おそろしく難曲であろうと思われるこの曲を、一分の隙もなく演奏するブランフォード・マルサリスの能力が凄いことは間違いないだろうが、その裏にはピアノのハービー・ハンコックの恐ろしいほどの構築能力がある。バッキングにまわっても圧倒的な存在感があるピアノはハンコックならでは。ピアノソロは...
【南岸低気圧】週末は東京都心でも雪の可能性 雨か雪かいろいろなパターンを解説
天気図をみると、素人ながらおおざっぱな気象はあるていど想像がつくような気がするが、この南岸低気圧は微妙だ。 低気圧が八丈島の少し北側を通過すると、関東がもっとも雪になりやすい。それより北よりでも南寄りでも雪の可能性が低くなるということだ。
ジュリアン・ジェインズ説に通じる?~東大名誉教授が語る『この世の真理』とは?!
興味深い話はたくさんあるが、3000年ぐらい前までの縄文人が現代人にはない能力をもっていたということを言っている。3000年前というのは、ジュリアン・ジェインズのバイキャメラル・マインド説を思い起こさせる。 すなわち、場所によって差異はあるが、人類が意識を持つようになったのがだい...
すごい記録!~Ogier Makes HISTORY 🔟 WRC Rally Monte Carlo 2025 Sunday Highlights
この難しいモンテカルロラリーを、10回も勝つなんてすごい記録だ!
海の上はにおいがない~ヴァンデ・グローブ(白石康次郎)"The ocean has no smell" Vendée Globe 2024
まだまだ続く世界一周ヨットレース、ヴァンデ・グローブ。白石康次郎さんはフランスのゴールに向けて大西洋を北上中だ。 意外なことに、海の上はにおいがないらしい。そして、ヨットに乗っていると、目が悪くなるらしい。その理由は?
今年のマシンは明らかに動きが軽快~Day 2 Highlights WRC Rallye Monte-Carlo 2025
伝統のラリー・モンテカルロで開幕した今年のWRC世界ラリー選手権。 レギュレーション変更でハイブリッドシステムがなくなったので、マシンの動きは明らかに軽快だ。 昔々は雪のラリーが基本だったモンテカルロだが、近年はほぼドライターマックが当たり前、そこに所々雪や凍結部分があるので、も...
とても同じ地球上とは思えないほど、不思議な世界~南アフリカ ケープタウン&ナマクワランド
とても同じ地球上とは思えないほど、不思議な生態系の世界。 特に、この動画の中間あたりのナマクワランド。日本では2年ぐらいで腐ってしまう種が、乾燥した砂漠では地中で20年ぐらいは保って、その時のコンディションに一番良い種類の花が1年に1日だけいっぺんに咲く。世界に3,4箇所しかない...
【ハイライト】ツアー・ダウンアンダー 第2ステージ|Cycle*2025 #cycle #stage_cycle
今年も南半球オーストラリアでのステージレース、ツアー・ダウンアンダーからサイクルロードレースのシーズンが始まった。 スタートからすぐの落車からチームのちからを得て先頭集団に復帰し、最後はスプリントでステージ2勝目。 上空からの映像で、スプリントトレイン、リードアウトの動きがよく分...
Lamborghini Countach Euro tour part 2. Switzerland to Italy via Andermat...
スイス・アルプスの歴史的な交通の要衝、サン・ゴッタルド峠を、ランボルギーニ・カウンタックで越えてイタリアに向かう動画。 スーパーカーブームの走りとして有名な車だが、このころのスーパーカーは、ゆっくり流して走っていてもさまになるというか、味がある。それにくらべると、最近のエキゾチッ...
ツートップは出なくても、楽しみ~Giro d'Italia 2025 The Route
ようやく明らかになった2025年のジロ・デ・イタリアのコース。 今年はポガチャルもヴィンゲゴーも出ないようだが、この2人の息詰まるバトルがレースのほぼすべてになるだろうツール・ド・フランスに比べると、ジロのほうは、どこで何が起こるか、むしろ楽しみが多いかもしれない。 ログリッチ、...
大幅な記録更新~L'image du jour du Vendée Globe du mardi 14 janvier
最も過酷な地球一周ヨットレース、ヴァンデ・グローブ、トップの選手はもうゴールしてしまった。過去最高記録である74日3時間35分46秒を、10日近くも上回る64日19時間22分49秒という驚異的な記録更新となった。
卓越したテクニックと安定性~The first big showdown between Wout van Aert and Mathieu van der Poel in...
