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  • アイスショー"Fantasy on Ice 2022 静岡"

    ○FantasyonIce2022in静岡、初日(2022年6月24日17:00~)/3日目(6月25日13:00~)アイスショーFaOI(ファンタジー・オン・アイス)2022静岡公演を現地で見てきた。何度もこのブログに書いたとおり、幕張、名古屋、神戸のチケットが全く取れなくて、今年は生観戦は無理かと思っていたら、最後に2日分が当たった。どちらもステージから遠いB席、初日は東側の最後列から3番目、3日目は西側の最後列から2番目だったが、会場に入れただけで大満足である。出演スケーターは、Aツアー(幕張、名古屋)との違いだけ記録しておくと、三浦佳生、河辺愛菜、松生理乃、デニス・バシリエフスがOUT、宮原知子、ジェイソン・ブラウン、カッペリーニ&ラノッテ(カペラノ)がIN。現役若手がいないので、開演直後にエラジ...アイスショー"FantasyonIce2022静岡"

  • FaOI(ファンタジー・オン・アイス)2022静岡公演おまけ

    FantasyonIce2022静岡公演の初日と3日目(全公演の千穐楽)を現地で見てきた。まだ肝心の観戦レポートを書いていないのだが「おまけ」(余談)から。会場となったエコパアリーナの周囲では、公演プログラムや公式グッズのほかにも、いくつか物販のテントが出ていた。初日は時間がなくて素通りしてしまったのだが、あとでSNSで情報を得て、3日目は行列に並んでGETしたのが葛城ゴルフ倶楽部/葛城北の丸のレトルトカレー(グリーンカレー、ハッシュドビーフもあり)。葛城北の丸というのは、ヤマハグループが経営するリゾートホテルで、広大な自然林の中に、古民家を再利用するなど木材にこだわった日本建築が建てられている。実は、FaOI出演者の宿泊先に使われていて、海外スケーターにも好評のようだった。今回、静岡は、地元ローカルTV...FaOI(ファンタジー・オン・アイス)2022静岡公演おまけ

  • 静岡半日観光・登呂遺跡

    いま、アイスショーFaOI(ファンタジー・オン・アイス)2022ツアーが進行中である。私は、幕張、名古屋、神戸のチケット争奪戦(抽選)に連戦連敗だったが、なんと最後の静岡公演で、金曜(初日)と日曜(千穐楽)のチケットを確保することができた。もちろんこの幸運を手放す選択はないので、金曜は仕事を休むことにしたが、すでに「出席」で回答してしまったウェブ会議がひとつ、午後イチにある。どうする?と考えた結果、昨日は昼前にPCを持って東京を出発し、静岡で途中下車、駅前の貸し会議ブース(2時間1000円弱)を利用して会議に参加し、公演会場に向かった。初日の夜公演を堪能し、静岡泊。このまま日曜まで滞在することも考えたが、週末は老人ホームに入居している母の様子を見に行くタスクがあるので、今日はいったん東京に戻ってきた。明日...静岡半日観光・登呂遺跡

  • 大都会・北京の片隅で/中華ドラマ『歓迎光臨』

    〇『歓迎光臨』全37集(東陽正午陽光影視、三次元影業)平凡な人々の、小さな喜怒哀楽を大事に掬い上げたようなドラマ。毎回、大笑いしながら、最後には登場人物全てが愛おしくなっている。さすが安定の正午陽光作品である。北京の五つ星ホテルに勤めるドアボーイ(門童)の三人組、張光正、王牛郎、陳精典は、宿舎を出て部屋を借り、共同生活を始めることにした。主人公の張光正は東北出身、就職6年目。人柄の良さだけが取り柄で、特に夢も野望もない。引っ越し先では、サンルームを自分の専有スペースとすることができて大満足。ところが、窓の下の公園では、毎朝、近所のおばさんたちが集まり、大音響で「広場舞」を楽しんでいることが分かり、不運を呪う。しかし、幸運もやってきた。あるとき、ホテルの玄関で、正義感の強い美女と出会って一目惚れし、人生の目...大都会・北京の片隅で/中華ドラマ『歓迎光臨』

