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  • 吉野源三郎『君たちはどう生きるか』

    『漫画君たちはどう生きるか』が売れているということで、どう編集し漫画化しているのか興味があって購入した。原作はあまりにも有名なのであえて説明は必要ないと思うが簡単に。著者の吉野源三郎(1989-1981)は元岩波書店の編集者で児童文学者。『君たちはどう生きるか』は当初、山本有三に執筆を依頼したが健康を害していたためにできず、吉野自らが書くことになった。初版発行は1937年で、この年は7月に盧溝橋事件が勃発、中国との本格的な戦争が始まった。12月には南京大虐殺が発生する。内容にマルクスの剰余価値論やプロレタリアートとブルジョアジーの違いを述べている個所があり、(こうした呼び方はしていないが)「この区別を見落とすな」とむすんでいる。治安維持法があった時代で、4年後の1941年にはさらに改悪されており、このようなリベ...吉野源三郎『君たちはどう生きるか』

  • 広辞苑 第七版

    『広辞苑』第七版を購入。10年ぶりの改版。「やばい」「自撮り」など、現代用語約1万語が追加、六版より百数十ページ増。しかし、用紙を工夫して全体の厚さは変わらず。過去に例がないほどメディアをにぎわしている『広辞苑』。さてはて。手元にある最新版は四版で、電子辞書に五版が入っているけれど、六版は購入しなかった。古い辞書は役に立たないばかりか間違いのもとになる。常に訂正し改版を続けているのが辞書だ。書物には「刷」と「版」がある。増刷が「刷」、編集に手が加えられたのが「版」である。一般にはあまり知られていないが、実は増刷の度ごとに誤字脱字や間違いが修正されている。これは辞書に限らずほとんどの出版物に当てはまる。したがって、古い辞書を長年使っていることを自慢する輩がいるが、愚の骨頂なのである。今回の購入理由はメディアで話題...広辞苑第七版

  • 年賀状の秘密

    娘からの情報。このデザインの年賀状に隠し文字。犬の足の肉球が富士山になっているのはすぐに分かる。逆さまにすると指先に「FUJI」のもじ。さらに、下のストライプをよく見ると、「あけまして」「おめでとうございます」とある。これはルーペで見ないとわからない。で、ちなみに、今年は大吉!年賀状の秘密

  • 御茶ノ水〜秋葉原〜築地

    元日。恒例の神田明神初詣。何年ぶりかで家族4人揃って出かける。例年より人出が少ないように感じる。天野屋の前も昨年に比べ人だかりが少ない。いつも通り、柴崎納豆を買う。しかし、境内はごらんの通り。鳥居を過ぎてすぐのところにやげん堀の屋台を見つけ、七味唐辛子を買う。昨年はこの屋台を見つけることができず、買い損ねた。「もっと奥に出してると思っている人がいるけどね、わたしは何十年もここだよ」そうは言われたが、出店してれば見過ごすわけがない。去年は絶対に出店していなかった。もう買えないと思っていたので、おばちゃんの元気な顔を見て一安心。「いっぱい入れとくからね。せいぜい使ってね」大辛の七味を小袋一杯に詰めてもらって1000円。普通に使って一年以上は持つ。明神裏の旧坂を下って秋葉原に向かう。日比谷線の駅に乗るのが目的で、秋葉...御茶ノ水〜秋葉原〜築地

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