チョコレートの減少となるカカオ豆の減産が深刻となっています。カカオ豆の主産地は、カカオベルトといわれる赤道付近のアフリカやブラジルなどです。カカオ・・・減産が続く要因①アフリカ原産・ガーナ、コートジボワールで大幅減産・大雨、洪水で花芽が落ち、さやの発育障害・カイガラムシによるウィルス媒介による被害・密輸の横行②農園が違法掘削・金価格高騰で、アフリカのカカオ農園を伐採、掘削広がる・掘削では安易な水銀の...
平日IT会社、土日農家で、無農薬米と鹿角霊芝を栽培。流通、6次産業農業の創業情報も掲載しています。
お米はミルキスター、ニコマル、夢つくしを栽培し販売しています。
3/30アグリゲノムミクスと微生物・私共は、大学の微生物や遺伝子工学の教授と組んで、微生物の農業用途に、実証栽培をてがけています。微生物は、土中空気中の窒素を利用できる窒素固定菌や、少ない栄養素を発酵・合成などにより栄養分を生み出すことができ、養分が少ない砂漠でも植物が育つ環境にすることができます。・現在、水稲で大きな成果をあげています。・最近では、京大や東京農大、東京工業大学などで海洋微生物の研究が...
サツマイモがやせた土地でなぜそだつか?この研究は、ほとんど解明されていませんでした。本年、名古屋大学と広島大学の研究グループの発表で、少しづつわかってきました。微生物の遺伝子を自らの遺伝子に組み込んでいたこことで、微生物が、土中の微生物群を誘引する機能を持つのではとのことでした。セミやカブトムシなどの幼虫が体内にキノコ菌などで栄養を倍増させ、少ない栄養で育つのに似ていますね。組み込まれた微生物は、...
3/26ものづくり補助金第9次の採択結果が発表されました。農業関連の採択内容を見ると、約9件ありました。①北海道:スマート農業②北海道:ジャガイモ量産③北海道:ヒートポンプでの平茸栽培④宮城県:コンテナ椎茸栽培 耕作放棄地⑤茨城県:スマート栽培 レンコン⑥茨城県:有機肥料ねぎ栽培⑦滋賀県:スマート農業システム⑧高知県:オーガニック堆肥製造⑨福岡県:周年栽培のイチゴ植物工場その他6次産業もいくつかありました。このな...
3/24長くお付き合いしているトマト農家さんの、太陽熱利用の潅水装置完成が完成し、収穫が始まりました。私共が立案・構築した 太陽熱ヒーター暖房装置を設置したミニトマト生産者さんです。初収穫は、各方面に無償提供し、評価をもらいました。今年は、原油高で重油ボイラー暖房はコストが気になって、適温維持が厳しかったのですが、太陽熱ヒーターで作ったお湯で、ミニトマトを栽培。暖房コストがほぼゼロで、余裕を持って地温...
3/20果樹の2期に挑戦日本が原産地の果樹といえば、柿、温州ミカンがあります。リンゴやナシなどその他国内で栽培されている果実は、ほとんど海外から入ってきたものです。最近は、温暖化の影響で、バナナ、パパイヤなどの草木(そうぼく)も栽培されるようになりました。多くの果樹の原産地は、熱帯地方です。寒冷地で栽培される果実のリンゴは中央アジアのコーカサス地方が原産地といわれていますが、現在のコーカサス地方はアゼ...
3/15 地域循環型まちづくり複合施設「TERRASTA」 ホテルやスーパーマーケットを中核に、新たな交流拠点として、宮崎県の第二の市である都城市に地域循環型まちづくり複合施設が立ち上がります。施設名の「TERRASTA」は「Terrace(テラス)」と「Stage(ステージ)」を掛け合わせた名称です。テラスに人が集まりにぎわいが生まれ、まちに人の良い流れをうみだす場所。そして、様々な世代の人が、自分の人生の中で迎える大切な「ラ...
3/12地域行政と農林水産業の調査で、太陽光シェアリングでの収穫状況調査の結果が発表されました。太陽光発電パネル下で農作物を生産する営農型太陽光発電で、営農に支障が出て収量要件を満たしていないケースが全体の1割に上ることが分かった。農水省が2019年度末時点の全2591件を調べた。農業に不慣れな事業者が設置・営農する事例があることも原因の一つとみられる。同省は有識者会議を設け営農型太陽光発電全般の議論...
