ポルトガルの野の花約300種の写真、説明。
画家の夫と1990年よりポルトガルに住み、ポルトガル全国をスケッチ旅行のかたわら野の花をデジカメに収めています。その野の花を同定し、紹介しています。
アナガリス・モネリー・フッカケ Anagallis monelli_S
サクラソウ科、Primulaceae、ルリハコベ属、ヨーロッパ西部原産の多年草、学名:Anagallismonelli、和名:アナガリス・モネリー・フッカケ、英名:GardenPimpernel、BluePimpernel、FlaxleafPimpernel、葡名:Morrião-grande、Morrião-dos-xistos、Morrião-de-folha-estreita、Morrião-perene、2014年4月8日、2016年6月5日、2018年5月1日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で撮影、アナガリス・モネリー・フッカケAnagallismonelli_Sの花。白い花もめったに見かけないが、シロバナに青い色素がかすかに残る「フッカケ」は初めて見た。アナガリス・モネリー・フッカケAnagall...アナガリス・モネリー・フッカケAnagallismonelli_S
アナガリス・モネリー・赤花 Anagallis monelli vermelho
サクラソウ科、Primulaceae、ルリハコベ属、ヨーロッパ西部原産の多年草、学名:Anagallismonelli、和名:アナガリス・モネリー・アカバナ、アカバナ・ルリハコベ(赤花瑠璃繁縷)、英名:GardenPimpernel、BluePimpernel、FlaxleafPimpernel、葡名:Morrião-grande、Morrião-dos-xistos、Morrião-de-folha-estreita、Morrião-perene、2018年5月3日、23日、28日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で撮影、©2021MUZVITポルトガルの野の花ブログもくじへアナガリス・モネリー・赤花Anagallismonellivermelho
ブデジャ・マダガスカリエンシア Buddleja madascariensia
ゴマノハグサ科、Scrophulariaceae、学名:Buddlejamadascariensia、英名:YellowButterflyBush、Smokebush、2018年1月30日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で撮影、ブデジャ・マダガスカリエンシアBuddlejamadascariensiaの花。マダガスカルの常緑樹で、600〜2000メートル(2,000〜6,600フィート)の標高まで山斜面を擦っている間に生育。香り豊かな花は、長さが25センチメートル(9.8インチ)以下の細長い末端茎を形成し、濃い黄色からオレンジ色、ピンク色に色が変化。根元は巨大な大木になって、ここから四方に枝を広げている。ブデジャ・マダガスカリエンシアBuddlejamadascariensiaでした。©2021MUZVITポ...ブデジャ・マダガスカリエンシアBuddlejamadascariensia
モクセイ科、Oleaceae、ハシドイ属、ヨーロッパ地中海沿岸地域原産、落葉樹、学名:Syringavulgaris、和名:ムラサキハシドイ(紫丁香花)、ライラック、リラ、ハナハシドイ、英名:Lilac、CommonLilac、FrenchLilaçais、仏名:Lilascommun、Lilasfrançais、葡名:Lilás、Lilazeiro、2016年7月16日、ポルトガル、ベイラ地方で撮影、シリンガ・ヴルガリスSyringavulgarisの花。春(日本では4-5月)に紫色・白色などの花を咲かせる。香りがよく香水の原料ともされる。属の学名Syringaは笛の意で、この木の材で笛を作ったことによるという。標高1300メートルあたりの石灰岩質の場所で生育。シリンガ・ヴルガリスSyringavulgari...シリンガ・ヴルガリスSyringavulgaris
ファロピア・バルデシュアニカ Fallopia baldschuanica
タデ科、Polygonaceae、ファロピア属、中央アジア原産、学名:Fallopiabaldschuanica、英名:Russian-vine、BukharaFleeceflower、ChineseFleecevine、Mile-a-minute、SilverlaceVine、2018年1月30日、ポルトガル・コスタ・アズール地方で、2018年9月25日、バイラーダ地方で撮影、ファロピア・バルデシュアニカFallopiabaldschuanicaの花。少なくとも10メートル(約33フィート)の長さに達することが知られている木質の、登る茎を持つ蔓性植物である。ファロピア・バルデシュアニカFallopiabaldschuanicaの葉。ファロピア・バルデシュアニカFallopiabaldschuanicaでした。...ファロピア・バルデシュアニカFallopiabaldschuanica
