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:〔続〕ウサギの日記 https://blog.goo.ne.jp/john-1939

:以前「ウサギの日記」と言うブログを書いていました。事情あって閉鎖しましたが、強い要望に押されて再開

:〔続〕ウサギの日記
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2014/10/09

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  • ★ 鐘の声

    ~~~~~~~~~~~~鐘の声ホイヴェルス著=時間の流れに=~~~~~~~~~~~~在りし日の聖イグナチオ教会(イラスト)イグナチオ教会では、このあいだも、鐘をならして荘厳な式をはじめました。鐘の音を聞くと、子供の頃のなつかしい故郷のことが私の胸に浮かんで来ます。鐘の音は何と不思議な力をもっているのでしょう。鐘の音を一番楽しく聞いたのは――それは中学生の頃でしたが――土曜日の午後、とくにお祝いの日の前の午後でありました。学校が終わってから町の広場に行きました。そこには中世の昔から残っているゴシック式の聖堂がそびえていました。その高い塔からあしたの日曜日を告げる鐘がなり始めました。四つの鐘です。まず高い音のがなると、段々に一番低い音のまでが鳴りだします。四つの鐘は仲よく調和的に鳴りました。腹わたにしみ通るよ...★鐘の声

  • ★ 「二人の女中」 ホイヴェルス著 =時間の流れに=

    ~~~~~~~~~~~~~~~~「二人の女中」ホイヴェルス著=時間の流れに=~~~~~~~~~~~~~~~~晩さんに招かれた私たち十三人の学生と学者は食卓につきました。主婦と手伝いの二人の女中はお給仕で一心でした。黙ってお給仕です。二人の女中は主婦の目と手を見て、何を命令し何を依頼するかを悟り、てきぱきと処置してゆくのでした。この二人はいんぎんであるばかりでなく、美しく給仕するためにお祭りの晴着をきていました。私たちは彼女たちの給仕を当然のことにして別に注意もせず、世界宇宙の意義や存在の悲劇的状態やプラトン哲学とその「饗宴」など、相当大きな問題について論じあっていました。その間、二人は謙遜な心で、私たちにお吸物を供し、ご飯を渡し、いろいろな品をとって来てはお辞儀をして私たちに差し出しました。そして自分のし...★「二人の女中」ホイヴェルス著=時間の流れに=

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