良いモノでなければ、100万人に届けても売れない時代 〜あなたはその1日を「どっち」に使うか?〜
「羨ましいです。発信を頑張っているからですよね」 ニッポン手仕事図鑑は今、大手企業や行政などから、さまざまなプロジェクトの依頼や相談をされる機会が増えました。その状況を見て、冒頭のように反応してくれる人たちがいます。もちろん、褒めてくれているわけなので、とても嬉しいし、メンバーが情報発信を頑張っているからこそ、確かにチャンスが生まれている。間違ってはいません。 そう、間違ってはいないのですが、ただ…少しだけ“ズレて”はいる。 昔は良いモノをつくれば、売れた。でも今は、良いモノをつくっているだけでは売れない。しっかりと情報発信(=届ける、伝える)ことをしないと、今は「売れない時代」なんだ。そんな…
それは「向いていない」のではなく、「場数を踏んでいない」だけ…かもしれない
仕事や勉強はもちろん、プライベートなどでも“苦手なこと”に直面したとき、多くの人は「(自分には)向いていない…」という自己評価をくだします。確かにそのとおりなのかもしれませんが、もしかすると、そこでスパッと諦めてしまうのは少し早すぎるかもしれません。 僕は今、大学や高校で授業をやったり、毎週配信しているオンライン番組『Bar KO-BO』でファシリテートをしたり、トークセッションでスピーチをしたり、自治体にプレゼンをしたりしています。文章を書くことが仕事の中心でしたが、ここ最近は「話すこと」が仕事の中心になっていたりします。 でも、僕の古くからの友人や前職の後輩たちはよく知っていますが、僕は話…
「5つ」のサービスしかなくても、“6つ目”のサービスは提案できる
突然ですが、問題です。あなたの会社には、お客さまに提供できるサービス(商品)が「5つ」あります。でも、あるとき先輩が“6つ目”のサービスを提案していると聞きました。先輩が提案していたサービスとは、どんなものでしょうか? この答えの発表は、後ほどにさせていただくとして…。僕は今日、2件の打ち合わせに参加してきました。どちらも相手が今抱えている課題に対して、それらを打破するサービスの提案が求められる打ち合わせ。1件目は1時間半、2件目は2時間半という長時間に渡る打ち合わせとなりました。その打ち合わせの中で僕は、今の自分たちが提案できるサービスが7〜8個しかなかったにもかかわらず、最後には“15”以…
ニッポン手仕事図鑑はこの1ヶ月、行政や民間企業を問わず、数多くのプレゼン(ご提案)の機会をいただいています。本当にありがたいことなのですが、特にここ数週間は話している時間が長すぎて、あごと脳みそが少々お疲れ気味です…。 それはさておき。プレゼン次第で新しいお仕事が生まれたり、次のチャンスが巡ってきたりするので、「ニッポン手仕事図鑑の魅力や価値を知ってもらおう!」と気合いが入るわけですが、自分の気合いが入っていることを自覚すると同時に、“もうひとりの”冷静な自分がこんなふうに言い聞かせてくるようになりました。 「あなたのフルコースは、誰も望んでいない」 ニッポン手仕事図鑑をはじめて、早6年。いろ…
「社会人に“なったら”、大事にするべきことは?」 大学で授業を担当させていただいたあとや、学生さんからオンラインMTGのオファーがあり、お話をさせていただいたときなどに、こんな質問をされたりします。 もちろん、「なったら」大事なことはたくさんあります。でも、僕はまず、社会人に“なっても大事なこと”を雑に扱わず、忘れないことを大切にしてほしいと思っています。 たとえば、学び。20代、30代のビジネスマンと接していると、新しいことを“学び続ける”ことに一生懸命でも、学んだことに対しての「復習」を手抜きしている人が多いなぁという印象を受けます。特に小さな学びに対して、雑に扱う=復習をしない人が多い。…
「アイデア」には、“旬”がある。僕が伝統工芸や地域にかかわるお仕事など、自分自身がビジネスをしていく中で、強く意識していることのひとつです。 今日、僕はあるツイートに感銘を受けました。そのツイートの主は、「食べチョク」の代表、秋元さん。 緊急事態宣言が発令され、多くの飲食店やサービス業が営業自粛を余儀なくされる中で、全国の多くの農家さんも連鎖して厳しい状況に置かれることが予想されます。そんな中、「食べチョク」は『生産者への早期入金』と『まとめ買い補助プログラム』を実施すると宣言したのです(詳しくは調べてみてください)。 まさに、今このタイミングに実施するからこそ、価値のあるアイデアです。 入金…
凡事徹底 〜僕らのチームが、コロナ禍を黒字で乗り切れる理由〜
