仏教の善と悪の考え方
仏教は善いことを行うとをすすめています。仏教でいう善悪の基準はどういう心でその行為をしているかです。つまり煩悩があるか、ない(弱い)か「煩悩がない、心の清らかな状態で行う行為」はすべて、善行為「煩悩の強い、心が汚れている状態で行う行為」は悪行為です。たとえば、社会貢献をするにしても、本当は名声が欲しいからといった動機があれば、その行為の善は半減してしまうということです。反対に、社会貢献といった大きな行為はしないけれども、家族や友人の幸せを心の底から願い、献身的にお世話をするなら、この行為はすばらしい善行為になります。大きな貢献よりも小さくても純粋な動機の方が仏教ではより善となります。量よりも動機が大事です。ボランティアをしてもありがとうを言ってらえなかったと怒る人は善行為とはいえません。見返りを求めるとせっかく...仏教の善と悪の考え方
2022/02/28 21:16