バラ科、Rosaceae、サクラ属、アジア西南部原産、学名:Amygdalus_dulcis、和名:アーモンド、ヘントウ(扁桃)、アメンドウ、ハタンキョウ(巴旦杏)、英名:Almond、葡名:Amendoeira、Amêndoa-de-coco、Amêndoa-durázio、Amêndoa-molar、Amêndoa2015年2月1日、5日、2016年1月15日、19日、2018年1月25日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で撮影、アミグダルス・ドゥルキスAmygdalusdulcisの花。空き地の隅に、毎年綺麗な花を咲かせる。アーモンドの幹。桜の幹に似ている。スイート種(甘扁桃)とビター種(苦扁桃)があり、食用にされるのはスイート種である。ビター種は鎮咳などの薬用や着香料、アーモンドオイルの原料などとして利...アミグダルス・ドゥルキスAmygdalusdulcis
カルドゥウス・カルペタヌス Carduus carpetanus
キク科、Asterales、ヒレアザミ属、地中海沿岸地域、イベリア半島原産、多年草、学名:Carduuscarpetanus、葡名:Carduuscarpetanus、2009年6月21日、2015年6月13日、2016年6月13日、7月16日、2017年5月23日、7月12日、ポルトガル、ベイラ地方で、2010年4月22日、アレンテージョ地方で撮影、カルドゥウス・カルペタヌスCarduuscarpetanusの花。草丈50~80cm。全体に緑灰色の茎と葉を持つ。花額は細かい毛に覆われている。標高1500m付近で確認。枝は株元からよく分岐する。イベリア半島の固有種。カルドゥウス・カルペタヌスCarduuscarpetanusでした。©2021MUZVIT(GKZ植物事典より)和名は、学名の音読みから。属名はギリ...カルドゥウス・カルペタヌスCarduuscarpetanus
リナリア・サクサティリス Linaria saxatilis
ゴマノハグサ科、Scrophulariaceae、ホソバウンラン(リナリア)属、イベリア半島:固有種、学名:Linariasaxatilis、英名:Rocktoadflax、2015年6月13日、2016年6月16日、7月17日、2017年7月12日、2018年6月20日、ポルトガル、ベイラ地方で撮影、リナリア・サクサティリスLinariasaxatilisの花。イベリア半島に自生。草丈50cmほど。花は小さく、5mmほど。標高1000~1300m付近の道路側で確認。石灰岩の土壌を好む。リナリア・サクサティリスLinariasaxatilisでした。©2021MUZVIT(GKZ植物事典より)和名は、学名の音読みから。属名はギリシャ語のrinon(=アマ)に由来している。この属のある種の葉が亜麻に似ていることか...リナリア・サクサティリスLinariasaxatilis
オキザリス・ぺス・カプラエ・プレニフローラ Oxalis pes-capree var.pleniflora
カタバミ科、Oxalidaceae、カタバミ属、南アフリカ、ケープ地方原産の球根多年草、学名:Oxalispes-capraevar.pleniflora、和名:ヤエザキオオキバナカタバミ(八重咲大黄花酢漿草)、2018年1月25日、2月5日、2020年2月27日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で、2020年3月5日、アレンテージョ地方で撮影、オキザリス・ぺス・カプラエ・プレニフローラOxalispes-capreevar.plenifloraの花。オキザリス・ぺス・カプラエ・プレニフローラOxalispes-capreevar.plenifloraでした。©2021MUZVITポルトガルの野の花ブログもくじへオキザリス・ぺス・カプラエ・プレニフローラOxalispes-capreevar.pleniflora
キペルス・エラグロスチス Cyperus eragrostis
カヤツリグサ科、Cyperaceae、カヤツリグサ属、南アメリカから北アメリカ西部が原産、学名:Cyperuseragrostis、和名:メリケンガヤツリ、英名:TallFlatsedge、Nutgrass、TallNutgrass、UmbrellaSedge、Chufa、EarthAlmond、ZulaNuts、EdibleGalingale、PaleGalingale、2016年11月17日、ポルトガル、アレンテージョ地方で、2017年6月25日、コスタ・アズール地方で撮影、キペルス・エラグロスチスCyperuseragrostisの花。六月ころより花茎を伸ばす。花茎は大きいものは100cmにもなり、断面は角の鈍い三角形で、やや柔軟。先端に単一の花序をつける。花期は散発的に秋まで続く。キペルス・エラグロスチ...キペルス・エラグロスチスCyperuseragrostis
