★★★★ 1ページ目から小野寺劇場に吸い寄せられた。主人公は交番勤務から刑事になった31歳の松川律。この律くんのキャラがいい。頭ガチガチじゃなくて適度にユル…
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★★★ しんとした静けさの中に温かみを感じる作品だった。主人公は印刷会社に勤務する實成冬至。亡き父が生前何度も口にしていた「善く生きろ」の言葉をモットーに…
★★★ 一人の悪党に翻弄された男達の物語。人と距離を置きながら生きて来た弁護士・村瀬快彦が、傷害致死事件を起こした従兄弟の蓮見亮介の身元引受人となった事が…
★★★★ 「対面式/福田和代」「わたしの家には包丁がない/新津きよみ」「お姉ちゃんの実験室/永嶋恵美」「春巻きとふろふき大根/大崎梢」「離れ/松村比呂美」…
★★★★ 一冊丸ごと介護の話なので面白いと言うと語弊があるが、とても面白かった。過去、壮絶な人生を送って来た村井さん。今度は義父母の介護をする事になろうと…
『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。Another』汐見 夏衛
★★★★ 2016年に発売された『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』のスピンオフ短編集。11話収録。1話の佐久間彰の想いだけで胸が締め付けられる。2…
★★ 骨と肉で骨肉。骨肉の争いを肌で感じる作品だった。発端は臼原市で発見された女子大生の刺殺体。事件を追う捜査本部の刑事・八島は、本事件が20年前に三鷹市…
★★★★ 第22回『このミステリーがすごい!』大賞・隠し玉作品。最初から最後までイヤミス感満載。物語は一人の女子高生・美保の葬儀の場面から始まる。その後「…
★★★ 「二泊三日キャンプ」「ご褒美キャンプ」「花恵の傷心」「迷える少年」「高圧的な管理人」5話収録の連作短編集でシリーズ第三弾。主人公は総合スーパー『I…
★★★★★ 心の襞を震わす愛おしい物語だった。人が人を語る時、自分のフィルターを通した狭い世界で相手を判断してしまいがちだ。勝手な思い込みや先入観が事実…
★★★★ リカファイナル。五十嵐さんのデビュー作で代表作『リカ・クロニカル』ここに完結。22年間で「リカ」「リターン」「リバース」「リハーサル」「リメンバ…
★★★ 『七度笑えば、恋の味』『今夜、ぬか漬けスナックで』『ずっとそこにいるつもり?』と連続して面白い作品を生み続けている古矢永さんの最新作は、過去作とは…
★★★ 「弁解すれば/佐々木譲」「青い背広で/乃南アサ」「刑事ヤギノメ/松嶋智左」「三十年目の自首/大山誠一郎」「嚙みついた沼/長岡弘樹」「ルームシェア警…
★★★ 本のサイズ感とメルヘンな装丁が可愛い。楽しみにしていた角田さんの新作は3つの帝国ホテルを舞台に織りなす掌編小説。一話が5~6頁ほどで42編が収録さ…
★★★ 『anan』連載「美女入門」のPart22。2023年5月31日号から2024年5月22号までが収録。読めば読むほど別世界の住人に思えて来る。著名…
毎週楽しみに観ている「プレバト」8月8日は、途中で緊急放送に変わりましたが、8月15日に改めて放送されるそうです。良かったー。楽しみ(*´▽︎`*) 8…
★★★★ 柴門さんが描く令和の家族の形もついに完結。4巻では多加木ファミリーのその後と、36歳の大川内はるのケースが描かれる。紆余曲折あった多加木ファミリ…
★★★★ 柴門さんが描く令和の家族の形。3巻は1冊丸ごと多加木ファミリーに起きた出来事が描かれる。2巻の最後で元カノに心が動いた夫だったが、3巻では妻と元…
★★★★ 柴門さんが描く令和の家族の形。2巻では11歳の井出マイちゃんと多加木ファミリー、二つのケースが収録されている。マイの母親・井出志保理は恋多き女性…
★★★★ 全作品揃えている柴門ふみさんの最新作は、令和の家族の形を描いたもの。1巻では50歳の西山慶一と、58歳の貴島英子、二つのケースが収録されている。…
