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怖話ノ館(こわばなのやかた) http://kowabananoyakata.main.jp/

怖い話や怪談が読みやすいブログです。他にも意味怖、謎怖、シリーズもの、都市伝説、画像や動画など多数。

たくさんの怖い話や怪談を読みやすいように掲載しています。画像や動画なども扱っています。怖い世界をどうぞごゆっくり・・・

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2014/12/01

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  • 二度現れた足を欲する者

    これは、大学時代のひとつ上の先輩の話。彼女が小学4年生の頃のこと、学校からの帰り道に、いつもある脇道から出てくる中年の男性がいたそうで。しかも常に彼女がその脇道を通りかかる時に出てきて、ぼんやりと立っていたという。幼心ながら不気味に思っていた彼女はそのことを母親に相談したところ、しばらく車で送り迎…

  • 山の不思議な案内人

    山は身近な異界と言うけれど、確かに山登りをしていると、たまに妙な出来事に遭遇する。「こんにちは」。向こうからやってきた男性は朗らかに挨拶し、笑顔で会釈してきた。こちらもぺこりと頭を下げる。「この先に行かれるんですか?」。「その予定です」。「そうですか。この先には扇岩ってのがあって、それを目印にして…

  • 消えた命とドアの向こうの何か

    これは、大学の医学部時代の同期の話。在学中は一緒に馬鹿をやった中ですが、今は専門を違えており、なかなか会う機会もありません。そんな彼に久々に会った時のこと。お互いに昼飯に行くところだったので、連れ立って昼を食べていると、彼が奇妙なことを言い出しました。「俺さ、全く怖い話とか信じてないけど、あれは…

  • 彼女はまだそこにいる

    俺の従兄は『生霊』をやたらと見てしまう体質だ。死者の霊を見ることは稀だが、生霊は毎日のように見てしまうとか。従兄は大抵、生霊と普通の人間の見分けがほとんどつかない。ある日のこと、呼び出されて一人で来た俺にも、「おっ、彼女連れて来たの?」と言ってきた。聞けば、俺の斜め後ろに女性がいるのだという。従兄…

  • 覗き合う夜と近づく距離

    ネットの発達のせいかは知らないが、心霊写真は解析され、心霊動画は検証され、幽霊なんてすぐ否定される時代になった。だが俺の家の隣にある廃屋、ここには未だに霊が棲みついている。月の出た明るい夜、部屋の窓から双眼鏡で舐めるように隣の廃屋を眺める。荒れた庭、玄関ポーチ、1階の窓、2階と覗くと、2階の窓に…

  • 2人きりじゃなかった部屋

    これは、当時の彼女が住んでいたワンルームでの話。安さだけで決めたというだけあって、壁は薄いし、夏は暑くて冬は寒い。おまけに築年数もかなり経っていて、トイレは風呂場と一緒のタイプ。玄関を入ってすぐに狭くて細いキッチンスペースがあり、その先に8畳のリビングがあった。角部屋だった為、外階段を昇り降りする…

  • 隣人の子供の泣き声が消えた夜

    これは、僕がまだ浪人生だった頃の話。親から都内にアパートを借りてもらい、予備校に通いながら受験勉強をすることになった。「静かな環境ですよ」。そう言われて決めたアパートだったが、越して来てすぐに気になったのは、"隣りに住む女性の部屋からの子供の夜泣き"だった。ひと月ほどは我慢したものの、毎晩のように…

  • 可哀相って思われ続けてたら

    もう10年くらい前になる。夜勤終わりに家に帰ろうと、朝方いつもの田舎道を車で走っていた。すると、車に轢かれたであろう犬の屍骸が横たわっていた。俺はいつものように軽快なハンドルさばきでそれを回避する。可哀想とも思うが、正直なところ車が汚れてしまうと思う気持ちの方が遥かに上回っていた。そして家に帰り…

  • 真面目な兄と占い師の警告

    私の兄は優秀な人間だったけれど、少し引きこもりがちになった。生真面目すぎて世の中の不正が許せなかったり、自分が世界に理解してもらえないことを悩んでいた。私が高校生の時、大学を休学していた兄が突然「絵の勉強がしたい」と言い出した。私たち家族は皆びっくりした。なぜなら、兄は確かに絵は小さい頃からとても…

  • 田んぼに現れた見てはいけない存在

    これは3年前、まだ高校2年だった頃の話。趣味がロードレーサーで遠出することで、大型連休に入れば、必ず従弟の家へ遊びに行っていた。夏休みに入ってすぐのこと、従弟の家に向かう途中には一面が田んぼだらけの道があり、そこを走っていたら何か白いものが左の方でうねうねしていた。はっきりと見えなくて、その時は…

  • 偶然と別れが交差した日

    これは、僕が中学生の時の話。ある日に伯父さんの家へ日帰りで遊びに行く約束をしていた。自宅のある滋賀から伯父さんの家の京都まで。歩き、バスに乗り、電車に乗り、再びバスに乗り、歩く。滋賀のバスは1時間に3本、電車は10分おきくらい。京都のバスも場所が場所なだけに少なくて、1時間に3本だった。移動時間と…

  • 血生臭い歴史と未完の工事

    これは、地元で最近噂になっている不気味な話。私の地元には、大正時代から今も残る『古い橋』がある。現在は鉄橋となっているが、特徴的な色形をしており、また街の中心部に位置することから、地元のシンボルかつ生活に欠かせない橋として愛されている。とは言っても古い橋なので、数年に一度くらいの補修や塗り替え作業…

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