3/7SX-Gサイズのあまおうを生産しています。小売りでは、次の図のように、1粒680円で販売されていたりします。1粒50~70gのあまおうです。近くの小売りでは大粒イチゴ、1粒680円で販売されています。太陽熱を利用した温水潅水装置導入で、暖房コストゼロで栽培していますので、重油高も気になりません。夜間電力で、冷水も潅水できるので、花芽が連続します。今年になって、数回冷水潅水しました。夏イチゴも生産できるのではと思...
3/3 2月28日に、沖縄県病害虫防除技術センターは、マンゴーの害虫「ランクロホシカイガラムシ」が発生したことを発表した。沖縄県は、九州大学総合研究博物館・愛媛大学農学部田中宏卓博士に同定を依頼し、判明した。過去には、与論島で発生したり、ラン科の植物で確認されたことがある。マメ科にも寄生することがある。寄生すると樹勢が低下し、落葉がすすむ。近年の温暖化の影響で、の農産物への亜熱帯の害虫や、病気が北上して...
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チョコレートの減少となるカカオ豆の減産が深刻となっています。カカオ豆の主産地は、カカオベルトといわれる赤道付近のアフリカやブラジルなどです。カカオ・・・減産が続く要因①アフリカ原産・ガーナ、コートジボワールで大幅減産・大雨、洪水で花芽が落ち、さやの発育障害・カイガラムシによるウィルス媒介による被害・密輸の横行②農園が違法掘削・金価格高騰で、アフリカのカカオ農園を伐採、掘削広がる・掘削では安易な水銀の...
2025年1月29日熱帯果樹の減産が続いています。①世界的に需要が増加しているのがコーヒー②需要が安定しているのに、減産に歯止めのかからないのがココア③プランテーションで土壌汚染、病害虫被害が増加しているのがバナナとなっています。バナナはこのうち、国内栽培に失敗したのが、バナナです。バナナの場合の失敗の大きな原因は、熱帯作物ということで、8メートルほどの高いビニールハウスが必要ですが、これが問題となり...
農林水産省の 7/1発表記事で、有機JAS認証に関する追加資材が発表されました。<以下、11ページと11ページの一部を掲載します>A1・・・肥料及び土壌改良資材①乾燥藻及びその粉末 -草木灰 天然物質又は化学的処理を行っていない天然物質に由来するものであること。②木炭 天然物質または化学的化学処理を行っていない天然物質に由来するものであること。③その他の肥料及び土 壌改良資材 植物の栄養に供すること又は土壌を改良す...
7/10の日経新聞より、コーヒー豆の相場が急騰しています。ロンドン市場アラビカコーヒーのチャートです。本年6月6日につけた高値(4394ドル)を上回りました。最大生産国であるベトナムからの供給が減少し需給が逼迫しているようです。ベトナムでは2023年春に発生したエルニーニョ現象による干ばつなどの影響でロブスタ種の生産量が減少しています。一方、コーヒーの需要は世界的に拡大し、人口の多い国「中国」「ブラジ...
コーヒー栽培の施設項目 内容施設 ビニールハウス面積10a=1反=1000㎡植樹 150本機械ボイラー暖房、あるいは温水潅水装置など水 地下水生豆の収穫量の目安項目 内容1本の木からの収穫量 3年目3Kg 5年目5Kg10a=150本栽培では 3年目450Kg 5年目以降750Kg生豆から焙煎にしたときの歩留まり(焙煎指数)(焙煎程度)浅煎り中煎り深煎り極深煎り焙煎方法ライトミディアムフル...
農家の収入は、いったいどれくらいなのでしょうか?その前に、国内のの業者の人口推移、農業の形態から追ってみたいと思います。まずは、農業人口の推移から(農水省date)の農家の個数は、1976年の500万人から毎年減少し、2020年で136万人と73%の減少傾向です。図①農業者の年齢分布図は、以下の通り(農水省R2)農業者の平均年齢は66.8歳となっており、70-74歳が一番多い年齢層となっています。図②次のグラフは、法人経営の雇用...
2050年問題がとりだただされている世界コーヒー。26年後の2050年にコーヒー生産が半減となるとの予測のことです。コーヒーは、飲料にはアラビカ種という種類のコーヒーがアフリカ、ブラジルの農園やプランテーションで栽培されています。また、インスタントコーヒー用がブレンド用にロブスタ種(カネフォラ種)はインドネシアや中南米などの熱帯地方のプランテーションで栽培されています。 消費する側では、人口の多い中国...
