ポルトガルの野の花約300種の写真、説明。
画家の夫と1990年よりポルトガルに住み、ポルトガル全国をスケッチ旅行のかたわら野の花をデジカメに収めています。その野の花を同定し、紹介しています。
モクセイソウ科、Resedaceae、モクセイソウ属、ユーラシア、ヨーロッパ~北アフリカ原産、2年草、学名:Resedalutea、和名:キバナモクセイソウ(黄花木犀草)、ホザキモクセイソウ(穂咲木犀草)、レセダ・ルテア、ウエルド、ニオイレセダ、(匂いレセダ)、ミニョネット、米名:YellowMignonette、英名:WildMignonette、葡名:Minhonete、伯名:Reseda-silvestre、2016年6月9日、2017年5月21日、2018年5月3日、23日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で撮影、レセダ・ルテアResedalutea。花期:6-8月草丈約30~70cm。花は小型の両性花で総状または穂状花序をなす。萼と花弁は多くの種で各6枚、雄蕊の数は不定、雌蕊は3ないし6心皮が離...レセダ・ルテアResedalutea
モクセイソウ科、Resedaceae、モクセイソウ(レセダ)属、ユーラシア、ヨーロッパ~北アフリカ原産、2年草、学名:Resedaluteola、和名:キバナモクセイソウ、ホザキモクセイソウ(穂咲木犀草)、ホソバモクセイソウ(細葉木犀草)、英名:Dyer'sRocket、Dyer'sWeed、Weld、Woold、YellowWeed、葡名:Gonda、Gauda、Lírio-dos-tintureiros、2014年3月28日、2015年1月24日、2月5日、2月11日、4月29日、2016年6月9日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で撮影、レセダ・ルテオラResedaluteolaの花。二年草。葉は線形~披針形。茎頂に長い穂状花序が直立し、黄緑色の小さな花が咲く。黄色の染料の原料として栽培されるヨーロ...レセダ・ルテオラResedaluteola
サポナリア・オフィキナリス Saponaria officinalis
ナデシコ科、Caryophyllaceae、サボンソウ属、ヨーロッパから中央アジア原産の多年草、学名:Saponariaofficinalis、和名:サボンソウ、セッケンソウ(石鹸草)、英名:Soapwort、Bouncing-bet、CrowSoap、BouncingBess、葡名:Erva-saboeira、2014年12月2日、ポルトガル、アレンテージョ地方で、2015年6月13日、2016年7月17日、2017年7月12日、ベイラ地方で撮影、草原や道端、河岸などに生え、幅の広い葉を対生、草丈は1メートルほどになる。花は大型で淡紅色,5枚の花弁が平開する。花径は20mm程度。やさしいピンク色の花は開花後除じょに色が抜けて白っぽくなる。耐寒性が強い。葉や茎、根には石けんの成分であるサポニンが含まれるた...サポナリア・オフィキナリスSaponariaofficinalis
ロトゥス・コルニクラトゥス Lotus corniculatus
マメ科、Fabaceae、ミヤコグサ(ロトゥス)属、温帯ユーラシアおよび北アフリカ原産、多年草、、学名:Lotuscorniculatus、英名:Bird’s-footTrefoil、Bird’s-footDeervetch、2016年6月16日、7月17日、2017年5月23日、ポルトガル、ベイラ地方で撮影、ロトゥス・コルニクラトゥスLotuscorniculatusの花。日本で見られるミヤコグサ(都草、学名:Lotusjaponicus)に近縁種。英名の「鳥の足」とは、茎の上に種子鞘が現れることを指す。草丈は5~20cmほど。周辺植物によっては50cmに達することもある。砂質土壌を好む。6月~9月頃に開花。後ろに咲いている白い花はエリカ・アルボレアEricaarborea。ロトゥス・コルニクラトゥスL...ロトゥス・コルニクラトゥスLotuscorniculatus
コリジオラ・リトラリス Corrigiola litoralis
ナデシコ科、Caryphyllaceae、コリジオラ属、学名:Corrigiolalitoralis、英名:Strapwort、、葡名:Erva-pombinha、2014年11月12日、16日、2016年11月17日、ポルトガル、アレンテージョ地方で、2015年1月24日、10月29日、2016年2月17日、2017年11月19日、コスタ・アズール地方で、2009年6月21日、2016年9月25日、ベイラ地方で、2015年12月23日、アルガルベ地方で撮影、コリジオラ・リトラリスCorrigiolalitoralisの花。表示名は学名の音読み。花の直径は2mmほどと極小。肉眼ではなかなか確認できない。デジカメで撮って初めて5弁花だと確認できたほど。顎弁も5枚、雄蕊は5本。花弁は淡い緑から白で、額片は赤く...コリジオラ・リトラリスCorrigiolalitoralis