期待していた大きなプロジェクトが白紙になったり(これは本当に苦しかった…)、進行していたプロジェクトが新型コロナウイルスの影響で思い通りに動かず、契約していた金額の半分しか請求できなかったり…。他の業種の企業の方々と同じく、僕らも非常に厳しい1年になりました。 でも、僕らのチームは今期、ほぼほぼ間違いなく、黒字で決算ができる状況にあります。 その要因は誰かひとりの成果によるものではなく、奇跡的に逆転満塁ホームランのようなお仕事が舞い込んできたわけでもありません。メンバーひとりひとりがコツコツと頑張ってきたことによる結果です。本当に感謝です。 そんな過酷な1年の中で僕が強く意識してきたのは、「凡…
ニッポン手仕事図鑑は今、自治体や民間企業を問わず、さまざまな地域の方にプレゼンをしています。そして逆に、自治体や民間企業はもちろん、個人の方からもプレゼンをされる機会も増えてきました。 そんな中で今、強く、強く思うこと。 今日のブログのタイトルは「心に響かないプレゼンをする人」と、少しキツめの表現にしましたが、心に響かないプレゼンをする人にはひとつ、明確な共通点があります。そして、僕自身はもちろん、ニッポン手仕事図鑑のメンバーがプレゼンをして失敗するときも、例外なくこの共通点が当てはまったりします。 それは何か? 遠回しなところから入っていきますが、「心に響かないプレゼンをする人」のプレゼンは…
僕はちょっとした“言葉選び”で、日々の行動はもちろん、「その先にある結果や未来が大きく変わる!」と考えているタイプです。文章を書くことをすべての仕事の中心としているので、言葉が持つ力を人一倍、信じているところがあったりします。 その中で僕が日々意識していることのひとつが、これ。 いつも通りのプレゼンではなく、いつも以上のプレゼンを。いつも通りの企画書ではなく、いつも以上の企画書を。いつも通りの提案ではなく、いつも以上の提案を。 そう、いつも“通り”ではなく、いつも“以上”を常に考えること。 だから、同じことを惰性で続けず、新しいチャレンジや実験を続けているのです。「いつも」に続く言葉を「通り」…
ここ最近は会議に、ミーティングに、打ち合わせと、あまりに忙しく、新しい学びを得る機会が減っているので、意識して“新しい学び”を得る機会を増やしています。さっそく脱線しますが、「会議」と「ミーティング」と「打ち合わせ」の違いはなんだろう? とgoogleで調べてみたら、こんな解説が出てきました。『会議とは「決定」する場。ミーティングとは「確認」する場。打ち合わせとは「相談」する場』。正しい解釈かどうかはわかりませんが、ご参考までに。 さて、話を戻します。 意識して“新しい学び”を得るために、僕は最近、仕事ができる人たちの「共通点」を改めて探していました。もう少し詳しく書くと、「チャンスをつかむ人…
「周囲に反対される挑戦は、未来を切り開く宝であり、仕事を面白くするスパイスである」と、“小売の神様”は言った
購読しているメルマガを読んでいたら、セブンイレブンを立ち上げ、「小売の神様」と呼ばれた鈴木敏文さんの言葉が掲載されていました。 『皆が一様に賛成することは挑戦する価値のないことであり、皆が反対することにこそ、未来を切り拓く宝が眠っている。つまり、困難の中にこそ挑戦する価値があるのである』 きっと、皆さんも1度は買ったことがあるであろうセブンイレブンのプライベートブランドはもちろん、セブン銀行を立ち上げたときも、おでんの販売を開始したときも、周囲からは「無理だ!」と猛反対されたそうです。それでも鈴木さんは前例のないことに挑み続けて、新しい道を切り拓いてきました。 さらに続けると、メルマガの冒頭で…
「まずは1週間、やってみよう!」「まずは1ヶ月、続けてみよう!」 こんなふうに決意表明をしたことは誰にでも1度はあると思いますし、僕もあります。そして自分のことを例に挙げてみると、このように宣言したときはほとんどの場合、目標を達成することができないという結末を迎えています…。 ブログを6年以上も続けていると、最初から「続けられる人」という印象を持たれますが、僕は過去、立ち上げたブログを5〜6個はつぶしているし(この話をするたびに数がブレるのは、何個つぶしたかを正確に覚えていないくらいにつぶしている証拠です)、1記事書いただけでつぶしたブログもあったりします。 で、今日の本題。 僕は「まずは1週…
情報を「価値あるモノにできる人」と、「ただ受け取って終わってしまう人」の違い
