chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
arrow_drop_down
  • ピエトラ城砦

    私たちが8泊したアパートメントは、プリミエロ谷にあるトランサックアという村にあります。ここはドロミテの南の方で、ドロミテ独特の奇岩の山々が見える地域の南端にあたります。トランサックア村は、川を挟んだフィエラという村や同じ川岸側にあるトナディーコおよびシロールの村々と共同体を成しています。奇岩の山々の一部朝・夕方フィエラ村1&2フィエラ村3&4フィエラ村5ピエトラ城砦はトナディーコ村にあるのです。北イタリアの他の地方に同じ名前のもっと立派な城塞がありますが、ここのピエトラ城砦は険しい岩山のてっぺんに築かれていて、今は廃墟なのです。ピエトラ城砦正面から・裏側から山を分け登って近づいて見ると巨大な岩にロッククライミングしている人たちがいます。ロッククライミング場自然の岩を利用した城壁の一部があり、上に登るのに鉄...ピエトラ城砦

  • 貴族の館 エルス・カルデラーズ

    昨年のクリスマスから新年にかけて久し振りにスペインのマヨルカ島で過ごしました。過去に比較的頻繁に行った時期があり、今回は7か8回目ぐらいです。ドイツでフィンカと呼ばれるかつての農家を賃借して10日間過ごしたのです。近くに住む大家の犬と猫がしょっちゅう遊びに来たり隣の農場の羊やロバたちが寄って来たりして、たいへん楽しく過ごしました。フィンカ・フィンカの広大な庭マヨルカ島滞在の主な目的はトレッキングだったのですが、その土地の文化に触れることも忘れませんでした。その一環としてエルス・カルデラーズを訪れたのです。館の外観・その入り口立派な犬小屋外庭・中庭エルス・カルデラーズはマヨルカ島のかつての邸宅で、現在は野外博物館として利用されており、当時の部屋を見学することができます。この邸宅は13世紀の後半にカルデラー家...貴族の館エルス・カルデラーズ

  • マロースティカ城塞

    ヴィツェンツァからドロミテの山間部のアパートメントに居を移す途中で、マロースティカという、人口一万四千人の小さな町を散策しました。旧市街の鳥瞰図見どころは、山頂にある上部城塞と平地にある下部城塞。そしてそれをつなぐ城壁が旧市街を完全に取り囲んでいる景観です。14世紀に築かれた数キロメートルの長さの城壁には、二十数本の防御塔があります。下部城塞(城壁の外から)1&2城壁(外側)教会と上部城塞1&2上部城塞1&2上部城塞3城壁1&2下部城塞(左)と城壁(真中と右)城壁の中には下部城塞の前にチェスボードを模した広場があり、数百年前から2年に一度、偶数年9月の第二週末に人間チェスが行われます。人間が中世の衣装を着てチェスの駒に扮するのです。下部城塞とチェスボード広場(コンサートの準備中)なぜ人間チェスが行われるよ...マロースティカ城塞

  • ローテンブルク・オプ・デア・タウバー

    ノイシュバンシュタイン城やライン河下りと並んで最も知られたドイツ観光のハイライトのひとつが、南ドイツをヴュルツブルクからフュッセンへ縦断するロマンティック街道です。ロマンティック街道にある中世の町の中でも特に有名なのが、ニュルンベルク大都市圏の一部であるローテンブルク・オプ・デア・タウバー。市役所(左の建物)なぜこれほどまでに有名なのでしょうか?歴史的な町の中心部は要塞に囲まれ、タウバー渓谷の手付かずの風景に埋め込まれています。そしてほぼ完全に保存されている中世の旧市街に多くの歴史的建築物や文化財があり、第二次世界大戦による破壊と再建にもかかわらず、現代的な建物がほとんどありません。これがこの町の魅力なのでしょう。さらに、ローテンブルクは中世犯罪博物館など、いくつかの博物館でも知られています。私の姪が訪独...ローテンブルク・オプ・デア・タウバー

  • チッタデッラ と カステルフランコ ・ ヴェーネトの市壁

    ヴィツェンツァの近くのチッタデッラという小さな町を見学しました。歴史的な地域が、ほとんど完全な形で残っている市壁で囲まれている興味深い町です。チッタデッラの中心部チッタデッラは13世紀前半にパドヴァの軍事的前哨地として築かれました。そして13世紀後半から14世紀末にかけて近隣地域での戦略上の重要性を持つようになり、その影響が及ぶ地域が広がっていったのです。現在北イタリアであるこの地方は、18世紀から19世紀にかけてフランスに占領されたりオーストリアの一部になったりした後、19世紀の後半にイタリア王国に属するようになりました。市壁と水掘・出入り口のひとつ(外側から)出入り口のひとつ(門の内部)・出入り口のひとつ(内側から)市壁は直径約450mのほぼ円形で、円周は約1.500mあります。高さは14mから16m...チッタデッラとカステルフランコ・ヴェーネトの市壁

  • マドンナ・ディ・カンピーリョ

    海抜1552mの高さにある人口650人(2022年時点)のマドンナ・ディ・カンピーリョ村は、イタリア・アルプスで比較的大きな都市ボルツァーノの南西に位置しており、約100㎞離れています。同様の都市トレントから見ると北西にあたり、約70㎞の距離です。隣のボルツァーノ自治県にドイツ語話者が多いからでしょうか、この村にはドイツ語の名前もあり、ザンクト・マリア・イム・パインといいます。この場所は13世紀前半の文献に初めて、巡礼者や旅行者のために12世紀後半に建てられていた施設と共に言及されているとのことです。山から見たマドンナ・ディ・カンピーリョ村村の周辺の景色1&2村の周辺の景色3&4この施設が地域の観光の起源となっていて、650人の住民は主に観光業で生活しています。過去にはハプスブルク家のメンバー、特に皇后シ...マドンナ・ディ・カンピーリョ

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、お城でグルメ!さんをフォローしませんか?

ハンドル名
お城でグルメ!さん
ブログタイトル
お城でグルメ!
フォロー
お城でグルメ!

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用