自治体が、所有する高級公用車の必要性が問題視されているが、「今のタイミングでなぜ?」と怪訝に思う人も多いはず。発端は、兵庫県知事の「乗ってみてください」発言がひんしゅくを買い、マスコミが、全国ベースで調査したら、続々、そのずさんさが明るみに出て来た。私は、乗る人のステータスや快適性等を考慮して、選ぶことを否定しないが、新型コロナ禍における経費の使い方として、グレード・アップは好ましくない。むしろ、自動車メーカーの本社や工場を有する自治体であれば、税収や雇用面で多大な貢献をしてくれている会社の車を使用するのが礼儀だ。大衆車に乗る知事が、県議会議長が高級車に乗ることを問われ、「県議会の管理予算内なので」と、逃げを打つ姿勢に、疑問符が付く。★GoTo連鎖症候群③高級志向
GoToキャンペーンのeatでキャンセル・トラブルが発生していたが、新たにgotoトラベルで、制度設計上のあい路をついた不正が発生した。一般的には、ホテルをネット予約すると、決済方法は、「事前か現地払いか」の画面で行う。事前決済を選択すると、予約成立時点で口座から引き落とされ、クーポンは、ホテルにチェック・インした時、フロントで受け取る。ところが、観光庁の説明によると、予約者が「電子クーポン」を利用すると、決済の有無にかかわらず、旅行当日の午後3時になると、自動的に発行されるシステムなので、無断キャンセルしても、クーポンをゲットできる。ネット万能時代になった現状では、性善説ではなく、性悪説に立って、システムを構築しない限り、この種の犯罪を防止できないと思う。★GoTo連鎖症候群②性善説無用
11月6日から、GoToトラベルを初めて利用するが、このキャンペーンが終わると、普通の感覚で旅行に行けなくなりそうだ。「都民割」がスタートし、マスコミが、連日、もっと激安で、”超お得なプラン”を紹介すると、「正価とは何ぞや?」と、考え込んでしまう。勿論、合法的な活動で、批判されるものではないが、どこか罪悪感のような後ろめたさを拭えないたところへ、公明党、GoToトラベルの期間延長論を政府に提言したので、流れが動き始めた。このままでは、一部で話題になっている「無限くら寿司」のように、「ただで暮らせる」気風が蔓延して行く気がしてならない。「森を見て木を見ない」、「木を見て森を見ない」、それとも、「葉を見て木を見ない」(?)。自分の立ち位置を見失わないように、心がけたい。★GoTo連鎖症候群①正価とは
韓国のニュースを聞いて、妻は、私とは逆の反応を示しており、受け止め方が異なるのが愉快だ。私は、10年以上前から、毎年、予防接種を受けており、しかも、インフルエンザに罹らないのは、接種のおかげと思い、全く、抵抗感が無い。一方、注射嫌いの妻は、毎年、日本国内でも、予防接種後に死亡する人が数人出ていることに拘り、一度も受けたことが無い。毎年、接種を勧めるが、返答は、決まって「しなくても、一度もインフルエンザに罹ったことが無い」の一点張りだ。今年は、新型コロナの感染リスクが重なるので、例年以上に、強く勧めるのだが、うんと言わない。「今まで一度も受けたことが無いから、なおさら、怖い」と、言い訳している。かつて、「ああ言えば上祐!」と、騒いだ時期があったなぁと、無理強いしないことにした。★インフル予防接種の注意点(後編)
韓国で、インフルエンザのワクチン接種後、10日間で59人の死亡者が確認され、その内訳が、70代と80代が各26を占めており、わが身につまされた。また、シンガポール保健当局は、予防措置として、韓国の同種のワクチンの使用を一時的に停止した。日本のワクチンは、韓国製だが、韓国内で使用されているワクチンと別物だそうで、心配無用とのことだが、私は、10月13日に予防接種を受けた後、原因不明の体調不良(だるさとめまい)が続いていた。ここ2日間は、ブログを更新する元気すらなかったが、今朝、報道の解説を聞いて、安堵し、ようやく気合が戻ってきた。「病は気から」かと、我ながら、現金なものだと自嘲気味だ(^_-)-☆。★インフル予防接種の注意点(前編)
