★★★★ 1ページ目から小野寺劇場に吸い寄せられた。主人公は交番勤務から刑事になった31歳の松川律。この律くんのキャラがいい。頭ガチガチじゃなくて適度にユル…
韓国俳優ソ・ジソブさんを応援するブログです♪ 遊びにいらしてくださいね〜^^
韓国の俳優ソ・ジソブさんを応援するブログです。 一緒に応援しましょ♪
★★★ 2020年に発売された『虜囚の犬』に続くシリーズ第二弾。元家裁調査官・白石洛と茨城県警捜査一課刑事・和井田が新たな事件を追う。前作同様、登場人物の…
★★★★ 「罪の花」「路側帯の亡霊」「見えない毒」「神は殺さない」四話収録の連作短編集で『最後の鑑定人』に続くシリーズ第二弾にして前日譚。時代が遡ろうと土…
★★★ 六話収録の連作短編集。多種多様な料理を扱うレストランのオーナーシェフと、ビーバーイーツの配達員が六つの謎を紐解いて行く。各話のタイトルからユーモア…
★★ 「屋上からの脱出/阿津川辰海」「名とりの森/織守きょうや」「鳥の密室/斜線堂有紀」「罪喰の巫女/空木春宵」「サマリア人の血潮/井上真偽」5話収録の短…
★★★★ テンポが良くて面白かった。一軒家で一人暮らしをしていた76歳の真理子の元に、台風の夜、突然現れた73歳の加代。質素倹約のお手本のような真理子と、…
★★★ 「例の支店」「ルレの風に吹かれて」「哲学的ゾンビの殺人」「この閉塞感漂う世界で起きた」「イップスの殺し屋」「撮影現場」「リヨンとリヲン」「カガヤワ…
★★★★ 「屋根裏の散歩者」「妻をめとらば才たけて」「多肉」「遺影」四話収録の短編集。どの物語も死の空気を纏いつつ、可笑しみと恐怖を感じさせてくれた。30…
★★ 「魂婚心中」「ゲーマーのGlitch」「二十五万分の一」「閻魔帳SEO」「この世界には間違いが七つある」「九月某日の誓い」六話収録の短編集。待ち焦が…
★★★ 「もしも神様に会えたなら/大崎梢」「失われた甘い時を求めて/新津きよみ」「夕日と奥さんのお話/柴田よしき」「夢よりも甘く/篠田真由美」「旅の理由/…
★★★ 第22回『このミステリーがすごい!』大賞・文庫グランプリ受賞作品。大阪で活動する3人組女性地下アイドル「ベイビー★スターライト」のルイ・テルマ・イ…
★★ 「隣に座るという運命について/中島京子」「月下老人/桜庭一樹」「停止する春/島本理生」「チャーチャンテン/大島真寿美」「石を拾う/宮下奈都」「猫はじ…
★★★ 小説紹介クリエイターのけんごさんが厳選した88冊の小説が紹介されている。「胸が締めつけられる物語」「背筋が凍る物語」「言葉を失う物語」「脳裏に焼き…
★★★ 「明るい兆しの陰で」「安曇の事情」「退職後の日々」「意外な助け船」「選ぶ自由」五話収録の連作短編集でシリーズ第三弾。物語の舞台は老舗温泉旅館『猫柳…
★★★ 2022年に発売された『古本食堂』に続くシリーズ第二弾で、六話収録の連作短編集。急逝した兄の跡を継ぎ、神保町で小さな古書店を営んでいる70代の珊瑚…
★★★★ 『復讐は合法的に』に続くシリーズ第二弾で「配信者」「労災」「親友」「冤罪」四話収録の連作短編集。今回も合法復讐者を名乗るエリスと、小学四年生で秘…
★★★★★ ああ面白かった。タイトルと装丁から、もしや荻原さんのホラー?なんて思っていたら良い意味で裏切られた。5歳のASD児・真人が母親とはぐれ神森で行…
★★★ 「頷き仏」「泣き仏」「笑い仏」「外れ仏」四話収録の連作短編集。読んでいる間ずっと湿り気を帯びた衣類が身体に纏わりつくような不快感を感じた。物語の舞…
★★ 『灰いろの鴉』『業火の地』に続くシリーズ第三弾で文庫書き下ろし作品。主人公は鴉と心が通じ合う捜査一課強行犯係・鳥越恭一郎。今回は誘拐事件を追って、事…
★★★★ 「寂しい夜の肉料理・仔羊のロースト」「仲直りのピサラディエール」「真夜中のクロックムッシュ」「秋の夜長の煮込み料理」「特別な夜に・仔牛のブランケ…
★★★ 中ピ連、榎美沙子をモデルとしたフィクション小説。1972年にピル解禁同盟「ピ解同」の活動を始めた女性だが、本作で初めてその実情を知る。物語は塙玲衣…
★★★ 「心のお話・誉田哲也」「千鳥の契り・五十嵐律人」「インクリボン・真梨幸子」「空白の女・青柳碧人」「THE KIDNAPPING・五十嵐貴久」「わた…
★★★★★ 奈美さんのエッセイは本当にいい。漢字で書く「大丈夫」よりひらがなの「だいじょうぶ」。奈美さんの心の柔らかさと強さが存分に伝わって来た。笑えるも…
こんにちは♪7月に入り湿気と暑さでヘロヘロです(;´∀`) さて春ドラマも全て最終回まで視聴完了しました。今期、完走したのは13作品。 以下、簡単に感想を。 …
★★★ 『ドクター・デスの遺産』続編。塀の中にいるドクター・デスの模倣犯が現れた。ALSに罹患した女性、パーキンソン病を患う往年の大女優、膵臓がんが進行し…
★★★ 雄のジャーマンシェパードのクレイマー(6歳)、雄の灰色キジの大型猫・メイ(1歳)、雄の茶キジの大型猫・ティラー(1歳)。3匹の犬猫と暮らしていた伊…
★★★ 本作は2021年に誕生した会員制読書クラブ・メフィストリーダーズクラブ(MRC)で連載されていたものを書籍化した作品。青崎有吾・阿津川辰海・伊吹亜…
「ブログリーダー」を活用して、sayuri51さんをフォローしませんか?
