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2015/06/25

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  • 『噓があふれた世界で』アンソロジー

      ★★★ 「かわうそをかぶる/浅倉秋成」「まぶしさと悪意/大前粟生」「霊感インテグレーション/新名智」「ヤリモク/結城真一郎」「あなたに見合う神さまを/佐原…

  • 『-196℃のゆりかご』藤ノ木 優

      ★★ 本作の主人公、18歳のつむぎは幼い頃に両親を亡くし、義母の奈緒と二人暮らし。義母はパニック障害の持病を抱えており、つむぎは家の中でも絶えず気を張って…

  • 『定食屋「雑」』原田 ひ香

      ★★★★ 期待より遥かに良かった。「コロッケ」「トンカツ」「から揚げ」「ハムカツ」「カレー」「握り飯」6話収録の連作短編集だが長編小説のような味わい。料理…

  • 『70代高齢女子 今日も元気で行ってきます。』凛@高齢女子

      ★★★ 70代でTwitterを始めた凛@高齢女子こと、一凛(にのまえ りん)さんのデビュー作。60代後半で動画編集を開始、70歳を過ぎて文章を書き始める…

  • 『燃える氷華』斎堂 琴湖

      ★★★ 第27回日本ミステリー文学大賞新人賞受賞作。主人公は大宮署の刑事・蝶野未希51歳。別居中の夫・隼人は交通課勤務。二人の間には息子がいたが何者かに冷…

  • 『こまどりたちが歌うなら』寺地 はるな

      ★★★ 物語の舞台は製菓会社『吉成製菓』。主人公の茉子は前職の人間関係に疲れ果て、親戚の伸吾が社長を務めるこの会社に転職して来る。この茉子が強い。入社早々…

  • 『あいにくあんたのためじゃない』柚木 麻子

      ★★★ 相手を一刀両断するかのようなパンチが効いたタイトル。「めんや評論家おことわり」「BAKESHOP MIREY'S」「トリアージ2020」「パティオ…

  • 『白線以外、踏んだらアウト』田丸 雅智

      ★★★ 「緊張の“人”」「白線の民」「机の工房」「三秒以内に」「牛さん」「イタミの蝶」「原稿中」「てるてるの仕事」「鳩の通信」「ソウルスペース」10話収録…

  • 『ここはすべての夜明けまえ』間宮 改衣

      ★★★ 第11回ハヤカワSFコンテスト特別賞受賞作品。頁を捲ると、ひらがなでびっしりと埋められた文章、読点も殆どない。更に苦手なSFという事もあり、最後ま…

  • 『マリコ、アニバーサリー』林 真理子

      ★★★ 「週刊文春」2023年1月19日号から2024年1月4日・11日号まで掲載されたものを纏めたエッセイ。本作で35巻目、ギネス記録を更新中。私は週刊…

  • 『山の上の家事学校』近藤 史恵

      ★★★ 大阪市中心部から30分、そこから更にバスで30分、長閑な山里に佇む山之上家事学校。ここは男性を対象とした生活の為の家事学校である。この学校へ通って…

  • 『兎は薄氷に駆ける』貴志 祐介

      ★★★★ いつ割れてもおかしくない薄氷の上を駆ける主人公・日高英之の復讐を応援し続けた。15年前に起きた殺人事件で、無実を訴えていた英之の父は、連日連夜に…