7/15 法律(みどりの食料システム法)(みどり戦略)がR4年7月1日施行令和4年4月22日に環境と調和のとれた食料システムの確立のための環境負荷低減事業活動の促進等に関する法律(みどりの食料システム法)が成立し、5月2日に公布され、7月1日に施行されました。この法律は、環境と調和のとれた食料システムの確立に関する基本理念を定めるとともに、農林漁業に由来する環境への負荷の低減を図るために行う事業活動等に関する...
7/12糸島市で、無農薬米の栽培を行っています。これは、自作のチェーン除草機 田植機を改造しました。除草剤を使えないので、いろいろやってます。麦踏みと同じ効果で、上から圧がかかって、適度なストレスとなり、苗が負けまいとつよくなるようです。田植えから2週間経つと雑草が生えてきます。あぜは、除草機で作業します。山手の田んぼですので、絶壁のような場所も出てきます。踏ん張るのもきつい場所です。今年は、近隣の麦...
7/8イチゴ農家さんの話です。知り合いのイチゴ農家さん、福岡にも多くおられます。福岡県内でしか栽培できない品種「あまおう」は多く栽培されています。コロナ禍以前は、来場者目当ての観光農園も多くあり、多品種の栽培も有りました。農家の知り合いが多い、久留米、筑紫野、朝倉地区では、観光農園も多くいちご狩りツアーが多く開催されていましたが、最近はいちご狩りの企画が減って、近隣の販売所での販売が増えました。(お...
7/5 gpec(農業EXPO)が7月20から22日に開催されます。(東京BIG SITE)農業の大型行事は、農閑期の夏場が多いので、この時期となっています。植物工場(太陽光利用型、人口光型)、施設園芸、農業ICT、環境制御装置、流通、クリーンエネルギー、自治体、各国大使館など出店があります。資材メーカーは、農業者に販売のきっかけ農業者は、流通との結びつきの可能性自治体も、農業アピール大使館もいくつか出店とのことですので、...
7/2無農薬のお米栽培の作業〇まず、ジャンボタニシ対策です 若い茎を好んで食べますので、しっかり茎が争奪まで、対策を行います。 今年は、四隅にペットボトルでつくった罠を仕掛けています。〇次は、雑草対策 窒素系のなどの肥料を元肥で与えると、ヒエの生育が活発になるので、画像のように、手作業で除去します。足が、田んぼにとられて、重労働です。〇雑草の除去がすんだら、散布機で有機肥料を飛ばします。今年は早くも...
6/296/25(日)の画像です。私共のお米の販売先の会社の皆さまが、毎年恒例の、田植えを行いました。毎年、私共の田んぼの一角をお貸ししており、子供さんといっしょに泥まみれになっての田植えです。とても賑やかでした。苗は「てんこもり」を分けてあげました。近くの水路では、ザリガニがいっぱいいて、これも楽しみ私共の田んぼでは、「カブトエビ」が今年いっぱい発生していましたので、子供さん大興奮除草だ作業など重労働で...
6/26知人の手伝いで、認定農業者の申請を行ないました。町役場さんです。5月中旬に、申請し、今週末連絡が、県との合同ヒアリングを行いますので、7月〇日、か〇日にお越しくださいと。6月は、役場が忙しかったのか、連絡ありませんでした。県との合同ヒアリング? 役場で審査する専門員がいないため、県に手伝ってもらうようです。 たぶん、近隣の県の農業改良普及センターでしょう。 直近の売上を持参してきてくださいとのこ...
6/21私共、植物工場に若干関わっておりますが、最近の計画ではアクアポニクスもよく上がっています。SDGsの考えにも沿っており、補助金事業にもなりうることと、陸上養殖の技術も確立したのが要因のようです。アクアポニクスでは、養殖で活用し魚の排泄物が混じった水を、植物に与え栄養にし、資源の有効活用も行いう施設もあります。私共にも、大学経由でいくつか新規の案件がきています。ちなみに、大学では女性の農学部希望者...