  • はじける禅画/仙厓ワールド(永青文庫)

    〇永青文庫初夏展『仙厓ワールド-また来て笑って!仙厓さんのZenZen禅画-』(2022年5月21日~7月18日)同文庫は、設立者・細川護立が集めた仙厓義梵(1750-1837)の作品100点以上を所蔵する。2016年の秋冬展に続く第2弾となる本展では、兄弟子にあたる誠拙周樗(せいせつしゅうちょ、1745-1820)など、仙厓周辺の禅僧による書画をあわせて展示し、知られざる禅画コレクションの一端を紹介する。2016年の『仙厓ワールド-来て見て笑って!仙厓さんのゆるカワ絵画-』は、もちろん見に行ったが、104点を完全入替の4期に分けての公開だったので、コレクションの4分、かなり前後期入れ替えがある。4階の展示室は、はじめに神仏や道釈人物画が並んでいて楽しかった。『出山釈迦図』はなかなかのイケメン。『観音図』...はじける禅画/仙厓ワールド(永青文庫)

  • 2022街中のアジサイ

    このところ、慌ただしい日々が続いている。職場では、イベントと作業が重なり、平日深夜も土日も緊張が続いた。実際に発生した仕事の量は多くないのだが、つねに待機を強いられる状況で辛かった。2月に亡くなった父の遺産相続関係はまだ片付いていない。弟が税務署に相談に行ったり考えたりしているのを、あまり口を挟まずに傍観している。ひとりになった母のところへは、毎週一回、必ず面会に通っている。これは武蔵境駅前のアジサイ。趣味の楽しみもあきらめたくはないので、時間を算段して、美術館や博物館にも行っているし、アイスショーのライブビューイングにも行っている。来週末は、なんと生観戦のチケットが取れたので、金と日に静岡へ遠征する。金曜は有休を取るが、職場のオンライン会議には1時間だけ参加する予定。優雅な老後は、いつになったら来るのだ...2022街中のアジサイ

  • 詩情と水彩画/ただいま やさしき明治(府中市美術館)

    〇府中市美術館「発見された日本の風景」連携展・孤高の高野光正コレクションが語る『ただいまやさしき明治』(2022年5月21日~7月10日)いつも「春の江戸絵画まつり」を見に行っている同館で、明治絵画の展覧会があるというので見てきた。明治期に来日した外国人画家たち、そして西洋画を学んだ日本人画家たちが、日本の風景を描いた作品は、当時、多くが欧米諸国に渡ってしまった。高野光正氏は、これら、海外に流出した絵画約700点を蒐集して里帰りさせており、本展では展示替えを含め約300点を紹介する。例によって何も予習せずに行ったので、最初の展示室「忘れられた画家」笠木治郎吉の作品特集(18点展示)で衝撃を受け、慌てて、高野光正コレクションの説明パネルを読んで、上記の概要を知った。笠木治郎吉(1870-1923)は五姓田芳...詩情と水彩画/ただいまやさしき明治(府中市美術館)

  • アジアの架け橋/琉球(東京国立博物館)

    〇東京国立博物館沖縄復帰50年記念・特別展『琉球』(2022年5月3日~6月26日)本展は、アジアにおける琉球王国の成立、および独自の文化の形成と継承の意義について、琉球・沖縄ゆかりの文化財と復興の歩みから総合的に紐解くもので、展示替えを含めて全363件という大規模展覧会である。私は本展の「琉球」が、歴史上の琉球王国(15~19世紀)を指すのか、地域としての琉球列島のことなのか、あまり予習せずに来てしまったので、会場の入口で、あ、これは「琉球王国」の展覧会なのだと理解した。第1章は「万国津梁アジアの架け橋」と題して、琉球王国とアジア各地との交易の様子を紹介する。旧首里城正殿の鐘である『万国津梁の鐘』は、本物を見たのは初めてかもしれない。東シナ海を往来する船(船体に目玉を描いた独特の外観)や、那覇港の賑わい...アジアの架け橋/琉球(東京国立博物館)

