が大きく政権のコロナ対策を鈍らせてきてしまった。7月には早々とGOTOトラベルを開始した。それが継続し長引いていた。専門家の意見や世論と支持率低下になって、ついに最近の菅政権のGOTOを12/28から1月11日まで中止決定した。大方の国民が余りにも遅い決定だし、なぜ27日まで中止を伸ばすのかと批判している。人の移動が最も...「来夏のオリンピックの開催」がコロナ対策を誤らせてきている
タイタニック号海難事件では無理を無視して航海に出た。いまのコロナ禍はその教訓を生かさなければならない。
最近のことだが、NHKテレビで、タイタニック号の悲劇の隠れていた真実を知った。言われているように1912年4月14日から4月15日にかけてイギリス・サウザンプトンからアメリカ・ニューヨークに向かっていて、巨大氷山に激突して沈没した。午前2時過ぎであったそうである。タイタニック号は当時の最大級の豪華客船で2224人の客を乗せた処女航行であった。船倉には大量の石炭が燃料用に出発の何日も前から積まれていた。船の構造は鋼板で作られていたがどうやらやや品質水準の低い鉄板であったそうだ。知られているように石炭は発火源がなくても貯蔵中に自然発火する。タイタニックの場合も出発の前に石炭が船に積まれそのころから燃えていたというのである。船会社は予定どうりに出船することが会社の利益であった。たとえ船倉が火事でもだ。ボイラーマンたち...タイタニック号海難事件では無理を無視して航海に出た。いまのコロナ禍はその教訓を生かさなければならない。
莫大な犠牲者を出しつつある新型コロナ感染症、こんな時にオリンピックはしないことだ
12月現在の世界の新型コロナウイルス感染者は6300万人超であり、死亡者は150万人に達した。感染者数は実に世界人口77億人の1%になった。死亡率は3%とかなり高い。これだけの犠牲者が出ており、さらにこの数字はますます大きくなる。たとえワクチンが使用されてもその効果が薬学的な安全性を加味して評価されるまでにはまだまだ時間を要するだろう。そんな状況下にオリンピックを開催に向けて進めることの意味とは何だろうか。確かにこの死亡者のレベルは毎年のインフルエンザによる死亡率0.1%台、結核の死亡率1.8%と比べても数倍~数十倍高い。日本においてはインフルエンザの死者は3000人超/2018年、結核では約2000人/2019年であった。そうするといまだに先の見えない流行中、COVID19の死亡者は相当な人数になるであろう。...莫大な犠牲者を出しつつある新型コロナ感染症、こんな時にオリンピックはしないことだ
野球満席実験ではクラスターが確認されなかったが、油断は禁物。
前回の拙ブログで「野球場の満席実験」の結果報告を見てないと書いた。しかし私が見落としていたことが分かった。11/13の朝日朝刊で政府分科会の中間報告があった(11/12)こととの記事を見た。従って報告結果があったので訂正し謝罪したい。その報告によれば、結論としてクラスターの発生は確認できなかったそうである。3試合の販売可能な3万2千席の51~86%の入場者があった。従って大規模イベントの感染予防の環境実現ができると結論した。マスクと換気が重要であるとの結論でもあった。入場の事前の健康チェックのシステムの必要性も提案された。これによって適切な間隔を確保すれば感染が防げるとした。今回の満席実験は好条件が保たれた結果である。いつもこういう訳にはゆかないだろう。人間は慣れると油断をする。この慣れが恐ろしい。GOTOイベ...野球満席実験ではクラスターが確認されなかったが、油断は禁物。
GO TOキャンペーンを止めなければ感染者は確実に増え続ける
