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2014/11/03

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  • 直流電気機関車ED17のメンテナンスの巻

    今日はお休みをして年末の運転会で走らせる予定の古い「つぼみ堂」のED17をメンテナンスしていました。長期間走行させていないのでインサイドギヤはグリスが固まり、カツミのモーターはスムーズに回りません。モーターは丸ごと超音波洗浄をしてしまいました。モーターの外観は磨き出してマッハのオイルを注入しておきます。テストではスムーズに回転するようになりました。インサイドギヤは洗浄脱脂後にセラミックグリスを塗布しました。ウォームギヤのクリアランス確保のため紙片を挟んでモーターを取り付けます。現代のモデルでは採用されていない方式ですが、昔の鉄道模型はみなこの縦型モーター方式でした。調整が良ければかなりスムーズな走行ができます。下回りのみで走行テスト。車輪(タイヤ)のニッケルメッキが摩滅して真鍮地が出ているため酸化して集電...直流電気機関車ED17のメンテナンスの巻

  • ソイヤーズマークⅣの追加修理の巻

    カメラ店様から東京光学の4X4二眼レフですが、他の方がメンテナンスを担当されたようで、私のところには追加の作業で来ました。まず一つの不具合は二眼レフに良くある4つ脚のギッタンバッコン。観察すると↑の部分が陥没しています。内側から見てみると、あぁ、全体に盛り上がって一部の塗装にクラックがありますね。簡単に見えるでしょうけど、他の部分(塗装など)を損傷しないように変形を板金することは意外に神経を使う作業ですよ。何度も机の上で4点接地を確認しながら修正をしていきます。今回は叩くのではなくプレス機を使用して修正しました。2つ目の指示が手間がかかります。カウンターのリセットボタンが紛失していて「何か付けておいて」とのご指示。そうは言っても寸法がオリジナルと合っていないと作動に不具合が出ますね。結局、旋盤で作ることに...ソイヤーズマークⅣの追加修理の巻

  • 商品のメンテナンスPEN-FTの巻

    しばらくカメラ店様の商品メンテナンスが続きますのでUPは少なめになります。一応、生存確認用のUPです。このPEN-FT#3679XXはきれいな個体ですけどシャッターが止まっています。シャッターユニットの洗浄と点検。シャッターユニットに特に問題はありません。ミラーアップの場合はリターンミラーユニットの作動が大きく影響します。限られたコストの中での作業になりますのでハーフミラーは再使用としました。露出計の感度補正。問題は付属の38mmの方です。長期保管でレンズのカビが多く絞り羽根も油が付着しています。PEN用ズイコーレンズは不用意にカビを清掃するとコーティングの隔離がしやすいので注意が必要です。分解洗浄、レンズの清掃とヘリコイドグリスの交換をします。外観が非常にきれいな後期型、おすすめの1台です。トミーのリペ...商品のメンテナンスPEN-FTの巻

  • 通常作業のローライ35Sの巻

    PEN系が続きましたのでローライ35Sの通常作業をやります。ブラックモデルですが外観に大きな欠点はないようです。使い込まれてはいます。この頃のシボ革は材質が落ちて表面が柔らかくシボが摩滅しやすいのです。低速止まり/メーター不動/レンズ・ファインダー曇りやヘリコイドグリスの硬化などが目につきます。メーター不動から見ます。ひどくはないが電池の電解液漏れはありましたね。ローライ35系の場合、なぜか↖の部分が腐食する傾向があります。ちょっと触ってみると・・こうなっていました。これが導通不良の原因です。不良の配線を新しいものにやり直しました。メーター針が振れだしました。意外にもこの個体は過去にファインダーの清掃を受けていました。それにしては汚れがひどいです。ファインダーの下のスプールギヤも清掃しておきます。通常作業のローライ35Sの巻

  • 塗装がきれいPEN-Wの巻

    わぁ、オークションでこんなにきれいなPEN-Wがあったのか・・私が欲しかったです。ご常連さんが入手された#1020XX(1964年/9月製)です。「オリジナルか_}のご質問ですが正真正銘のオリジナルです。基本的に未分解ですね。但し、レンズはスリ割にタッチアップされていますので清掃はされているようです。いつもの作業です。洗浄した地板にクラックがないか点検しておきます。ほとんど使用されていないシャッターです。シャッター羽根の錆も少ないです。本体も洗浄して組み立てに移ります。全面塗装も全くきれいです。これを見ると新品時の塗装はかなり艶消しが強いと分かります。シャッターユニットを搭載して2軸を組み立てます。小さなコロを入れ忘れるとチャージが足りなくなります。ストロボの発光テストをしておきます。レンズはすでに清掃さ...塗装がきれいPEN-Wの巻

