ポルトガルの野の花約300種の写真、説明。
画家の夫と1990年よりポルトガルに住み、ポルトガル全国をスケッチ旅行のかたわら野の花をデジカメに収めています。その野の花を同定し、紹介しています。
サキシフラガ・グラヌラタ Saxifraga granulata
ユキノシタ科、Saxifragaceae、ユキノシタ属、ヨーロッパ原産、多年草、学名:Saxifragagranulata、英名:MeadowSaxifrage、FairmaidsofFrance、Mountainrocket、西名:Saxifragablanca、2016年6月16日、2018年6月20日、ポルトガル、ベイラ地方で撮影、サキシフラガ・グラヌラタSaxifragagranulataの花。石灰岩質の岩場の尾根、草地、雑木林、牧草地などの幾分湿潤地に自生。花の直径は2センチほど。草丈は15~50センチほど。多くは斜めに倒れかけていることが多い。葉は円腎形でやや厚く、わずかに毛がある。葉はロゼット状に根生するのと茎の下部に互生するのとがある。5月から6月ごろ、白くて芳香のある花を3~10個、散房花序に...サキシフラガ・グラヌラタSaxifragagranulata
キク科、Asteraceae、ヒナギク(ベリス)属、地中海沿岸地域原産、学名:Bellisannua、和名:ベリス・アンヌア、英名:AnnualDaisy、葡名:Margarida-menor、Margarida-annual、Margarida-do-campo、2004年4月、2014年12月24日、2015年12月23日、ポルトガル、アルガルベ地方で、2015年1月9日、2016年1月19日、29日、2月7日、16日、2017年1月17日、2018年2月12日、コスタ・アズール地方で撮影、ベリス・アンヌアBellisannuaの花。草丈は10cmから30cmほど。茎には短い毛が生える。葉はへら形で、根際から生える。開花時期は12月から4月。茎先に頭状花を1輪ずつつける。花の直径は3cmほど。花の真ん中には...ベリス・アンヌアBellisannua
アンテミス・カネスケンス Anthemis canescens
キク科、Asteraceae、カミツレモドキ(アンテミス)属、ヨーロッパ、地中海沿岸地域~中央アジア原産、学名:Anthemiscanescens、2015年6月13日、2016年7月17日、2017年7月12日、ポルトガル、ベイラ地方で撮影、アンテミス・カネスケンスAnthemiscanescensの花。ポルトガルの固有種。舌状花は弱いらしく確認した時点では100株のうち僅か2株だけに残っているだけであった。よく見ると舌状花の痕が少し残っている。筒状花は丸く盛り上がる。花の直径は舌状花を入れて2~3cmほど。葉は羽状に細かく切れ込み、花茎は直立。草丈は15cm前後。アンテミス属はヨーロッパ、中央アジア、西アジアに約100種分布する。舌状花がかなり残っている状態のアンテミス・カネスケンスAnthemiscane...アンテミス・カネスケンスAnthemiscanescens
ナデシコ科、Caryphyllaceae、マンテマ属、南ヨーロッパ大西洋沿岸地域、イベリア半島原産、学名:Sileneportensis、2014年10月20日、2016年12月8日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で、2015年2月12日、2016年11月17日、アレンテージョ地方で撮影、シレネ・ポルテンシスSileneportensisの花。花の直径は1センチほど。草丈は40センチほど。5枚の花弁の先は深く切れ込む。花弁の表は白色、裏はバラ色になり、内側に巻き込む。顎片には赤い不規則な条線が入る。葉は線形。花茎は細く枝分かれし先端に一つの花を付ける。種小名のportensisはポルト(ポルトガルの町)産の、「port」+「(接尾辞)-ensis(~原産の、地名に因む)」酸性土壌の砂地の草原ややせた牧草地など...シレネ・ポルテンシスSileneportensis