コロナ感染者数が急増しつつある。10月末時点では全国で600~700人/日前後、東京都は200人であった。それが昨日(11/18)は全国で約2,200人、東京都は約500人であった。たったの半月で約3倍になってしまった。テレビで見る東京都の繁華街の人出はすごく多く見える。GOTOトラベルやイートが原因であることは一目瞭然だ。一方で10月末に行った野球満席実験では80~100%で行われた。その結果についてのニュースを今のところ聞いたことも見たこともない。これもGOTOキャンペーンである。だが、結果は火を見るよりも明らかで、昨日今日の感染者急増爆発に現れているではないか。政府はこれを見て黙認状態だ。ともかく関係者は解析結果を公表すべきだ。全世界で5000万人の感染者である。欧米では再度のロックダウンの都市も現れてい...GOTOキャンペーンを止めなければ感染者は確実に増え続ける
学術会議の推薦候補人の承認をめくら判にせず俯瞰的・総合的に6名を落としたという菅総理、その理由について誠に説明不足である。なぜにそれまで通例であっためくら判をせずに、何らかの判断を行って6名を承認しなかったのか。その判断の基準は何なのか。俯瞰的・総合的という曖昧漠然とした基準の内容について説明すべきであり、具体実例を示し説明べきである。それがはっきりしないと、今後の学術会議の候補を推薦するにあたり、忖度が浮揚するであろう。総理に好かれる候補を選ぶのに何やかやと思い巡らし結局は忖度ということになる。政権に都合のよいメンバーからなる学術会議では独立性を担保できない。ひいては学問の自由が侵される。政権の主張する候補の選択基準と会議側の候補選択基準を対比して議論する必要がある。それをしないならば、政権は横暴といわざるを...日本学術会議の件
GO TO 東京オリンピック開催のためのプロ野球満席実験は問題を含む
「GOTO何々」というのは、最終目標は言わずと知れた「GOTO東京オリンピック、パラリンピック開催」である。GOTOトラベルもイートもその手始めであり、いよいよGOTO満席野球となった。これを見て驚いた。直近での緩和は会場定員の50%以下の観客ではなかったのか。それが横浜ベイスターズ球場で10/30は80%、10/31は90%、11/1は100%で実験だという。入場観客は入場の際には消毒と体温測定をするそうだ。連日の新型コロナウイルス感染者数は東京都で200人前後を続けている。国内では600~700人が発生中、北海道や東北など地方が増加中。実効再生産数が1.02と増加につながる傾向だ。欧州ではまたまた感染者が驚愕的に増加中である。欧州は日本の北海道と同じような緯度である。寒さがウイルス感染力を強めたといえる。日...GOTO東京オリンピック開催のためのプロ野球満席実験は問題を含む
核兵器禁止条約が中米ホンジュラスが10/24に批准し、遂に条約発効の条件である50か国に達した。喜ばしいことである。昨日のニュースで49か国になった、後1か国だと言っていた。50番目が日本であればいいのだがと思っていたが期待は外れた。日本政府の核禁条約への態度は全くずれない。大したものだ。後々の歴史でこの日本政府の態度がどのように評価されるか。カギを握っているのは日米同盟である。良くも悪くも戦後の日本はこの同盟の恩恵に浴してきている。この同盟が有効に働く限り核兵器禁止条約への批准はない。他の核兵器保有国のどこも批准していない。三すくみどころか九すくみ状態だ。核保有国はアメリカ、ロシア、中国、イギリス、フランス、北朝鮮、インド、パキスタン、イスラエルである。日本は保有しないがアメリカの核の傘の下にいる。保有と同じ...核兵器禁止条約を批准できない日本
成人検診を最近受けた。色んな診察項目の中で身長と体重と腹囲が興味深かった。という理由はこうである。私は身長がこの10年間で約6cm強縮んだ。つまり背が短くなった。一方で体重は大きな変化がなかった。何故か腹囲が増えていた。自分は体形が今までは維持されていて若いころのズボンが十分に70歳を過ぎた今でも使えていた。即ち腹囲が変化なかったのである。それがこの2,3年で今までのズボンサイズがきつくなってきた。腹をへ込ませて無理をしてズボンをはいていた。その原因が今回の健診で突然理解できた気がした。その理由とはこうである。体重が若干増えて、背骨が縮んで、背中や腹についていた筋肉や脂肪が腹回りに移動した。その為に腹囲が増加したと考えられるのである。身長が6cm以上も縮んだのが最大の原因であった。腰椎や胸椎が圧迫骨折したわけで...背骨の軟骨がすり減って腹囲が増加、ズボンが合わなくなった