セテラク・オフィキナルム Ceterach officinarum
チャセンシダ科、Aspleniaceae、チャセンシダ(セテラク)属、学名:Ceterachofficinarum、英名:Aspleniumceterach、Rustyback.、2016年2月18日、ポルトガル、アレンテージョ地方で、2018年1月30日、5月4日、2020年10月22日、コスタ・アズール地方で撮影、セテラク・オフィキナルムCeterachofficinarum。セテラク・オフィキナルムCeterachofficinarumでした。©2021MUZVITポルトガルの野の花ブログもくじへセテラク・オフィキナルムCeterachofficinarum
マメ科、Fabaceae、アカシア属、学名:Acaciagreggii英名:CatclawAcacia、CatclawMesquite、Gregg'sCatclaw、ParadiseFlower、Wait-a-minuteBush、Wait-a-bitTree、葡名:Acaciagreggii、2018年1月25日、30日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で撮影、アカシア・グレグギイAcaciagreggiiの花。アカシア・グレグギイAcaciagreggiiでした。©2021MUZVITポルトガルの野の花ブログもくじへアカシア・グレグギイAcaciagreggii
カプセラ・ブルサ・パストリス Capsella bursa-pastoris
アブラナ科、Brassicaceae、ナズナ属、1年草、学名:Capsellabursa-pastoris、和名:ナズナ(薺)、別名:ペンペングサ(ぺんぺん草)、シャミセングサ(三味線草)、英名:Shepherd’sPurse、葡名:Capsella、Bolsa-de-pastor、2018年1月24日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で撮影、カプセラ・ブルサ・パストリスCapsellabursa-pastorisの花。高さは20-40cm。花期は2-6月。4枚の白い花弁を持つ直径3mmほどの小さな花を多数、花穂に付ける。英名のShepherd'spurseは「羊飼いの財布」の意味で、学名の種小名の語義も同じである。ナズナという名前の由来は、夏になると枯れること、つまり夏無(なつな)から、撫でたいほど可愛い花の...カプセラ・ブルサ・パストリスCapsellabursa-pastoris
ナルキッスス・カルシコラ Narcissus calcicola
ヒガンバナ科、Amaryllidaceae、スイセン属、ポルトガル~地中海沿岸地域原産、学名:Narcissuscalcicola2018年1月26日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で撮影、ナルキッスス・カルシコラNarcissuscalcicolaの花。標高70メートルから1300メートルで発見されている。ナルキッスス・カルシコラはポルトガル中部、南部、西部、スペインのバダホス、グラナダで発見されている。石灰岩の岩の割れ目、低木の植生の下、道路の側面、および腐植の蓄積を伴う岩質の土壌などで生育。花の直径は1センチ5ミリほど。ナルキッスス・カルシコラNarcissuscalcicolaでした。©2021MUZVITポルトガルの野の花ブログもくじへナルキッスス・カルシコラNarcissuscalcicola
ロリッパ・ナスツルチウム・アクアチクム Rorippa nasturtium aquaticum
アブラナ科、Brassicaceae、オランダガラシ属、ヨーロッパ原産、多年草、学名:Rorippanasturtiumaquaticum、和名:オランダガラシ(阿蘭陀辛子)、ミズガラシ(水辛子)、クレソン、ウオータークレス、英名:Watercress、葡名:Agrião、2018年1月24日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で撮影、ロリッパ・ナスツルチウム・アクアチクムRorippanasturtiumaquaticumの花。耐寒性は強く冷涼な気候を好む為、夏に水温が上がりすぎると弱る。半水生なので水耕栽培に向いており、特にアルカリ性の水でよく生育する。ベランダなどで水耕栽培、プランターを使用し育てることが出来る。ロリッパ・ナスツルチウム・アクアチクムRorippanasturtiumaquaticumでした...ロリッパ・ナスツルチウム・アクアチクムRorippanasturtiumaquaticum
リモニアストルム・モノペタルム Limoniastrum monopetalum