トウダイグサ科、Euphorbiaceae、トウダイグサ属、ヨーロッパ、北アフリカ、西アジア原産、1年草、学名:Euphorbiapeplus、和名:チャボタイゲキ(矮鶏大戟)、英名:PettySpurge、RadiumWeed、CancerWeed、Milkweed、葡名:Ésula-redonda、Sarmento、2015年1月28日、2月5日、2016年2月7日、20日、22日、2018年1月25日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で撮影、ユーフォルビア・ペプルスEuphorbiapeplusの花。農地や庭園、その他の荒れた土地で生育する。原産地域外では、非常に広範囲に帰化しており、オーストラリア、ニュージーランド、北米、その他の温帯および亜熱帯気候の国々で外来種となっている。草丈は5〜30cm。...ユーフォルビア・ペプルスEuphorbiapeplus
キンポウゲ科、Ranunculaceae、クロタネソウ(ニゲラ)属、地中海沿岸地域原産、一年草、南ヨーロッパ、北アフリカ、南西アジアに分布、学名:Nigelladamascene、和名:クロタネソウ(黒種子草)、英名:Love-in-a-mist、RaggedLady、Devi-in-a-Bush、葡名:CabelodeVênus、2013年4月29日、2015年5月5日、2018年5月3日、23日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で撮影、日当たりの良い砂礫地に生え、高さは20~60センチになる。表示名は学名の音読み。葉は羽状複葉で、小葉は糸状に細裂する。5月から7月ごろ、枝先に青色や白色、紫色などの花を咲かせる。花弁のように見えるのは萼片。ヨーロッパでは16世紀末から栽培され、日本へは江戸時代に渡来。別...ニゲラ・ダマスケナNigelladamascene
ラミウム・アンプレキシカウレ Lamium amplexicaule
シソ科Lamiaceae、オドリコソウ属、1年草、または越年草、アジアやヨーロッパ、アフリカなどに広く分布、学名:Lamiumamplexicaule、和名:ホトケノザ(仏の座)、サンガイグサ(三階草)、カスミソウ、ホトケノツヅレ、英名:HenbitDeadnettle、葡名:Lãmio、Chuchapitos、2011年2月12日、2015年2月12日、2016年2月15日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で、2018年6月20日、ベイラ地方で撮影、成長した際の高さは10-30cm。四角断面の茎は柔らかく、下部で枝分かれして、先は直立する。別名のサンガイグサ(三階草)は、茎が段々につくことから。葉は対生で、縁に鈍い鋸歯があり、下部では葉枝を持つ円形、上部では葉枝はなく茎を抱く。花期はポルトガルでは2月、...ラミウム・アンプレキシカウレLamiumamplexicaule
カレンドゥラ・スフルチコサ Calendula suffruticosa
キク科、Asteraceae、キンセンカ(カレンドゥラ)属、イベリア半島原産、多年草、学名:Calendulasuffruticosa、英名:SicillianMarigold、ShurabbyMarigold、2009年3月8日、2011年2月11日、2014年7月28日、9月7日、2015年1月24日、2月1日、6月23日、2016年1月29日、2月7日、29日、9月17日、2020年9月28日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で、2009年2月、2015年12月23日、2018年1月15日、アルガルベ地方で撮影撮影、カレンドゥラ・スフルチコサCalendulasuffruticosaの花。花の直径は2cmほど。舌弁花は20枚程度と多弁。舌弁の先端は3裂する。草丈は20cmほど。葉は肉厚で縁は波打つ。...カレンドゥラ・スフルチコサCalendulasuffruticosa
シェラルディア・アルヴェンシス Sherardia arvensis