シクロクロスは、見た感じ体力的にしんどそうに見えるが、実はテクニックがかなり重要な競技らしい。マチュー・ファンデルプールの卓越したテクニックと、大事なところでミスをしない安定性が強さにつながっていることがわかる。
ヴォイスによるリズミックな表現~Al Jarreau - I Will Be Here For You
僕の大好きなシンガー、アル・ジャロウのライブ。この人はスキャットの第一人者、あるいはボイパの元祖、とも言われたりしているが、冒頭のパフォーマンスは、一般的なボイパのファンキーなイメージではなく、パーカッションの響きをヴォイスで美しく表現している。後半のブリッジ部分で本領発揮してい...
Un passage calme du cap Horn pour Kojiro Shiraishi Vendée Globe 2024
世界一過酷なヨットレース、ヴァンデ・グローブ 最大の難所といわれる、南米大陸南端のケープ・ホーン を通過する白石康次郎さんの様子。今回は穏やかに通過できたようだ。
改めて見なおしたい、美しい共感と団結〜We Are The World メイキング
去年の11月3日に逝去したクインシー・ジョーンズが1985年に手掛けた世紀の大チャリティープロジェクト、「ウィ・アー・ザ・ワールド」の詳細なメイキング動画。そうそうたる大スターがそろい、それぞれのソロパートは短いが、きちんとそれぞれの個性が生かされているアレンジは何度聴いてもすご...
「ブログリーダー」を活用して、msmilesさんをフォローしませんか?
おそろしく難曲であろうと思われるこの曲を、一分の隙もなく演奏するブランフォード・マルサリスの能力が凄いことは間違いないだろうが、その裏にはピアノのハービー・ハンコックの恐ろしいほどの構築能力がある。バッキングにまわっても圧倒的な存在感があるピアノはハンコックならでは。ピアノソロは...
「水の都」三島はいつ訪れても魅力的だ。 以前書いたように、街のあちこちで湧水が見られる。 コバルトブルーの富士山の恵み~柿田川湧水群 源兵衛川~復活した富士山からの湧水 楽寿園の受付時間も過ぎて、木々がライトアップされている。 そんな時間でも湧水の澄みきった水面と緑に癒される。
サイモン・イェーツの大逆転劇で今年のジロ総合優勝は決まった。大会を通して総合上位にいながら目立った動きをしていなかったサイモン・イェーツが最後の最後で満を持してのアタック。これが21日間のドラマ、グラン・ツールの醍醐味だ。 長めのハイライト動画 動画の1:00あたり、序盤のリラッ...
ジロ最後の山岳2連戦。 イサーク・デルトロ強い!今日もカラパスに対してリードをボーナスタイム分わずかに広げたが、まだ分からないタイム差だ。
熱戦が続くジロ第17ステージ。 自身最後のグランツールとなるロマン・バルデが果敢なアタックで終盤単独で逃げたが、最後はイサーク・デルトロに逆転され、ステージ優勝を逃した。しかし、今回好調のリチャル・カラパスにも追いつかれながら、スプリント力のあるカラパスを再び追い抜いての2位は立...
絶対面白くなりそうな山岳づくし+山頂ゴールのステージ。 序盤はライブで見れなかったんだけど、雨だったんですね。 総合トップの新星イサーク・デルトロに対して、ベテランのクライマー達、サイモン・イェーツ、そして今回好調のリチャル・カラパスがアタック。これで総合争いが分からなくなってき...
インディ500マイル決勝。気温が低いことでグリップを失うドライバーが続出、序盤はトラブルが頻発する波乱の展開となった。 最後はアレックス・パロウが優勝。日本のスーパーフォーミュラでも活躍したアレックス・パロウ。インディカーシリーズでは何度もドライバーズタイトルを獲得しているが、オ...
ランド・ノリスのポールラップは圧巻。コースレコード更新の凄い走りだ。モナコGPは予選が最高に面白い。決勝は?今年はピットストップ2回義務付けになったようだから、少しは動きのあるレースになるかな?
クロアチアの観光地スクラディンで行われるヒルクライムレース。 美しい景色の峠道をいろんな種類のマシンで登っていくこのヒルクライムレースは、実はモータースポーツの中でも最も歴史のある競技で、今でもFIAが主催する選手権となっている。 過激な改造車から単座のレーシングカーまで様々な種...
東京オリンピックのロードで金メダルをとったリチャル・カラパスの見事なアタック。 完全な山頂ゴールでなく、ゴール直前にちょっと下りがあるようなレイアウトだったが、クライマーながらスプリント力もけっこうあるカラパスに、他のクライマー勢は追いつくことができなかった。
雑誌「driver」7月号の特集記事は、「エンジン終了」だなんて誰が言った! ガソリンエンジンの圧縮着火というマツダの画期的な技術 だったスカイアクティブXが生産中止になったというニュースが以前流れ、本当にがっかりしていたのだが、この中の記事によると、スカイアクティブXの圧縮着...