  • ローライフレックスの裏蓋へこみの巻

    ローライフレックス2.8はあとでメンテナンスをするのですが、裏蓋のへこみが激しいので修復可能か先に作業をしておきたいと思います。この頃の二眼レフは重量がどんどん重くなっていて、しかし、裏蓋の材質はアルミですから打撃により簡単にへこんでしまうのです。画像ではあまりひどくは見えませが結構ひどいです。このような場合、板金するためには圧板を外したいわけですが、↓のリベットで固定されていてそれができません。ではどうするかですが、修理職人のご先輩方はどのように修復されるのでしょう?私は師匠無しですのでお聞きすることもできません。裏から叩けない場合、自動車の板金などでは、へこんだ部分にワッシャーをスポット溶接して、そこをスライディングハンマーで引っ張るのですが、裏蓋が真鍮製であれば半田付けで引っ張ることも考えられますが...ローライフレックスの裏蓋へこみの巻

  • ジャンクを生かすPEN-FTの巻

    仕入れでの失敗事例ですが、PEN-FT#3611XXと後期の製造なのですが、電池の電解液漏れがこれだけダメージを与えるかという見本です。電池蓋は完全に固着していて開けようとした形跡がありました。電解液のガスが内部に充満して本来であれば後期の個体ですから状態は良いはずのカメラをここまでダメにします。直近のボタンドメは固着していて動きません。シャッターは開いて停止していましたので画像上のスローガバナーが固着している可能性が高いです。トップカバーを外しました。露出計は生きているでしょうか?電池室周辺と裏蓋下部が激しく腐食しています。カメラとして何とか生かそうと思っていましたが断念してユニット確保の良品化を目指します。すみません。ガバナーはアンクルが完全に固着していて状態は最悪でしたので分解時の画像を撮る余裕があ...ジャンクを生かすPEN-FTの巻

  • 頂いたPEN-Sの巻

    オーバーホール作業は少し暇になりましたね。裏ではローライ35用のパーツを製作検討しています。なかなかコストが下がらないのが悩み。自分でフライス加工もしなければならないし・・で、うちのお客様からPEN-S2.8を頂いてしまいました。#3614XXは1963年7月製ですが、PEN-S2.8の発売は1960年6月とのことですから生産が安定したころの個体ではありますが、特徴的には初期型になります。しかし、ファインダーのリンクル塗装も完全で程度は良いです。頂いて良いのかなぁ・・今回は長期保管でシャッターが不調となっていますのでシャッターのみ直しておきます。コパル#000番シャッターは非常に小さな動力で作動していますので、少しフリクションが大きくなると止まりが発生する神経質なところがありますね。セイコーシヤッターのよ...頂いたPEN-Sの巻

  • 代替えのPEN-FTの巻

    カメラ店様経由でPEN-FTの修理が来ていましたが、露出計が不良なのと本体の信頼性も落ちると判断しましたのでご相談の結果、当方のストックから代替えを仕上げます。#3601XXと後期の個体を選びました。あまり疲労していません。レンズマウントも傷が少なく光学系もきれいです。ダイカスト本体の洗浄後組み立てていきます。シャッターユニットをオーバーホールしました。全く摩耗がありません。シャッター幕も良好です。この分では書くことはないかもしれません。完成したシャッターユニットを本体に組み込みました。巻き上げも軽くスムーズです。代替えのPEN-FTの巻

  • 里帰りのリペイントPEN-Wの巻

    現オーナーさんが「トミーさん、この個体はオリジナルですか」と送られて来たPEN-W#1093XX。きれいな塗りですけど、どこかで見たような・・実は過去に私がリペイントをした個体でした。塗膜のスレも全くないので使用せずに保管されていたのでしょうけど・・過去の伝票を調べれば、いつどなたからのご依頼だったかは分かりますが意味はないのでしません。しかし、その個体がうちのお客さんの手に渡るとはPENの世界は狭いです。使用せずに長期間置かれますと、このコパル#000番シャッターは不調になるのです。今回はオーナーさんから「使えるようにして」とのご依頼ですので、うちの子ですので責任をもってお世話しますね。シャッターはすべて分解洗浄のうえ組み立てていきます。ハウジングと合体して組み立て終了です。シャッター羽根の表面の粗面が...里帰りのリペイントPEN-Wの巻

  • 人気の42mmなのだがの巻

    みんなの好きな42mmですがカメラ店様の仕入れです。一見、絞り羽根に油の付着とヘリコイドグリス劣化ぐらいかと思いましたが、よく見てください。前玉がフィルターネジの前縁まで飛び出しています。ははぁ、先端にアタリがありますね。前作業者はレンズの清掃をしようとして前玉を抜いていったら途中で回転がきつくなって、とうとう固着してニッチモサッチモいかずに諦めて手放した?というところでしょうね。前玉をセットする化粧リングを外してみます。工具をかける孔が痛んでいます。ここまでは分解したようです。何とか外しました。絞り羽根の油回りやヘリコイドグリスの変質、絞りリングの回転不調などがありますので分解洗浄をして組み立てます。左は絞りユニットで洗浄します。右のヘリコイドはグリスの交換をします。絞りリングの洗浄。フィルターリング部...人気の42mmなのだがの巻

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