ガン治療は「臓器別」から「分子別」へ
私の大学時代からの友人が、肺ガンを発症してしまいました。基礎疾患があるため外科手術ができず、遺伝子検査を行い分子標的薬の治療を受けていました。昨年夏に合ったときは若干痩せていましたが、あまり酒は良くないと言いつつ適度に飲みながら楽しい時間を過ごしました。しかしその後少し離れた部位に転移(再発)してしまい、新薬の臨床試験などにも参加したようですが、昨年10月に還らぬ人となってしまいました。やはり進行ガンは最新治療をもってしても、まだ克服できない病気のようです。私は元々ガンはできた部位によって(肺ガンや胃ガン)分類するものではなく、ガン細胞のどの遺伝子が変異したかによって分類すべきと思っていました。しかし日本ではガン治療のほとんどすべてが外科手術になりますので、部位別の分類が重要となっているようです。この様に...ガン治療は「臓器別」から「分子別」へ
2024/02/29 10:39