  • 『アルプス席の母』早見 和真

      ★★★★★ とても良かった。グッと来る場面が多く、その度に胸が熱くなった。スポーツ強豪校で、酸いも甘いも経験した息子と重なって、当時の事を嫌でも思い出し感…

  • 『女盛りはハラハラ盛り』内館 牧子

      ★★★ 『週刊朝日』2020年11月27日号~2023年6月9日号まで掲載されていたエッセイを纏めたものでシリーズ最終巻。歯に衣着せぬ牧子節は健在。宅配便…

  • 2024年冬ドラマ感想♪

    こんばんは(*´∀`)♪ 2024年の冬ドラマも最終回を迎えましたね。皆さんはどのドラマが良かったですか? 私が今期完走したのは 『大奥』『不適切にもほどがあ…

  • 『方舟を燃やす』角田 光代

      ★★★★ 柳原飛馬と望月不三子。世代が異なる二人の1967年から2022年までの人生が描かれる。口裂け女の噂やノストラダムスの大予言、オウム真理教によるテ…

  • 『ヒポクラテスの悲嘆』中山 七里

      ★★★★ 『死体は嘘を吐かない』でお馴染みのヒポクラテスシリーズ第五弾。今回は引き籠りや老老介護に焦点を当てた社会派ミステリー。プロローグ一行目の吸引力、…

  • 『しんがりで寝ています』三浦 しをん

      ★★★ 『のっけから失礼します』に続く第二弾エッセイ集。日常ネタからピカチュウ愛、EXILE一族愛、両親とのエピソード、自虐ネタまで、リズミカルな文章で綴…

  • 『あなたが殺したのは誰』まさき としか

      ★★★★ 『あの日、君は何をした』『彼女が最後に見たものは』に続く、三ツ矢&田所刑事シリーズ第3弾。物語は2020年代の東京と、1990年代の北海道鐘尻島…

  • 『悪意』増田 忠則

      ★★★★ 「マグノリア通り、曇り」「夜にめざめて」「復讐の花は枯れない」「階段室の女王」悪意をテーマにした4話収録の短編集。ホラーよりも恐ろしい。ごく普通…

  • 『捨てたい人 捨てたくない人』群 ようこ

      ★★★ 「捨てられない姉 捨てさせたい妹」「息子の嫁の後始末」「本好きとフィギュア好きの新居問題」「溜め込みすぎる母」「夫の部屋」断捨離をテーマにした5話…

  • 『今夜は、鍋。』アンソロジー

      ★★★ 「合作、冬の餃子鍋/角田光代」「四人いるから火鍋にしましょう/青木祐子」「初鍋ジンクス/清水朔」「両想い鍋パーティー事件/友井羊」「できない君と牡…

  • 『 正しき地図の裏側より』逢崎 遊

      ★★★★★ 第36回小説すばる新人賞受賞作。1998年生まれの若い作家さんだが、デビュー作とは思えない抜群のリーダビリティで一気読み。主人公は定時制高校に…

  • 『カラフル』阿部 暁子

      ★★★★★ 心の中を爽やかな風が吹き抜ける。前作の『金環日蝕』同様、本作もひったくりの場面から物語はスタートする。本作の軸となる人物は、車いすユーザーの少…

  • 『君を守ろうとする猫の話』夏川 草介

      ★★ 『本を守ろうとする猫の話』続編。前作未読ゆえ、内容を全く知らず読み始めた。主人公は中学2年生の幸崎ナナミ。いつも通う図書館で、頻繁に本が無くなってい…

  • 『殺める女神の島』秋吉 理香子