JTBでの最終支払額は、手配手数料込みで58,000円だったが、13,000万円分の地域共通クーポン券が付いてきたので、半信半疑だった。しかも、全列車ともグリーン席を利用する場合なので、普通席ならもっと安くなるが、これは、あくまでもJR西日本の施策で、12月下旬までなので、GoToとの併用を考えるなら、注意が必要だ。さて、精算の際、「運転免許証か保険証」の原本提示が必要だ。担当者に、「証明書は、マイナンバー・カードでは?」と尋ねると、歓迎されなかった。政府が掲げる「経済再生策」と「デジタル化」は、重要課題だが、「GoTo」には、二つをつなぐファクターがある。なぜ、デジタル化の基盤となるマイナ・カードの普及策に活用しないのか解せない?「盗人におい銭」と言うが、「GoTo=強盗」に通じると、冷ややかにみている。★GoToの闇(番外編):gotoは強盗
11月6日から、二泊三日で訪ねる足立美術館と備中松山城は、全行程がJR西日本管轄エリア内で終始するので、「どこでもドア」を利用することにした。「どこでもドア」キップは、JR西日本独自の施策で、旅行時期や利用条件が合えば、GoToとの併用ができるので、調べる価値がある。私たち夫婦の行程は、金沢から新大阪・岡山経由で安来までを往復する。新大阪までは、特急サンダーバード、新幹線「さくら」に乗り換え、岡山で山陰本線特急「やくも」を使う。宿泊は、米子駅前と岡山駅前の朝食付きのビジネスホテルを利用する。正規の旅行代金は、二人で約15万円(交通費11万+宿泊費4万)だが、「どこでもドア」切符を使うと、運賃が4.6万(全てグリーン席)で済む。これに、GoToを併用すれば、さらに35%割引きになり、15%の地域共通クーポン券も付...★GoToの闇(3/3):どこでもドア切符
私は、JR西日本の旅行商品「ジパング倶楽部」と「おとなび」の会員なので、鉄道運賃が30%引きになり、GoToトラベルに執着しなかった。ところが、JR西日本が、期間限定で実施している「どこでもドア」を利用すれば、旅行期間や方面によっては、ジパングよりもさらに安くなる。一方、GoToトラベルは、旅行費用の35%が補助され、さらに15%の地域振興券が上乗せされる。これに、自治体独自の施策を追加すると、もっとお得に旅行出来るので、不正申請を誘発した。年会費を払っている「ジパング倶楽部」の会員よりも、安くなるgotoキャンペーン制度の詳細を知れば知るほど、普通の感覚で旅行できなくなりそうだ。★GoToの闇(2/3):ジパング倶楽部
昨日のTV番組で、キャンペーン事務局に出向している社員の人件費が、平均で日当40,000円で最高額は60,000円強と知り、呆気にとられた。社員の年齢や作業負荷等々の詳細が不明なので、評価は差し控えるが、今のご時世における20~30代の社員の日当額としては、破格の金額だ。GoToキャンペーンは、スタート時点から、準備不足でトラブル続きだが、一部の受益者に手厚い政策は、社会にひずみをもたらす。私が、GoToトラベルの適用を受けずに旅行していたのは、「3蜜」回避策だった。しかし、今や、「利用して、旅行しないと損」の風潮が蔓延し、「蜜」を避けようがない。11月に、足立美術館と備中松山城見物に出かける計画で、一昨日、JTBに相談したら、新たな制度の矛盾点を発見し、ショックを受けた。★GoToの闇(1/3):知れば知るほど
