2019年11月
自然派やニッポンワインがはびこる今のワインの世界で、あくまでもコンベンショナルなワインに拘るワイン愛好家がいる。とうのワタクシも普段は自然派も飲むし、ニッポンワインも飲むけれど、いざと言う時にはそうゆうワインを開けてしまうのだ。それは好き嫌いはともかくとして、そこにはワインの区別など関係無し。とにかくワインという飲み物に惚れているからなのだ。そして飲んだことの無いワインを開ける瞬間は、さながら新着のレコードに針を落とす時のヨロコビにも似て、その高揚感は格別なのだ。先日このような↓ワイン会があった。全てオテル・ド・ヤマダが元気であったころのラインナップである。写真のみの報告になるが、まずはお目通しを。本当の所、スカーとして心穏やかに実家に帰ったような気持ちになるのは、ワタクシだけではないはず。さてさて、ワインとい...コンベンショナルなワインの流れはいかがでしょうか?
よもやこの年末に来て、名だたるリッシュブールをご相伴に預かれるとは、思いも寄らなかった。そのリッシュブールの造り手は、1989年産のDRCと1990年産のメオ・カミュゼなのだ。89年、90年、と言えば、ブルゴーニュの潮目のようなヴィンテージと言える。それは80年代の純朴無比でいささか荒削りな時代から、90年代の濃密、洗練、気品が誉めそやされる時代になって来たのだ。そんな時代にあって、DRCは常に時代の旗頭にあり、ワインに備わる品格は群を抜くもの。一方メオ・カミュゼは92年のアンリ・ジャイエの傘下にあってもなお、その出来映えはまちまちであったようだ。今回実際飲んでみて、まず気付くのはメオ・カミュゼが比較的状態が良かったということ。1990年というヴィンテージを差し引いても、驚くほどの安定感を見て取れる。それに加え...リッシュブール
2019年11月
「ブログリーダー」を活用して、The Wine Heat!さんをフォローしませんか?
指定した記事をブログ村の中で非表示にしたり、削除したりできます。非表示の場合は、再度表示に戻せます。
画像が取得されていないときは、ブログ側にOGP(メタタグ)の設置が必要になる場合があります。