イソマツ科、Plumbaginaceae、リモニアストルム属、学名:Limoniastrummonopetalum、2018年1月15日、ポルトガル、アルガルベ地方で、2020年7月21日、コスタ・アズール地方で撮影、リモニアストルム・モノペタルムLimoniastrummonopetalumの花。花期は3月から6月らしいが、2018年1月15日に撮影した時は数は少ないが、開花していた。砂浜の崖下に大株で生えていた。葉は全体が灰緑色で、鈍い葉柄が基部にあり、少し肉薄であり、白い白亜系の顆粒で覆われている(苞のように)、全体が灰緑色。花弁の直径は約15mmと、非常に小さい。リモニアストルム・モノペタルムLimoniastrummonopetalumでした。©2021MUZVITポルトガルの野の花ブログもくじへリモニアストルム・モノペタルムLimoniastrummonopetalum
バラ科、Rosaceae、ナナカマド属、ヨーロッパ原産、落葉樹、学名:Sorbusaucuparia、和名:セイヨウナナカマド(西洋七竈)、英名:Rowan、EuropeanMountain-ash、WiggenTree、葡名:Tramazeira、Serveira-dos-pasarinheinos、Serveirabrava、2016年6月13日、9月25日、2017年5月23日、2018年6月20日、9月25日、ポルトガル、ベイラ地方で撮影、ヨーロッパの中部から西部の広い範囲に分布し、その生息域は北極圏にも達する。生息域の南部である地中海地方では山地の高いところでのみ見られる。6月に残雪の見られるポルトガルの山。スコットランドではwiggentreeとも呼ばれ、魔術的な物を避けるお守りとして神聖視されてい...ソルブス・アウクパリアSorbusaucuparia
クルシアネラ・マリティマ Crucianella maritima
アカネ科、Rubiaceae、クルシアネラ属、地中海沿岸地域原産、多年草、学名:Crucianellamaritima、葡名:granza-da-praia,granza-marítima、rubia-da-praia、2014年10月10日、2020年9月28日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で、2018年1月15日、アルガルベ地方で撮影、クルシアネラ・マリティマCrucianellamaritima。属名のクルシアネラは額が十字架に見えることからか?高さ20-40cm。6月〜7月に黄色い五弁の花を咲かせる。ポルトガルの沿岸の砂丘とビーチなどに自生。木質の茎があり、非常に壊れやすく、四角形の断面を有する植物。クルシアネラ・マリティマCrucianellamaritimaでした。©2021MUZVITポルトガ...クルシアネラ・マリティマCrucianellamaritima
サルソラ・ヴェルミクラタ Salsola vermiculata
ヒユ科、Amatanthaceae、またはアカザ科、Chenopodiaceae、オカヒジキ属、地中海沿岸地域原産、学名:Salsolavermiculata、英名:MediterraneanSaltwort、Narrow-leavedsaltwort、Wormleafsaltwort、葡名:Salsolavermiculata、2016年9月17日、2017年9月7日、2020年6月25日、7月31日、9月28日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で撮影、サルソラ・ヴェルミクラタSalsolavermiculatの花。大西洋を臨む崖の上に大株で自生していた。そこから見える断崖には恐竜の足跡が残っている。花の直径は1センチほど。草丈は50センチほど。乾燥した塩性地に生育。白色種。サルソラ・ヴェルミクラタSalso...サルソラ・ヴェルミクラタSalsolavermiculata
ゲラニウム・ロツンディフォリウム Geranium rotundifolium
フウロソウ科、Geraniaceae、フウロソウ属、学名:Geraniumrotundifolium、和名:ラウンドリーフゼラニウム、マルバフウロ(丸葉風露)、英名:Round-leafGeranium、Round-leavedCrane's-bill、葡名:Gerânio-peludo、2016年6月16日、ポルトガル、ベイラ地方で、2016年2月18日、アレンテージョ地方で、2020年2月27日、コスタ・アズール地方で撮影、ゲラニウム・ロツンディフォリウムGeraniumrotundifoliumの花。ヨーロッパから東アジアに分布。種小名のrotundifoliumは丸い葉という意味。葉は円形で、掌状に7~9裂する。6月から7月ごろ、小さなピンク色の花を二つセットで咲かせる。葉は、のどの傷みや出血、腎炎、傷...ゲラニウム・ロツンディフォリウムGeraniumrotundifolium