ユリ科、Liliaceae、キバナノアマナ属、ヨーロッパ、イベリア半島原産、多年草、学名:Gageasoleirolii、英名:Yellowsta-of-Bethlehem、2017年5月23日、2018年6月20日、ポルトガル、ベイラ地方で撮影、ガゲア・ソレイロリイGageasoleiroliiの花。花は花茎の先端に数個が散形状につき、基部に1-3個の緑色で線形の総苞がある。花被片は6個あり、黄色か黄緑色で腺体はない。アジアからヨーロッパに200種ほどあり、日本には3種ある。ポルトガルの高原に咲くガゲア・ソレイロリイGageasoleiroliiでした。©2020MUZVIT(GKZ植物事典より)和名は学名の音読みから。属名は、イギリスの植物学者ThomasGageへの献名。種小名は、19世紀フランス人軍人で...ガゲア・ソレイロリイGageasoleirolii
キク科、Asteraceae、センダングサ属、熱帯アメリカ原産、1年草、薬用、学名:Bidens_pilosa、和名:コセンダングサ(小栴壇草)、英名:black-jack,beggarticks,farmer’sfriendsandSpanishneedlecobblerspegs.葡名:picãopreto2018年1月30日、ポルトガル、アレンテージョ地方で撮影、ビデンス・ピローサBidenspilosaの花。茎は直立し、草丈は50~110センチ。花期は9月~11月。葉は奇数羽状複葉で、鋸歯のある卵形の小葉が3~9個つく。白色の舌状花と黄色い筒状花のある頭花を咲かせる。種小名のPilosaは「毛深い」の意。舌状花は5~8枚。花の直径は1センチほど。荒地や道端に自生。古い時代にアジアや環太平洋地域に分布。現...ビデンス・ピローサBidenspilosa
キク科、Asteraceae、センダングサ属、熱帯アメリカ原産、1年草、薬用、学名:Bidensalba、和名:オオバナノセンダングサ(大花栴壇草)、別名:タチアワユキセンダングサ(立淡雪栴壇草)、サシグサ(沖縄本島)、ムツウサ(宮古島)、シロノセンダングサ(白野栴壇草)、英名:Romerillo、Shepherd’sNeedles、Beggar'sTick、Cobbler'sPegs、Fisi'uli、HairyBeggar-Ticks、Hairy、KofeTonga、Matakaro、SpanishNeedles、葡名:Carrapicho-De-Agulha、Picão-Preto、2014年9月25日、ポルトガル、バイラーダ地方で、2016年11月22日、2018年1月30日、コスタ・アズール地方で撮影...ビデンス・アルバBidensalba
ゲラニウム・ピレナイクム Geranium pyrenaicum
フウロソウ科、Geraniaceae、フウロソウ属、ヨーロッパ、地中海沿岸地域の山岳地帯原産、多年草、学名:Geraniumpyrenaicum、和名:ピレネーフウロ(ピレネー風露)、英名:HedgerowCrane's-bill、HedgerowGeranium、GedgegrowCrane's-bill、2017年5月23日、2018年6月20日、ポルトガル、ベイラ地方で撮影、葉は丸く5~7の切れ込みがあり、対生。春から秋に紅紫色の花をつける。花びらの枚数は5枚だが、先端が2つに浅く裂けているため10枚に見える。空き地や道端などに生育する。花の直径は1cmほど。草丈50cmで1メートルの広さほどに繁茂する。北アメリカやヨーロッパ、日本に帰化している。日本では北海道の札幌市と小樽市で定着が報告されている。(w...ゲラニウム・ピレナイクムGeraniumpyrenaicum
フウロソウ科、Geraniaceae、フウロソウ属、アイルランド・イギリス・ヨーロッパ大陸・西アジア・北アフリカ原産、1~2年草、学名:Geraniumlucidum、英名:ShiningCrane'sbill、ShiningGeranium、ShinyGeranium、2017年5月23日、2018年6月20日、ポルトガル、ベイラ地方で撮影、ゲラニウム・ルキドゥムGeraniumlucidumの花。ヨーロッパから北アフリカ、ヒマラヤにかけて広く分布。やや日陰の荒れ地などに生えている。高さは50センチほど。葉は円形で、5~7に深裂する。夏が近づくと、葉や茎が赤く色づき、蝋質の光沢を持つ。5月から8月ごろ、ピンクの花が咲く。萼筒は卵形で5稜があり、稜は赤褐色を帯びる。英名は、花後の萼筒を「ツル」に見立てたもの。ゲ...ゲラニウム・ルキドゥムGeraniumlucidum
プランタゴ・ランセオラタ Plantago lanceolata