まずは、昔話をひとつ。僕は小学校2年生の頃から少年野球をやっていて、(少々自慢話になってしまいますが…)神奈川県鎌倉市の中では、そこそこ知られた選手でした。もちろん、何もせずに上手くなったわけではなく、普段のチーム練習以外にも、ひとりで自主練習もしていました。この時期に努力をして、成果を出せたことは、のちの人生に大きく影響していると思いますが、今日の本題はここではなく…。 僕は野球練習のほかに、オリジナルの“野球に特化した”スポーツ新聞をつくっていました。どんなものかをざっくりと説明すると、新聞のスポーツ欄をハサミで切り抜き、ノートに貼り、自分なりに分析して、記事を書いていたのです。それを友だ…
オンラインミーティングのとき、僕が画面に映っていないところで“やっている”こと
zoom等でオンラインミーティングをやる機会が増えたという人も多いと思いますが、その最中、誰にでもひとつやふたつ、画面に映っていないところでやっていることがあると思います。僕の場合、第3位が「爪切り」。暇なときにパチパチとやっています。そして、第2位が「お腹の脂肪を揉む」です(参考:お腹痩せダイエットは揉んだり押したりでOK! /「脂肪もみもみ」で下腹肉を解消!)。 くだらない冗談はこのくらいにしておいて…第1位は「ノートにひたすらペンを走らせる」です。 相手の話を聞きながら、相手が重要だと考えているポイントや自分たちが提案したいことの接点を見極めて、キーワードを書きます。さらに、自分が次に話…
インプットした情報を「最高の瞬間に出す」ために、僕がやっている“2つ”のこと
ここ最近は…特に昨日と今日はメンバーにも引かれるくらいに、ほとんど途切れることなく、ミーティングや商談が入っていました。正直、「もうこれ以上、口を動かしたくない!」とここまで思ったのは久々かもしれません…。 それはさておき、今日の本題。 今日の打ち合わせのとき、メンバーの近藤くんに「どうして、そのときそのときで必要な情報が、すぐにパパっと出てくるんですか? どうやって覚えているんですか?」と質問をされました。そのときは「ただ記憶するんじゃなくて、アウトプットすることを前提に覚えているからだと思う。あと、覚えたこと、インプットした情報は必ず1度、誰かにアウトプットしている(=書いたり、話したりし…
釣りの師匠でもある『サンノワ』編集長の五十嵐さんと、釣り場へ向かう車中ではいつも熱く語り合う時間になります(移動中の1〜2時間は刺激と学びが多いので、この時間のために釣りに行っている…というとウソになりますが、個人的にはとても大事な時間です)。 今回の釣行もいつもと同様、テーマはさまざまでしたが、ひとつ挙げると「最近はどんな本を読んでいるか?」という話になり、その流れで僕は「女性経営者の本のほうが、共感できる」という話をしました。ただ、五十嵐さんにそうは言ってはみたものの、「なぜか?」とハッキリと答えを言語化できていなかったので、その場で少し考えてみました。 もちろん、理由はいくつか見つかった…
「話が長くなる人」の特徴 〜◯◯と△△がないと、話は長くなる〜
今日は話が長くなってしまう人の特徴を挙げる…ではなく、自分自身が「どんなときに話が長くなってしまうのか?」という視点から、話が長くなる人の特徴とは何か? を考えてみたいと思います。 皆さんも日々の仕事の中で、書面ではなく、口頭で何かを伝える機会は結構多いと思います。社外の人にプレゼンをするときもあれば、社内のメンバーに会議で話をすることもあるはず。では、どんなときにわかりやすく、コンパクトに話ができるでしょうか? 反対にどんなときに話が長く、相手にとってわかりづらくなってしまうでしょうか? 僕の話をすると、「知識」と「自信」がないときほど、話が長くなってしまいます。 知識がない(=頭の中にある…
「アクセサリー」という表現が適切かどうかわかりませんが、年齢や経験を重ねるごとに、人は自分自身を“守ってくれる”「アクセサリー」を身につけます。その正体は「学歴」や「社歴」と呼ばれるものだったり、「実績(過去の栄光)」と呼ばれていたりもします。さらに書くと、自分を応援してくれている人に影響力や説得力があれば、自分が望んでいるかどうかは関係なく、他人からは「アクセサリー」に見えることもある。 それらは確かに自分自身の行動や努力によって積み上げてきたものなので、誇りに思ってもいい。むしろ、その「アクセサリー」によって、次のチャンスや仕事がめぐってくることもあるので、当然、“悪”ではないのです。 た…