熊に襲われる被害が、連日、全国各地から届くが、石川県でも、昨日までに11件の被害が確認された。しかも、従来と異なり、コンビニやショッピングセンター等、人出が多い場所に出没しているので怖い。専門家は、ブナ・ナラ等のエサの凶作のほか、一昨年のエサの豊作によるベビーブームによって、人間を怖がらない新世代のクマの出現を指摘する。しかし、私は、新型コロナの緊急事態宣言後、人々が、野良仕事や外出を自粛したために、臆病なクマが人の気配がないのを幸いにして、行動範囲を広げた可能性を捨てきれない。熊が、エサの豊富な場所を学習したので、今後、さらに被害が拡大しかねないと危惧する。新型コロナが、我々の生活に落とす影は、暗くて深い。★コロナの連鎖禍(番外編):熊出没
国交大臣が、「GoToトラベル」の限度枠を超過した旅行代理店に対し、追加支給すると発表したが、度重なる方針変更に呆れる。経済再生担当大臣が、「完全な制度設計が出来なくてもやむを得ない」と、強弁するようでは、振り回される関係者や国民の不信感がつのるばかりだ。国交大臣は、2012年の第二次安倍政権になってから、「福祉の党」を掲げる公明党の指定ポストになっているが、「福祉=ばらまき」では困る。キャンペーンがスタートする時、「予算額に達した時点で、終了する」としておきながら、あたかも財源が無尽蔵にある印象を与える。不足分をどこから転用するのだろうかと、素朴な疑問を感じる。私は、膨大な赤字国債の発行と「コロナ新税」の創設しか思いつかないが、その先には、もっと怖い「不良債権処理」が待ち構えていそうだ。★コロナの連鎖禍(完)バラマキ≠福祉
甥が、帰り際に、「姉の夫が6月に亡くなった」と、ポツリと漏らした。私には、姪の夫にあたるので、「どうして連絡してくれなかったの?」と訊くと、「実は、自分も知らなかった」と言うので、驚いた。新聞の「おくやみ」欄にも掲載されておらず、甥の知人が、会社の退職者の会報誌で知り、連絡してくれたもので、葬儀の4か月後だった。時節柄、葬式を出せなかったのかと思ったが、新型コロナではなく、本人の遺言で家族葬にしたらしい。甥は、入院中に見舞いに行ったが、最後の別れが出来なかったと、不義理を嘆いたが、私も同じ思いで、憂鬱になった。身辺に問題が起きると、すぐ新型コロナと短絡して、思い巡らせる思考回路の硬直化がこわい。★コロナの連鎖禍②不義理
水管工事を営む甥から、JR金沢駅のトイレ改修工事を請け負った苦労話を聞き、複雑な思いがした。指定された器材が調達出来ず、元の仕様で納品が見込めないため、単価の高い代替品をかき集めて、何とか期限通りに納品できたという。住宅建設業界では、便座だけでなく、キッチン周りからユニットバス、ドアノブに至るまで、中国製品のシェアが圧倒的で、新型コロナの影響で製品が入ってこないのが、共通の悩みのようだ。大手業者は、部品を調達出来ないことを承知していて、入札を敬遠し、甥のような小規模事業者が落札できたのだと思ったが、「苦労した分だけ、運がつくヨ!」と駄洒落を飛ばすと、「ウン!」と、甥は、相好を崩し、二人で大笑いした。新型コロナの影響が、日ごろ、気付かない社会生活全般の深部に及び、「中国は、世界の工場」の現実を見せつけられ、コロナ...★コロナの連鎖禍①器材不足
木古内駅で、新幹線「はやぶさ」を待つ時間を利用して、駅前にある「道の駅」をぶらついていたら、美味しそうなアンパンを見つけた。北島製パンの「北の豆あんぱん」で、店員が、道の駅の人気商品の一つだと自慢したので、「北島三郎さんの親戚?」と訊くと、無言で首を振った。(^^♪形状は、粒あんの平焼きで、上に大納言、うぐいす豆、金時豆、黒豆、白花豆、黒豆、えんどう豆等が敷き詰められて、彩も鮮やかなケーキみたいで、値段も1個200円と手ごろなので、欲張って4個も購入した。新幹線の車内でコーヒーを注文して、食べてみたら、ボリューム感があり、甘党にはお勧めだが、私と妻には、いささか胃に重く、半分で十分だった。★松前紀行(完):「北の豆あんぱん」
