主訴との不一致
トラウマについて話したい、とやってきた彼。語彙から高い教育を受けてきたとわかる。修士号を持っている。清潔で好感度が持てて礼儀の正しさ。私の患者層には珍しいタイプ。しかし話を聞けば聞くほど、わからなくなる。全く繋がりのない話の連続となる。あらら、トラウマではなくて幻覚と幻聴があり、思考過程も酷い。このように主訴と病状が合致しない時も多々ある。これがこの仕事のチャレンジでもあり、面白いところだと私は思う。冒頭写真:スティーブストンはサケ漁の港町。漁船が並んでいます。主訴との不一致
2023/06/29 06:39