★★★ いじめをテーマにしたミステリー。主人公は私立恵堂学園・二年A組特進クラスに編入して来た和泉七生。七生自身も心に闇を抱えていたが、ある日、黒板に貼ら…
★★★★ とても素敵な物語だった。国立の大学院を卒業し、新卒で入社した会社に馴染めず、9ヶ月で辞めてしまった春指みなと。からっぽの心を持て余していたみなと…
★★★★ 令和のリアルを感じた。年上の彼女にプロポーズした青年・雨宮守と、長年連れ添った妻に離婚したいと告げられ娘にまで見限られた中年・土方剛。世代も価値…
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★★★★ 1ページ目から小野寺劇場に吸い寄せられた。主人公は交番勤務から刑事になった31歳の松川律。この律くんのキャラがいい。頭ガチガチじゃなくて適度にユル…
★★★★ 「もうすぐ十八歳/飛鳥井千砂」「ありふれた特別/寺地はるな」「二人という旅/雪舟えま」「漂泊の道/嶋津輝」「祀りの生きもの/高山羽根子」「六年目の…
★★ 『黒猫を飼い始めた』『嘘をついたのは、初めてだった』『これが最後の仕事になる』『だから捨ててと言ったのに』に続くシリーズ第五弾。会員制読書クラブ「メフ…
★★★★★ 愛の物語だ。読後は幸福感で胸が一杯。主人公は一人娘の子育てに奮闘するシングルマザーの美空。私も親元から離れた土地で、低体重児で生まれた息子をワン…
★★★ 長女たつこ、次女ようこ、三女あきこ、四女えいこ、+父。余命宣告された母を見送るまでの20日間を描いたノンフィクション。著者は四女の尾崎英子さん。い…
★★★ コロナ禍をきっかけに韓ドラにハマった角田さんのエッセイ集。『冬のソナタ』でヨン様ブームが起きた頃、私も右へ倣えと視聴したがハマらなかった。ところが、…
★★★★ 「正しさだけですべてを決められたら、どれだけ楽だろう」途中で登場するこの一文に胸が締め付けられる。凪良ゆうさん『汝、星のごとく』のコミカライズ作…
★★★★ 幸福や希望の象徴の意味が込められた青い鳥。けれど、登場人物達は皆一様に幸福とは遥か遠い場所でもがいている。園暮らしで万引きを止められない女子高校…
★★★ 団地シリーズでお馴染み、藤野千夜さんの最新刊は5歳のとっちゃんの物語。とっちゃんは、お父さんとお母さん、おとうとのひーくんと四人で暮らしている。と…
★★★★★ 私が最も注目している『女による女のためのR-18文学賞』。「救われてんじゃねえよ」「泣いてんじゃねえよ」「縋ってんじゃねえよ」三話収録の連作短…
★★★★ 2023年10月から『北國新聞』『富山新聞』でスタートし、現在は全国主要12紙で連載されている人気エッセイ。連載継続中だが今回は56話が収録。ま…
★★★ 帯には『騙され注意!』の文字が躍る。騙され系には毎回まんまと騙されるので、今回こそはとミスリードされないように読み進めた。だが、くー、してやられた…
★★★ 岩井圭也さん編集、世界初の花粉症アンソロジー。木爾チレンさん、カツセマサヒコさん、寺地はるなさんなど、総勢45名による花粉症のリアルが綴られる。私…
★★★★ 『ミス・パーフェクトが行く!』『闘え! ミス・パーフェクト』に続くミスパシリーズ第三弾。今回も総理の隠し子・真波莉子がその頭脳と行動力、柔軟性を…
★★★★ 「かくれんぼ」「アイランドキッチン」「祭り」「最善」「噓と隣人」定年退職した元刑事・平良正太郎が身の回りで起きた事件の真相を究明する5話収録の連…
★★★ 私の中で櫛木理宇さんはイヤミスを超えたオゾミス作家の位置付け。本作もその悍ましさは健在。さしたる理由もなく本能の赴くままに次々と殺人を繰り返す大柄…
★★★★ 「女友達の作り方」「また会う日まで」「おやつはいつだって」「わたくしたちの境目は」「五十年と一日」「島と奇跡」温泉に纏わる6話収録の短編集。タイ…
★★★ 「私を見ないで/誉田哲也」「微笑みに死す/三上延」「名もない男/長岡弘樹」「死を招く蝶/紺野天龍」「薬師川家のあやとり/青柳碧人」「廃墟で○○して…