★★★★ 1ページ目から小野寺劇場に吸い寄せられた。主人公は交番勤務から刑事になった31歳の松川律。この律くんのキャラがいい。頭ガチガチじゃなくて適度にユル…
★★★★ 「もうすぐ十八歳/飛鳥井千砂」「ありふれた特別/寺地はるな」「二人という旅/雪舟えま」「漂泊の道/嶋津輝」「祀りの生きもの/高山羽根子」「六年目の…
★★ 『黒猫を飼い始めた』『嘘をついたのは、初めてだった』『これが最後の仕事になる』『だから捨ててと言ったのに』に続くシリーズ第五弾。会員制読書クラブ「メフ…
★★★★★ 愛の物語だ。読後は幸福感で胸が一杯。主人公は一人娘の子育てに奮闘するシングルマザーの美空。私も親元から離れた土地で、低体重児で生まれた息子をワン…
★★★ 長女たつこ、次女ようこ、三女あきこ、四女えいこ、+父。余命宣告された母を見送るまでの20日間を描いたノンフィクション。著者は四女の尾崎英子さん。い…
★★★ コロナ禍をきっかけに韓ドラにハマった角田さんのエッセイ集。『冬のソナタ』でヨン様ブームが起きた頃、私も右へ倣えと視聴したがハマらなかった。ところが、…
★★★★ 「正しさだけですべてを決められたら、どれだけ楽だろう」途中で登場するこの一文に胸が締め付けられる。凪良ゆうさん『汝、星のごとく』のコミカライズ作…
★★★★ 幸福や希望の象徴の意味が込められた青い鳥。けれど、登場人物達は皆一様に幸福とは遥か遠い場所でもがいている。園暮らしで万引きを止められない女子高校…
★★★ 団地シリーズでお馴染み、藤野千夜さんの最新刊は5歳のとっちゃんの物語。とっちゃんは、お父さんとお母さん、おとうとのひーくんと四人で暮らしている。と…
★★★★★ 私が最も注目している『女による女のためのR-18文学賞』。「救われてんじゃねえよ」「泣いてんじゃねえよ」「縋ってんじゃねえよ」三話収録の連作短…
★★★★ 2023年10月から『北國新聞』『富山新聞』でスタートし、現在は全国主要12紙で連載されている人気エッセイ。連載継続中だが今回は56話が収録。ま…
★★★ 帯には『騙され注意!』の文字が躍る。騙され系には毎回まんまと騙されるので、今回こそはとミスリードされないように読み進めた。だが、くー、してやられた…
★★★ 岩井圭也さん編集、世界初の花粉症アンソロジー。木爾チレンさん、カツセマサヒコさん、寺地はるなさんなど、総勢45名による花粉症のリアルが綴られる。私…
★★★★ 『ミス・パーフェクトが行く!』『闘え! ミス・パーフェクト』に続くミスパシリーズ第三弾。今回も総理の隠し子・真波莉子がその頭脳と行動力、柔軟性を…
★★★★ 「かくれんぼ」「アイランドキッチン」「祭り」「最善」「噓と隣人」定年退職した元刑事・平良正太郎が身の回りで起きた事件の真相を究明する5話収録の連…
★★★ 私の中で櫛木理宇さんはイヤミスを超えたオゾミス作家の位置付け。本作もその悍ましさは健在。さしたる理由もなく本能の赴くままに次々と殺人を繰り返す大柄…
★★★★ 「女友達の作り方」「また会う日まで」「おやつはいつだって」「わたくしたちの境目は」「五十年と一日」「島と奇跡」温泉に纏わる6話収録の短編集。タイ…
★★★ 「私を見ないで/誉田哲也」「微笑みに死す/三上延」「名もない男/長岡弘樹」「死を招く蝶/紺野天龍」「薬師川家のあやとり/青柳碧人」「廃墟で○○して…
★★★★ 自分が考える普通が他の誰かの普通と必ずしも同じではないという事に気付いてから、私は「普通」という言葉を極力使わないようにしている。だがこの物語の…
★★★★ 2018年に刊行された『あの日、あの時、あの場所から』がとても良かった水沢秋生さんの最新作。コンビニですれ違っただけの3人の男女の濃密な3日間が…
