広島湾要塞・室浜砲台(宮島)
場所・広島県廿日市市宮島町訪問日・2016年10月20日日本三景・安芸の宮島。いつも観光客であふれる。宮島は呉や広島に近いため、日清日露戦争当時に要塞が築かれた。「しらべる戦争遺跡の事典」柏書房2002年発行広島湾要塞・室浜砲台広島に1894年6月の山陽鉄道の開通を待って、日清戦争の大本営が置かれた。帝国議会も開かれ、多数の軍隊が集結し、宇品港は兵站基地と化した。日清戦争後に呉港は軍港となり、工廠を持つ海軍基地に整備しつつあって、朝鮮・中国侵略戦争の一大軍事基地となった。そのため清国の艦隊が、わが国を襲ってくるとすれば玄界灘から関門海峡に入り広島・呉を襲うであろう、と日清戦争直後に広島湾の大小多数の島々に砲台を築いた。この砲台群を広島湾要塞と総称し、要塞地帯法と軍機保護法にもとづき、最高刑死刑をもって立入禁止や...広島湾要塞・室浜砲台(宮島)
2021/01/31 07:37