アカネ科、ハナヤエムグラ属、ヨーロッパ、北アフリカ、南西アジア原産の1年草、学名:Sherardiaarvensis、和名:ハナヤエムグラ(花八重葎)、別名:アカバナムグラ、アカバナヤエムグラ、英名:BlueFieldmadder、FieldMadder、Spurwort、葡名:Granza、Granza-dos-campos、2011年2月7日、ポルトガル、アルガルベ地方で、2015年4月29日、5月5日、2016年1月29日、2月7日、20日、2018年5月1日、3日、2020年6月9日、2021年3月17日、コスタ・アズール地方で撮影、日当りの良い牧場などに群生している。茎は基部で多数枝分かれして地上を這い、枝先が立ち上がって直立し、高さ30-40cmまで成長し群生する。葉には毛が生えており、長さ5...シェラルディア・アルヴェンシスSherardiaarvensis
マメ科、Fabaceae、クマノアシツメクサ(アンティリス)属、南欧~アルプス地方原産、多年草、学名:Anthyllismontana、英名:MountainKidneyVetch、AlpsAnthyllis、葡名:Vulnerária、2015年4月29日、5月5日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で撮影、アンティリス・モンタナAnthyllismontanaの花。花の直径は2cmほど。ピンクから紫色の頭上花を多数咲かせる。草丈は50cmほど。日当たりの良い草原や沿道に自生、群生していることもある。楕円形の葉を15~16枚対生または互生させ立ち上げる。アンティリス・ブルネラリアAnthyllisvulneraria(クマノアシツメクサ)と混生している時もある。モンタナの名前があるが、ポルトガルでは標高の...アンティリス・モンタナAnthyllismontana
チコリウム・インティブス Cichorium intybus
キク科、Asteraceae、キクニガナ属、地中海沿岸地域原産の多年草、学名:Cichoriumintybus、和名:キクニガナ(菊苦菜)、チコリー、プンタレラ、英名:CommonChicory、Chicory、Putarella、葡名:Chicoria、2008年7月、2014年6月10日、7月31日、9月7日、2015年8月1日、2016年6月9日、10月27日、2017年6月13日、2020年6月17日、7月31日、ポルトガル、コスタ・アズール地方、2015年5月7日、23日、アレンテージョ地方で撮影、花の直径は3cmほど。花びらは薄く繊細だ。涼やかなブルーが枯れ野原に映える。草丈は60~150cmほど。これがあのスーパーの野菜売り場で売られているチコリ、或いはチコリの仲間プンタレラとは驚きだ。花色...チコリウム・インティブスCichoriumintybus
ラヴァンデュラ・ストエカス Lavandula stoechas
シソ科、Lamiaceae、ラヴァンデュラ属、ヨーロッパ南西部地中海沿岸地域原産の半耐寒性常緑小低木、学名:Lavandulastoechas、和名:ストエカスラベンダー、フレンチラベンダー、スペインラベンダー、英名:LavenderStoechas、FrenchLavender、SpanishLavender、ToppedLavender、葡名:Rosmaninho、2008年6月、2010年4月22日、2015年5月7日、ポルトガル、アレンテージョ地方で、2014年5月、2015年4月29日、5月5日、コスタ・アズール地方で、2015年6月13日、2017年5月23日、ベイラ地方で撮影、ラヴァンデュラ・ストエカスLavandulastoechasの花。1~3mmの小さな花を無数につけ、花穂の先端に紫紅...ラヴァンデュラ・ストエカスLavandulastoechas
ヴェルバスクム・シヌアトゥム Verbascum sinuatum
ゴマノハグサ科、Scrophulariaceae、モウズイカ属、地中海沿岸地域原産の耐寒性多年草、学名:Verbascumsinuatum、和名:モウズイカ、英名:Wavy-leavedMullein、葡名:Verbascoamarelo、2008年6月、2014年6月12日、22日、2015年7月19日、2016年6月1日、10月27日、2017年6月11日、13日、25日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で、2015年6月13日、2016年9月25日、ベイラ地方で、2017年7月12日、アレンテージョ地方で撮影、アレンテージョ地方の牧場脇など夏まで咲き続ける。西洋マツムシソウと同じところに咲いているのを良く見かける。アレンテージョ地方では道端や草むらの中に咲き、5月ごろから7月末ごろまで花が楽しめる。...ヴェルバスクム・シヌアトゥムVerbascumsinuatum