★★★★ 「きみを見つけた冬」「わたしたちだけの合図と春」「さよならも言えない夏」「とっておきの秋」「もう一度、きみと出会った冬」5話収録の連作短編集で清…
★★★★ 様々な感情が刺激されたがとてもやさしい作品だった。溺愛していた弟が急死し悲嘆にくれていた野宮薫子と、弟の元恋人・小野寺せつな。二人の女性を中心に…
★★★★★ デビュー作『君の顔では泣けない』が良かった君嶋彼方さんの三作目となる本作も素晴らしかった。「何事にも一番になれるように」という父の願いで付けら…
★★★★ 本を閉じ深い溜息が出た。1992年、福岡県飯塚市で小学1年生の女児二人が登校中に何者かに連れ去られ殺害された。犯人とされた久間三千年は逮捕・起訴…
★★★ 島本理生、村田沙耶香、藤野可織、西加奈子、鈴木涼美、金原ひとみ、千早茜、朝吹真理子、エリイ、能町みね子、李琴峰、山下紘加、鳥飼茜、柴崎友香、宇佐見…
★★★★ 「ジンが願いをかなえてくれない」「子供部屋おじさんはハグがしたい」「屋上からは跳ぶしかない」「ユキはひそかにときめきたい」「妻への言葉が見つから…
★★★ 人の心に巣食う鬼の存在を感じた一冊。物語の舞台は、人口300人ほどが暮らす岡山県津山市姫野村。終戦直後に起きた惨殺事件により、令和になった現在も鬼…
★★★★ 益田ミリさんのコミックエッセイ、シリーズ第三弾。素朴な絵とシンプルな言葉で描かれているけれど温もりを感じ、読みながら心が柔らかくなっていく。雨の…
★★★★ 益田ミリさんのコミックエッセイ。2017年に発売された『今日の人生』から3年半。第二弾のこのエッセイもしみじみと良かった。なんて事のない日常が描…
★★★ 「パンドラのひみつ箱」「食堂ミツコ最後の日」「いつかのファンレター」「孔雀石の母子像」の4話とエピローグで構成された連作短編集で『天国からの宅配便…
★★★ 『北海道新聞』連載と『暮しの手帖』などに掲載されていたものを纏めたエッセイ集。なんといっても角がない本に驚き。直角部分がまあるくカットされていてそ…
★★★★ 「赤い星々は沈まない」「ローズとカサブランカ」「soir rouge」「カラーレス」「肉桂のあと味」緩くリンクした5話収録の短編集で、表題作は第…
『セクシー田中さん』大好きだったんです。毎週欠かさず視聴していました。 生き辛さを抱えた人達がそれぞれに悩みながらも前へ進んでいく姿に心を打たれました。最終…
★★★ しんどい。タイトルから感動ものを想像していたが終始不穏。結婚へ向かう一組の男女を軸に物語は展開する。「人間の悩みは全て対人関係の悩みである」とはよ…
★★★ かつて特撮ヒーローもので主役を演じ、人気を博していた堂城駿真のジェットコースター物語。すっかり落ちぶれた駿真が麻薬を吸った帰り道、轢き逃げ事故を起…
図書館帰りにあまりに綺麗だったので、チャリンコを停めてパチリ。 紫陽花は華やかな色も美しいけれど、こんな淡い色合いがとても好きです。 …
★★★ 主人公は、正しいことが何より強いと信じている相田愛奈。元保育士で現在無職、だが銀行口座には宝くじ当選金の2億円がある。福祉団体に多額の寄付をする一…
★★★ マッチングアプリを題材にしたサスペンス小説。マッチングアプリへの警鐘を鳴らす内容かと思いきや、本当の愛を問われる作品だった。主人公は恋に奥手の唯島…
★★★ 「竜舌蘭」「結露」「この世のすべての」「林檎のしるし」「指の記憶」「グリフィスの傷」「からたちの」「慈雨」「あおたん」「まぶたの光」傷に纏わる10…
★★★ 鬱蒼とした森の中に佇むぐにゃりと歪んだ建造物。装丁から不気味さを醸し出している。カルト企業「T」の内部で行われているのは、「レクチャー」という名の…