アメリカのモータースポーツの最高峰、インディ500マイルの予選で、佐藤琢磨が2位に入った。3度目の制覇に期待がかかる。 予選1位はルーキーのロバート・シュワルツマン。これも快挙だ。
白壁のレトロな駅舎が美しい萩駅の駅舎。現存する数少ない鉄道開通時の駅舎だという。 現状は、山陰本線の列車の本数も少ないからか、人影はまばら。 中は展示室になっている。 駅の正面には、 長州ファイブ の一人、「鉄道の父」とよばれた井上勝の像。
ストラーデ・ビアンケ風グラベルステージとなったステージ9で、今年のジロは大変動! ステージ勝利はワウト・ファンアールト。 そして、惜しくもステージ優勝は奪われたが、大健闘で総合トップに躍り出たのはメキシコの新星イサーク・デルトロ。総合2位はファン・アユソとなり、このチームUAEの...
雅楽というものの面白さが、端的によくわかる動画。 西欧の個人主義的な価値観と対極にあるような、自然と一体の、非常に日本的な感性のあらわれとも感じられる、そして日本で最も伝統的な音楽だと見做されているこの音楽の源流が、実は外国から来ているというのも面白い。やはり太古から世界はつなが...
開催中のジロ・デ・イタリア第8ステージで、バイクカメラからの臨場感あふれる映像。 密集した状態でハイペースで走り続けるプロトンの緊張感、チームを越えてボトルを譲り合う様子など、リアルに伝わってくる。これが21日間続くのがグランツールだ。
ブルーグラスのこのグループを初めて聴いたのはこれ。 自然に心に入ってくる美しいサウンド、ハーモニー、そしてドラマチックな曲の構成が本当に素晴らしい。
ブルーグラスという、アメリカの伝統的な音楽の一種と同じ完全にアコースティックの構成ながら、非常に新鮮味のある音を聴かせるグループ。 ブルーグラスというのは、アップテンポの曲も多くテクニカルな要素が強いようで、この演奏もよく見ると超絶技巧といっても良いぐらいの演奏技術だと思うが、同...
次回のアメリカスカップは、イタリアでの開催が決まったらしい。 イタリアチームの活躍にますます期待がかかる。
去年行われた第37回アメリカスカップを振り返ると、あまりに圧倒的だったニュージーランドの強さが印象に残っているが、レースとして面白かったのは、セミファイナルのイギリス対イタリアだったかもしれない。 次回のアメリカスカップについての情報があまり出てきていなかったのだが、防衛チームの...
ザッケローニ監督が日本代表の監督を務めていたのは2010年から2014年までの4年間。もう10年前のことだから、一昔前と言ってもいいのかも知れない。しかし、その一昔の間に、彼が感じていた「日本人の良さ」は急速に色あせて来ているように思えてしまう。
「CG NEO CLASSIC Designed by ベルトーネ」が楽天マガジンで読める。 表紙のフォトがランチア・ストラトスのセンターピラー部分。ラリーで勝つことだけを至上命題として設計されたマシンの機能美がこういったディテールにまで感じられる。 ベルトーネは、カロッツェリア...
Sean Rickmanだが、マルチミュージシャンのミシェル・ンデゲオチェロとも共演していた。 ミディアムテンポでのグルーヴ感はンデゲオチェロのベースとの相性も良く、スローテンポでの表現力も最高!
こちらは、ハービー・ハンコック、マーカス・ミラー、ウェイン・ショーターとの演奏。 みんなリラックスして、楽しそうな演奏だ。
ジャズ以外にも即興性に重きをおいた音楽はあるんだろうけれど、ジャズほど直接的に感性に響く即興芸術は他にないんじゃないかと思う。それはどこから来ているかというと、リズムだろう。1960年代のマイルスコンボにはトニー・ウィリアムズがいたが、スティーブ・コールマン・ファイブ・エレメンツ...
カリフォルニア・バークレー出身のピアニスト、ロドニー・フランクリン。 ジャズ、フュージョンからAOR等、幅広いジャンルで活躍しているピアニストのようだが、これはジャズテイストの強いナンバーだ。
奇兵隊をはじめとする長州諸隊は、高杉晋作にひきずられるように保守的な藩政府軍との戦いに突入した。両者の本格的な戦いは、大田・絵堂戦役から始まった。 藩政府軍の撰鋒隊は40余名の戦死者を出した。戦の後、諸隊は敵の戦死者の「合葬之墓」を建てたという記録がある。しかし、維新後にまとめ...