アカネ科、Rubiaceae、アカネ属、地中海沿岸地域原産、つる性の常緑多年草、学名:Rubiaperegrina、和名:ヤセイアカネ(野生茜)、英名:WildMadder、仏名:Garancevoyageuse、葡名:Granza-brava、Respa-saias、Raspa-linguas、Pegmaço、Pegamasso、Ruiva-brava、2015年5月5日、5月6日、2016年6月1日、2018年5月3日、4日、5日、9日、6月6日、2020年7月8日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で撮影、ルビア・ペレグリナRubiaperegrinaの花。茎は四角形で、下向きの刺がある。葉は楕円形~卵形で、革質で光沢があり、4~6枚輪生し、1脈、縁に下向きの刺がある。葉裏の中肋にも刺がある。花は5弁...ルビア・ペレグリナRubiaperegrina
ラヴァンドゥラ・ムルチフィダ Lavandula multifida
シソ科、Lamiaceae、ラヴァンドラ属、ファブリカ(Fabricia)亜種、西地中海沿岸地域、ポルトガル、北アフリカ原産、常緑小低木、学名:Lavandulamultifida、和名:ファーンリーフ・ラベンダー、レース・ラベンダー、ムルチフィダ・ラベンダー、エジプシャン・ラベンダー、英名:FemleafLavender、EgyptianLavender、葡名:Alfazema-de-folha-recortada、2009年3月11日、2015年1月24日、2月12日、12月12日、2016年1月29日、2月7日、8日、16日、11月22日、12月18日、2017年5月21日、2018年1月25日、2月12日、5月4日、2020年2月27日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で撮影、ラヴァンドゥラ・ムル...ラヴァンドゥラ・ムルチフィダLavandulamultifida
アブラナ科、Brassicaceae、アラセイトウ(マッティオラ)属、多年草、地中海沿岸地域原産、学名:Matthiolaincana、和名:アラセイトウ(紫羅欄花)、英名:Gilliflower、HoaryStock、葡名:Goivo、Matiola、Goivos、2014年3月13日、2015年2月12日、2016年2月8日、25日、6月2日、2018年5月4日、7日、2020年2月27日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で撮影、マッティオラ・インカナMatthiolaincanaの花。和名では、「あらせいとう(紫羅欄花)」と呼ばれているが、葉がラセイタ(ポルトガル語の羅紗)に似ているところから「葉ラセイタ」と呼ばれ、それが転訛したものといわれている。花の直径は2cmほど。草丈は50~60cm。マッテ...マッティオラ・インカナMatthiolaincana
キク科、Asteraceae、オオアザミ属、地中海沿岸地域原産の2年草、学名:Silybummarianum、和名:マリアアザミ、別名:オオアザミ(大薊)、オオヒレアザミ(大鰭薊)、ミルク・シスル、英名:MilkThistle、HolyThistle、BlessedMilkThistle、MarianThistle、MaryThistle、SaintMary'sThistle、MediterraneanMilkThistle、VariegatedThistle.葡名:Cardo-mariano、Cardo-leitoso、2015年4月29日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で、5月7日、アレンテージョ地方で撮影、2017年5月23日、ベイラ地方で撮影、シルブム・マリアヌムSilybummarianumの...シルブム・マリアヌムSilybummarianum
スミレ科、Violaceae、スミレ属、イベリア半島原産、多年草、学名:Violalangeana、和名:なし、英名:なし、西名:Gredos、葡名:Bonelas、Violetas-bravas、2009年6月21日、2015年6月13日、2016年6月15日、2018年6月20日、ポルトガル、ベイラ地方で撮影、ヴィオラ・ランゲアナViolalangeanaの花。花は輝黄色。直径8~10mm。標高700~2000メートルの草地や牧草地に自生。草丈は10~15cmになる。根茎はよく匍匐して広がる。葉は長卵形から披針形で、長い葉柄がある。6月から8月ごろ、茎頂に黄色の花を咲かせる。距は鉤状。山岳地帯沿道のヴィオラ・ランゲアナViolalangeana。数年前に初見して、ViolaLuteaだと思っていたが、...ヴィオラ・ランゲアナViolalangeana