オオバコ科、Plantaginaceae、オオバコ属、ヨーロッパ原産、多年草、学名:Plantagolanceolata、和名:ヘラオオバコ(箆大葉子)、英名:RibwortPlantain、EnglishPlantain、SnakePlantain、BlackPlantain、LongPlantain、RibbleGrass、BlackJack、Jackstraw、Lam'sTongue、HenPlant、Wendles、Kemps、葡名:Linguadeovelha、2017年5月23日、ポルトガル、ベイラ地方で撮影、細長いへら状の葉を水平から斜め上に放射状に伸ばし、その上へ茎を幾本も30から50センチくらいに伸ばして花の穂をつける。穂には小さな花が密生しており、下から上へと次々に咲き上がっていく。穂の周り...プランタゴ・ランセオラタPlantagolanceolata
キティスス・オロメディテラネウス Cytisus oromediterraneus
マメ科、Fabaceae、エニシダ属、地中海沿岸地域、フランス、スペイン、ポルトガル、北アフリカ原産、学名:Cytisusoromediterraneus、英名:Provencebroom、Purgingbroom、Pyreneanbroom、西名:Piornoserrano、葡名:Piorneira-da-estrêla、2017年5月23日、2018年6月20日、ポルトガル、ベイラ地方で撮影、キティスス・オロメディテラネウスCytisusoromediterraneusの花。標高の高い山に生育。5月6月、エストレラ山の山肌は黄金色に染まる。山道沿いにはピンクのエリカが咲きそろい、その上には頂上までキティスス・オロメディテラネウスがびっしりと山肌を埋め尽くす。キティスス・オロメディテラネウスCytisusor...キティスス・オロメディテラネウスCytisusoromediterraneus
ファラクロカルプム・オッポシティフォリウム Phalacrocarpum oppositifolium
キク科、Asteraceae、ファラクロカルプム属、イベリア半島(スペイン、ポルトガル)原産、固有種、多年草、学名:Phalacrocarpumoppositifolium(=Chrysanthemumoppsitifolium=Chrysanthemumherminii=Leucanthemumoppositifolium)、2016年6月16日、7月17日、2017年5月23日、2018年6月20日、ポルトガル、ベイラ地方で撮影、ファラクロカルプム・オッポシティフォリウムPhalacrocarpumoppositifoliumの花。花の直径は2センチほど。草丈は20~30センチほど。ポルトガルでは標高の高い山の岩場などに自生。ファラクロカルプム・オッポシティフォリウムPhalacrocarpumopposi...ファラクロカルプム・オッポシティフォリウムPhalacrocarpumoppositifolium
サントリーナ・インプレッサ Santolina impressa
キク科、Asteraceae、ワタスギギク(サントリーナ)属、地中海沿岸地域ポルトガル原産、常緑低木、学名:Santolinaimpressa、2012年7月、2017年5月21日、6月16日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で撮影、サントリーナ・インプレッサSantolinaimpressaの花。花の直径は1センチほど。草丈は30~80センチほど。葉は灰緑色で細く、マッチ棒状。開花は5月から7月。ボール状の中に無数の筒状花を咲かせる。ポルトガル、コスタ・アズール地方の固有種?限られた地域のみの自生であるが、個体は豊富で安定している。それでも希少種のため絶滅危惧種としてレッドリストに登録されている。サントリーナ・インプレッサSantolinaimpressaでした。©2020MUZVIT(GKZ植物事典より)和...サントリーナ・インプレッサSantolinaimpressa