私が、「日本秘湯を守る会」を知ったきっかけは、20数年前で、尾瀬に行った帰りに、立ち寄った群馬県の「法師温泉長寿館」だった。国鉄のフルムーン・キャンペーンで、上原謙と高峰三枝子の入浴シーンが撮影され、全国的に有名になったが、ポスターは、現在も館内に飾られている。さて、「日本秘湯を守る会」は、1975年に33軒で設立され、「旅に出る人々の心根に思いをはせ、旅人を迎える宿と人がどうあるべきか(中略)流行と云う上面に流されることなく、、、」を理念とした。趣旨に共鳴し、同会の登録旅館を訪ね歩いたが、2008年に一般社団法人になり、会員数も180を超え、秘湯の価値が落ちた気がして、行脚を止めた。しかし、法師温泉長寿館へは、もう一度、行きたいと願っているが、金沢からはアクセスが不便なので、実現出来ずじまいになりそうだ。★松前紀行⑥:秘湯こぼれ話
JR木古内駅から松前行きのバスで、約30分の「湯の里温泉入り口」で下車し、約1㎞程歩くと、「ユートピア和楽園知内温泉旅館」に着く。玄関前に「日本秘湯を守る会」の提灯が掲げられているので、温泉好きなら、おおよその察しがつくと思うが、豪華な設備や手厚い接待を期待する人には、不向きなひなびた一軒宿だ。自慢の温泉は、加水・加熱なしの「100%源泉かけ流しの湯」なので、天気や時間帯によって、温度が違うが、総じて、43度前後でやや熱めだ。5本の異なる源泉を持っているが、男女別の岩風呂各2と混浴の露天風呂1なので、全種類の泉質を楽しむことはできない。松前方面への拠点として、うってつけだが、GoToトラベルに登録せず、現金払いの宿なので、ご留意を。なお、サブちゃんに失礼なので、知内町は「しらない」ではなく、「しりうち」とお読み...★松前紀行⑤知内温泉
JR木古内駅から松前までは、函館バスで約90分だが、時間が許すなら、途中駅の「福島」で下車し、「千代の山・千代の富士記念館」を訪ねたい。記念館は、木古内からバス35分程で、バス停のま向かいにある。第41代横綱千代の山と、第58代横綱千代の富士が、同じ福島町出身(小学校も同じ)であることを記念して、1997年4月に開館した。横綱在位32場所をつとめた千代の山は、長身を生かしたツッパリを得意としたが、ケガに泣き、成績不振を理由に、自ら「大関からやり直したい」と、申し出た逸話が胸を打つ。昭和最後の名横綱千代の富士は、ウルフの異名を持ち、数々の輝かしい記録を打ち立て、国民栄誉賞を受賞したので、記憶に新しいが、61歳の若さで急逝したのが惜しまれる。川湯温泉にある大鵬記念館は、アクセスが悪いが、この記念館は、バス時間の調整...★松前紀行④二人の名横綱
松前町の現在の人口は、約7,300人だが、江戸時代には1万人超(日本全国で3,000万人)を誇り、北前船交易の中心地だったことを窺わせる。観光名所は、城を中心に広がる一帯に集中しており、徒歩観光がお勧めだ。城内の資料館をはじめ、松前公園や藩屋敷、藩主の墓や菩提寺等を訪れると、松前の歴史を肌で感じる。公園内の250種10,000本の桜は、開花期間が1~2カ月続くので、品種が異なる桜見物を楽しめる。食の名物は、生の本マグロ。回遊魚なので、日本全国で旬が異なるが、津軽海峡では、8~1月で、大間や三厩、戸井と並び、松前も引けを取らない。今年は、9月のマグロ祭りが中止されたが、「道の駅北前船」内の「うみかぜ食堂」では、地元で水揚げされた生の本マグロ料理を味わえる。松前の歴史に触れた後、津軽海峡を望むテラスで食べれば、「食...★松前紀行③名所・名物
