最後の夕刊
北海道新聞の夕刊が、本日をもって「休刊」となった。事実上、「休刊≒廃刊」なのは、明白な事実である。吉田拓郎氏は「僕は夕刊を読まないニュースが遅すぎるから」と歌っていたが。私にとっては、「夕刊を読む」という行為は、「日常生活のリズム」のひとつであった。他紙においても、「夕刊休刊」という流れは、メインストリームとなりつつある。スマホの普及によりWebが身近になったことに加え、少子高齢化により配達員が不足していることも、背景にあるのだろう。私が中学生くらいの頃は、「新聞配達」というのは実にメジャーなバイトで、その稼ぎでオーディオを購入した友人も居たものだ。いくつかの「人気コーナー」は、今後朝刊に移動するという。とはいえ、それは。朝刊の限られたスペースのなかで、「今後掲載されなくなるコーナーが発生する」のだろうと...最後の夕刊
2023/09/30 20:30