ラジオでは余り感じないがテレビでのニュース番組などで感ずるのが、出演者の話し方、特にしゃべるスピードについてである。とにかく速すぎる人が気になる。ニュース番組で評論家や学者やタレントなど出演者が多いために各人の発言の持ち時間が短いためか。出来るだけ多くの内容をしゃべりたいのであろうか。兎にも角にもしゃべりが速い。こういうのをまくし立てるともいう。こういうタイプは政治家にも多い。特に議論になると反対意見の相手を制するためにそうなるのだろうか。だが内容的にみると、早口で同じことを異口同音でしゃべっているように思える。聞く側にとっては全く疲れる。そういう早口の人に閉口する。何となく品性がないように思えてくる。早口の人は頭の回転も速い。速いから多くの言葉が一度に出てくる。次に述べる「間」などは薬にしたくとも微塵もない。...喋りが早すぎる現代「間」は絶滅危惧
敬老の日、この日に意味があるかどうか、最近では100歳以上が目立たなくなった。ましてや65歳になっても、75歳になってもなんだか色あせている気分である。私は75歳ということであるが、かあちゃんと二人だけで御萩を買ってきて食べてささやかに祝った。かつては人生50年と言われた時代があった。60歳は完全にじじばばであった。年寄りには希少価値があったのだ。だから70歳は古希なのだ。増えすぎた年寄りは次第に疎まれる存在となってきた。介護でも医療でも、年寄りの価値が低くされつつある。だから元気な年寄りは働いて稼げといわれる。年寄りの多くは貧乏である。言われなくとも働いて稼ぎたいのだ。そのほうが健康にも良いと思うからだ。最近では隠居などという言葉は死語になりつつある。かつては盆栽や長唄など趣味に凝って日を過ごす年寄りも多かっ...敬老の日に思うこと隠居生活とはなにか
9/16朝日新聞朝刊には日立製作所がイギリスでの原発建設から撤退したと報じた。インフラ輸出は安倍政権の成長戦略であった。アベノミクスの第三の矢であったわけだが頓挫したことになる。日立は2019/1に民間企業として原発輸出には経済的に無理があるとみて凍結していた。原発事故の賠償額が巨額であり、他社の参入を募集していたが難航した。今年になって新型コロナウイルス感染拡大・パンデミックによる経済の悪化が決定的となったようである。これによって東芝の原発事業失敗、三菱重工のトルコでの原発建設断念の方向と原発海外計画は全て失敗しつつある。国内では福島事故原発の汚染水処理も難航している。廃炉のデブリ処理も困難の中にあり遅々として進まない。菅政権はこの負の遺産をどう解決しようとするのか、不明である。日立のイギリス原発撤退、原発政策はどうなるのか
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このブログの更新をずっとできずに来ました。訪問して下さった方々には申し訳なく深謝いたします。筆者はブログ継続の熱情を失い、いつの間にか80歳を目前としています。それで中途半端にしておくことはよくないと判断し、このブログを終了させていただくことにしました。ブログは削除はしませんでこのままにしておきます。なにか誰かの役に立てれば幸いです。皆さん、長らくありがとうございました。本ブログを終了いたします
しばらくブログ更新をさぼっていた。テンプレートが真っ白になってしまって驚いた。頭もどうやらぼけてしまっていたようだ。昨日はバスケットの世界大会を堪能した。日本人も体格的に世界に負けなくなった。背の高い選手はゴール下まで走って得点するが、若干でも背が低い選手はスリーポイントシュートを狙う傾向がある。昨日はヴエネズエラに逆転勝ちした。終了前の10分間でだった。比江島選手のスリーポイントが面白いように決まっていたのが大きい。ヴエネズエラも最後にはシュートが悉く決まらず動転していたようだ。バスケット世界大会を見た