シソ科、Lamiaceae、ハッカ属、地中海沿岸地域原産の多年草、学名:Menthaspicata、和名:ミドリハッカ(緑薄荷)、オランダハッカ(和蘭薄荷)、スペアミント、英名:Spearmint、米名:Speamint、葡名:Hortelão-verde、Hortelã-comum、2012年7月、2014年7月30日、31日、8月3日、2015年7月20日、25日、8月1日、8月5日、8月23日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で、2016年7月17日、9月25日、ベイラ地方で撮影、メンタ・スピカタMenthaspicataの花。スペアミント(spearmint)はハッカ属の植物である。古くからハーブとして用いられている。ペパーミントよりもハーブとして用いられた歴史は古い。聖書でハッカとされている植物はスペ...メンタ・スピカタMenthaspicata
トリフォリウム・インカラツム Trifolium incarratum
マメ科、Fabaceae、シャジクソウ(トリフォリウム)属、南ヨーロッパ原産、耐寒性一年草、学名:Trifoliumincarnatum、和名:クリムソンクローバー、ベニバナツメクサ(紅花詰草)、ストロベリーキャンドル、英名:CrimsonClover、ItalianClover、葡名:Trevo-vermelho、Erva-do-amor、Trevo-encarnado、2013年5月、2015年5月7日、ポルトガル、アレンテージョ地方で、2014年4月22日、コスタ・アズール地方で撮影、トリフォリウム・インカラツムTrifoliumincarratumの花。日当たりのよい牧草地や草原に自生。草丈は50~60cmほど。3月から5月ごろ、穂状花序に深紅色の花を咲かせる。鮮やかな真紅のクローバー、めったに見かけな...トリフォリウム・インカラツムTrifoliumincarratum
ナデシコ科、Caryophyllaceae、マンテマ属、ポルトガル固有種、学名:Silenelongicilia2014年5月19日、ポルトガル、エストレマドーラ地方で撮影、シレネ・ロンギキリアSilenelongiciliaの花。ポルトガルの固有種。多年生ハーブ(45〜90センチメートル)。4月から6月に開花。石灰質土壌を好む。シレネ・ロンギキリアSilenelongiciliaでした。©2020MUZVIT(GKZ植物事典より)和名は学名の音読みから。属名は、ギリシャ神話の酒神バッカスの養父であるシレネスの名に因んでいる。種小名は「長細毛のある」の意。シレネ・ロンギシラはナデシコ科の多年草である。本種は、ポルトガルの固有種で、標高650m以下の石灰質な岩礫土壌に自生する野草である。全草が白色の腺毛に覆われる...シレネ・ロンギキリアSilenelongicilia
トリフォリウム・ステラツム Trifolium stellatum
マメ科、Fabaceae、シャジクソウ(クローバー)属、中東~地中海沿岸地域原産の1年草、学名:Trifoliumstellatum、英名:StarryClover(星空のクローバー)、仏名:trèfleétoilé、葡名:Trevo-estrelado、2010年4月22日、ポルトガル、アレンテージョ地方で、2014年4月23日、2015年4月29日、5月5日、コスタ・アズール地方で撮影、日当たりの良い岩場や荒地、谷などに自生。まだ咲き始めの新鮮な花も混ざっている。草丈は8cm~25cmほど。花が咲き終わった直後は、まだ青い。花の直径は1,5cmほど。これは花の後のドライフラワー状態。種小名のstellatumはラテン語のstellaria=星のような、の意。トリフォリウム・ステラツムTrifoliumste...トリフォリウム・ステラツムTrifoliumstellatum
マメ科、Fabaceae、エニシダ属、地中海沿岸地域原産、学名:Cytisusscoparius、和名:エニシダ(金雀枝)英名:CommonBroom、ScotchBroom、Broom、EnglishBroom、2017年7月12日、ポルトガル、ベイラ地方で撮影、シチサス・スコパリウスCytisusscoparius。高さは1~3メートルほど。主茎は5センチほど。開花は春から夏にかけて。夏の終わりには実は黒く熟す。実には心臓や神経系を冒す有毒なアルカロイドが含まれている。シチサス・スコパリウスCytisusscopariusでした。©2020MUZVITポルトガルの野の花ブログもくじへシチサス・スコパリウスCytisusscoparius