ナデシコ科、Caryophyllales、ハコベ属、学名:Stellariamedia、和名:コハコベ(小繁縷)、ハコベラ(蘩蔞・繁縷)、ハクベラ(波久戸良・波久倍良)、アサシラゲ、ハベラ、ヒズリ、マイヅル、ヒヨコグサ、ステラリア・メディア、英名:CommonChickweed、Chickenweed、葡名:Morugem、Morugem-branca、Morugem-verdadeira、Esparguta、Morugemvulgar、2011年2月、2016年2月1日、12月8日、2018年1月30日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で、2016年2月18日、アレンテージョ地方で、2018年6月20日、ベイラ地方で撮影、草たけは10~20cmほどで、茎はよく分岐する。世界中に帰化植物として定着している。花期...ステラリア・メディアStellariamedia
キク科、Asteraceae、エダウチニガナ(コンドリラ)属、地中海沿岸地方原産、多年草、学名:Chondrillajuncea、和名:エダウチニガナ(枝打苦菜)、英名:RushSkeletonweed、GumSuccory、Devil’sGrass、Nakedweed、Hogbite、葡名:Leituga-branca、Lentuga、Rabos、2016年9月21日、10月16日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で、2016年9月25日、2017年8月2日、アレンテージョ地方で、2017年7月12日、ベイラ地方で撮影コンドリラ・ジュンケアChondrillajunceaの花。草丈は30-90センチ。僅かにしかない葉は披針形。黄色の頭花(径15ミリ程)は舌状花のみで舌状花の数は9-10。頭花は1個、時に2-3...コンドリラ・ジュンケアChondrillajuncea
ヒペリクム・トメントスム Hypericum tomentosum
オトギリソウ科、Hypericaceae、オトギリソウ属、地中海沿岸地域原産、学名:Hypericumtomentosum、和名:ビロードオトギリ(天鵞絨弟切草)、英名:WoolySt.John'sWort、葡名:Hipérico-peludo、Hipericão-peludo、Miilfurada-pelud、2014年6月12日、2017年5月21日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で撮影、ヒペリクム・トメントスムHypericumtomentosumの花。花の直径は1センチほどで、オトギリソウの仲間では極小。葉や茎は緑灰色で、肉厚。楕円形の葉は互生。枝分かれしながら地上を匍匐し、50センチほどにも広がる。草丈は10センチほど。赤土と小石の混じる場所に生育。硬く締まった赤土は雨が降ると流れだす。ヒペリクム・...ヒペリクム・トメントスムHypericumtomentosum
ゲンチアナ・プネウモナンテ Gentiana pneumonanthe
リンドウ科、Gentianaceae、リンドウ属、イギリスを含むヨーロッパ~スカンジナビア~シベリア~コーカサス地方原産、ユーラシアに分布、多年草、学名:Gentianapneumonanthe、和名:ゲンチアナ・プネウモナンテ、英名:MarshGentian、葡名:Genciana-de-turfeiras、2016年9月25日、2017年7月12日、ポルトガル、ベイラ地方で撮影、湿った広々とした荒野に生えるユーラシアの多年生リンドウ。細葉で多数の花茎を出す。ヨーロッパからアジアにかけて分布。空色の漏斗形の花。背丈3~4cmほど。日本産のアサマリンドウ、エゾリンドウ、オヤマリンドウ、リンドウに近縁種。紀元前二世紀頃の国イリリア=イリュリ国Illyriaの王様であったゲンチウスGentiusの名前に因む。9月末...ゲンチアナ・プネウモナンテGentianapneumonanthe
ピクリス・ヒエラキオイデス Picris hieracioides
キク科、Asteraceae、コウゾリナ属、越年草、学名:Picrishieracioides、英名:HawkweedOxtongue、葡名:Rapa-saias、Raspa-saias、2016年9月25日、ポルトガル、ベイラ地方で撮影、ピクリス・ヒエラキオイデスPicrishieracioides。表示名は学名の音読み。非常に葉の多い茎が30cmから約100cmの高さになる。葉は、細長い鋸歯状、歯状または全体、白斑状である。7月から10月に開花。ジャガイモと一緒に茹でたり、炒めて食べることができる。ピクリス・ヒエラキオイデスPicrishieracioidesでした。©2021MUZVITポルトガルの野の花ブログもくじへピクリス・ヒエラキオイデスPicrishieracioides
イネ科、Poaceae、学名:Nardusstricta、2016年6月13日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で、2017年5月23日、2018年6月20日、ベイラ地方で撮影、ナルドゥス・ストリクタNardusstrictaの花。ナルドゥス・ストリクタNardusstrictaでした。©2021MUZVITポルトガルの野の花ブログもくじへナルドゥス・ストリクタNardusstricta