「松前城」は、公式には「福山城」だが、備後福山城との混同を避けるため、「松前城」と呼称して、現在に至っている。また、福山城の前身の福山館は、本丸のほか二ノ丸、北ノ丸、櫓が築かれていたが、松前氏が無城待遇だったので、正式に城とは呼ばれなかった。しかし、1849年、江戸幕府は、異国船到来の海防強化のため、松前藩12代藩主に築城を命じ、福山館を拡張・強化する形で、「福山城」が1855年に完成した。三の丸に砲台が7つ設置され、海岸にも16の砲台が置かれたことからも、幕府の異国に対する警戒心が強かったことが窺われる。しかし、1868年に勃発した戊辰戦争に巻き込まれ、新選組副長だった土方歳三に攻め込まれ、落城した。現在の松前城は、1961年に再建された鉄筋コンクリート作りで、木造の天守閣建築が検討されている。★松前紀行②二つの城名
10月6日、待望久しかった松前を訪れる夢が叶い、小春日和のような日差しを受けて、歩き回った。松前は、北の要衝で北前船の交易で栄えたことや、函館戦争、松前漬けと桜祭り程度の知識しかなかったので、歴史の襞に触れて、新鮮な感動を覚えた。松前城は、北海道唯一の城で、二つの名前を持ち(松前城と福山城)、全国唯一の「無石の藩」等、地元の子供達なら常識の史実を、この年齢になって初めて知ったことを、面映ゆくも愉快に感じた。とりわけ、興味深く感じたのは、風土との関りで、松前では米が獲れなかったので、「石高」表示できず、「無石の大名」となった。しかし、徳川家康は、黒印状で、松前藩にアイヌ民族との交易独占権を与えたので、豊富な水産資源と相まって、北前船で繁栄を極めた。★松前紀行①無石の藩
菅総理は、デジタル化の検討作業チームの会合で、行政組織ごとに異なるシステム仕様を、令和7年度末までに統合する工程表を作成するよう指示した。しかし、基幹システムとするマイナンバーカード制度は、2016年度に導入されて4年経っても、普及率20%前後に低迷している。これを、令和4年度末までに、普及率100%を目指すと意欲的だが、情報を隠蔽したり、改ざんする政府に対する不信感を払しょく出来ない人は、マイナンバーカードを安心して使う気にはなれない。普及率低迷の真の原因は、国民が、個人情報を、国に預ける信頼を持てない点にある。政府の本気度が問われるが、行政側に不都合な学者を学術会議のメンバーから外すようでは、安倍政権のスタンスと変わらず、総理の言動を注視したい。★行政のデジタル化(後編):本気度
菅総理は、「行革とデジタル化」を目玉政策に掲げたが、いずれも、以前から必要性を問われながら実現しなかった原因を調べないと、確実に失敗する。デジタル化出来なかった真の問題点は根が深い。組織ごとに仕事の仕方が違い、書類の様式や処理方法が異なれば、用語の定義や表示方法もバラバラなので、システムの互換性をとることが出来ない。行政機関ごとに異なるデータの定義づけを統一するだけで、膨大な作業を要する。これは、外部の人間に出来ない作業で、メンツや拘りを捨てないと情報の共有化が出来ず、ネットワーク構築は不可能だ。また、「現状業務フローのスリム化」をしないと、効率的なシステムを構築できない。「ハンコ廃止」号令で、右往左往するようでは、多くを望めない。★行政のデジタル化(前編):手順
★GoTo Discover Japan again(後編)
ある旅行誌で、「源泉かけ流しの看板をあげながら、加水・加熱や循環ろ過式の宿があるが、ここは、正真正銘の源泉かけ流しの秘湯」と紹介していた。JTBに問い合わせたところ、GoToトラベルの対象外の宿と確認できたので、騒がしいグループと出会うことが無く、コロナの感染リスクも低そうだ。ご主人が、ひたすら源泉を大切に守り続けるポリシーの持ち主のようなので、私も、ひたすら、温泉を満喫しようと思っている。政治家ほど豊かではないが、年金生活者は、減額されない有り難い身分。GoToを使わなければ、少しでも社会に恩返しできると思えば、自己満足の極みだ。サブちゃんの出身地で、湯に浸かりながら、「一人ぐらいはこういう馬鹿が」に続く歌詞「いなきゃぁ」を「いても」と置きかえて、憂さを晴らしたい、、(^^♪。次回更新は、10月10日頃の予定...★GoToDiscoverJapanagain(後編)