      ★★★ 予測不能なノンストップイヤミス長編。孤島に集められたのは、ビューティーコンテスト『ミューズ・オブ・ジャパン』のファイナリスト七名。内面も美しいと思…

  • 一駅一話! 山手線全30駅のショートミステリー』柊 サナカ

      ★★★ JR山手線全30駅をテーマにした30篇+1篇が収録された短編集。1篇が9頁と短いものの、どの短編もドラマ性あり。人の優しさを感じるものから、ホラー…

  • 『コレクターズ・ハイ』村雲 菜月

      ★★★ 主人公は玩具会社でカプセルトイの企画をしている三川さん。ホットペッパービューティーのサイトで縮毛矯正コースをチェックして予約する。おっと、私と同じ…

  • 『そして誰かがいなくなる』下村 敦史

      ★★★ まずは本作巻末にあるQRコードにアクセスして舞台のイメージを掴んでから読み始めた。外は猛吹雪。大人気作家・御津島磨朱李の豪邸お披露目に集まったのは…

  • 『芸能界』染井 為人

      ★★★★ 「クランクアップ」「ファン」「いいね」「終幕」「相方」「ほんの気の迷い」「娘は女優」芸能界を題材にした7話収録の短編集。染井さんは、読み応えのあ…

  • 『君の背中に見た夢は』外山 薫

      ★★★ ザ・お受験小説。小学校受験に挑む娘と、その母親を中心に描いた家族小説でもある。母親は仕事をバリバリこなしながら二人の子どもの育児と家事に明け暮れる…

  • 『レイアウトは期日までに』碧野 圭

      ★★★ 「詰んだ」から始まるお仕事小説。主人公は、職を失い、犬を拾った事でペット不可のアパートから退去せざるを得なくなった赤池めぐみ。捨てる神あれば拾う神…

  • 『ねえ、ぴよちゃん (9)』青沼 貴子

     ★★★★ 全国新聞11紙で毎日連載中の四コマ漫画。9巻は2022年8月3日~2023年4月3日までを収録したもの。回を重ねても定番の面白さ。笑いあり涙あり、…

  • 『バイバイ、サンタクロース 麻坂家の双子探偵』真門 浩平

      ★★★ 「最後の数千葉」「消えたペガサスの謎」「サンタクロースのいる世界」「黒い密室」「誰が金魚を殺したのか」「ダイイングメッセージ」6話収録の連作短編集…

  • 『怖いトモダチ』岡部 えつ

      ★★★ 『気がつけば地獄』でハマった岡部えつさん。本作もなかなかの地獄だった。大人気エッセイストの中井ルミン。オンライン・サロンを主催するほどの人物だが、…

  • 『二人キリ』村山 由佳

      ★★★ 猟奇的殺人犯でありながら逮捕直後の写真では、にこやかな笑みを浮かべる阿部定。掴みどころのない阿部定が、村山由佳アレンジで令和に蘇る。近所で評判の美…

  • 『水脈』伊岡 瞬

      ★★★ 宮下刑事&真壁刑事再び。神田川護岸の排水口で若い男性の遺体が発見された。地下水路の暗渠を通って流れ着いた遺体には殴打の痕跡があり殺人事件と認定され…

  • 『チワワ・シンドローム』大前 粟生

      ★★★ 人の強さや弱さは何を持って判断するんだろう。著者の既読作品『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』『きみだからさびしい』でも感じた孤独と生きづらさ。本…

