大阪府の「国保統一保険料」の道・・・このまま進んでいいんでしょうか?
かつて市の国保会計、毎年大幅な赤字を累積し、最大で累積赤字は14億にものぼった。今は、大阪府下の多くの市町村が黒字で国保会計の基金残高を増やしている。ところが、2024年度からは大阪府下の国保料は「完全統一保険料」として、保険料減免制度も医療費の自己負担分の減免も、全て統一するという。そうなれば「基金を保険料引き下げのためには使えない」という。市町村の医療水準、所得水準の違いから、保険料の格差が生じているという問題を、都道府県が国保の財政運営に責任をもって、「公平・適正」な保険料負担にするという建前であった。しかし現実に進もうとしている大阪の「統一保険料」なるものは、一方では払いたくても払えないほどの高すぎる保険料、その一方で国保会計は「健全」で黒字を使い道のない基金に積み上げる。これが「公平・適正」な制...大阪府の「国保統一保険料」の道・・・このまま進んでいいんでしょうか?
2022/09/04 22:09