「あるドイツの友人の旅立を悲しむ」
人間は後期高齢者になると友人たちが一人一人と旅立って行きます。自分と同じ位の年齢の友人が先に逝ってしまうのは淋しいものです。ドイツの友人のグーデナウさんが2019年に亡くなりした。彼との交友の思い出を書きます。冥福を祈りつつ書きます。彼と最初に会ったのは1970年にドイツ西部のアーヘン工科大学を訪ねた折でした。アーヘン工科大学には鉄冶金の研究で有名なシェンク教授がいたので憧れていたのです。しかしシェンク教授は引退してしまって会えませんでした。その代わり私を暖かく歓迎してくれたのがグーデナウさんだったのです。彼は私と同じくらいの年齢でしたので自然と友情が生れたのです。1974年に再びアーヘンを訪問したときは彼は自分のスポツカー、ポルシュに私を乗せあちこちに連れて行ってくれたのです。まずアーヘン市内の古代ロー...「あるドイツの友人の旅立を悲しむ」
2024/12/04 13:06