  • 『ねえ、ぴよちゃん (8)』青沼 貴子

      ★★★★ 全国新聞11紙で毎日連載中の四コマ漫画。8巻は2021年12月2日~2022年8月2日までを収録したもの。やっぱり大好き。表紙のぴよちゃんと又吉…

  • 『彷徨う者たち』中山 七里

      ★★★★ 『護られなかった者たちへ』『境界線』に続く第三弾にて完結編。今作は笘篠とペアを組む蓮田将悟を主人公に置いたヒューマンミステリー。始まりは仮設住宅…

  • 『超短編! 大どんでん返し Special 』アンソロジー

     ★★ 大どんでん返しと言う程ではないけれど名立たる作家さん勢揃いの豪華な一冊。1話4分で読める約2000字の超短編小説。ミステリー、ホラー、SF、時代、恋愛…

  • 『キスに煙』織守 きょうや

      ★★ BLとミステリーを融合した作品。帯には『花束は毒の衝撃ふたたび』の文字。期待値を上げて読み始めたが、全く異なる世界観だった。物語の軸となるのはフィギ…

  • 『無限の正義』中村 啓

      ★★★ これを果たして正義と読んで良いのか最後まで疑問が残った。池袋で連続殺人事件が発生。反社会的勢力の構成員ばかりを狙う犯行からマスコミは犯人を清掃車に…

  • 『ブラック・ショーマンと覚醒する女たち』東野 圭吾

      ★★★★ 「トラップハンド」「リノベの女」「マボロシの女」「相続人を宿す女」「続・リノベの女」「査定する女」6話収録の連作短編集でシリーズ第二弾。元マジシ…

  • 『わたしを永遠に眠らせて』神津 凛子

      ★★ バリバリのイヤミス。令和の時代とは思えない時代錯誤の価値観に辟易した。善財家に嫁いだ主人公の秋夜。夫、義父、義母、義祖父、義妹との同居生活はまさに生…

  • 『邂逅の滝』遠田 潤子

      ★★★ 「ファウストの苔玉」「アーム式自動閉塞信号機の夜」「犬追物」「緋縮緬のおかげ参り」「宮様の御首」5話収録の連作短編集で全話に共通して望月なる男が登…

  • 『成瀬は信じた道をいく』宮島 未奈

      ★★★★★ 我が道を行くライオンのような成瀬あかりがパワーアップして戻って来た。五話収録の連作短編集だが全話文句なしの面白さ。今回は小学5年生のみらいちゃ…

  • 『シニカケ日記』花房 観音

      ★★★ 花房観音さんが死にそうになった顚末と、死に損なって気づいた事を綴った闘病エッセイ。日頃の体調不良を更年期だと思って放置していたら心不全と診断された…

  • 『警視庁01教場』吉川 英梨

      ★★★ 文庫書き下ろし作品。主人公は甘粕仁子・32歳。見当たり捜査員時代、犯人追跡中に大怪我を負い、警察学校の教官となった。1330期甘粕教場で助教官を務…

  • 『ぼくは青くて透明で』窪 美澄

      ★★★ 窪美澄さんのBL小説。主人公の羽田海は血縁関係のない継母の美佐子と二人暮らし。転校先の高校で出逢った忍と恋に落ち二人は両想いになる。ありがちな展開…

  • 『ホットプレートと震度四』井上 荒野

      ★★★★ 「今年のゼリーモールド」「ピザカッターは笑う」「コーヒーサーバーの冒険」「あのときの鉄鍋」「水餃子の机」「錆び釘探し」「ホットプレートと震度四」…

  • 『錠剤F』井上 荒野

      ★★★★ 「乙事百合子の出身地」「ぴぴぴーズ」「あたらしい日よけ」「みみず」「刺繡の本棚」「墓」「スミエ」「ケータリング」「フリップ猫」「錠剤F」10篇収…

  • 『アイスネルワイゼン』三木 三奈

      ★★★ 「アイスネルワイゼン」「アキちゃん」二話収録。苦手な芥川賞系の作品だが、非常に読みやすかった。芥川賞候補作となった表題作はかなり強烈。主人公は32…

  • 『墓じまいラプソディ』垣谷 美雨

      ★★★★ 爆笑のち共感。様々な社会問題をテーマに面白い作品を描き続けてくれる垣谷さん。今回のテーマはズバリ『墓じまい』「絶対にお父さんと同じお墓には入りた…

