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勢力均衡 https://ameblo.jp/mintelligence/

外交や国際政治について書いています。興味のある日本語や英語の本の書評もしています。

Masa
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2015/05/26

  • キッシンジャーの危機感

    アメリカの元国務長官であるヘンリー・キッシンジャーが『スペクテーター』に寄稿しており、彼のこの戦争をいち早く終了させるために以前にも提案していることと同じよう…

  • 太田茂著『新考・近衛文麿論』を読む

    太田茂氏が書かれた『新考・近衛文麿論』を読んだので感想を書いてみたいと思います。著者は元検察官で現在は弁護士をされている人で歴史研究の専門家ではないようですが…

  • 地獄の3年間

    この図は日本の近代史の推移を仮説として提示したものです。 ちょうど真ん中にある1945年は日本が太平洋戦争に負けた年です そこから80年さかのぼると1865年…

  • 『世界インフレと戦争』を読む

    中野剛志さんの『世界インフレと戦争』という本を読み終わったので感想を書いてみます。中野さんの経済関係の本は現在起こっている現象を最新の学説を紹介しながら解説し…

  • 『プーチンvs.バイデン』を読む

    元外交官であった東郷和彦氏の『プーチンvs.バイデン』を読み終わったので感想を書いてみます。 著者は以前から鈴木宗男氏や佐藤優氏などと共にロシア外交を行なって…

  • ウクライナ戦争の行方

    1、はじめに ロシアがウクライナを攻撃したことは明らかに国際法に違反した予防戦争であり、ウクライナが行なっていることは自衛のための戦いだといえる。 ただロシア…

  • 近代と中産階級 1

    前回紹介したフランスの経済学者であるトマ・ピケティーは『21世紀の資本』において「特にトップ百分位は、歴史調査という文脈での研究にはとても興味深いグループだ」…

  • フランス革命と明治維新を比較する

    フランスのエマニュエル・トッドが以前に明治維新もフランス革命と同じく「中産階級」による革命だったと語ったことは以前に述べましたが、今回は明治維新とフランス革命…

  • 明治維新とは何だったのか

    北岡伸一さんはその著書『明治維新の意味』で次のように書いておられます。 「維新についてのシニカルなコメントに、維新の前も後も所詮武士の支配だったというものがあ…

  • 藤田覚著『勘定奉行の江戸時代』を読む

    江戸時代の財政状況が知りたくて手頃な本を探していたところ、新書のこの本を見つけたので読んでみました。 著者によれば勘定所は「江戸幕府の最重要役所であり、勘定奉…

  • いつか来た道

    前回紹介した『日本病』を書いたエコノミストの長濱さんが書いていたことで私も同感なのが「政府財務残高で財政の予算制約を図るのは間違いでインフレ率で見るべきだ」と…

  • 長濱利廣著『日本病』を読む

    エコノミストの長濱利廣さんが書かれた『日本病』というショッキングなタイトルの本を読み終わりました。 1990年代にバブル経済が破裂して、日本はその処置を誤り、…

  • 『国家はなぜ衰退するのか』を読む

    ダロン・アセモグルとジェイムス・ロビンソンが書いた『国家はなぜ衰退するのか』を読み終わったので感想を書いてみます。 著者らは国家が継続的に発展するためには、そ…

  • アメリカのリアリスト達 2

    ここでもう一度マクマリー・メモランダムの内容について書いておきます。 日本が満州事変を起こす前までの中国の情勢は1921ー1922年のワシントン会議で決められ…

  • アメリカのリアリスト 1

     「1つ目は、ウクライナの危機をもたらした主要な責任はアメリカにあるということ。これはプーチン大統領が戦争を始めたことを否定するものでは無く、ロシアの戦争指導…

  • 『「正義の戦争」は嘘だらけ』を読む

    渡辺惣樹さんと福井義高さんの対談本である『「正義の戦争」は嘘だらけ』を読み終わったので感想を書いてみたいと思います。 この本はアメリカのランド・ポール議員が言…

  • ウクライナ戦争と満州事変

     アメリカの元国務長官であったヘンリー・キッシンジャーがドイツの『シュピーゲル』の記者からウクライナでの戦争を理解するのにふさわしい歴史的な出来事はあるのかと…

  • ジョン・ミアシャイマー「ウクライナ危機の原因と結果」

    『ナショナル・インタレスト』にジョン・ミアシャイマー教授のエッセイが載っていましたので、勉強するつもりで翻訳してみました。ウクライナ戦争に興味がある人やこれか…

  • 岸信介と戦後の日韓関係

    今回の安倍元総理の暗殺事件で犯人が旧統一教会に恨みを持っていたことがわかり、安倍総理の祖父である岸信介と統一教会の関係が盛んに取り上げられています。 ここで注…

  • 明治憲法の欠陥と現代日本の政治 2

    前回は戦前の日本においてドイツ型の憲法ではなくイギリス型の憲法を用いていれば、あのような結果にはならなかったのではないかということを書きました。 ところが、私…

  • 明治憲法の欠陥と現代日本の政治 1

    戦前に首相の職にあった近衛文麿は『最後の御前会議』という戦後に書かれた手記の中で日米交渉の歴史を振り返って「そもそも統帥が国務と独立しておることは歴代の内閣の…

  • エマニュエル・トッド『第3次世界大戦はもう始まっている』を読む

    エマニュエル・トッドの『第3次世界大戦はもう始まっている』という本を読み終わったので感想を書いてみたいと思います。 この本は4章に分けられており、1章目は雑誌…

  • 衰退する大国の罠

    ――「衰退する大国」の危険性とは何ですか。米ジョンズ・ホプキンス大教授のハル・ブランズ氏「挑戦者が最も攻撃的になるのは、自信満々で着実に台頭しているときではな…

  • 中東でも戦争が起こるかもしれない

    オバマ大統領の時にイランと結ばれた核合意、JCPOAと呼ばれるものでイランの核開発はかなり制限されて実際にイランが核を開発しようとしても1年間ぐらいかかってし…

  • ヨーロッパにおける80年周期とウクライナ戦争

    前回アメリカにおいて80年ごとに大きな出来事が起こっているというジョージ・フリードマンの仮説を紹介しました。 私がこの説を真面目に考えるようになったのは、この…

  • アメリカの80年周期とウクライナ戦争

    ジョージ・フリードマンは『静けさの前の嵐』という本でアメリカの歴史では80年ごとに革命的な変化が起きており、それを制度的変化(Institutional Ch…

  • 「英米本位の平和主義を排す」を読む

    若き近衛文麿が書いたこの論文は雑誌『日本及び日本人』に1918年12月15日号に掲載されたもので、パリで第一次世界大戦の講和会議が翌年の1月18日から始まるた…

  • 古典的リアリズム外交とウクライナ戦争 3

    ここからは、国際政治を現状に満足している国とそれに不満の国の対立と捉えて考え直してみたい。 1931年に日本が満州事変を起こし、アメリカから厳しい批判を受ける…

  • 古典的リアリズムとウクライナ戦争2

    では近衛は「英米本位の平和主義を廃す」という論文の中で、どのような枠組みで第1次世界大戦を捉えていたか見ていきましょう。 彼は現状に満足している国(statu…

  • 古典的リアリズムとウクライナ戦争

    私はE.H.カーの『危機の20年』を読んだ時に衝撃を受けて、それからいわゆる英米の「リアリズム」外交に興味を持つようになりました。 アメリカの場合だと最も感銘…

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