スペルグラリア・プルプレア Spergularia purpurea
ナデシコ科、Caryophyllaceae、ウシオツメクサ(スペルグラリア)属、地中海沿岸地域原産、学名:Spergulariapurpurea、英名:PurpleSpurry、PurpleSandspurrey、葡名:Espergulária-roxa、Sapinho-roxo、2009年6月21日、2016年5月31日、ポルトガル、ベイラ地方で、2014年9月2日、2018年5月5日、コスタ・アズール地方で撮影、スペルグラリア・プルプレアSpergulariapurpureaの花。地中海沿岸のスペインからポルトガル、モロッコに分布し、塩分のない砂地や荒れ地などに生え、草丈は10~25センチになる。葉は線形で多肉質ではなく、根生してロゼットを形成する。スペルグラリア・プルプレアの蕾。暗くなれば閉じて、明るくな...スペルグラリア・プルプレアSpergulariapurpurea
アナキクルス・ラディアツス Anacyclus radiatus
キク科、Asteraceae、アナキクルス属、学名:Anacyclusradiatus、英名:GelberBertram、YellowAbacyclus、葡名:Pão-posto、Pão-bem-posto、Pimposo、Pimposto-branco、2015年6月13日、ポルトガル、ベイラ地方で、2014年6月12日、21日、7月3日、17日、30日、2015年7月19日、2016年5月31日、2017年5月21日、2018年5月4日、5日、2020年6月17日、7月8日、コスタ・アズール地方で撮影、アナキクルス・ラディアツスAnacyclusradiatusの花。花の直径は3センチほど。額片は平たく、額、茎、葉は毛深い。6月から8月開花。荒地などに自生。舌状花は丸く10枚から15枚ほど、先端は切れ込む。...アナキクルス・ラディアツスAnacyclusradiatus
シソ科、Lamiaceae、ハナハッカ属、地中海沿岸地域原産、多年草、学名:Origanumvulgare、和名:ハナハッカ(花薄荷)、英名:Oregano、WildMajoram、葡名:Orégano、Orégão、2014年6月12日、2016年6月5日、9日、2020年5月28日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で、2019年6月17日、バイラーダ地方で撮影、オリガヌム・ヴルガレOriganumvulgareの花。属名のOriganumはギリシャ語で「山の喜び」を意味する。大半は地中海気候で育ち、米国北東部に自生する。高さは60cmから90cm。茎は柔らかく枝分かれしていてかつ毛深い。葉は概ね卵形で、表面が滑らかなものと毛が生えたものに分かれる。夏から秋にかけて、白、赤紫色の花を咲かせる。花色は多くの品種...オリガヌム・ヴルガレOriganumvulgare
ヒルスキフェルディア・インカナ Hirschfeldia incana
アブラナ科、Brassicaceae、ダイコンモドキ(ヒルスキフェルディア)属、地中海沿岸地域原産、学名:Hirschfeldiaincana、和名:アレチガラシ(荒地辛子)、別名:ダイコンモドキ、ダテガラシ(伊達辛子)、英名:GreekMustard、SummerMustard、WildMustard、ShortpodMustard、Buchanweed、HoaryMustard、MediterraneanMustard、葡名:Roquetabastarda、2014年4月25日、2015年5月7日、ポルトガル、アレンテージョ地方で、2014年5月4日、2016年6月5日、2020年5月21日、6月17日、コスタ・アズール地方で撮影、ヒルスキフェルディア・インカナHirschfeldiaincanaの花。花の...ヒルスキフェルディア・インカナHirschfeldiaincana
キク科、Asteraceae、シオン属、学名:Astersquamatus、英名:Annualsaltmarsh-aster、Narrowleavedaster、葡名:Estrela-comum、Mata-jornaleiros、2016年10月23日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で、2016年11月17日、アレンテージョ地方で、2016年9月25日、2018年9月25日、バイラーダ地方で撮影、アステル・スクアマツスAstersquamatusの花。花の直径は3ミリほど。額片は細長く、先端は赤紫をおびる。葉は小さく細く、長楕円形、先端が尖る。細く硬い茎は紫色をおびることもあり、よく枝分かれし、草丈は1メートルほどにもなる。宅地開発されてもう10数年いじょうにもなる分譲地は今後も売れる様子はなく、私たちの絶好...アステル・スクアマツスAstersquamatus
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