花火をしよう ④

ラフィ「あー･･･」アンジュ「･･････(;''∀'')」カロリーヌ「アンジュお姉ちゃんの火、おっきくなった」ガブリエル「すごいねぇ！」(各自の心に重厚なサウンドが流れた）アレスター「愛するものを奪われたこの悲しみ･･･今なら分かる･･･北斗の〇のケンシロウの気持ちが･･･。だが私から線香花火の火薬を奪って行ったのは、まだいたいけな少女･･･そして、彼女は何も悪くない･･･。･･････このやるせない気持ち･･････いったいどう向き合え...

花火をしよう ③

子供たち「･････････」アレスター「火が･･････消えた･･･？」アレスター「線香花火が私を拒んだというのか!?」アレスター「いや、だが！君は私よりも他の男を選ぶというのかァァァ!?」アレスター「私の愛はドール沼のごとく深く、君を愛おしんでいるというのにィィィ!!」ラフィ「あのぉ･･･ジャガイモさん、花火しけってたんじゃないですか？」アンジュ「線香花火は初めの着火がポイントですよね」アレスター「･･････おのれ、湿気め...

花火をしよう ②

アレスター「花火の種類は数あれど」アレスター「この線香花火という存在は、たおやかで、時に激しく、一途に輝きを放つその姿･･･」アレスター「なんと美しいのだろう･･･ふぅぅ～･･････アレスターはもう、あなたのしもべです」アレスター「君はきっと私のこの恋焦がれる思いを情熱の火花になって暗闇に舞ってくれるだろう･･･」アレスター「君と過ごす今宵は、色あせることなく永遠に私の胸に刻まれるだろう･･････」アンジュ・ラフ...

花火をしよう ①

サーシャ「わー、花火にはちょうど良い時間だね」カイヤ「この場所まだ空いてて良かったな」カナハ「カイヤ、サーシャ、水張ったバケツ忘れてるぞ」サーシャ「あ、いっけねー。ありがとうカナハ兄ちゃん」カイヤ「久々の花火で浮かれちゃったよ。それ一番大事だよね」サーシャ「あ、あっちの方でも花火始まったよ」カナハ「ちょっと込んで来たな。譲り合って楽しくやろうな」カイヤ「小さい子たちー、お兄さんたち見てるけど気をつ...

2020七夕

1人暮らしをしているカナハ兄ちゃんが、久々に実家で過ごす七夕当日。いとこのサーシャは現在カイヤの家で暮らしています。カナハ「お待たせー。お昼は七夕素麺だ」サーシャ「わぁ！すっごーい！ハムも卵焼きも星型だ」カイヤ「カナハ兄さん、いつこんな料理覚えたの？」カナハ「ネットで検索すれば作り方出てるぞ」サーシャ「カナハ兄ちゃんすごいよー。俺、カナハ兄ちゃんのチェック柄シャツに合わせて、チェック柄のパンツにし...