  • 国民食の誕生/パスタでたどるイタリア史(池上俊一)

    〇池上俊一『パスタでたどるイタリア史』(岩波ジュニア新書)岩波書店2011.11今季の朝ドラ『ちむどんどん』を、私はけっこう楽しんで見ている。ただし以下はドラマの感想ではない。沖縄から上京した主人公がイタリア料理店で修業する展開に関連して、SNSで、本書のおすすめを見かけたので読んでみた。初めて知ることばかりで面白かった。まず、パスタの主原料である小麦はメソポタミアで栽培されるようになり、地中海沿岸の諸文明に広まった。ローマにパンの作り方を伝えたのはギリシャ人だという(ポンペイ展で見た「炭化したパン」を思い出す)。古代ローマでは、小麦粉の練り粉を焼いたり揚げたりする、パスタの原型も作られていた。4~6世紀にゲルマン民族が侵入し、支配階級(貴族)になると、彼らは狩猟と大量の肉食を好み、肉を食べないのは脆弱、...国民食の誕生/パスタでたどるイタリア史(池上俊一)

  • 祈りに応える仏さま/阿弥陀如来(根津美術館)

    〇根津美術館企画展『阿弥陀如来浄土への憧れ』(2022年5月28日~7月3日)館蔵の仏画を中心として、日本における阿弥陀信仰の歴史とその広がりを概観するとともに、高麗における作例もあわせて紹介する。今年は、なぜか春から仏画の展覧会が続いていて嬉しい。特に中之島香雪美術館で見た『来迎』展のことは、何度も思い出しながら本展を鑑賞した。冒頭には鎌倉時代の典型的な『阿弥陀三尊来迎図』。全身金色の立像形式の三尊が雲に乗って左から右方向に向かってくる。『金剛界八十一尊曼荼羅』は何度も見ている華やかな曼荼羅図だが、中央の大日如来の上方にいるのが阿弥陀如来だとは思っていなかった。絵画と同じ展示室に仏像が混じっているのは本展の特色(同館ではあまりない)。かなり大きな阿弥陀如来立像(鎌倉時代)は修理を終えて初公開だという。と...祈りに応える仏さま/阿弥陀如来(根津美術館)

  • 沖縄を知る/うちなーゆ ゆがわりや(国学院大学博物館)

    〇国学院大学博物館企画展『沖縄復帰50年うちなーぬゆがわりや:琉球・沖縄学と國學院』(2022年5月19日~7月23日)1972年5月15日、米国の統治下にあった沖縄県が日本に返還されてから50年、さらに、1872年に日本の明治政府によって琉球国の外交権が剥奪され、琉球藩が設けられてから150年に当たることを機会として、沖縄の歴史や文化について振り返り、国学院大学と「沖縄学」研究との関わりについて再確認する企画展。そうなのか。今年が沖縄の「本土復帰50周年」であることはぼちぼち聞くが、「沖縄処分開始150周年」であることは、全く意識していなかった。はじめに、そもそもの南西諸島(沖縄を含む)の地理的環境と歴史が示される。「時代対照表」のパネルには、八重山・宮古、沖縄、日本、北海道、そして比較対象として中国の...沖縄を知る/うちなーゆゆがわりや(国学院大学博物館)

  • 新しい画家を覚える/奥田元宋と日展の巨匠(山種美術館)