ナデシコ科、Caryophyllaceae、マンテマ属、多年草、学名:Sileneciliata、英名:Elegantcatchfly、西名:Sileneciliada、Herbafetgera、2017年7月12日、ポルトガル、ベイラ地方で撮影、シレネ・キリアタSileneciliataの花。晩春から夏に咲く。日光に当たると花弁がクルクルと内側に巻いてしまうので、花の開いた姿は午前中しか観察できない。シレネ・キリアタSileneciliataでした。©2020MUZVIT(GKZ植物事典より)和名は学名の音読みから。属名は、ギリシャ・ローマ神話に登場する牧羊神シレーヌスに因んでいるという説、或いはギリシャ語のsialon(=薬用種サルビア)に因む等の説がある。種小名は「縁毛のある、腺毛のある」の意。シレネ・キ...シレネ・キリアタSileneciliata
トリフォリウム・イストゥモカルプム Trifolium isthmocarpum
マメ科、Fabaceae、シャジクソウ属、ヨーロッパ原産の多年草、学名:Trifoliumisthmocarpum、和名:トリフォリウム・イストゥモカルプム、葡名:Trevo-isthmocarpum、2010年5月4日、ポルトガル、エストレマドーラ地方で、2011年2月27日、2014年4月7日、21日、2018年5月3日、23日、コスタ・アズール地方で、2018年6月20日、ベイラ地方で撮影、トリフォリウム・イストゥモカルプムTrifoliumisthmocarpumの花。これが和名で言うシロツメクサだと思うが、シロツメクサの学名はTrifoliumrepensで別種。茎は地上を這い、葉は3小葉からなる複葉であるが、時に4小葉やそれ以上のものもあり、特に4小葉のものは「四つ葉のクローバー」として珍重される。...トリフォリウム・イストゥモカルプムTrifoliumisthmocarpum
マメ科、Fabaceae、シャジクソウ属、ヨーロッパ原産の多年草、学名:Trifoliumrepens、和名:シロツメクサ(白詰草)、クローバー、オランダゲンゲ(阿蘭陀蓮華)、シロレンゲ(白蓮華)、オランダウマゴヤシ(阿蘭陀馬肥)、ミツババナ(三葉花)、トリフォリウム・レペンス、英名:WhiteClover、DutchClover、LadinoClover、葡名:Trevo-branco、2010年5月4日、ポルトガル、エストレマドーラ地方で、2014年4月7日、21日、2018年5月3日、23日、コスタ・アズール地方で、2018年6月20日、ベイラ地方で撮影、トリフォリウム・レペンスTrifoliumrepensの花。茎は地上を這い、葉は3小葉からなる複葉であるが、時に4小葉やそれ以上のものもあり、特に4小葉...トリフォリウム・レペンスTrifoliumrepens
ラン科、Orchidaceae、オフリス属、中東~南欧~地中海沿岸地方~エーゲ海沿岸地方~北アフリカ原産、学名:Ophrysscolopax、和名:オフリス・スコロパクス、ヤマシギラン(山鴫蘭)、ヤマシギハチラン(山鴫蜂蘭)、英名:WoodcockOphrys、WoodcockBeeOphrys、WoodcockBee-orchid、WoodcockOrchid、DeepForestOphris、2014年3月23日、4月27日、2015年4月29日、2018年5月1日、3日、4日、2020年2月22日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で撮影、オフリス・スコロパクスOphrysscolopaxの花。花の直径は2cmほど。草丈は10~30cmほど。内陸部にはあまりなく沿岸地域に多く見られる。一つの花茎に4~20ほ...オフリス・スコロパクスOphrysscolopax
ナデシコ科、Caryophyllaceae、マンテマ(シレネ)属、西アジア~ヨーロッパ、地中海沿岸地域原産、2年草、学名:Silenelatifolia、和名:ヒロハノマンテマ(広葉マンテマ)、マツヨイセンノウ(待宵仙翁)、英名:WhiteCampion、葡名:Assobios、2011年3月10日、2016年2月1日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で、2014年5月19日、エストレマドーラ地方で、2015年6月13日、2016年6月13日、2017年5月23日、2018年6月20日、ベイラ地方で撮影、枝分かれしてまばらな円錐花穂を出し、短い柄の上に白花をつけ、夕方開花して香気を出す。茎は直立し、茎毛密生、茎上部腺毛白あり、雌雄異株。高さは40~80センチほど。花茎の先に3センチほどの花弁に裂け目のある白い花...シレネ・ラティフォリアSilenelatifolia