マイナンバーカードの不都合な真実が、まだ隠されている。岸田首相は来年の秋には今までの医療保険証を廃止すると息巻いている。なぜそこまでやらねばならないのか。20000円ポイントで釣って7割以上の人がマイナカードを取得した。金の力は恐ろしい。人の心を買うのであるから。そう思っていない人は多いだろう。心は売って居ないと。今問題になっているのはマイナンバーへの色んなカードの「紐づけ」をやりだしたところ、手違いが発生しだしたことである。例えばマイナ保健証で他人と入違っていた。他人の病歴が分かった。障碍者手帳が他人と入違っていた。ポイントが赤の他人の口座に入ってしまった。医療費がなぜか全額が保険がきかずに請求された。などなど、それも並半端な数でない。まだまだ発生するだろう。消えた年金事件が再発したのか。このようなシス...マイナカードの不都合な真実
チャットGPTなるものが世間を掻き乱しているようだ。ここでも長所と短所が議論されていて、EUの国などでは早速使用禁止とされたようだ。どうもその短所は個人情報を犯したり、著作権を侵害したりする点らしい。一方で余りに物まねが良くできていて写真のような絵を描く。記述も良くできていて頭の良い学生の論文のようだ、とも。こうなると人間がやることがいよいよなくなる。国会等も質問の回答を造らせるという。こうなると議員は頭を使わなくなる。人間の堕落が一層ひどくなるだろう。さて従来はデーターベース(DB)というものがあって、これを多角的に解析しある問題解決の手段としていた、今でもそうだ。コンピューターの能力が上がり解析スピードも速くなった。DBに情報を入力するのも大変な労力を要した。それが今ではロボットが自動で読み込み、コン...チャットGPTについて
岸田内閣は原発再稼働するという政策に舵を切り替えた。その骨子は今まで40年で廃炉を60年以上とし、かつ休止中の年数を数えない。こんな狂ったと言ってよい方針があるだろうか。炉の調子を検査してできれば永久に稼働させたいらしい。これを決めた政府の人間は自分たちの生きている間は問題が起こらないだろうと高をくくっているのではないか。将来の社会が市民が重大な事故で被るであろう被害をどう思っているのだろうか。何よりも頓珍漢なのは検査等で休止した期間を考慮せずに60年以上という稼働期間を考えている点だ。どんな機器も設備も経年劣化がある。オーバーホールという全点検で一切合切入れ替えたらそれは新設と同じだが、部分的にしか交換しないだろう。それであればそのとき交換をしなかった部品は経年劣化をし続けているわけで、この休止期間を、...原発再稼働、超60年策の異常さ
退職後はラジオを聴くのが癖になっている。大分以前から気が付いていたが最近になってはっきりと思うようになったこと。ラジオの女性アナの声を聞くにつけて、好い声だなあと、ほれぼれするアナが何人かいる。気象予報士、道路交通情報のアナ、ニュースを伝えるアナ。どうも自分にはあるタイプの声の質が心地よく聞こえる。ラジオならではのことで、テレビでは外観や容貌が印象に残る。チャップリンの「街の灯」では目が悪い花売り少女にチャップリン扮する中年男が恋をする。いつも少女に会うと花を買い、顔を見てそれが嬉しい。少女は男を好いている。少女は目の手術をすることになった。少女は目が見えるようになった。そして男は見えるようになった少女と会う。男は何となくおずおずと恥ずかし気に、会うことを躊躇したように。だが、少女に見つかり会う。初めは少...ラジオで聞く声のいい女性
先頃NHK-BSで放送された「老いてなお花となる織本順吉」には驚嘆させられた。実の娘が織本の死までの老後をドキュメンタリー記録映画にした。いぶし銀のような名わき役だった。最後まで自分(役者)を貫き隠すことなく曝け出した、ありのままの記録。本ドキュメンタリーはその正に主役を演じたもの。死を前にして老いの苦しみの中で「自然の摂理に任かせる」という。有りのままでそうするほかないという心境。最後に、実娘に「ありがとう。こんな素晴らしいドキュメンタリー記録を作ってくれて」と伝えた。2019年3月、92歳。「老いてなお花となる織本順吉」