  • 『1(ONE)』加納 朋子

      ★★★★ 数行読んだだけで加納さんの紡ぐ優しい物語世界に包みこまれる。そして私は加納作品が本当に大好きな事を再確認した。本作は『ななつのこ』『魔法飛行』『…

  • 『しあわせの輪 れんげ荘物語』群 ようこ

      ★★ 「れんげ荘」シリーズ第8弾。あまりのユルさにもう良いかなと思いつつ、何か大きな進展でもあるかとつい手に取ってしまう。が、やはり今回もまったりとしたユ…

  • 『今日のかたすみ』川上 佐都

      ★★★ 「愛が一位」「毎日のグミ」「避難訓練」「ピンクちゃん」「荷ほどき」五話収録の連作短編集。私は三年間一人暮らしをしていた時期がある。不安や寂しさもあ…

  • 『夜明けを待つ』佐々 涼子

      ★★★★ 辛い。生と死を見つめ続け、数々のノンフィクション作品を世に送り出して来た佐々涼子さん。まだ55歳。今度は自身が自分の死と向き合う事になろうとは。…

  • 『手話だからいえること 泣いた青鬼の謎』丸山 正樹

      ★★★ デフ・ヴォイスシリーズのスピンオフ版で『水まきジイサンと図書館の王女さま』の続編。「大ニュース」「床屋さんの壁かけ時計」「役に立たなくなってもたい…

  • 『人間標本』湊 かなえ

      ★★★ 途轍もなく残酷で救いのないイヤミス。ページを捲ると最初に目に入るのは、美少年をモチーフにした六枚の妖艶な写真。タイトルから察するに嫌な予感しかしな…

  • 『山ぎは少し明かりて』辻堂 ゆめ

      ★★★ もし自分の故郷がダム建設計画で湖の底に沈んでしまったら、私は何を考え、どんな気持ちになるだろう。そんな事を思いながら読み進めた。物語は瑞ノ瀬村で暮…

  • 『サイレントクライシス』五十嵐 貴久

      ★★★ 不穏な幕開け。ナイジェリア出張から戻った男性の感染症がきっかけで変死体が発見される。自殺との結論が出るが死因に疑念を抱いた橋口紀子刑事は独自に捜査…

  • 『きこえる』道尾 秀介

      ★★★ 「聞こえる」「にんげん玉」「セミ」「ハリガネムシ」「死者の耳」5話収録の短編集。次々と新しい試みを実行する道尾さん。今回は音声と小説を融合させた体…

  • 『暗い引力』岩井 圭也

      ★★★★ 「海の子」「僕はエスパーじゃない」「捏造カンパニー」「極楽」「蟻の牙」「堕ちる」6話収録の短編集。それぞれ独立した作品だが、全編に共通して不穏な…

  • 『だれもみえない教室で』工藤 純子

      ★★★★ 児童書と侮るなかれ。分かりやすい言葉でいじめ問題に真正面から向き合った作品。発端はランドセルに金魚のエサが入れられた事件。6年生のクラスで何が起…

  • 『左右田に悪役は似合わない』遠藤 彩見

      ★★★ 「消えもの」「ライト」「ステージママ」「きっかけ」「雲がくれ」の5話とエピローグで構成された連作短編集。主人公は左右田始(そうだはじめ)、50歳、…

  • 『少女が最後に見た蛍』天祢 涼

      ★★★ 「十七歳の目撃」「初恋の彼は、あの日あのとき」「言の葉」「生活安全課における仲田先輩の日常」「少女が最後に見た蛍」5話収録の連作短編集で仲田蛍シリ…

  • 『絡新婦の糸:警視庁サイバー犯罪対策課』中山 七里

      ★★★ SNSの恐ろしさを再認識する。アカウント名は『市民調査室』。その発言は多くの人に影響を与え彼を教祖の様に崇める輩が続出。正論の中にフェイクを交え、…

  • 『苺飴には毒がある』砂村 かいり

      ★★★ 胸キュンは封印。随所に毒が散りばめられた青春小説。子どもの頃に遊んだ「花いちもんめ」を思い出す。選ばれた時の高揚感と、最後の一人になりそうな時の不…

  • 『地雷グリコ』青崎 有吾