アンテリクム・ラモスム Anthericum ramosum
キジカクシ科、Asparagaceae、(ユリ科)、アンテリクム属、ヨーロッパ(英国を除く)、ロシア~トルコ、中央アジアに広く分布する多年草、学名:Anthericumramosum、英名:BranchedSt.Bernard’sLily、SpiderPlant、2012年6月23日、ポルトガル、バイラーダ地方で、2015年5月7日、2016年7月17日、アレンテージョ地方で撮影、種小名のramosumは枝、小枝の意。ポルトガルでは希少な植物らしく、めったに見かけない。古城に上る森の中にひっそりと咲いていた。開花期間は6月から8月ごろまで。半不毛な草原や日当りの良い斜面や森の端などで生育。高さは30cmから70cmほど。花は白色で、香りはない。葉は長さ50cmほどで、幅は6mmほど。アンテリクム・ラモスム...アンテリクム・ラモスムAnthericumramosum
スミルニウム・オルサトゥルム Smyrnium olusatrum
セリ科、Apiaceae、スミルニウム属、ヨーロッパ南西部原産、2年草、学名:Smyrniumolusatrum、和名:アレクサンダース、英名:Alexanders、Alisanders、HorseParsley、Smyrnium、BlackLovage、BlackPotherb、葡名:Aipo-dos-cavalos、Cegude、Esmínio-da-rama-parda、Salsa-de-cavalo、2014年3月28日、2015年2月12日、2016年2月1日、8日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で撮影、スミルニウム・オルサトゥルムSmyrniumolusatrumの花。複散形花序に黄緑色の小さな花がつく。下部の葉は2回3裂し粗い鋸歯がある。無毛で潰すとセロリのような刺激臭がする。2年目に花が...スミルニウム・オルサトゥルムSmyrniumolusatrum
ワーレンベルジア・ヘデラケア Wahlenbergia hederacea
キキョウ科、Campanulaceae、ヒナギキョウ(ワーレンベルジア)属、イギリス・スコットランド・アイルランド・フランス・ベルギー・オランダ・ルクセンブルグ・ドイツ・スペイン・ポルトガルなどに生育、学名:Wahlenbergiahederacea、英名:Ivy-leavedBellflower、葡名:Ruinas、2016年7月17日、9月25日、ポルトガル、ベイラ地方で撮影、ワーレンベルジア・ヘデラケアWahlenbergiahederaceaの花。花の直径は2mmほど。水の滴る岩壁にひっそりと繁茂している。標高1000m付近で確認。花はキキョウ型で筒型の5弁で、淡いブルー。葉は種小名が示すとおり、ヘデラ(蔦)の形。カンパニュラ・エリニュスに比べ、花はさらに小さく、額、茎、葉、に毛はない。花は極小で...ワーレンベルジア・ヘデラケアWahlenbergiahederacea
スミレ(菫菜)科、Violaceae、スミレ(ヴィオラ)属、ヨーロッパ及び北アフリカ原産の多年草、学名:Violariviniana、異名:Violariviana、和名:ヴィオラ・リヴィニアナ、英名:DogViolet、BlueMice、WoodViolet、仏名:ViolettedeRivinus、ViolettedeRivin、葡名:Bonelas、Violetas-bravas、2010年4月24日、5月5日、ポルトガル、エストレマドーラ地方で、2016年6月13日、2017年5月23日、ベイラ地方で撮影、ヴィオラ・リヴィニアナViolarivinianaの花。ヨーロッパ、北アフリカ、北アメリカ、カナダ、グリーンランドなどに分布。寒冷地の半日陰、明るくて湿った草原などに生育。種小名のRivinia...ヴィオラ・リヴィニアナViolariviniana
セネキオ・ピレナイクス Senecio pyrenaicus