『2-6-2の法則』という言葉を聞いたことはあるでしょうか?すべての企業や団体に当てはまるとは言えませんが、一般的には集団(=企業や団体)を構成するメンバーは、全体の2割が意欲的に働き、6割がほどほどに働き、残りの2割が怠け者になる傾向になるという法則です。よく例に出されるのが、「働きアリ」です。「働きアリ」と呼ばれているアリでも、実際に意欲的に働くのは2割だけ、6割はまあまあというレベルで、残り2割は…というわけです。 これは意欲だけでなく、組織は仕事ができる人が2割、まずまずできる人が6割、仕事ができない人が2割で構成される…という事例でも使われたりしますが、僕はこの法則を使って、「自分自…
「ひとつ目」をやってみると、「ふたつ目」のアイデアが浮かんでくる
ずいぶんと昔の、元部下たちのやりとり。先輩「プリンターの色、すごく悪いし、そもそもズレてプリントされるね…。メーカーのサポートに相談してみた?」 部下「いや、これはもう治らないものだと“思って”、相談はしていません…」 先輩「えっ? 1度は確認の連絡を入れてみようよ。たぶん、直るよ」 結論を書くと、メーカーのメンテナンス担当者がオフィスへ来てくれて、パパっと直して、ササッと帰っていきました。わかりやすい例として思い出したエピソードですが、これをバカにできる人って、実は意外に少ないように思っています。 日々仕事をしていると、さまざまなトラブルが起こりますが、トラブルに直面した人の対応は大きくふた…
「ドライバーズ効果」と、僕がメンバーに対して“不機嫌”になってしまうときの話
不機嫌になる上司って、嫌ですよね…。チームの空気は悪くなるし、メンバーが上司のご機嫌を取ろうとする状況は、生産性を悪くしますから…。 でも、僕はメンバーに対して、不機嫌になってしまうときがあります(反省…)。メンバーとは関係のないところで不機嫌になり、自己嫌悪に陥ってしまうことも多々あるのですが、メンバーに対して理由がはっきりと存在するときもあります。自己嫌悪に陥るケースは自分の問題だろ! で終わるので、今日は理由があるときの話を。それがタイトルにもある「ドライバーズ効果」の話。 まずは「ドライバーズ効果」を知らない人のために、簡単に解説を。たとえば、ドライブをしているとき、運転席に座っている…
キャッチコピーを考える作業が、「自分の思考」を整理してくれる
皆さんは日々のお仕事の中で、「キャッチコピー」を考えているでしょうか?「別にコピーライターじゃないんだから、キャッチコピーなんて考えないよ…」と、そんなふうに心の中で反論した方もいらっしゃると思います。確かに日々の仕事の中で、“人の目に触れる”キャッチコピーを書いている人は少ないかもしれません(それでも今はECサイトで物を売ったり、SNSで情報発信する人も増えてきたので、「1億総コピーライター時代」だと個人的には思っていたりします)。 今日僕が書きたかったのは、「人の目に“触れない”キャッチコピー」を書くことの大事さ。 そう言われても、ちんぷんかんぷんですよね。たとえば、あるラーメン屋でホール…
「みんな」という主語はない。「絶対」と言える状況はない。 そんな言葉を聞いたことが、誰でも1度はあると思います。ま、人は絶対に死ぬというようなことは言えますが、そのあたりの揚げ足は取らないでいただくとして…。 僕は企画を考えるとき、冒頭の「みんな」や「絶対」という言葉はもちろんですが、他にも頭の中から意識的に“消している”言葉があります。そのひとつが、「普通」。 「普通」という言葉を、ネットで調べてみました。 『[名・形動]特に変わっていないこと。ごくありふれたものであること。それがあたりまえであること。また、そのさま。「今回は普通以上の出来だ」「普通の勤め人」「朝は六時に起きるのが普通だ」「…
「信頼」という花は、「本気」という種から咲く 〜人は「本気」の人にしか、「本音」を話さない〜
今日のチーム内でのミーティングのとき、僕がある商談についての報告をすると、メンバーのひとりがこんな質問をしてきました。 「その“本音”を話してくれるって、相当なことだと思うのですが、どんなふうに引き出したのですか?」 そう聞かれて、僕は答えに迷ってしまいました…。確かに相手から“引き出した”のは違いないのですが、具体的に「これをやったから!」というものが、具体的に頭の中に浮かばなかったからです。 で、少し考えて出てきたのは、僕が相手と本気で向き合い、本音を語ったからこそ、きっと相手も「本音」を話してくれたんじゃないかな…というシンプルな結論。そう、そこには語れるようなテクニックはなく、あったの…