ダビデはなぜ神に赦されたのか。十戒という神が与えられた神との契約がある。モーゼがエジプトからユダヤ民族を率いてカナンの地に向かっていた時のことだ。シナイ山に留まりモーゼはこの山で神から十戒を授かった。その中には姦淫するな、隣人の妻を奪うな、という戒律がある。ダビデはこの十戒をよく知っていた。既にミカルを娶っていたがバテシュバを見て肉欲にとらわれてしまった。彼女を奪い夫のウリアを戦死させた。すなわち神の前に罪を犯した。神はこれを赦さず彼の最初の子を死なせた。だが次の子はソロモンでありダビデに次ぐ英知溢れる王となっている。神はソロモンを愛したのである。ダビデも赦された。十戒はユダヤにとって絶対的な掟である。姦淫した女は石を投げられて死刑になった。江戸時代においても姦淫(密通)は罪が重く死罪に処せらえたという。...ダビデの罪について
政治に一言。原発政策は再稼働、60年の長期運用、新型原子炉の建造など従来の原発廃止を完全に覆す決定に進みつつある。それもこれもウクライナ戦争による天然ガスの不足に由来するエネルギー危機に由来する。岸田首相の側近が原発推進派だという。この男による説得が大きいと言われている。近代日本において幾つかの産業が衰退していった。繊維、造船、アルミ製造、鉄鋼だ。最近では白物家電、音響機器、などなどだ。かつては、これら重厚長大産業が消え軽薄短小産業即ち半導体とか回路などにシフトしてきた。それすら韓国、中国などにとって代わられてしまった。いま国が求めているのは重厚長大の仲間である原発回帰である。原発こそ重厚長大の最たるもので衰退の運命にあるものなのである。ところで原発の基本的な問題点は解消したのか?テロの標的となる危険性、...原発回帰のなぜ?
シャーロックホームズの回想アーサー・コナン・ドイル作「背中の曲がった男」この物語は旧約聖書サムエル記に書かれているウリアの妻バテシバを奪い自分の妻とし、ウリアを戦場に送って戦死するようにして殺した話が基になっている。イギリス軍のロイヤルマローズ陸軍連隊に属する二人の男が連隊の仲間の娘に惚れた。二人は同僚でありかつ上司と部下の関係にあった。上司のジェームス・バークレイ大佐はやりての軍人であり、部下のヘンリー・ウッド伍長は極めつけの男前であった。上司はインドでの反乱軍に襲われたときに孤立し、部下に援軍に会いに行ってくれるように頼み詳しい地図を与えた。部下はその地図に従い歩いたが敵に見つかり捕縛された。拷問に遭い二目とみられぬ障害を負った。だが、その拷問の間に敵が実は上司と企んで自分をだましたことを知る。何とか...シャーロック・ホームズ「背の曲がった男」から読み取れるクリスマスの意味
モーツアルトは1791年12月5日に亡くなった。35歳、若すぎた天才の死だ。没後231年となる。最後の作曲がこのニ短調レクイエムK626であった。しかも未完成であり弟子のジュスマイヤーが補完したと言われている。12月5日はモーツアルトの命日だからこのレクイエムを毎年聴いてきた。今日もNHKFMで放送してくれた。補完されたとはいえ全曲にモーツアルトの切迫した緊張感がみなぎっている。北極星の彼方から響いてくるような凛とした清らかな調べだ。モーツアルトが最後に残してくれた安らぎの調べであった。ケフェ星雲モーツアルトレクイエムニ短調K626
スヴャストラフ・リヒテルのピアノルドルフ・バルシャイ指揮新星日本交響楽団1994年サントリーホールモーツアルト11歳の時の作曲である。モーツアルトに対して、如何に若い時の作曲といえどもモーツアルトであることに変わりはない。天才は生まれながらにその片鱗を見せるのだ。あの明るさ、透明さ、軽やかさの輝きは明白である。しかし、20歳代になってからのものとは明らかな違いが感じられる。このCDは他に2曲が入っている。年代順に聴くことができ、おのずとそれらの違いが分かる。20分足らずの曲だがモーツアルトの明るく軽やかな響きに打たれる。ピアニストのリヒテルは1915年ウクライナ生まれで1997年に84歳で亡くなった。今のウクライナのことを思えばさぞかし悲しむことであろう。モーツアルトピアノ協奏曲第1番ヘ長調K37番