      ★★★★ 「地雷グリコ」「坊主衰弱」「自由律ジャンケン」「だるまさんがかぞえた」「フォールーム・ポーカー」の5話とエピローグで構成された連作短編集。噂にた…

  • 『余白の迷路』赤川 次郎

      ★★★ 主人公は70歳の三木忠志。妻を50代で亡くし、訳あって義理の娘と二人暮らし。関係は良好で、日課は図書館通い。平穏で悠々自適な暮らしを送っていた三木…

  • 『龍の墓』貫井 徳郎

      ★★★ 今回の貫井作品は一味も二味も違う。舞台は近未来。スマホは過去の産物となり、国民は眼鏡型のゴーグルでネットを操る。東京都町田市の空き地に置かれたドラ…

  • 『ツミデミック』一穂 ミチ

      ★★★★ 「違う羽の鳥」「ロマンス☆」「憐光」「特別縁故者」「祝福の歌」「さざなみドライブ」優しさを忍ばせた罪から、許し難い罪まで、様々な罪とパンデミック…

  • 『パッキパキ北京』綿矢 りさ

        ★★★ 井村屋のあずきバーを思わせるパッキパキで折れない・ぶれない・超パワフルな36歳・菖蒲(あやめ)が主人公。20歳年上の夫は、3年前から北京で単身…

  • 『傷だらけの僕らは、それでもいつか光をみつける』汐見 夏衛

        ★★★★ 毎回グッと来る汐見作品。本作も良かった。何より主人公・香月瑠璃の性格が自分とオーバーラップして、共感の連続だった。友人と深い付き合いをしよう…

  • 嬉しかった事♪

    スマホの普及で固定電話を置かない家が多くなった昨今。 私は極度の心配性なので、殆ど使わないものの未だに固定電話を置いています。でも掛かって来る電話と言えば、そ…

  • 2023年秋ドラマ感想♪

    こんばんは(*´▽︎`*) 2023年の秋ドラマも殆どが最終回を迎えましたね。皆さんはどのドラマが良かったですか? 私が今期完走したのは 『けむたい姉とずるい…

  • 『#今夜全てを告白します』アンソロジー

        ★★★ 「ホンモノニセモノ/紀本明」「そして彼女は姿を消した/結木あい」「青き罪は、瞬く間に/夜野いと」「今夜、あなたに告白を/深山琴子」「僕と彼女は…

  • 『グレイの森』水野 梓

        ★★★ デビュー作から追い続けている水野作品。今回はズッシリと重く、読み進めるのに苦労した。冒頭でいきなり描かれるのは校庭で繰り広げられる無差別殺人。…

  • 『一億円の犬』佐藤 青南

        ★★★★ 誘拐ものだと思っていたら全く違った。SNS上で<保護犬さくら、港区女子になる>の漫画を投稿する梨沙が主人公。六本木のタワマンに住みダーリンは…

  • 『ひとり旅日和 幸来る!』秋川 滝美

        ★★★ 梶倉日和のひとり旅シリーズ第五弾。今回の旅の行き先は『能登』『妙高』『村上・新潟』『山口』。其々の名所を日和と共に巡っている気分になる。観光は…

  • 『この会社、後継者不在につき』桂 望実

        ★★★ 三章で構成されたお仕事小説。それぞれの物語は独立しているが、全編に共通して中小企業診断士・北川徹が登場する。県内に十店舗を構える洋菓子店・ルー…

  • 『深夜カフェ・ポラリス』秋川 滝美

        ★★★★ 「夜更けのぬくもり」「明けない夜」「妻の決断」「通院患者の迷い」「医師の悩み」五話収録の連作短編集。病院のすぐそば、ビルの三階にある深夜営業…

  • 『鋼の絆 ギンイチ消防士・神谷夏美』五十嵐 貴久

        ★★★ 『炎の塔』『波濤の城』『命の砦』に続く女性消防士・神谷夏美シリーズ第四弾にしてエピソード0。優秀だった父を火災現場で失い、炎に復讐を誓い消防士…

  • 『私が鳥のときは』平戸 萌

        ★★★★ 第4回氷室冴子青春文学賞大賞受賞作の表題作と「アイムアハッピー・フォーエバー」の二篇収録。青春小説と呼ぶに相応しい、きらめきを感じる作品だっ…