ラン科Orchidaceae、オフリス属、地中海沿岸地域のヨーロッパと北アフリカイタリア、スペイン、ポルトガル、ギリシャ、北アフリカ、モロッコ、シリア原産、学名:Ophryslutea、和名:キバナミツバチラン(黄花蜜蜂蘭)、オフリス・ルテア、英名:YellowBeeOrchid、葡名:Erva-vespa、2013年4月下旬、2014年3月17日、28日、4月7日、2015年4月29日、5月5日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で撮影、オフリス・ルテアOphrysluteaの花。草むらに花茎を延ばす。花の直径は2cmほど。和名は英名からの直訳。草丈は10~30cmほど。属名はギリシャ語のophris=眉毛が語源。種小名のluteaは黄色いの意。黄色い水仙ナルキスス・ブルボコディウムNarcissusbulbo...オフリス・ルテアOphryslutea
アンティリス・ヴルネラリア・コッキネア Anthyllis vulneraria var.coccinea
マメ科、Fabaceae、クマのアシツメクサ(アンティリス)属、ヨーロッパ原産、北アフリカ、ヨーロッパから西アジアに分布。学名:Anthyllisvulnerariavar.coccinea別名:Anthyllisvulnerariassp.iberica、和名:クマノアシツメクサ(熊の足詰草)、英名:KidneyVetch、Lady's-fingers、RedkidneyVetch、Redlady'sFingers、2004年4月、ポルトガル、アルガルベ地方で、2014年4月7日、2015年4月29日、5月5日、2016年6月1日、5日、2018年5月1日、3日、4日、5日、10日、コスタ・アズール地方で、2009年6月21日、ベイラ地方で撮影、アンティリス・ヴルネラリア・コッキネアAnthyllisvuln...アンティリス・ヴルネラリア・コッキネアAnthyllisvulnerariavar.coccinea
ケンタウリウム・マリティムム Centaurium maritimum
リンドウ科、Gentianaceae、ケンタウリウム属、地中海沿岸地域原産、常緑多年草、薬用、学名:Centauriummaritimum、和名:キバナセンブリ(黄花千振)、英名:YellowCentaurium、YellowCantaury、GentianoftheBeach、SeaCentaury、葡名:Centaurea-marinha、Genciana-de-praia、2013年5月、ポルトガル、アレンテージョ地方で、2016年5月31日、コスタ・アズール地方で撮影、ケンタウリウム・マリティムムCentauriummaritimumの花。海辺近くに生育する。ケンタウリウム・マリティムムCentauriummaritimumでした。©2020MUZVIT(GKZ植物事典より)和名は学名の音読みから属名は...ケンタウリウム・マリティムムCentauriummaritimum
ラン科、Orchidaceae、ハクサンチドリ(オルキス)属、地中海沿岸地域原産、多年草、学名:Orchisitalica、和名:オルキス・イタリカ、英名:NakedManOrchid、ItalianOrchid、葡名:Flor-dos-macaquinhos-dependurados、2014年3月10日、28日、2016年2月16日、29日、3月8日、10日、2020年2月27日、3月7日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で撮影、オルキス・イタリカ(学名:Orchisitalica)は、ラン科の植物の一種。「オルキス・イタリカ」は、ラテン語で「イタリアの蘭」の意である。成長すると50cmほどの高さになり、群落を作ることも多い。独特の形をした花弁は、帽子(僧帽)をかぶった人の姿をしていると見立てられることがよ...オルキス・イタリカOrchisitalica