かみさん(家内)が花を買ってきて活けた。幾つかの花があったがその中に百合がある。だいぶ昔から百合が大型のカサブランカになった。ほかの種類もあるが、百合にあの特有の強い匂いがない。聞けば品種改良で匂いを減少させたものだという。人によっては百合の匂いが嫌いだという。また百合の匂いは強すぎるから嫌だという人もいる。私は百合には匂いがあってこそ百合だという立場である。まあ、それでも仕方ないと我慢してきた。ところが更に驚くことが起きた。なんとまあ、雄蕊の花粉が無いものが出回って来た。かみさんに言わせると、百合の花粉は落ちるし、服などに付着する。そうすると着色してなかなか落ちないのだそうだ。それでかみさんは蕾が開いて花粉が見えだすとすかさず取り去ってしまう。これも私には我慢ならない。雄蕊の花粉は百合の美しさの重要な部...匂いも花粉も除去された百合が意味するもの
政府はポイント付与が好きだ。マイナーポイント、節電ポイント、旅行ポイント、などがある。いずれも申請者にのみ与えられる。一方で減税はしない。今こそ消費減税をすれば物価高にあえぐ庶民が助かる。消費税は深刻ではなく、兎に角、物を買うことに寄って税金が自動的に加算され政府の懐に入る仕組みだ。ポイントは申告者にのみ与えられるから、申告という面倒な手続きを必要とする。これが政府には都合がよい。申し出ない者にはポイントは付与されない。政府は金をださないで済む。つまりは、庶民に苦労させて、政府、自分たちは楽ができる。一方減税では庶民が楽ができるし、生活が楽になる。国はもっと庶民のことを考えるべきだ。企業がポイントで客を呼ぶのは、企業は自分で減税できないし、物価の無駄を削るのは非常に困難だ。固定費、変動費などを操作し切って...ポイントが好きな政府
商品の値上げがじわじわ続いている。更に10月には6000品目以上が値上げ予定だ。まさに値上げ台風が日本を直撃する。電気、水道、ガスなどは値上げされている。これらの原因はコロナ禍の経済活動ダウンを始め、ウクライナ戦争で小麦などの輸入ストップ、ロシアの制裁対抗の天然ガス輸出ストップ、併せて円安の進行などである。庶民はたまったものではない。政府は何をしているのだろうか。企業の内部留保は20年間で500兆円以上。更に経済効果のない東京五輪開催で無駄遣い、スポンサー契約がらみの贈収賄事件の起きる醜態、最近は海外渡航者の数を増やした。観光・旅行に再び力の入れ初めだ。円安には日銀の為替介入。こんなことで庶民の生活苦は救われるのだろうか。円安で値上がった物価には相変わらず10%の消費税がかかっている。円安物価高で国の税収...円安物価高に今こそ消費税を半分以下にすべきだ
安倍前首相の国葬が決まったようであるが、報道の調査ではこの国葬に反対する人が51%だという。理由はいろいろだが、国葬には法的根拠がない、国税を使う、本人の歴史的評価がまだなされていない、もろもろの政治上の汚点があり未だに解決もされていない、などがあろう。私は思うに、岸田首相はとんでもない勇み足、暴挙をしたと思っている。独断と偏見で考えたところによれば、その理由は彼があの銃撃事件の直後まさに咄嗟に「国葬だ」と言ってのけたことである。あのとき国葬を閣議決定で決めたと言った。時の首相が独断で国難に当たる、いわゆる非常事態と同じことをやったのである。権限の乱用である。今回の事件は非常事態なのか、???、そうであるなら非常事態宣言が必要なのではないのか。にもかかわらず、前例にないような国葬宣言をしてのけた。これはも...国葬決定について岸田首相のとんでもない勇み足
ウクライナのザボリージャ原発をロシア軍が砲撃し損傷を負わせている。これは真綿で首を絞めるような陰湿な核攻撃ではないか。今回ほど原発が危険で脆い標的であると感じたことはない。攻撃側は核兵器を使わずにまさに核兵器を使ったに等しい結果をもたらす。このような酷いことをロシア・プーチンはするのか。日本は福島原発で津波と地震で崩壊した原子炉から放射能を帯びた水蒸気が地域に広く拡散し多くの住民が避難をせざるを得なかった。あのときもうちょっと原発からの放射能ガスの飛散の規模が大きかったら、あるいは風向きによっては東京が汚染され避難民が多数に上ったと言われている。ウクライナで起きていること、原発攻撃は人道に外れたことである。絶対に禁止されねばならない。一方で岸田政権は現在のエネルギー危機や化石燃料に頼れないクリーン電源とし...原発攻撃は核使用に等しい、また原発増設はとんでもない考え違い