  • 『17歳のビオトープ』清水 晴木

        ★★★ 「恋と愛の違い」「運とかガチャとか」「不幸せになる方法 」「生きる意味って」の4話とエピローグで構成された連作短編集。物語の舞台は奏杜高校。こ…

  • 『こちら空港警察』中山 七里

        ★★★ 「セレブリティ」「ATB(エアーターンバック)」「イミグレーション」「エマージェンシー・ランディング」「テロリズム」成田国際空港を舞台にした連…

  • 『神に愛されていた』木爾 チレン

        ★★★★ 『みんな蛍を殺したかった』『私はだんだん氷になった』に続き、木爾チレンさんの作品を読むのはこれが三冊目。作者があとがきで「私はこの小説がとて…

  • 『声をあげて』五ノ井 里奈

        ★★★★★ 加害者の先輩自衛隊員の態度に腸が煮えくり返り、五ノ井さんの頑張りに泣けてしょうがなかった。1999年宮城県で生まれ2011の震災で被災。そ…

  • 『おひとりさま日和』アンソロジー

        ★★★★ 「リクと暮らせば/大崎梢」「幸せの黄色いペンダント/岸本葉子」「永遠語り/坂井希久子」「週末の夜に/咲沢くれは」「サードライフ/新津きよみ」…

  • 2023WBC映画「憧れを超えた侍たち 世界一への記録」放送 絶対録画案件♪

    こんにちは(*´▽︎`*)今年もあっと言う間に師走ですね。年齢を重ねるごとに1年が早くなっていく気がします。 さてタイトルの件。 今年2023年、私が一番興奮…

  • 『夜明けのはざま』町田 そのこ

        ★★★★★ 幾度となく涙が溢れ文字が滲んだ。家族葬専門の小さな葬儀場『芥子実庵』。この場所で繋がる人々が織りなす五話収録の連作短編集。生きる事はしんど…

  • 『星に願いを』鈴木 るりか

        ★★★★ 『さよなら、田中さん』『太陽はひとりぼっち』『私を月に連れてって』に続くシリーズ第四弾。「金の星」「星に願いを」の二話収録。一話目は花実の母…

  • 『懲役病棟』垣谷 美雨

        ★★★★ 『後悔病棟』『希望病棟』に続くシリーズ第三弾。シリーズの中で一番読み応えがあり面白かった。今回、“心の声”が聴こえる聴診器を手にしたのは、金…

  • 『続 窓ぎわのトットちゃん』黒柳 徹子

        ★★★★★ とても良かった。愉快、痛快、時々しんみり。全てのエピソードが映像を伴って胸に迫って来た。戦争体験を綴った「十五つぶの大豆」「スルメ味の戦争…

  • 『わたしに会いたい』西 加奈子

       ★★★ 「わたしに会いたい」「あなたの中から」「VIO」「あらわ」「掌」「Crazy In Love」「ママと戦う」「チェンジ」8話収録の短編集。とても…

  • 『嘘をついたのは、初めてだった』アンソロジー

        ★★★ 『黒猫を飼い始めた』に続く第二弾。会員制読書クラブ「メフィストリーダーズクラブ」のショートショート企画の作品を加筆修正したもの。今回は「嘘をつ…

  • 『ジャンル特化型 ホラーの扉: 八つの恐怖の物語』アンソロジー

        ★★★ 「みてるよ/澤村伊智」「終わった町/芦花公園」「さよならブンブン/平山夢明」「告発者/雨穴」「とざし念仏/五味弘文」「一一分間/瀬名秀明」「学…

  • 『同じ星の下に』八重野 統摩

        ★★★★ 前作『ナイフを胸に抱きしめて』のラストで心を鷲掴みにされたが、本作もエピローグで心を持っていかれた。両親から虐待を受けて来た中学2年の沙耶が…

  • 『死んでしまえば最愛の人』小川 有里

        ★★★★ 目を惹く装丁とインパクト十分なタイトル。活字も大きく目に優しい。きっと面白いよね、の予想通り39篇の超短編はどれも楽しめた。なんせ60代~9…

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