キク科、Asteraceae、キオン属、学名:Seneciopyrenaicus、2016年9月25日、2017年7月12日、ポルトガル、ベイラ地方で撮影、セネキオ・ピレナイクスSeneciopyrenaicusの花。高山に生育。葉は縁にのこぎり状のギザギザがある。岩場などを好む。花の大きさは直径2cmほど。花期は晩春から夏に咲く、セネキオ・ピレナイクスSeneciopyrenaicusでした。©2022MUZVITポルトガルの野の花ブログもくじへセネキオ・ピレナイクスSeneciopyrenaicus
アカネ科、Rubiaceae、ガリウム属、地中海沿岸原産、多年生、学名:Galiumlucidum、2016年7月17日、2017年7月12日、2018年6月20日、ポルトガル、ベイラ地方で撮影、ガリウム・ルキドゥムGaliumlucidum。ポルトガル、モロッコ、ギリシャなど、地中海地域に固有のもの。高さ70cmほど。無毛。葉は細長く線形で、最大3cmの長さ。ガリウム・ルキドゥムGaliumlucidumでした。©2022MUZVITポルトガルの野の花ブログもくじへガリウム・ルキドゥムGaliumlucidum
ガリウム・ブロテリアヌム Galium broterianum
アカネ科、Rubiaceae、ガリウム属、学名:Galiumbroterianum、2016年7月17日、2017年7月12日、ポルトガル、ベイラ地方で撮影、ガリウム・ブロテリアヌムGaliumbroterianumの花。多年生の草本植物。イベリア半島の中心と西の固有種。花期は7月から9月。山影に咲く。茎は柱状で、よく分岐する。種小名のbroterianumは枝分かれの多い?の意味。ガリウム・ブロテリアヌムGaliumbroterianumでした。©2022MUZVITポルトガルの野の花ブログもくじへガリウム・ブロテリアヌムGaliumbroterianum
トリフォリウム・プラテンセ Trifolium pratense
マメ科、Fabaceae、シャジクソウ属、ヨーロッパ、西アジア、北西アフリカ原産の多年草、学名:Trifoliumpratense、和名:アカツメクサ(赤詰草)、ムラサキツメクサ(紫詰草)、アカクローバー(赤クローバー)、英名:RedClover、葡名:Trevo-violeta、Trevo-vermelho、2010年4月、ポルトガル、コスタ・アズール地方で、2014年5月16日、エストレマドーラ地方で、2015年6月13日、2018年6月20日、ベイラ地方で、2016年6月16日、アレンテージョ地方で撮影、花は鞠状の集合花序をなし、その径は2-3cm。花色は黒みがかったピンクで、基部ほど色が薄くなる。互生する葉は3枚の葉片から構成されるいわゆる三つ葉で、葉片3枚をあわせた径は15-30mm、葉片1枚の...トリフォリウム・プラテンセTrifoliumpratense
ヒヨスキアムス・アルブス Hyoscyamus albus_B
ナス科、Solanaceae、ヒヨス属、南ヨーロッパ原産、1~2年草、もしくは多年草、学名:Hyoscyamusalbus、和名:ヒヨスアルブス、英名:WhiteHenbane、RussianHenbane、葡名:Meimendro-branco、2009年9月25日、2015年5月7日、23日、2017年7月12日、ポルトガル、アレンテージョ地方で、2015年12月23日、アルガルベ地方で撮影、ヒヨスキアムス・アルブスHyoscyamusalbusの花。丸みのある星型の花で、色は黄味がかった淡いグリーン。草丈は40cmくらい。腺毛は多く、茎は直立し、下部は木質化する。ヒヨスは、マンドレイク、ベラドンナ、チョウセンアサガオ等の植物と組み合わせて、その向精神作用を利用して麻酔薬として歴史的に用いられてきた。...ヒヨスキアムス・アルブスHyoscyamusalbus_B
ハマウツボ科、Orobanchaceae、ヤセ属、ヨーロッパ地中海沿岸原産、1年生寄生植物、学名:Orobanchehederae、和名:アイビーブロムラぺ、英名:IvyBroomrape、2004年4月、ポルトガル、アルガルヴェ地方で、2016年6月14日、ベイラ地方で撮影、オロバンケ・へデラエOrobanchehederaeの花。アイビーブロムラペ(Ivybroomrape)として知られている。クロロフィルを含まない寄生植物で、オロバンケ(Orobanche)属の他のメンバーと同様に、その宿主に完全に依存している。草丈は60cmまで伸びる。茎は茶色と紫色の色合いで、時には黄色である。花は10mmから22mmほど。花はクリーム色で赤紫色の静脈がある。オロバンケ・へデラエOrobanchehederaeで...オロバンケ・へデラエOrobanchehederae
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