前職の会社に所属しているときのこと。僕は年に1度、“ある重要”なミッションを与えられていました。そのミッションとは、会社の「年間スローガン」を考える業務。 COO(最高執行責任者)が前期の反省点や今後の市場を踏まえた上で、次年度でやりたいことを熱く、それこそ2〜3時間かけて、熱く語るのです。その熱いトークの中から人事部長が「年間スローガン」となるキーワード(ポイント)を探し出し、スローガンにまとめる役割を任されていたのですが、いざ言葉にしようとしても、なかなか難易度が高く、上手くまとめることができない…。そこで、そこそこ言葉をまとめることが上手だった僕に白羽の矢が立ったというわけです。 そして…
自分の仕事は、自分で守る 〜テクノロジーに依存しないビジネスを〜
過去に何度かmacOSをアップデートして痛い目にあっているにもかかわらず、昨日の夜、まだアップデートしていないことを知らせる赤い❶のバッチ(?)が気になって、ポチッとアップデート開始のボタンを押してしまったのが不幸のはじまり…。 朝起きたら、無事にアップデートはされていて、起動はできたものの、主要のアプリが何も立ち上がらず、今日行うべき仕事がすべてストップしました…(Appleのサポートの方は本当によくしてくれて…本当に感謝です。でも、まだ何も解決しておらず…)。 やっぱり改めて痛感させられたのは、自分の仕事は“テクノロジーへの依存”という前提があってこそ、成り立っているんだなぁということ。こ…
65歳になったとき、新しい“何か”をはじめられる自分であるために
僕がニッポン手仕事図鑑を立ち上げたのは、37歳のとき。正直、新しい“何か”をはじめるには「少し遅くないか?」なんて言われたりもしました。それでも今、次から次へと新しい仕事にチャレンジできているし、教育の分野にも関わることができました。もっと書くと、夢だった自分の本も出版できたし、自分の名前が教科書にも載りました。これ以上続けるとただの自慢話になるので、このあたりで止めておきますが、個人の感想を書くと、全然遅くなかったと自信を持って言えます。 有名な話ですが、自動車メーカーのフォードの創業者であるヘンリー・フォードは、45歳のときに会社を設立しました。こちらも有名な話ですが、カーネル・サンダース…
「80本の映像を自費でつくっている」と聞いて、「ちゃんとビジネス(=収益)のことを考えたほうがいい」と思った人へ
ニッポン手仕事図鑑で公開している80本以上の映像は、3本を除き、自費で制作をしています(3本は中央省庁関係のお仕事でご依頼いただきました)。 「80本の映像を自費でつくっている」と聞いて、「ちゃんとビジネス(=収益)のことを考えたほうがいい。ボランディアでは続かない」と思う方も、きっとたくさんいるはずです。事実、そう言われたことが何度もあります。 先に書いておくと、収益はめちゃくちゃ考えています。ボランティアをやっているつもりもないし、収益を上げていかないと、継続的に、そして積極的に産地を応援できません。ちなみに僕は、47の都道府県に手仕事図鑑のメンバー(=仲間)を増やすという野望を持っていま…
「30歳の自分」が持っていなくて、「40歳の自分」が持っていたもの
今、僕と同世代の40代の皆さんに質問です。「30歳の自分」が持っていなくて、「40歳の自分」が持っていたものとは?そう問いかけられたら、何と答えるでしょうか? 僕の答えは、「頼れる“強さ”」です。 30歳のときの自分を振り返ってみると、誰かに頼ったり、助けてもらうことを、どこか恥ずかしいことのように感じていたように思います。言い換えると、すべてにおいて自分ひとりの力で何とかしようと考え、動いていた。当然、出せる結果もたかが知れていました。もう少し正直に書くと、頼ったり、助けてもらおうとしたとき、相手から拒絶されてしまったら…という怖さが勝り、躊躇してしまっていたことも多々あったと思います。 で…
今年からニッポン手仕事図鑑のメンバーに加わってくれたプランナーのFさん(名前を伏せないといけないわけじゃないのですが…)。異業種からの転職ということもあり、企画書を書くたびに、打ち合わせに同席するたびに“新しい発見”がある日々を過ごしています。手前味噌な話ですが、「今、このタイミングでこのような勉強ができるのは、彼女にとっては幸運だな。いい転職をしたな」と、勝手に思っていたりします。 で、Fさんが今日学んだこと。それは、「相手の口から出てくる言葉は、すべて『ヒント』である」ということ。 Fさんが書いてくれて、僕もチェックしてOKを出した企画書をzoomで共有しながら、ある企業の方とオンラインで…
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