こんな自民党しか政党しかないのか。というのが最近の気持ち。大多数の国民も同じ思いだろう。兎に角酷すぎる。コロナ禍への対応のまずさ、安倍氏の国葬、旧統一教会との癒着、オリンピック受託収賄疑惑、森加計桜プラス公文書改ざん、メモ記録、議事録を残さない、書かない、物価高、国債発行の乱発、臨時国会を開かない、丁寧・しっかり・検討のだらだら答弁、閣議決定の乱用・・・・。これじゃあだめだ。批判する気にもならない。ため息の毎日。日銀の機能不全も追加だ。500兆円の企業内留保を作り出したのはアベノミクスだったのを肝に銘ずる。イノベーションと技術開発に好い所がないのはどうしてか。500兆円は給料アップにも年金アップにも資さないでいる。国全体の活力が失せているとしか言えない。話にならない。今日は愚痴で終わる。愚痴しか出ない日々
コロナ感染者のPCR検査の結果から陽性全数把握をしているわけだが、政府はそれを止めようとしている。それでいいのか。外国では既に全数把握を中止した国も多いらしい。全数を出すための保健所などの報告書式は20項目を超えるらしい。それが大変らしい。その労力と時間が大変なので医療行為の足手まといとなるのだそうだ。そこに医療のひっ迫が生じるから、全数把握を止めて、例えば重症者と死亡者数だけにしようとしているらしい。当初は第7波が去ってからそうした変更にとりかかろうとしていたようだ。だが、過去のパンデミックの結果と比較したりするときには、感染者の数が注目されてきた。勿論、死亡者の数もだ。このどちらも欠けてはならないデーターであると思う。歴史を振り返る時必ず必要となるデータである。そもそも、こんな大人数の陽性者が出ること...コロナ感染者の全数把握を止めてはならない
新聞発表によれば厚生省は2価ワクチンというものをこの秋(10月)から接種開始するという。このワクチンは新型ウイルスのオミクロン株に対応しBA1とBA5の両方に効果あると言われている。これは私が私見(0COVID-19はいつ終息するのか、その条件-(童話)万華響の日々)で予想していたものに一歩近づいたものだ。更に新型コロナウイルスに万能であるように開発して欲しい。また、ワクチンではなく予防薬としても使えるようにしてもらいたい。2価ワクチンへの期待
しばらくブログ更新をさぼっていた。テンプレートが真っ白になってしまって驚いた。頭もどうやらぼけてしまっていたようだ。昨日はバスケットの世界大会を堪能した。日本人も体格的に世界に負けなくなった。背の高い選手はゴール下まで走って得点するが、若干でも背が低い選手はスリーポイントシュートを狙う傾向がある。昨日はヴエネズエラに逆転勝ちした。終了前の10分間でだった。比江島選手のスリーポイントが面白いように決まっていたのが大きい。ヴエネズエラも最後にはシュートが悉く決まらず動転していたようだ。バスケット世界大会を見た
マイナンバーカードの不都合な真実が、まだ隠されている。岸田首相は来年の秋には今までの医療保険証を廃止すると息巻いている。なぜそこまでやらねばならないのか。20000円ポイントで釣って7割以上の人がマイナカードを取得した。金の力は恐ろしい。人の心を買うのであるから。そう思っていない人は多いだろう。心は売って居ないと。今問題になっているのはマイナンバーへの色んなカードの「紐づけ」をやりだしたところ、手違いが発生しだしたことである。例えばマイナ保健証で他人と入違っていた。他人の病歴が分かった。障碍者手帳が他人と入違っていた。ポイントが赤の他人の口座に入ってしまった。医療費がなぜか全額が保険がきかずに請求された。などなど、それも並半端な数でない。まだまだ発生するだろう。消えた年金事件が再発したのか。このようなシス...マイナカードの不都合な真実