    〇山種美術館特別展『生誕110周年奥田元宋と日展の巨匠-福田平八郎から東山魁夷へ-』(2022年4月23日~7月3日)奥田元宋(1912-2003)の生誕110周年を記念し、元宋の活躍の舞台となった日展(日本美術展覧会)の画家たちを紹介する展覧会。奥田元宋は、大作『奥入瀬(春)(秋)』を含め、8件が出陳されている。元宋らしい赤を基調とした『奥入瀬(秋)』は山種の所蔵品だが、新緑の『奥入瀬(春)』は個人蔵で寄託品なのだな。元宋が師事した児玉希望(1898-1971)という画家の名前は、初めて意識した。墨画『漁村』は、地形の不思議なかたちが雪村を思わせる。『鯛』は、青い背景、黄色い皿にのった赤い鯛を描く。泥臭いけれど気になる。日展は、明治40(1907)に始まる文部省美術展覧会(文展)にルーツを持つ。大正8年...新しい画家を覚える/奥田元宋と日展の巨匠(山種美術館)

  • アイスショー"Fantasy on Ice 2022"ライブビューイング

    〇FantasyonIce2022ライブビューイング(幕張:2022年5月28日、名古屋:2022年6月5日13:00~)私の一番好きなアイスショーFaOI(ファンタジー・オン・アイス)が3年ぶりに開催されることになった。今年は、幕張、名古屋、神戸、静岡の4会場で3公演ずつ。しかしチケットが全く取れない。私が初めてFaOIを見に行ったのは2010年の新潟公演で、当時は開催直前でもチケットが買えたのだ。ところが、2014~15年くらいからか、「羽生結弦のアイスショー」的な位置づけが定着してからは、チケット争奪戦が激化し、正直、この数年はチケット売買サイトで、定価の2~3倍で購入するのもやむなし、という感じだった。しかし、あまりにもひどい転売の横行に規制がかかり、今年のチケットは全て抽選販売、入場時には本人確...アイスショー"FantasyonIce2022"ライブビューイング

  • 2022年4-5月@東京:展覧会拾遺

    レポートを書けていない展覧会が増えてきたので、まとめて。■三井記念美術館リニューアルオープンI『絵のある陶磁器:仁清・乾山・永楽と東洋陶磁』(2022年4月29日~6月26日)昨年8月末からリニューアル工事のため休館していた同館が再開館した。最初の展覧会のテーマが「陶磁器」なのは、同館のコレクションの強みをよく表している。100件を超す展示品(絵画や屏風を含む)のリストには、全て「北三井家」「室町三井家」などの旧蔵者が付記されていた。同館には何度も来ているが、今回、意外と初めて見るものが多かったように思う。気に入ったもののひとつは『絵高麗茶碗』。「絵高麗」と言いつつ、実は磁州窯(明代)で、素朴なウサギの絵は、オオカミみたいなシルエットだった。永楽和全の『乾山写色絵草花文小皿』12口セットや、永楽保全の『安...2022年4-5月@東京:展覧会拾遺

  • 基層社会の成り立ち/中国共産党 世界最強の組織(西村晋)

    〇西村晋『中国共産党世界最強の組織:1億党員の入党・教育から活動まで』(星海社親書)星海社2022.4販売戦略として、かなり煽り気味のタイトルとオビが付いているが、内容は堅実である。日本のニュースや評論で中国共産党が話題になるときは、「党中央」と呼ばれる頂点の部分だけが意識されている。共産党の最上層部は、総書記+政治局常務委員(7人)+政治局委員(25人)+中央委員(約200人)。しかし、その背景には、2021年時点で9500万人以上の党員が存在する。党中央は、どうやって彼らの意見やアイディアを汲み上げ、党のビジョンや決定事項を共有し、政策を実行させているのか。本書は、日本の中国理解のエアポケットである「中国共産党の基層組織」について説明したものである。まず、基層党組織の原型である農村から見ていこう。中国の農村...基層社会の成り立ち/中国共産党世界最強の組織(西村晋)

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