6/17農業メディア「TSUCHIKAU(ツチカウ)」の発表で、2020年3月4日~9日に実施した「農家・農業に関する調査」の発表がありました。下図が、利用及び認知度のアンケートです。・ 農業近代化資金の認知度・利用度が一番高く、他の制度の2倍の数値が得られています。 農業近代化資金とは、農業者等の経営の近代化に資するため、農業協同組合その他の農業関係の融資を行 う融資機関が当該農業者等に対して貸付ける長期かつ低利...
6/13知り合いの宮崎のニラ農家安藤さんJAの指導員を退職し、ニラ農家を営みながら、近隣の農家の指導を行っています。安藤さんが、行っているのが、ミネラル農法。独自で開発したミネラル資材を活用し、植物の活性を上げる農法です。監修を行った、農学の名誉教授は、基本的な考えは、中嶋農法と同じだが、独自で開発したのは、大井に評価できるとのことでした。[中嶋農法]中嶋農法は創始者の中嶋常允が長年の研究によりたどりつ...
6/9農業においては、太陽光発電は、太陽光シェアリングとして普及がまだまだ続いています。農業+発電の2馬力で農業経営が安定するとの考えです。しかし、事業者のほとんどが太陽光業者であり、農業者の割合は2割に満たないようです。千葉県、静岡県で普及が進んでいます。これらのソーラーパネルのほとんどが中国産であり、ウィグルで製造されているので、問題ありかなと思っています。欧州・米国で皮無くなったら、日本に向けての...
6/6過日、仕事の打ち合わせで、ある大学の農学部の教授宅にお伺いした際、モリンガのパウダーを見せてもらいました。『これ知ってる?』「モリンガと書いてあるので、聞いたことはありますが、それ以上知りませんが・・・・」『SDGsに役立つ、栄養とCO2抑制に役立つ植物だよ。日本では、ほとんど見かけないが、インドや、東南アジアで自生や栽培もされている植物だよ。学名でモリンガ 日本名ではワサビノキともいわれるよ』「...
6/2 キノコ栽培の動向2016~2017年は、キノコ栽培に参入される企業様が多くありました。[事業のタイプ]Aタイプ・・・本業+キノコ栽培・・・主に企業、次に個人事業者Bタイプ・・・創業・・・退職し創業Cタイプ・・・農福連携・・・障碍者施設での農業Dタイプ・・・太陽光シェアエアリングでの栽培(平茸のLED栽培 飲食店様 広島)Aタイプの企業としてのキノコ参入は、現在も頑張っている事業者が多いようです。Dの太陽光...
7/10の日経新聞より、コーヒー豆の相場が急騰しています。ロンドン市場アラビカコーヒーのチャートです。本年6月6日につけた高値(4394ドル)を上回りました。最大生産国であるベトナムからの供給が減少し需給が逼迫しているようです。ベトナムでは2023年春に発生したエルニーニョ現象による干ばつなどの影響でロブスタ種の生産量が減少しています。一方、コーヒーの需要は世界的に拡大し、人口の多い国「中国」「ブラジ...
コーヒー栽培の施設項目 内容施設 ビニールハウス面積10a=1反=1000㎡植樹 150本機械ボイラー暖房、あるいは温水潅水装置など水 地下水生豆の収穫量の目安項目 内容1本の木からの収穫量 3年目3Kg 5年目5Kg10a=150本栽培では 3年目450Kg 5年目以降750Kg生豆から焙煎にしたときの歩留まり(焙煎指数)(焙煎程度)浅煎り中煎り深煎り極深煎り焙煎方法ライトミディアムフル...
農家の収入は、いったいどれくらいなのでしょうか?その前に、国内のの業者の人口推移、農業の形態から追ってみたいと思います。まずは、農業人口の推移から(農水省date)の農家の個数は、1976年の500万人から毎年減少し、2020年で136万人と73%の減少傾向です。図①農業者の年齢分布図は、以下の通り(農水省R2)農業者の平均年齢は66.8歳となっており、70-74歳が一番多い年齢層となっています。図②次のグラフは、法人経営の雇用...
2050年問題がとりだただされている世界コーヒー。26年後の2050年にコーヒー生産が半減となるとの予測のことです。コーヒーは、飲料にはアラビカ種という種類のコーヒーがアフリカ、ブラジルの農園やプランテーションで栽培されています。また、インスタントコーヒー用がブレンド用にロブスタ種(カネフォラ種)はインドネシアや中南米などの熱帯地方のプランテーションで栽培されています。 消費する側では、人口の多い中国...