★★★★ 自分が考える普通が他の誰かの普通と必ずしも同じではないという事に気付いてから、私は「普通」という言葉を極力使わないようにしている。だがこの物語の…
★★★★ 2018年に刊行された『あの日、あの時、あの場所から』がとても良かった水沢秋生さんの最新作。コンビニですれ違っただけの3人の男女の濃密な3日間が…
★★★★ 「きみを見つけた冬」「わたしたちだけの合図と春」「さよならも言えない夏」「とっておきの秋」「もう一度、きみと出会った冬」5話収録の連作短編集で清…
★★★★ 様々な感情が刺激されたがとてもやさしい作品だった。溺愛していた弟が急死し悲嘆にくれていた野宮薫子と、弟の元恋人・小野寺せつな。二人の女性を中心に…
★★★★★ デビュー作『君の顔では泣けない』が良かった君嶋彼方さんの三作目となる本作も素晴らしかった。「何事にも一番になれるように」という父の願いで付けら…
★★★★ 本を閉じ深い溜息が出た。1992年、福岡県飯塚市で小学1年生の女児二人が登校中に何者かに連れ去られ殺害された。犯人とされた久間三千年は逮捕・起訴…
★★★ 島本理生、村田沙耶香、藤野可織、西加奈子、鈴木涼美、金原ひとみ、千早茜、朝吹真理子、エリイ、能町みね子、李琴峰、山下紘加、鳥飼茜、柴崎友香、宇佐見…
★★★★ 「ジンが願いをかなえてくれない」「子供部屋おじさんはハグがしたい」「屋上からは跳ぶしかない」「ユキはひそかにときめきたい」「妻への言葉が見つから…
★★★ 人の心に巣食う鬼の存在を感じた一冊。物語の舞台は、人口300人ほどが暮らす岡山県津山市姫野村。終戦直後に起きた惨殺事件により、令和になった現在も鬼…
★★★★ 益田ミリさんのコミックエッセイ、シリーズ第三弾。素朴な絵とシンプルな言葉で描かれているけれど温もりを感じ、読みながら心が柔らかくなっていく。雨の…
★★★★ 益田ミリさんのコミックエッセイ。2017年に発売された『今日の人生』から3年半。第二弾のこのエッセイもしみじみと良かった。なんて事のない日常が描…
★★★ 「パンドラのひみつ箱」「食堂ミツコ最後の日」「いつかのファンレター」「孔雀石の母子像」の4話とエピローグで構成された連作短編集で『天国からの宅配便…
★★★ 『北海道新聞』連載と『暮しの手帖』などに掲載されていたものを纏めたエッセイ集。なんといっても角がない本に驚き。直角部分がまあるくカットされていてそ…
★★★★ 「赤い星々は沈まない」「ローズとカサブランカ」「soir rouge」「カラーレス」「肉桂のあと味」緩くリンクした5話収録の短編集で、表題作は第…
『セクシー田中さん』大好きだったんです。毎週欠かさず視聴していました。 生き辛さを抱えた人達がそれぞれに悩みながらも前へ進んでいく姿に心を打たれました。最終…
★★★ しんどい。タイトルから感動ものを想像していたが終始不穏。結婚へ向かう一組の男女を軸に物語は展開する。「人間の悩みは全て対人関係の悩みである」とはよ…
★★★ かつて特撮ヒーローもので主役を演じ、人気を博していた堂城駿真のジェットコースター物語。すっかり落ちぶれた駿真が麻薬を吸った帰り道、轢き逃げ事故を起…
図書館帰りにあまりに綺麗だったので、チャリンコを停めてパチリ。 紫陽花は華やかな色も美しいけれど、こんな淡い色合いがとても好きです。 …
★★★ 主人公は、正しいことが何より強いと信じている相田愛奈。元保育士で現在無職、だが銀行口座には宝くじ当選金の2億円がある。福祉団体に多額の寄付をする一…
★★★ マッチングアプリを題材にしたサスペンス小説。マッチングアプリへの警鐘を鳴らす内容かと思いきや、本当の愛を問われる作品だった。主人公は恋に奥手の唯島…
★★★ 「竜舌蘭」「結露」「この世のすべての」「林檎のしるし」「指の記憶」「グリフィスの傷」「からたちの」「慈雨」「あおたん」「まぶたの光」傷に纏わる10…
★★★ 鬱蒼とした森の中に佇むぐにゃりと歪んだ建造物。装丁から不気味さを醸し出している。カルト企業「T」の内部で行われているのは、「レクチャー」という名の…