アメリカのヴァンス副大統領はアメリカがイランとの戦争に向かう中で明らかに歯止めになる人物だと思っていたのですが、彼のXに「トランプ大統領はイランがウランの濃縮…
若き近衛文麿が書いたこの論文は雑誌『日本及び日本人』に1918年12月15日号に掲載されたもので、パリで第一次世界大戦の講和会議が翌年の1月18日から始まるた…
ここからは、国際政治を現状に満足している国とそれに不満の国の対立と捉えて考え直してみたい。 1931年に日本が満州事変を起こし、アメリカから厳しい批判を受ける…
では近衛は「英米本位の平和主義を廃す」という論文の中で、どのような枠組みで第1次世界大戦を捉えていたか見ていきましょう。 彼は現状に満足している国(statu…
私はE.H.カーの『危機の20年』を読んだ時に衝撃を受けて、それからいわゆる英米の「リアリズム」外交に興味を持つようになりました。 アメリカの場合だと最も感銘…
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アメリカのヴァンス副大統領はアメリカがイランとの戦争に向かう中で明らかに歯止めになる人物だと思っていたのですが、彼のXに「トランプ大統領はイランがウランの濃縮…
今日6/12の『ワシントン・ポスト』のウェッブ版にイランとの核交渉に関する記事が掲載されていました。https://www.washingtonpost.co…
『歴史とは何か』や『危機の20年』などで有名なE.H.カーが第2次大戦中(日本の真珠湾攻撃以前)に戦争後の秩序を構想する本をイギリスで出版し、それがなぜか20…
スナップバック制裁とは以前にアメリカおよびヨーロッパ諸国とイランとの間で結ばれた核合意(JCPOA)に含まれているもので、イランが合意に違反した場合に国連の安…
日本やアメリカ以外にも歴史の80年周期説を適用できるのでないかと思ったので少し書いてみます。 2025年現在はちょうど第2次大戦後から80年が経過しました。こ…
内田樹氏と山崎雅弘氏の対談本『動乱期を生きる』を読み終わりました。 私がリベラル派の本を読んだ理由ですが、彼らの日本の社会経済状態に対する批判に対しては以…
この前に書いたブログでは日本の近代史はおよそ80年の周期で動いているのではないかと思って書いたのですが、実はオリジナルは別にあって、ニール・ハウというアメリカ…
とうとう2025年になってしまった。 この図は私が以前から考えていたもので、日本の近代史は80年周期で動いているのではないかと思い図に書いてみたものです。 …
2025年1月から始まったNHKの大河ドラマ『べらぼう』を見て思ったことがあったので少し書いてみたいと思います。 この時代劇は江戸中期にメディア王となった蔦屋…
2025年1月から始まったNHKの大河ドラマ『べらぼう』を見て思ったことがあったので少し書いてみたいと思います。 この時代劇は江戸中期にメディア王となった蔦屋…
2025年1月から始まったNHKの大河ドラマ『べらぼう』を見て思ったことがあったので少し書いてみたいと思います。 この時代劇は江戸中期にメディア王となった蔦屋…
慶應大学の田中教授は今回のイランの大統領選挙で穏健派のペゼシュキアン氏が選ばれたことについて選挙結果が操作されたのではないかと疑っています。 私はそこまで断言…
イランの大統領選挙で穏健派のペゼシュキアン氏が当選したことについて慶應大学の田中教授は選挙が操作されていたのではないかと疑っています。 「率直に申し上げますと…
先日イランで前大統領のライシ氏がヘリコプターの墜落事故で亡くなったために急遽大統領選挙が行われ、決選投票の結果穏健派の元保健省であり元心臓外科医のペゼシュキ…
久々の更新です。 先日ロシアのプーチン大統領が北朝鮮を訪問して相互援助条約のようなものを締結したので、その意味するところを書いてみたい。 この条約のことを報道…
ニール・ハウのThe Fourth Turning Is Hereを読んだので気づいたことを書いてみたいと思います。 ハウは以前の著作であるThe Fourt…
現在のイランが第一次大戦時のドイツや第二次大戦時の日本のようにビスマルク憲法を持っていることとそのイランがアメリカと対立している危険性についてこれまで書いてき…
近年どのようなことが明治憲法についてわかっているのか知りたくて小林道彦氏の『近代日本の軍部』という本を読んでみました。 この本は明治維新以降の政軍関係を明治憲…
現在のイランのライシ大統領はトランプ大統領がイランとの核合意を一方的に破棄した後の選挙で選ばれた人で前任のロウハニ氏と比べてかなりの反動派らしいですが、イラン…
イランの関与するイラクのイスラム組織がヨルダンのアメリカ軍基地を攻撃して(この事件によってアメリカがヨルダンにも基地を持っていることを初めて知りました)米軍に…
ニール・ハウのThe Fourth Turning Is Hereを読んだので気づいたことを書いてみたいと思います。 ハウは以前の著作であるThe Fourt…
現在のイランが第一次大戦時のドイツや第二次大戦時の日本のようにビスマルク憲法を持っていることとそのイランがアメリカと対立している危険性についてこれまで書いてき…
近年どのようなことが明治憲法についてわかっているのか知りたくて小林道彦氏の『近代日本の軍部』という本を読んでみました。 この本は明治維新以降の政軍関係を明治憲…
現在のイランのライシ大統領はトランプ大統領がイランとの核合意を一方的に破棄した後の選挙で選ばれた人で前任のロウハニ氏と比べてかなりの反動派らしいですが、イラン…
イランの関与するイラクのイスラム組織がヨルダンのアメリカ軍基地を攻撃して(この事件によってアメリカがヨルダンにも基地を持っていることを初めて知りました)米軍に…