オルキス・アンスロポフォーラ Orchis anthropophora
ラン科、Orchidaceae、ハクサンチドリ(オルキス)属、西ヨーロッパ~北アフリカ原産、学名:Orchisanthropophora、英名:Manorchid、Manbearingorchid、葡名:Erva-dos-rapazinhos、Erva-do-homem-enforcado、2014年3月10日、28日、2016年2月25日、2018年5月11日、2020年3月14日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で撮影、オルキス・アンスロポフォーラOrchisanthropophoraの花。背丈10~40センチ、花は極小さく、5ミリ程度。地中海沿岸、中央、西ヨーロッパ、イギリスなどに生息。岩の割れ目にもひっそりと咲いている。オルキス・アンスロポフォーラOrchisanthropophoraでした。©2020...オルキス・アンスロポフォーラOrchisanthropophora
トウダイグサ科、Euphorbiaceae、トウゴマ属、熱帯東部アフリカとインド原産、常緑低木、学名:Ricinuscommnis、和名:トウゴマ(唐胡麻)、別名:ヒマ(蓖麻)、カラエ(唐衣・加良荏)、カラカシワ(加良加之波)、英名:Casor-oilPlant、PalmaChristi、WonderTree、葡名:Mamona,Mamoneira、Tártago,Ricino、Ricinomamona、Carrapateiro、Palmachristi、2012年9月、2014年7月30日、9月2日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で撮影、リシヌス・コムニスRicinuscommunisの花。種子から得られる油は、ひまし油、印刷インキなどと広く使われているが、種にはリシンという毒たんぱく質がある。日当たりの良...リシヌス・コムニスRicinuscommunis
ビトゥミナリア・ビトゥミノサ Bituminaria bituminosa
マメ科、Fabaceae、ビトゥミナリア属、西アジア~南欧~北アフリカ、地中海沿岸地域原産、学名:Bituminariabituminosa、英名:ArabianPea、PitchTrefoil、葡名:Erva-da-baganha、Trevo-bituminoso、2010年4月22日、ポルトガル、アレンテージョ地方で、2013年4月29日、2015年4月27日、コスタ・アズール地方で撮影、ビトゥミナリア・ビトゥミノサBituminariabituminosaの花。地中海とカナリア諸島全体で固有のもの標高0メートルから2,000mに及ぶ低木や森林の縁、険しい地層にも生息している。沿道や牧場、荒地などには一般的に見られる。ビトゥミナリア・ビトゥミノサBituminariabituminosaでした。©2020M...ビトゥミナリア・ビトゥミノサBituminariabituminosa
コロニラ・ヴァレンチナ Coronilla valentina
マメ科、Fabaceae、コロニラ属、ヨーロッパ南西部~南東部、地中海沿岸地域原産、常緑低木、学名:Coronillavalentina、和名:コロニラ・ヴァレンチナ、英名:GlaucousScorpion-vetch、SeaGreen、MediterreneanCrowVetch、ScorpionVetch、葡名:Pascoinhas、Serra-do-reino、2014年3月28日、4月10日、2016年2月8日、2018年5月3日、4日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で撮影、コロニラ・ヴァレンチナCoronillavalentinaの花。高さ1mほどになり、春から夏に黄色い花を咲かせる。ヨーロッパの南東部から南西部に分布。砂地や岩礫地に生える。葉は羽状複葉で、倒卵形の小葉がつく。晩春から夏にかけて、散...コロニラ・ヴァレンチナCoronillavalentina
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