高杉晋作がつくった奇兵隊をはじめとする長州藩の諸隊は、藩内の政争に勝って討幕への動きの大きな起点となったが、そこには武士以外の庶民階級も多数参加している。長州藩の尊王攘夷活動には民衆ぐるみの高揚感があったということはいえるのだろう。その一方で民衆の側、上士の側双方に多大な犠牲も...
サックス奏者のデビッド・サンボーンが5月12日に亡くなったという。私がデビッド・サンボーンを初めて聴いたのは、マイルス・デイビスのバンドで活躍したギタリスト、マイク・スターンの初リーダーアルバム「ファット・タイム」だった。このアルバム、実はかなりレアな作品になっていると知って驚い...
今回のジロ・デ・イタリアでは最難関の山岳ステージとなる、第15ステージで、コロンビア人のベテランクライマー、ナイロ・キンタナがアタック!最後はタディ・ポガチャルにかわされてステージ2位となったが、全盛期を彷彿させる走りを見せた。また、ハイライトには映っていないが、第10ステージで...
ジロ・デ・イタリア 第12ステージ。小刻みなアップダウンが続くステージで、ジュリアン・アラフィリップが序盤からミルコ・マエストリとたった二人で逃げ続け、なんとそのまま最後は独走でステージ優勝! レース後に、終盤まで助け合って逃げを成功させたアラフィリップとマエストリがお互いを讃...
以前にも書いたことがあるが( 武士の超人的な力について )、昔の、といってもつい100年前までの日本人は、今では考えられない体力を持っていたようだ。どうしてこれが100年ほどの短い間に失われてしまったのだろうか・・・
インショア(沿岸)ヨットレースの最高峰、アメリカスカップの大きなセイルは、油圧によって制御される。風を受け止めて大きな推進力を得るだけに、そのセイルを動かすにも大きな油圧が必要になるが、その油圧は人力で生み出している。これまでは上半身の力を使うグラインダーが、前回大会では8人乗り...
ジロ・デ・イタリア第10ステージは山頂ゴール。 終盤はフランス人のベテランクライマー、ロマン・バルデと若手のヴァランタン・パレパントルの争いになった。そして最後は、若いころロマン・バルデを見ていたというパレパントルがステージ優勝。 バルデはベストなコンディションではなかったらしい...
ヴァン・ヘイレンの大ヒット曲、「Jump」のクラシックギターでのパフォーマンス。セーレン・ボトカー・マドセンというデンマークのミュージシャンらしい。 他にも、ビートルズだとか、マイケル・ジャクソンとか、ピンクフロイドの曲等多数、ソロギターでのパフォーマンスを公開している。
フォーミュラ1の世界で数多くのチャンピオンマシンを設計してきた空力のカリスマ、エイドリアン・ニューウェイ( 以前のエントリー )がレッドブルを離れることが大きなニュースとなっているが、ヨットの開発に関わっているらしい。 自然の風を動力源とするヨットは、まさに空力の極致といえるだけ...
事実上タディ・ポガチャル一強の今年のジロ・デ・イタリア、第8ステージもいかにもポガチャル向きの難関山岳ステージだ。 ポガチャルに死角があるとすれば、毎ステージ自力で勝ちまくって力を使いすぎてしまう可能性だと思うが、果たしてこのステージはどうだろうか?うまくチーム力を使っていくのか...
今年10月に開催される第37回アメリカスカップの本戦用ヨットの一つ、アメリカチームのAC75艇。両サイドにあるクルーが乗り込むピットが、よく見ると異常に低く、ここで空気抵抗の低減を狙っている。セイルを動かす油圧を得るためにペダルを漕ぐサイクラーは、リカンベントのように寝そべった形...
ジロ・デ・イタリア第6ステージは、ストラーデ・ビアンケで使われる未舗装路を含んで、逃げが勝てそうなステージのためか、前半なかなか逃げが決まらない。 アタックに次ぐアタックは大変そうだ。 ようやく決まった逃げグループにはジュリアン・アラフィリップも。 ラスト4キロでは、今年好調のフ...
坂本龍馬が薩長同盟の内容を幕府側に明かすことで薩摩の退路を断ったというのは興味深い。それは薩摩のみならず長州も同じことで、長州藩内の反対勢力の退路を断つことにはなったのではないか。 それから、同盟が締結されたとされる時に坂本龍馬がいなかったといっても、事前の根回しにかかわっていた...