★GoTo Discover Japan again(前編)
「GoToトラベル」に浮かれる世相を見ていたら、1970年、当時の国鉄が実施したキャンペーン「ディスカバー・ジャパン」の新鮮な衝撃を思い出した。「日本を発見し、自分自身を再発見する」を基本コンセプトとし、駅のポスターやTV・雑誌等のメディアがアイディアを競い、これを機に、旅行ブームを巻き起こした。そして、永六輔が、全国各地を巡り、名所紹介や住民とのふれあいをテーマにしたテレビの紀行番組「遠くへ行きたい」が、同名の主題曲とともに、旅行への憧憬をさそった。「GoToトラベル」には、当時のような抒情的な要素が微塵もなく、損得の打算ばかりが目に付く。時代の移ろいで片付けるのは、あまりにも悲しい。★GoToDiscoverJapanagain(前編)
TV番組で、GoToを冠した番組が流れるたびに、社会全体が、「GoToバブル」に浮かれている気がして、不安感に襲われる。2021年度概算要求額は、7年連続で100兆円を超え、新型コロナウイルス感染症対策に関しては、金額を示さない「事項要求」が多く、本予算は、今年度以上になりそうだ。さて、日本は、今年、敗戦から75年を迎えた。敗戦後の社会・経済をたて直した当時の大人や、団塊世代が引退して行く節目に差し掛かり、コロナ災禍から脱出する主役は、団塊ジュニアになる。「GoToバブル」に浮かれるのもよいが、国の借金が天井知らずでは困る。新たな発想で、次の25年間をつなぐ使命を忘れず、戦後100年を祝ってほしい。そのために、私が出来ることは、彼らの邪魔をしないことだと心得たい。★団塊ジュニアへの期待
10月1日から、インフルエンザの予防接種が始まり、政府は、「高齢者優先」の方針を発表した。今年は、新型コロナ・ウイルスとインフルエンザの流行時期が重なるので、早めの接種をとの判断は歓迎するが、現実は、アベノマスクと同じようだ。65歳を過ぎてから、毎年、予防接種をしてもらっているクリニックに問い合わせたら、「ワクチンの入荷時期が不明なので、予約をとれない」と言われた。インフルエンザのワクチンすら、末端のクリニックに入荷されるのが遅れている現実に直面すると、「国民のために仕事をする」目線とは、、?と、行政の変わらぬ姿勢を訝しく思う。ハンコ廃止やデジタル化の推進は、受けが良いが、業務の手順を見直さない限り、「絵に描いた餅」になってしまう。(ー_ー)!!★インフルエンザの予防接種
絶好の旅行シーズンを迎え、紅葉と温泉にグルメと揃えば、全国の観光地が活況を呈する条件が揃う。旅行業者は、「3M回避旅行」を喧伝し、宿泊施設でも安全・安心を売りにし、検温・手指の消毒、マスク、手袋等のほか、食事の場所や提供方法、時間帯のシフトなどの工夫をこらしている。さて、某温泉地で、宿泊施設の従業員がPCR検査を受ける案が浮上し、検査に異を唱える人はいなかったが、その費用を「入湯税のアップ」で賄おうとしたので、賛否が分かれた。新型コロナの感染防止対策は、旅行者・宿泊施設側双方に求められるが、ともすると、受け入れ側に頼りがちになるので、自戒したい。旅行者自身が、旅行先の選定や移動手段、時期を慎重に検討することも肝要で、それが面倒なら、安易な旅行を止める方が賢明だと思う。★ひま老人の妄想(後編):3M回避旅行
「ブログリーダー」を活用して、プラチナ世代のマラソン旅行さんをフォローしませんか?
指定した記事をブログ村の中で非表示にしたり、削除したりできます。非表示の場合は、再度表示に戻せます。
画像が取得されていないときは、ブログ側にOGP(メタタグ)の設置が必要になる場合があります。